トリックアートを撮りに三たびウユニ塩湖へ

3/17(Sat) ウユニ塩湖へのツアー by Hodaka Mountain
宿泊先 Oro Blanco (ツアー料金に含む/US$33.5/3,550JPY)
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotels.com (英語・日本語)]
諸費用 ツアー費用(追加): US$33=3,500JPY
関連サイト ボリビア
高山病の予防-外務省:ボリビアの医療事情
UK's National Health Service (NHS) - altitude sickness
2018年5月5日-ウユニ塩湖のトリックアート(trick photography)はグループツアーの醍醐味
アドバイス
  • ウユニ塩湖ではインスタ映え(instagrammable)させるために、黄色や赤の上着を着ることをお勧めする。
  • オスタル・オロ・ブランコ(Hostal Oro Blanco)のホットシャワーの提供時間は、午前7時30分から10時までと、午後4時30分から9時までとなっている。

夜中の2時前、同室のすぎさんが星空&朝日鑑賞ツアーに出かける準備をしている。
今までの行程では同室だったみっちーさんが体調を崩したので、今夜は一人部屋に移ったからだ。
私も起きたついでに彼に付いて行こうかと思ったのだが、少し疲れていたので、そのまま部屋に残ることにした。
そして、朝の8時前、ホテルのレストランで朝食を取っていると、星空&朝日鑑賞ツアーから帰ってきた人たちも食事をしに入ってきた。
彼らは凄く良かった、最高だったを連発していて、興奮気味にツアーのことを語り始めた。
私は、このとき夜中に起きられたのなら星空&朝日鑑賞ツアーに行けば良かったと思ったが、後悔先に立たずだった。
ちょうど、このタイミングでパオちゃんが、今日の昼のウユニ塩湖(Salar de Uyuni)に行くかと聞いてきた。
オプショナルでツアーを組んでもらっていて、昨日のトリックアート(trick photography)撮影が不完全燃焼だったからリベンジしに行くらしい。
そこで、あと1名参加すれば、満席になって、ツアー料金が安くなるというのだ。
この日は何もすることがなくなったし、市内にいても退屈なので、私は彼女のオファーに乗ることにした。

そして11時、私たち総勢6名の有志メンバーは、ドライバー兼ガイドのメッシ(Messi)とともにウユニ塩湖を目指した。
彼は日本語は元より英語もあまり話せない。
スペイン語を話せるTaeさんは、このツアーには同乗しないから、私たちだけで何とかしないといけないわけだ。
それにしても、すぎさんやパオちゃんを始め、この車に同乗している女性たちは元気だと思う。
私を除けば、全員が星空&朝日鑑賞ツアーからの連続参加なのだ。

ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)
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私たちの乗った車はコルチャニ(Colchani)でのトイレ休憩を挟んでウユニ塩湖(Salar de Uyuni)へ行く。
女性陣が天気の良い間に写真を撮りたい気持ちを抑えられないのか、コルチャニ(Colchani)の休憩もいらないと言わんばかりに、メッシ(Messi)に詰め寄るが、彼はのんびりと休憩を取る。
確かに、昨日の天気の崩れ方を見ると、そうなる可能性は否定できないが、言葉がほとんど通じない以上、私たちに主導権はなかった。
ウユニ塩湖に到着したのは、午後1時過ぎ、ここでランチタイムだ。
メッシ(Messi)が食事の準備をしている間に、私たちは鏡張りの景色を名残惜しむように写真を撮る。
今日は幸いに天気も良く、暖かいので、このまま天気が崩れなければ、素晴らしい写真が撮れる。
青い空に白い雲が映え、それが湖面に反射して鏡のようになっている絵は幻想的である。
一方で、少し視線がずれると、黒みがかった雲が出ていて被写体としては今一つとなる。
何枚も写真を撮り、気に入らないのは即座に消し去る。
ランチタイムを挟んだ2時間はあっという間に過ぎ、自分でもなかなかいい写真が撮れたのではないかと思っている。
とりあえず、最後の一席に誘っていただいたパオちゃんに感謝である。
あとは、この3日間で、すぎさんに撮ってもらった写真を帰国後に受け取るだけだ。

そして、午後3時からはトリックアート(trick photography)のリベンジだ。
昨日もトリックアートの撮影を3時から始めたということは、陽が高い時間は不向きなのかもしれない。
今日はこれが主目的だから小道具もたくさん使って撮影する。
ゴジラの人形だの戦車の模型だの、様々なものを使って、メッシ(Messi)が写真を撮る。
出来上がったものを見ると、一種の芸術作品だ。
トリックアートの画像はインターネット上に多数流れているから、これはウユニ塩湖でのアクティビティの一つなのだろう。
ここに来るまでの車中でパオちゃんがサンプルとして収集した画像だけでも二桁に上る。
言葉が通じなくとも、それらの画像を見せれば、メッシ(Messi)が私たちにポーズを取るように指示してくれるのだ。

Lithium Club Lithium Club
リチウム・クラブ(Lithium Club)

およそ1時間半ほどトリックアート(trick photography)の撮影をした私たちは、サンセットの撮影のために場所を移動する。
この3日間、常に思っていたのは、私たちは長靴を借りてここに来たのだが、白人観光客は素足にサンダル、短パンという人が多かったのだ。
今の季節は昼間は暖かいし、多少水が冷たくても我慢できるのかもしれないが、日焼けが心配ではないのだろうか。
ウユニ塩湖最後のアクティビティは、サンセットシーンの撮影だ。
時間にして、18時半から19時くらいまでだが、今日は最後を飾るのに相応しい天気となった。
何しろ夕暮れの最後に撮った集合写真は、見事な鏡張りの上での撮影ができたからだ。
夕陽が沈みゆく光景に佇み、最後の別れを惜しむ。
今日の未明から早朝にかけての星空&朝日鑑賞ツアーに参加しなかったのは惜しいことをしたと思ったが、概ね満足のいくウユニの3日間だった。
ホテルに帰還したのは、午後8時、「地球の歩き方 ペルー ボリビア エクアドル コロンビア」にも掲載されていたレストランで夕食を撮ったが、あまりの量の多さに閉口だった。
ちなみに、この日の深夜も星空ツアーということで、すぎさんは23時に出かけて行ったが、二匹目のドジョウはいなかったようだ。
それほど、今朝のツアーが良かったということだろう。


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