12/28(Wed) | 東京(成田) 9:40-チャイナ・エアライン(CI)107-12:40 台北(臺灣桃園) 14:40-チャイナ・エアライン(CI)915-16:25 香港(赤鱲角/チェック・ラップ・コック) |
宿泊先 | Island Pacific / HK$1,100 (11,000JPY) per night |
[booking sites for you /agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | エアポートエクスプレス: HK$100=1,000JPY 八達通(Octopus Card): HK$200=2,000JPY (增值/add value) タクシー / AEX香港-ホテル: HK$40=400JPY |
関連サイト | アジア総合リンク 香港 香港国際空港(HKIA)フリークエント・ビジター・カード |
私は今回の旅行の直前になってミニノートパソコンを買うことにした。(2011年12月23日-ミニノートパソコン(Mini Laptop PC)を買ってみた)
理由の一つは、ホテルで手持ち無沙汰のときに、インターネットに接続してSNSの書き込みを確認したり、旅行記の下書きができること、それにデジカメで撮った写真の保管用としても使えるということがあったからだ。
今までは、そういうときも町のインターネットカフェに行けばあまり問題がなかったのだが、最近はホテルの部屋で無料のWifiが繋がっているところが多く、ネット環境が良くなっているので、思い切って買うことにしたのだ。
それに、先月のインドネシア旅行のときは雨が多く、時間潰しに苦労した経験があったので、そういうときもパソコンがあれば余計な金を使わずに済むといったこともあろうか。
そして、出発当日、成田からのチャイナ・エアライン107便が約1時間遅れで出発した。
当然のことながら台北で乗り継ぐ予定だったチャイナ・エアライン679便には乗れず、後続の915便に振替となった。
台北から香港はシャトル便のようにフライトが出ていて、余程の繁忙期(中華圏の旧正月など)でなければ、問題なかったが、成田発の107便はバンコクやホーチミンへ行く人も多く乗っており、彼らもすんなりと乗り継ぎ(振替)できたようだった。
しかし、予約してあった港島太平洋酒店(Island Pacific Hotel)に着いたのは夜の7時前、当初行こうと思っていた携帯電話ショップに行くような時間は残っていなかった。
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「メリークリスマス」モードのチャイナ・エアーライン107便の機内 |
夜はmixi仲間の大くーにゃんさんと香港人の呉さんと火鍋を囲む。
私の泊まっているホテルは港鐵(MTR)の上環(Sheung Wan)から近いので、そこからオフ会の待ち合わせ場所となっている天后(Tin Hau)までは港島綫(Island Line)一本で行くことできる。
それに宿泊代が比較的安いのでトランジットに適していること、機場快綫(Airport Express)の香港駅まで無料のシャトルバスがあり、部屋で無料のWifiが使えることも予約の決め手になった。
最近では単にオフ会のためだけに香港へ来ることになりつつある私、せっかく買ったEyewitness Travel Top 10 Hong Kongも全く使わず、皆から何しに香港へ?と言われる始末だ。
そういうことなので、今回の香港訪問の収穫もほとんどなし、というわけである。
在香港の友人とオフ会(天后/Tin Hau 周辺) | |
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12/29(Thu) | 香港(赤鱲角/チェック・ラップ・コック) 12:25-タイガーエアウェイズ(TR)2963-16:10 シンガポール(チャンギ) |
宿泊先 | Robertson Quay / S$130 (7,800JPY) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | エアポートエクスプレス: HK$100=1,000JPY 香港空港第二ターミナルスカイデッキ: HK$15=150JPY タクシー / チャンギ空港-Robertson Quay Hotel: S$20=1,200JPY |
関連サイト | アジア総合リンク シンガポール 香港 |
今回の旅行で海外発券の出発地を香港からバンコクに変更するため、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)を2本使ってシンガポール経由、バンコク行きのプランを立てた。
ここでシンガポールを経由することにしたのは、2010年8月にデサル(マレーシア)へ行ったときにご一緒したエリック(Eric)さん、アリス(Alice)さんご夫妻と再会するためだ。
香港からシンガポールまでタイガーエアウェイズ(Tiger Airways)を使えば、わずか1,262香港ドル(12,620円)で飛ぶことができる。
一昔前には考えられなかった値段である。
これなら海外旅行が単なる国内旅行の延長でしかなくなる。
アジアに住む人にとって、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)はまさに「空飛ぶバス」なのだ。
上環(Sheung Wan) | |
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今回は香港国際空港(Hong Kong International Airport)へ11時前までに行けばいいので朝寝をすることができる。
8時過ぎに起きた私は、行きつけ(!?)のお粥屋へ行ってのんびりと朝食を取ってから出かけることにした。
その後、部屋でインターネットでもして過ごそうと思った私は、今回のフライトの出発ターミナルが第二なのを思い出し、早めに行くことにした。
香港から出るほとんどのフライトは第一ターミナルからだし、空港のウェブサイトにも航空探知館(Aviation Discovery Centre)としか掲載されていないので、知らない人も多いだろうが、第二ターミナルは飛行機マニアが集うスカイデッキ(機場展望台/Sky Deck)があると香港ナビに書いてあったからだ。
9時半過ぎ、香港駅から機場快綫(Airport Express)に乗って空港へ到着した私はタイガーエアウェイズ(Tiger Airways)のチェックインカウンターへと向かう。
こちらは第一ターミナルと違って閑散としていて、のんびりムードが漂っている。
LCC(Low Cost Carrier=格安航空)にありがちな長蛇の列もなく、インド人風の男性がスタッフの女性に延々と文句を言っている。
おそらく、搭乗便の変更をしたいとでも言っているのだろうが、スタッフは首を横に振り続けるだけだ。
この航空会社は、予約の段階で追加料金を払ってswitchmyflightを選択すれば、出発の4時間前までオンラインで無制限に予約の変更ができるのだが、そうでなければ変更はできないのだろう。
それに、私の持っていたe-ticketには、原則としてチェックインは出発の2時間前から45分前まで、インド発のフライトだけ3時間前から1時間前まで可能<Our
check-in counters open 2 hours prior to scheduled departure and close strictly
45 minutes before departure (for flights departing India only, check-in
opens 3 hours prior to departure and closes 1 hour before departure).>と書かれていたが、私が手続きをし終わっても彼は引かずに文句を言っていたところを見ると、そう書かれている理由が何となくわかるような気がした。
ところで、試しに行ってみたスカイデッキからの景色はご覧のとおりだが、こんなところが有料というのが信じられないくらいだ。
そのせいか飛行機マニアと思われる人が数人いるだけで閑散としていたし、コンパクトデジカメでは距離があり過ぎてあまりいい写真が撮れなかった。
せっかく来たのでほかに何か見るべきものがないか探してもいたが、あまりパッとしない感じだ。
レストランでビールを飲み、出発までパソコンをいじりながら時間を潰すというのが第二ターミナル(Budget Terminal)の正しい過ごし方か。
いずれにせよ、これから乗るフライトは、食事はロクなものが出ないし、しかも有料なので、空港にいる間にきちんとしたものを食べた方がいいだろう。
シンガポールの夜 | ||||
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イースト・コースト・シーフード・センター(East Coast Seafood Center) | ||||
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イースト・コースト・シーフード・センター | マリーナ・ベイ・サンズ(Marina Bay Sands) | |||
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マリーナ・ベイ・サンズ(Marina Bay Sands) |
シンガポールの到着ターミナルは格安ターミナル(Budget Terminal)、こちらはエンターテイメント性に優れたチャンギ空港(Changi Airport)のイメージにはほど遠く、どこのローカル空港かと思わせるような感じでほとんど何もない。
到着便はともかく、出国便は第一ターミナルを使うLCC(Low Cost Carrier=格安航空)、例えばエアーアジア(Air Asia)を使うべきだ。
Budget Terminalから市内への足はタクシーか、第二ターミナルまで無料のシャトルバスで行って、そこからMRTやバスに乗り換えることになるが、余程のことがなければタクシーを使った方がいい。
何しろ格安航空会社を使った旅というのは市内への移動にも時間がかかるものだからだ。
宿泊先のロバートソン・キー・ホテル(Robertson Quay Hotel)にチェックインした後、エリック(Eric)さんの携帯に電話する。
会話は英語なので意思疎通がうまくできるか不安だったが、無事に関門通過(笑)、彼が車でホテルに迎えに来てくれることになった。
夕食はシーフードをリクエストしておいたので、イースト・コースト・シーフード・センター(East Coast Seafood Center)へ行こうと言う。
道中、赤線地帯で有名なゲイラン(Geylang)を通るが、厳格なイメージのあるシンガポールでこういうところが大っぴらにあるのが何だか不思議でもある。
到着するとエリックさんは手慣れた感じで店を選び、出てきたシーフードをさっそく頬張る私たち、2度目になると彼もいろいろ本音を語ってくれるのか、どうやら北海道旅行へ行ったときのシーフード料理が不満だったようだ。
私が理解できた範囲では、エリックさんたちがガイド付きツアーで連れて行かれたレストランのカニ料理が貧相だったようで、私は心の中であああ~と嘆いた。
日本人向けの国内ツアーでもよくある格安パックツアーの食事が貧相というヤツだ。
それをシンガポールからはるばる来ている外国人相手にやるか、と思ったからだ。
未だに経済大国気分が抜けない日本の観光業界、今やシンガポールの後塵を拝しているのだよ、と忠告してやりたい気分だった。
食事の後は行こう、行こうと思って行ってなかったマリーナ・ベイ・サンズ(Marina Bay Sands)、言わずと知れたシンガポール観光の新しい目玉である。
ここからの夜景が素晴らしいと言って案内してくれるエリックさんたち、私はいろいろなところでポーズを取らされることになった。
中のカジノは短パンとサンダルでも入れるというラスベガスのスタイル、唯一違うのは、パスポートを持っている外国人は入場料が不要だが、地元のシンガポール人は100シンガポールドル(6,000円)金を払わなければならないことで、それがためにエリックさんたちはここでは遊ばないそうだ。
また、映画館では1998年に世界的に大ヒットしたタイタニックが上映されていて、何だか懐かしい気分だった。
こうして彼らと再会した年末の夜は更けていった。
ところで、明日はどうするんだ、と聞かれた私が、何も決めていないと言ったら、彼らが勧めてくれたのがウビン島(Pulau Ubin)行きだ。
私はそれを聞いて、たぶん、というか雨が降らない限り、十中八九そこへ行くだろうな、と思った。