マレーシア航空ビジネスクラスに再び

約半年前に取ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)のビジネスクラスのチケット、今回はそれを使ってインドネシアのバリ島(Bali Island)に行く。
昨年の9月のクロアチア・イギリス・マレーシア旅行は自分で自分の退職祝いという感じで、人生始まって以来の遠距離ビジネスクラスの旅を敢行したのだが、今回は東南アジア圏なので、今までにもマイレージによるビジネスクラス搭乗は経験済みの路線だ。
しかしながら、今回は自分の投資の稼ぎで有償搭乗したのだから喜びも格別なのだ。
そして、出発当日、いつものように自宅から成田エクスプレスで空港に向かうが、車内はガラガラで、しかも乗客のほとんどが外国人だった。
時間帯が遅いからか、あるいは東京からの乗客のほとんどは、格安な東京シャトルに流れるのだろうか。

成田空港の第2ターミナルに到着したのは出発の3時間前、2時間前でなく、3時間前にしたお目当ての場所はJALのサクララウンジだ。
ここで出される「JAL特製オリジナルビーフカレー」が秀逸だということが、フェイスブックでは始終アップされており、私も機会があれば食べてみたいと思っていたのだが、今回、ようやく、その思いが叶ったというわけだ。（2014年3月の台湾旅行のときや、昨年の9月もそのチャンスがあったのに・・・）
食べた結果はグッド！　誰もが言っているように、これを食べにラウンジに来るのはありだな、と思った瞬間だった。
そして、さらにスタッフが私を絵になるように(!?)写真を撮ってくれるオマケ付き、至れり尽くせりのJALラウンジだった。
ついでながら仮眠室もあるようだが、さすがに、ここに寝ている時間はなかったので、食事と食後のリキュールタイムが終った後は、搭乗口へと向かった。
仮眠室があるならJALのラウンジの営業を24時間にしてくれればいいと思ったのは私だけだろうか。

JAL成田ターミナル2 JALファーストクラスラウンジ／サクララウンジ

すでに搭乗前からほろ酔い加減の私、マレーシア航空に搭乗した後も料理やお酒が出てくるので、もうお腹いっぱいといった感じだ。
今回は日本人クルーが1人だけビジネスクラスに乗っていたので、彼女にマレーシア航空のコールセンター（東京：03-4477-4938）に電話をかけたとき、相手がたどたどしい日本語で意思疎通がうまくできなかったと言ったら、今年の夏から日本のコールセンターはフィジーに移転してしまい、日本人は誰もいないとのことだった。
マレーシア航空の場合は、2014年に起こった事件（2014年3月8日　産経新聞：239人乗り北京行きマレーシア機、ベトナムで消息断つ　2014年7月23日　ロイター：マレーシア機撃墜、「親ロ派が誤射」の可能性高まる＝米当局者）の余波なのか、経費削減のためのリストラが相変わらず続いているような印象があるが、別の見方をすれば、このようにして日本人の雇用が失われていくのだという気がしてならない。

マレーシア航空(Malaysia Airlines)71便

クアラルンプール到着は、ほぼ定刻通りの午前4時、当然ながら何もすることはできないので、乗継便の搭乗までラウンジで過ごす。
最初に向かったのは、マレーシア航空のMASゴールデンラウンジ(MAS Golden Lounge)、ここはイスラム圏の空港ということなのか、バーカウンターでしかアルコールは提供しないので、営業していない早朝の時間帯は飲むことはできない。
もっとも、私でも朝から酒を飲もうとは思わないので、別に構わないのだが、シャワールームの受付カウンターも電気が消えて、誰もいなかったのは少々ショックだった。
せめて、ここは開いていて欲しかった。
ここには1時間ほどいて、次に行ったのは、キャセイパシフィックラウンジ(Cathay Pacific Lounge)、こちらは冷蔵庫にアルコール常備、やはり香港の航空会社だ。
それに、カップヌードルも日本人の口に合うのが置いてあるし、お粥もあるので、朝過ごすラウンジはこちらに軍配が上がるだろう。
乗継便の搭乗は8時を過ぎないと始まらないので、それまでゆっくりと過ごすことにしようか。

クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport)
MASゴールデンラウンジ(MAS Golden Lounge)
キャセイパシフィックラウンジ(Cathay Pacific Lounge)

[日程表のページに戻る]　[前のページへ]　[このページのトップへ]　[次のページへ]