私のW杯観戦−すべてはここから始まった。

「鼓動−W杯」札束舞うチケット終盤戦 (2002.1.13 / 朝日新聞)

サッカーワールドカップ(W杯)のチケット争奪戦が、いよいよ本詰めだ。
国内販売枠の一般席は完売。今月下旬から、飲食などのサービスのついたチケットの2次販売が始まるが、100万円を超えるチケットもあり、そうそう気軽に申し込めない。
そこで注目されているのが海外販売枠(the international general public ticket quota)とスポンサー枠(sponsors' quota)。インターネットでは「最後の手段」として宣伝されている。

「チケット申し込み、代行します。」インターネットのオークションサイトでは、最近、こんな出品が目立つ。国際サッカー連盟(FIFA)が扱う「海外販売枠」での入手を募るものだ。同枠は現在2次販売中。抽選の締め切りが15日に迫っている。
出品者の売り言葉はこうだ。「国内販売よりチケットが手に入れやすい。」

FIFAチケット事務局によると、日本からは同一チームを1次リーグから3試合以上観戦できる「チーム指定チケット(TST)」などに申し込める。
問題は、手続きが煩雑なこと。申込書は、英国のチケット事務局から取り寄せるか、FIFAの公式ホームページ(http://www.fifa.com/)から申し込むしかない。
さらに、日本語の説明はごくずかで、英語が堪能でないと容易ではない。
「代行」は、それを見越してのものだ。おおむね2千円から5千円。落選しても返金されない。


International Ticket Sales

horse with halter trotting私は朝日新聞の記事を読むなり、インターネットでの中間販売に応募した。
「英語が堪能でないと容易ではない。」と記事には書いてあったが、ビジネスと違って契約書の全文を読んで取引するわけではない、と考えてアクセスしてみたら、いくつかは日本語の情報もあったので申し込みは難なく終わった。。
つまり、以下の英文を見て、困難だと思わない人はほとんど問題なく申し込めたのだ。
あと、これはどこにも書いてなかったのだが、申し込みのとき、パスポート番号を入れる必要があったのだ
信じられないことだが、パスポートを持ってない人は申し込みができなかったに違いない。
実のところ、私は中間販売の抽選に漏れ(この情報を教えてあげた友人は日本戦のTSTが当選した。)、最終販売に申し込んで買ったのだが、2月の段階では金に糸目をつけなければ、日本戦以外のすべてのチケットが入手可能だったのだ。
しかも手続きはわずか30分程度で完了した。
このとき、一番安いカテゴリー3に空きがあり、横浜か埼玉で最低1回は試合があったチームは、サウジアラビアとエクアドルだった。
そう、私は横浜市民だからね。
結局のところ、この選択が6月のときは後悔につながったのだが、日本の国内販売でのフィーバーぶりや、日本のスタジアム空席問題が生じた後のラスト・ミニッツ・チケット・セールスのパニックを見ると、今思えば幸運なサポーターと言えるかもしれない。

ここで私からの提言なのだが、2006年ワールドカップ・ドイツ大会を生で見たい人は英語を勉強した方がいいだろう。
日韓大会ですら、英語ができるかどうかで、チケットの入手チャンスが違ったのだ。
それに、ドイツ大会でも日本語訳のあるサイトが出るかもしれないが、所詮不十分なものになることは容易に想像がつくからだ。
と、いうことで、私がほとんど読んでもらえるかどうかわからない英語サイトなどを作っている理由がおわかりいただけただろうか。
要はトレーニングの一環なのだ。楽しみながらでなければ長続きしない・・・からだ。

「ごたごた続きだったW杯チケット問題」をこちら


2002 FIFA World Cup(TM) Ticketing Bureau - Terms and Conditions
(ワールドカップのチケットの購入条件)

Who can apply for International Tickets (海外販売分を買える人)

To be eligible to apply for International Tickets, applicants must reside outside Korea and Japan. There are exceptions to this policy (see below).
海外販売分のチケットに申し込む資格があるのは、日韓両国以外の居住者とする。なお、これには下記の通り例外がある。

Ticket Sales to residents of Korea and Japan (日韓在住者に対する販売)

If you are resident in Korea and you wish to apply for match tickets for a venue in Korea, you are considered to be a "KOWOC Client" and you should apply to KOWOC, the Korea Local Organising Committee for the 2002 FIFA World Cup.
If you are resident in Japan and you wish to apply for match tickets for a venue in Japan, you are considered to be a "JAWOC Client" and you should apply to JAWOC, the Japan Local Organising Committee for the 2002 FIFA World Cup.
韓国に居住する人が韓国で開催される試合のチケットを申し込む場合は、ワールドカップ韓国組織委員会(KOWOC/The Korea Organizing Committee for the 2002 FIFA WorldCup Korea-Japan)の顧客とみなされ、KOWOCに申し込みすることになる。
日本に居住する人が日本で開催される試合のチケットを申し込む場合は、ワールドカップ日本組織委員会(JAWOC/The Japan Organising Committee for the 2002 FIFA World Cup Korea/Japan)の顧客とみなされ、JAWOCに申し込むことになる。
Residents of Korea and Japan who wish to apply for VST Series or individual match tickets located in the other host nation or for TST Series for any team can apply for tickets from the international general public ticket quota.
日韓両国の居住者で、VSTs (Venue Specific Ticket Series=特定した競技場で行われるすべての試合が観戦できる入場券で、オープニングマッチと準決勝、決勝を除いて見ることができる。)あるいは、他の一方の開催国で行われる試合、また、任意のチームのTSTs (Team Specific Ticket Series=特定のチームを応援、追い掛けながら、そのチームの競技が3試合から7試合まで見ることができる。)については、海外一般販売枠で買うことができる。 

How to apply for Ticket Series (チケットの申し込み方法)

To receive the 2002 FIFA World Cup Ticketing Bureau Official Ticket Application Form, please send your name and postal address to WCTB by post or fax or e-mail:
2002 FIFA World Cup Ticketing Bureau
PO Box 2002, Cheadle Hulme, Cheshire SK8 7RR, United Kingdom
Fax: +44 (0) 870 124 2002

E-mail: sales@fifa-tickets.com
You can apply on-line in this website (http://www.fifaworldcup.com/)
If you wish to apply by fax, please send your name and address to WCTB requesting the faxable VST/TST and individual match ticket Application Form. Our fax number is +44 (0) 870 124 2002. We will post the faxable VST/TST and individual match ticket Form to you, to ensure a clear copy.

前のページへこのページのトップへ次のページへ