荷物が盗まれた(Round 2)

アンティグアのペンションのオーナーの田代氏が、パレンケで盗られたデジタルカメラの充電器が中米では入手できないので、その代わりに安いデジタルカメラを買ったらどうかと提案してきた。そこで、グアテマラシティのClubco Las Majadasというショッピングセンターに寄ってもらい、乾電池式のCanon Power Shot A490(799Q=8,230円)を買うことにした。すべてがうまくいっているはずだったグアテマラ旅行、ところが、田代氏の車のドアが壊され、助手席に置いてあった彼の荷物とともに、後部座席に置いてあった私の荷物も忽然と消えていた。田代氏曰く、このショッピングセンターは、セキュリティがしっかりとしたところで、今まで盗難事件などに遭うことはなかったと言う。これで私は2回目の盗難に遭遇、いったいいつまで悲運は続くのか。
theft report

12/30(Thu) フローレス 8:05-TACA航空(TA)7979-9:10 グアテマラシティ(ラ・アウロラ)
アンティグアの町を散策
宿泊先 Pension Tashiro / \3,000(又はUS$30) per night
諸費用 taxi / ホテル-フローレス空港: 30Q=\310
空港使用料: 20Q=\210
private shuttle (日中) / アウロラ空港-ホテル: US$30又は225Q=\2,490
関連サイト グアテマラ
アドバイス
  • グアテマラシティのラ・アウロラ空港の両替レートは、1米ドル7ケツァル以下のおそろしく悪いものなので市中の銀行で換金した方がいい。なお、グアテマラ国内では日本の銀行のキャッシュカード(シティバンクを含む)は使えないので、クレジットカードでキャッシングをするか、海外銀行のキャッシュカードを使うといい。
  • フローレスとグアテマラシティ間をバスで移動したいならAutobuses del NorteLinea Doradaを参考にするといい。

フローレス空港(Flores Airport)からの発着便が1日に数本しかないとわかっていても私の頭の中にはメキシコシティ(Mexico City)の悪夢がこびり付いていた。
常識で考えれば出発の1時間前に到着しても余裕なのに、私は2時間前に着くように前日のうちにタクシーを手配した。
しかし、実際に来たのはタクシーと言っても白タクでドライバーはホテルのスタッフの友人のようだった。
それでも待ち合わせ時間にはドライバーが来ていたので、空港に到着したのは6時をわずかに過ぎたばかりだった。
もちろん、チェックインカウンターは開いていたものの、外のカフェはまだ開いておらず、私はそれまでしばし待たなければならなかった。

フローレス空港(Flores Airport)
Flores Airport Flores Airport

7時頃になって日が昇ると、カフェや銀行も開き、搭乗客も三々五々に空港に集まり始めた。
外は昨日と違ってすでに暑く、ティカル遺跡(Tikal Ruins)へ行くのが今日だったら、Tシャツ短パンで、日焼け止めを塗り、2リットル入りのペットボトルを持参して行かなければならないところだった。
そういった意味では遺跡観光が涼しさすら感じられた昨日だったのは、2009年9月のバンビエン(ラオス)でグロッキーになった私にとっては幸いだったのかもしれない。

フローレスから約1時間のフライトでグアテマラシティ(Guatemala City)のラ・アウロラ空港(Aeropuerto Internacional La Aurora)へ到着する。
米ドルのキャッシュが少なくなっていたので、TC (traveler's check)を両替しようと空港内の銀行へ寄ってみる。
スタッフの説明を聞いていると、ウスマシンタ川(Usumacinta River)沿いにあるグアテマラ国境のベテル(Betel)の両替屋よりレートが悪い。
1米ドル6.7575ケツァルってどれほどぼったくってるのかと言いたいくらいだ。
これだったらアンティグアに着いてから市中銀行のATMで引き出した方がはるかにマシだ。
それにメキシコのパレンケ(Palenque)でガイドブックを失った私は、空港からホテルまで送迎サービスを頼んであったので、余計に空港で現地通貨を入手する必要がなくなっていた。

アンティグアを散策
Cafe 2000 Parque Central Parque Central Catedral Catedral
Cafe 2000 中央公園(Parque Central) カテドラル(Catedral)
transportation in Guatemala transportation in Guatemala Iglesia y Convento de la Recoleccion Iglesia y Convento de la Recoleccion
市庁舎
(Ayuntamiento)
グアテマラの交通機関 レコレクシオン修道院
(Iglesia y Convento de la Recolección)
Iglesia y Convento de la Recoleccion Iglesia y Convento de la Recoleccion Mercado Mercado Mercado
レコレクシオン修道院
(Iglesia y Convento de la Recolección)
市場で買い物
Mercado Mercado Mercado having dinner in Antigua having dinner in Antigua
市場で買い物 夕食

ラ・アウロラ空港にはアンティグア(Antigua)のペンションのオーナーの田代氏が迎えにきてくれた。
車がスタートしてすぐに私が「日本人ゲストの中で誰かデジカメの充電器を持っているか聞いてもらえると嬉しいのだが・・・」と言うと、彼は「パナソニック製のものは誰も持っていないかも、それに町中でもそのメーカーのデジカメはあまり売ってないから入手は難しい」と言う。
それならば、ということで「途中にあるショッピングセンターで新しいデジカメを買った方がいいかも・・・」と言うので、Clubco Las Majadasというところへ寄ってもらうことにした。
そこで乾電池式のCanon Power Shot A490(799Q=8,230円)を見つけた私はさっそくそれを買うことにした。
何しろ日本製なので、デジカメのガイドメッセージが日本語を含めた多国語対応になっているし、乾電池式なのでバッテリーの入手に苦労しないということも気に入ったからだ。

ところが、すべてがうまくいき始めたグアテマラ旅行に陥穽が待っていた。
ペンションに到着したとき、田代氏が助手席側のドアのカギが壊されていて、そこに置いてあった荷物がない、と言いはじめ、フト思い立って後部座席を見ると私のバッグも消えていた。
ショッピングセンターから数十分もそのことに気づかなかったのも何だが、盗難も二度目になると、最初のときに比べるとショックの度合いが減り、半ば不感症のような状態になっていた。
田代氏はメルカド(mercado=市場)が近くになるからそこで服などを買えばいい、盗難証明を貰うなら警察署はすぐそばだから、と言ってくれたが、パレンケのときと違って、付き添ってくれる人など誰もいなかったので、警察署へ行くのは後回しにした。
なぜならメキシコ同様、グアテマラも警察がテキパキと仕事をするなどとは到底思えなかったからだ。

メルカドでの買い物を終えてペンションに帰ってくると、ティカル遺跡(Tikal Ruins)の観光を一緒にしたサトシさんがコーヒー農園ツアーから帰ってきていた。
彼はフローレスから夜行バスでグアテマラシティ入りして、そこからシャトルバスでアンティグアまで来て、このペンションに泊まったという。
車上荒らしに遭って心身ともに疲れていたので、午後は彼と一緒に町中を散策することにした。
何だかんだで土産物を含め、メルカドではずいぶん買い物をした。
「二度あることは三度ある」とならないことを祈ろう。
それにしても2010年度の旅では変なジンクスに付きまとわれているような気がする。
何かと言えば、日本人が経営するゲストハウスに泊まると何かトラブルが起こる、というものだ。
9月に行ったバルセロナでは財布を盗られ、今回の旅行では、メキシコシティで飛行機に乗り遅れ、アンティグアでは荷物が盗まれた。
たった三軒しか泊まっていないのに、そのいずれもでトラブルに見舞われる。
たぶん、私の場合は、日本語が通じるホテルはOKだが、日本人経営のところには泊まるな、ということなのだろう。

夕食後、私は田代氏から24時間対応していると言われたアンティグアのツーリストポリスへ盗難証明を貰いに出かけた。
メキシコのときが難渋しただけにあまり期待はできなかったのだが、ここは思いのほか事務処理がスムーズにいった。
もっとも彼らの英語力は私以下なので、意思疎通には少し苦労したが、本部の人が英語ができるということで電話でのやりとりを調書にし、証明書を発行して貰えることになった。
かかった時間はおよそ1時間、中米諸国のイメージからすると早い方なのだろう。
しかし、帰国してから海外旅行傷害保険の請求をする際に、一度の旅行で二度の盗難、という事実を信じてもらえるかが不安だった。
事実、盗難証明をもらってペンションに戻り、サトシさんや、ほかのゲストの人たちと飲んでいるときにも、一度の旅行で二度も荷物を盗られるなんて聞いたことねえ、というのが一般的な反応だったからだ。
中南米に理解(!?)ある彼らでさえそうなのだから、東京の保険会社の反応を考えると気が重くなるのだった。

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