雨中のプランバナン遺跡

11/18(Fri)-19(Sat) 東京(成田) 20:50-シンガポール航空(SQ)011-翌3:35 シンガポール(チャンギ) 6:45-シンガポール航空(SQ)950-7:30 ジャカルタ(スカルノ・ハッタ/チェンカレン) 9:50-ガルーダ・インドネシア(GA)206-10:55 ジョグジャカルタ(アディスチプト)
プランバナン観光
宿泊先 Mutiara Malioboro / US$70 (\5,380) per night
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club (英語・日本語)]
諸費用 アライバルビザ(Visa on Arrival): US$25=\1,920
空港使用料(ジャカルタ): 40,000Rp=\340
クーポンタクシー / アディスチプト空港-ホテル: 50,000RP=\430
Trans Jogja (バス): 3,000Rp=\30
プランバナンの入場料: US$13=\1,000
関連サイト アジア総合リンク インドネシア ジョグジャカルタ(ジョグジャ)
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今回の旅行の行き先はインドネシアのジョグジャカルタである。
ここに行くのは1993年9月以来、約18年ぶりであるが、思い出の地を再び、などといった感傷的な旅ではなく、所謂マイル修行の意味合いの濃い旅である。
今年の12月末までにスターアライアンス系列の航空会社でシンガポールを往復すれば、今年の累積マイルが25,000マイルを超え、2012年のマイレージプラスのステータスがプレミアシルバーになるので、それを狙ったのだ。(2012年1月1日からプレミア資格の取得要件に、1暦年中にユナイテッドまたはコパ航空で加算対象運賃のフライトを最低4便利用しなければならない規程が盛り込まれたが、2011年12月31日以前はその要件がなかった。)
それともう一つは、今月海外渡航すれば、2011年は事実上、毎月海外旅行という快挙(!?)を成し遂げることができるからだ。

そして出発当日、私は出張先での仕事のミーティングを終えたその足で成田空港へ向かう。
出張先が日暮里だったため、普段の旅行のときは使うことのないスカイライナーに初めて乗ってみる。
成田に前泊するときはたいていの場合、通勤客用のイブニングライナーか、JRの特急あやめ号になるからだ。
空港へ着いたのは予想外に早く、シンガポール航空のフライトの2時間以上前だったが、席はあいにくと中央の席しかないとのこと。
それでも非常口そば(exit row)のところを当てがってもらったので、快適なフライトを楽しむことができたが、航空会社のウェブサイトが不安定で席の事前指定ができなかったので、その点は何とかして欲しいと思う。

Singapore Changi Airport Singapore Changi Airport
シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi Airport)
Singapore Changi Airport Jakarta Soekarno-Hatta International Airport
シンガポール・チャンギ国際空港
(Singapore Changi Airport)
ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港
(Jakarta Soekarno-Hatta International Airport)
Malioboro Street, Yogyakarta Hotel Mutiara Malioboro
ジョグジャカルタのマリオボロ通り Hotel Mutiara Malioboro

東京(成田・羽田)発のシンガポール航空のフライトは1日に数本あるが、私の乗ったものは完全に乗り継ぎ用と言える。
これでシンガポールに着くと、朝一番の乗り継ぎ便に乗れるので、最終目的地までの時間をロスなく使えるからだ。
しかし、いくら24時間便利なチャンギ空港(Changi Airport)とはいえ、朝の4時に着くとほとんどやることはなく、おまけに成田発のフライトがターミナル3に着くため、ジャカルタ行きのフライトが出るターミナル2へ移動するには、スカイトレイン(Skytrain)が動く5時まで待たないといけなかった。
この空港は無料のWi-Fiがあるので、自前のパソコンがあれば時間潰しにはちょうどいいのだが、あいにくこのときはそういうものはなかった。(2011年12月23日-ミニノートパソコン(Mini Laptop PC)を買ってみた
仕方がないので、3階にある休憩エリア(Rest Area)に並んだソファでしばしの休息を取ることにした。

プランバナン寺院(Prambanan Temple)
Prambanan Prambanan Prambanan Prambanan Prambanan
Prambanan Prambanan Prambanan Prambanan Prambanan
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シンガポールからはジャカルタ経由でジョグジャカルタへと飛んだ。
トランジットで寄ったジャカルタはいい天気だったが、ジョグジャカルタにある宿泊先のホテルへ着く頃には雲行きが怪しくなり、ついに雨が降り出した。
マイル修行のためとはいえ、雨季のインドネシアにわざわざ来たのがいけないのか、さっそく雨の洗礼である。
こんなことならシンガポール止まりにしておけばよかったか、とも思ったが、今更引き返すこともできない。
ホテルにチェックインし、昼食を取るために目の前のマリオボロ通り(Malioboro Street)を少し歩いてみる。
ここにはバティックを売る店や、現地の人向けの屋台が軒を並べているが、最初の食事で腹を下すのは困るので、大型ショッピングセンターとなっているマリオボロ・モール(Malioboro Mall)の中にあるフードコートで昼食を取ることにした。

さて、食事が済んだところで、初日の目的地であるプランバナン寺院(Prambanan Temple)へ向かう。
ここへ行く一番便利な方法は、現地のパックツアーに参加することで、エンジェ・ウィサタ・ツアーズを使えば、日本語ガイド付きのプライベートツアーをアレンジしてくれる。
明日のツアーはこの会社に申し込みをしてあったので、今日のツアーもそうすれば良かったのだが、私はあえてローカルバス(Trans Jogja)に乗って行くことにした。
プランバナン寺院(Candi Prambanan)行きの1Aのバスは、ホテルのすぐ近くのバス停(Jalan Malioboro)から出るのだが、車内は混雑し、いろいろなところを回るので1時間近く時間がかかった。
それでも運賃は安いし、晴れていれば周りの景色を楽しみながら行くこともできるので、一度くらいなら乗ってみてもいいように思う。

プランバナン寺院(Prambanan Temple)に着いたときは、あいにくの土砂降りで、雨中の観光となってしまったが、雨に煙る寺院というのもなかなかオツなもの、かなり楽しむことができて良かったように思う。
もちろん晴れていればもっと綺麗な写真が撮れただろうが、そればかりは少し残念である。
ツアー会社の日程ではホテルを午後3時に出れば夕日が眺められるように書かれていて、この寺院にもそれに合わせたように観光客が増えたが、今日はあいにくの天気、夕方になって雨は止んだものの、ついにお日様を見ることはできなかった。

夕食は、列車駅の南にあるソスロウィジャヤン(Sosrowijayan)地区にあるBedhot Restoというレストランで取った。
このあたりは、ロスメン(Losmen)と呼ばれる格安ホテルが多いので、バックパッカー風の白人を多く見かける。
このレストランも、ロスメン併設で、店員も英語が通じやすいし、お客はパソコンをやりながら長居する人もいる。
こういう雨の日だとマッサージをやってもらって、後はレストランやバーでビールを飲みながらパソコンを広げ、のんびりするのもいいか、と思う。
次回の海外旅行はそういうスタイルに変えてみようかと思った一瞬だった。

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