ピエールさんを囲む会@ワールドインベスターズTVライブ
(2014.12.8)

アーキテクトカフェ青山

「2014年忘年会-2015年新年会」シリーズ第2弾は、アジアを飛び回るビジネスマン、ピエールさんがワールドインベスターズTVのライブ放送の現場であるアーキテクトカフェに来るというので行ってみた。
彼と最初に飲んだのは2012年9月の台湾・香港旅行のときで、そのとき以来、お互いに国内外で都合がつけば会うという感じになっている。
このとき居合わせたもっさんや美紀さんは、先月15日の「Kona's Salon お金のセミナーの謝恩会」でお誘いした人たちで、そのほかにも昨年11月のアゼルバイジャン・カスピ海経済視察ツアーでご一緒したウッチーなど懐かしいメンバーにも会えてとても有意義な時間を過ごせた。
また、彼らに加えてオプショントレーダーで有名な増田丞美(ますだすけみ)さんまで入れ乱れての華やかな会となった。
何だかもっさんは彼と意気投合して長時間の投資談議、久々にワールドインベスターズ(!?)といった雰囲気があった。

彼らの投資談議をよそに私は雄弁になってきたピエールさんの「ベトナムへ進出する日系企業がいかに増えているか」の話に耳を傾けていた。
彼の話は、もはや民主党政権下の円高デフレで日本市場に見切りをつけた企業の海外進出熱が、安倍内閣がいかに円安政策を取ろうとも冷えることはないことを物語っていた。
元債券・為替・株式トレーダーで参議院議員の藤巻健史氏のいう「(円安政策は)10年遅かった」というのは紛れもない事実だった。
奇しくも12月8日付のロイターは「GDP7-9月2次速報は予想に反し下方改定、公共投資・設備投資が下押し」と報じ、海外でもフィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が"Japan recession worse than first reported(第一次報告から悪化した日本の不況)"と配信した。
日本の主要各紙ではわざと触れないようにしていたが、ピーター・タスカ(Peter Tasker)がサソリと呼んだ財務官僚の毒針(増税)が、立ち直りかけたかに見えた日本経済を奈落の底に落そうとしているのは明らかだった。(Newsweek Japan 2004.11.17 PDF - 経済に毒針を刺す官僚というサソリ


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