3/21(Fri) |
わずか2週間前に台湾旅行に行ったばかりにもかかわらず、今月2回目の越境(海外渡航)はタイである。
一般のサラリーマンなら年2回の海外旅行というのはあっても、月2回というのはあまり経験がないだろう。
そういう私も最初はこんなことになるとは思ってもいなかったのだが、昨年12月のタイ・ミャンマー旅行のときにHISバンコクで発券したタイ航空(Thai Airways)のチケットの有効期間は往路の搭乗日(1月1日)から6ヶ月、つまり今年の7月1日となっていた。
そんなことは重々承知だったのだが、1月中に立て続けに海外旅行の予定(3月の台湾旅行と、ゴールデンウイークのスターアライアンス特典旅行/8月に延期)を入れた関係で、タイ航空の復路(羽田-バンコク)のチケットを使う機会が6月しか残されていないことに気付いた。
おまけに、6月はタイが雨季に入り、しかも、日本発の航空運賃の安くなる時期に、海外発券のチケットを使う必要性がなかった。
そのとき、ゴールデンウイーク(5月2日~11日)に行く予定だったスターアライアンス特典旅行を延期して、そこへタイ旅行を入れても良かったのだが、私が取った策は3月の3連休に休暇を1日取って弾丸ツアー(whirlwind
tour)を決行することだった。
それに、1月7日の「トラブル続きの年末年始旅行、救世主は女性なのか」で書いたように、私の場合、年末年始休暇を使った旅行はトラブルに巻き込まれることが多く、しばらくこの時期の海外渡航は封印しようかと思ったからだ。
そうなると、海外発券を継続するメリットが薄れる。
そこで、私は帰国便をHISグループのチャーター航空会社であるアジア・アトランティック・エアラインズの片道チケットにして、2010年9月のスペイン・モロッコ旅行で始めた海外発券を一時中断することにした。<参考:海外発券の履歴(PDF)>
結果的に海外発券による旅行は3年半続けたことになるが、実際は2013年1月3日の「急激な円安で海外発券継続に黄信号」を書いた時点で継続しようか否か悩んでいたので、今回の旅行が一時中断を決断する良い機会になったと言えよう。(2014年3月18日-海外発券は一時中断へ)
ついでながら、バンコクからクラビ(Krabi)へのフライトと、クラビの現地ホテルは、HISバンコクで「クラビ1泊2日パッケージツアー・フリープラン(延泊可)」をオーダー、これは年末旅行のときのトラウマが残っていたからだ。(2014年1月9日-繁忙期にトラブル招くアゴダ(agoda)の後払い(pay later)システム)
バンコク・エアウェイズ(Bangkok Airways) | |
スワンナプーム国際空港・バンコク・エアウェイズ・ブティックラウンジ (Bangkok Airways Boutique Lounge in Suvarnabhumi International Airport) |
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バンコク・エアーウェイズ(PG)222便 |
そして出発当日、3連休初日で、春休みにもかかっているのか羽田空港の出国ロビーはかなり混んでいた。
そこにはタイ人のパッケージツアーの帰り客らしき人たちも多数いて、時代は確実に変わりつつあることを示していた。
何しろタイからの訪日観光客は2013年7月1日から短期滞在者に対する査証免除が実施されて以降、急増しているとのことだからだ。(2014年5月12日-エクスペディア-東南アジアからの観光客急増の裏側:査証緩和後のタイからの訪日外国人は年間でほぼ2倍!)
それにしても羽田空港のカードラウンジであるスカイラウンジ(SKY Lounge)にはついにジュースの自動販売機しか置かれなくなってしまった。
室内にWi-Fi環境と充電用のコンセントがあるとはいえ、これではインターネットカフェにいるのとほとんど変わらない。
もう少し何とかならないものだろうか。
羽田からバンコク・スワンナプーム国際空港(Bangkok Suvarnabhumi International Airport)までの7時間は、朝方の機内食のとき以外はほとんど寝て過ごした。
1週間の仕事の疲れが溜まっているのか、往路の深夜便は寝ている間に目的地に到着できるので、体もそれほどきつくない。
特に羽田発のフライトは、乗り継ぎがある場合、最終目的地へ行く第一便のフライトに乗れるので非常に便利だ。
今回は、クラビ(Krabi)行きのバンコク・エアウェイズ(Bangkok Airways)の第一便へ乗り継ぐことができたのだが、乗り継ぎ時間が3時間以上あって、少し退屈しそうな感じだった。
しかし、このエアーラインはエコニミークラスの搭乗でもラウンジが使えるので、朝食とインターネットで時間を潰すことができた。
バンコクの場合、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)に乗る場合はドンムアン空港(Don Muang Airport)発着となるので、国際線から直接国内線に乗り継ぎたいときはバンコク・エアウェイズ(Bangkok Airways)を使うといいかもしれない。
メルキュール・クラビ・ディーバナ・ホテル(Mercure Krabi Deevana Hotel) | ||||
ノッパラッタラ・ビーチ(Nopparat Thara Beach) |
クラビ空港(Krabi Airport)の到着ロビーには、iPhone 4を使うためのツーリストデータSIMカード(3日用、200バーツ)が売られていたのでさっそく購入する。
このSIMカードでは通話はできないとのことだが、通話用にはいつものようにデュアルSIMのNokia C1-00(携帯電話)を持参しているので、何の問題もない。
なお、今回の旅行は、空港にHISバンコクが手配した現地旅行会社(ハロープーケット・クラビ支店)の送迎ガイドのミー(mee/熊)さんが来ていたので、そのままホテルまで車に乗って行く。
彼の日本語はお世辞にも上手とは言えなかったが、空港とホテルの送迎、それに車内でのオプショナルツアーの斡旋だけなので問題はないのだろう。(笑)
また、私の予約したホテルは、アオナン(Aonang Beach)エリアにあると書かれていたが、どちらかというとノッパラッタラ・ビーチ(Nopparat
Thara Beach)の方が近かった。
チェックインしてすぐに部屋を使うことができたのは幸い、さっそく着替えてぶらぶらとビーチの方向へ歩いていくことにする。
昼食を挟んでホテルの近くにあったノッパラッタラ・ビーチ(Nopparat Thara Beach)で時間を潰す。
ここはアオナン(Aonang Beach)ほど有名でないため、静かで落ち着いた雰囲気の中で過ごすことができる。
しばし持参した雑誌を読んで過ごした私は、ホテルへ戻ってから今度はアオナン(Aonang Beach)の方へ出かけてみた。
陽があるうちに暑いので、途中でトゥクトゥク(30バーツ=100円)を拾って土産物屋やレストランが集まる港のエリアへ行く。
思ったよりも遠くないことがわかったので、疲れてなければ徒歩で行くこともできる距離だ。
今日のところは夕食を取って、マッサージをしてもらってホテルに帰還する。
バンコクやプーケットと違って、クラビは夜遊びするところがあまりなく、そういった意味では至って健全な町だ。
オトコが一人で来たときは物足りない、というのが正直なところだろうか。(笑)