今年の5月の香港はまるで日本の梅雨のように雨続きだった。
2週間前（5月上旬）に来たときも、今回もカラッと晴れた日は全くなかった。
私の海外旅行歴の中でもこれほど雨に祟られたときはなかっただろう。
この日は、弟夫妻が午前便で帰国するので、私たちはどうしようかと思っていたのだが、またもや雨模様の天気だった。
昨日の朝もそう思ったのだが、晴れていれば黃大仙祠(Wong Tai Sin Temple)に行くところだが、雨なのでマッサージに行くことにした。
朝食も香港風のものは母が食傷気味だったので、ホテルのカフェを使うことにした。
高齢者にとって慣れない食べ物が連続するのは体に堪えるようだ。
朝食後、私たちが昨日と同じマッサージ屋に行くと、昨日もスタッフに苦情を言っていた日本人夫婦が後から入ってきた。
昨日は、マッサージチェアに座らされた後、足マッサージが早く始まらないことに文句を言い、今日は予約をしていたのか、その時間に来てもマッサージ師がスタンバイしていないことに文句を言っていた。
こうなると、スタッフが片言の日本語を話せるというのが裏目に出ると相手が思わないか心配である。
私はアジア圏でマッサージを受けることが数限りなくあるが、マッサージ師が日本人のように迅速にサービスを開始し、かつ、キチッと時間を守るところを見たことがない。
彼らのような苦情を言っていたら、アジア圏を旅行することなどできないのではないだろうか。
ちなみに、私の母は英語が話せないのは無論、ホテルへの帰り道もわからないとか言っていたので、私がマッサージを終えるまで、無料で延長サービスをしてくれたそうだ。
11時にマッサージを終えた私たちはホテルに戻る。
もう30分ほどすれば、マッサージ屋の近くにあった香港最大のスイーツチェーン店、許留山(Hui Lau Shan)の樂道店（Lock Road Branch：11:30-24:00営業）が開店するのだが、それを待つことなく空港へ行くことにした。
空港への足は、K2番の無料シャトルバス(機場快綫免費穿梭巴士/Complimentary Airport Express Shuttle Bus)に乗って、九龍駅(Kowloon Station)へ行き、そこからエアポートエクスプレス（機場快綫/Airport Express）に乗るというコースだ。
九龍駅のチェックインカウンターはいつでもガラガラなので、今回はビジネスクラスなので使う必要もないのだが、エコノミークラスやLCC（Low Cost
Carrier=格安航空）を使って帰る人にはお勧めだ。
空港では搭乗口に近いキャセイ航空(Cathay Pacific Airways)のラウンジを使う。
日本航空(Japan Airlines)と同じワンワールドの航空会社なのと、搭乗クラスがビジネスなので何の問題もなく使える。
とりあえず、これにて今回の旅行の全日程は終了、あとは約4時間の空の旅を楽しもう。
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| 日本航空(Japan Airlines)26便 |
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