今日はあらかじめ予約してあった現地ツアーである「西表島自然体験ツアー『ピナイサーラの滝つぼ＆星砂の浜』」に参加した。
夏休み前の月曜日とあって参加者は私一人だけ、それでも催行してくれるツアーが西表島にあることは非常に嬉しい。
おそらく、西表島まで来る旅行者は一人旅の人が多いからだろう。
ガイドの飯田さんとマンツーマンなので、道中でウラ話などが聞けることも楽しみの一つだ。
8時半にツアーがスタートして最初のアクティビティは、1時間のカヤックツーリングだ。
最終目的地はピナイサーラの滝(Pinaisara Waterfall)なのだが、カヤックで進む川はヒナイ川(Hinai River)と呼び名が非常に紛らわしい。
ツアー参加にあたって、日焼け防止のために「長袖長ズボン」と書かれているのは、この1時間のカヤックツアー中の日差しでやられてしまうからだ。
ただ、真夏に長袖長ズボンでいると、カヤックを漕いでいるときに暑くてたまらないだろうから、皮膚が敏感でない限り、日焼け止めを丹念に塗っておけば大丈夫だと思う。
実際、私や途中で出会った外国人の参加者は半袖に水着の短パンという軽装だったし、滝壺で泳ぐときもその方が楽だと思う。

およそ1時間のカヤックツーリングを終わると、約30分のジャングルトレッキングだ。
ここではガイドの飯田さんが珍しい動植物の説明をしてくれたり、西表島の見どころを教えてくれたりするので、とても有意義で楽しい。
トレッキングといっても外国で体験するような本格的なものでなく、ハイキングのレベルなので、小さな子供連れでも安心して参加できる。
そして、いよいよピナイサーラの滝(Pinaisara Waterfall)、石垣島からの日帰りツアー客が来るまでの時間帯は、西表島発のツアー客しかいないので、ほぼ独占状態で楽しめることもあるという。
この日は私と別の半日ツアーで来たという一人旅のビキニ美女の二人だけだった。
滝壺での遊泳はほぼ1時間、リフレッシュにはちょうどいい感じだっただろうか。
その頃になると、石垣島からの日帰りツアーの人がたくさん押し寄せてくるので、滝壺で泳ぐのも、写真を撮るのも大変になってくる感じだ。
日本人の参加者はやはり長袖長ズボンのフル装備の人が多い。
私や外国人と違って日焼けが気になるのだろうか。

滝壺でのリフレッシュが終わると、昼食、ガイドの飯田さんが作ってくれた八重山そばを食す。
自然の中で食べる食事はまた格別だ。
ここで車が迎えに来て帰れればいいのだが、そうはいかない。
またもやカヤックツーリングで川を進むのだが、今度は干潮の影響でところどころ干潟ができていて、カヤックでは前に進めなくなった。
最後にはカヤックを下りて2人で運ぶハメに・・・（悲）
自然が相手だけにこういうこともあるのだが、贅沢を言えば、カヤックは体験レベルで終わりにしたかった。

西表島自然体験ツアー「ピナイサーラの滝つぼ＆星砂の浜」
ヒナイ川でカヤックツーリング
ジャングルトレッキング
ピナイサーラの滝
ヒナイ川でカヤックツーリング
星砂の浜

午後1時半、ピナイサーラの滝(Pinaisara Waterfall)へのツアーが終わってカヤックを撤収すると、今度は車で星砂の浜へ向かう。
ここは西表島の中では、バスでアクセスできる数少ないビーチの一つであるが、ツアーで行った方が楽なのは間違いない。
星砂の浜はサンゴの海なのでシュノーケリングができる。
当然ながら、海の水も綺麗で、ただいるだけで心が洗われるようだ。（笑）
本当に沖縄の離島の海は綺麗なので、それだけでも来る価値があると言える。
私は海外旅行でもビーチに行くことが多いが、そこまでしなくとも、西表島だけでそれは十分に堪能できると言ってもいいだろう。
まだ人がまばらな時期に来れば、この景観を独り占めできるような気分になれる。
それだけでも幸せだろう。

さて、ツアーの全日程が終了し、今夜の夕食ということになるのだが、昨夜のように夕食難民にならないために、居酒屋へ予約をして送迎をしてもらうことにした。
行先は居酒屋「ぽっけ」、ここの名物はイノシシの刺身だ。
これを味わいながら、ビールをたらふく飲み、明日の予定を考える。
今日のようにツアーを予約してもいいが、せっかくなので自力でどこか行けるところがないか調べてみる。
こういうときのiPhone（スマホ）は本当に便利だ。
iPhoneは今やポケットパソコンのようなものだし、最近ではスマホ対応サイトを作っている観光業者も多い。
個人の旅行ブログは、ほぼずべてがスマホ対応型だ。
もはや内外の旅行にiPhoneはなくてはならないものだと痛切に感じるのだ。

居酒屋「ぽっけ」

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