カジノの中でルーレットと並んで人気があるブラック・ジャックのルールを簡単に紹介しよう。
但し、カジノによってルールが若干違うので、現地で必ず確認して欲しい。
なお、以下に書いてあるもの以外に情報が欲しい場合は、リゾカジ.Comへアクセスしてから該当のリンクを辿ってみよう。
このゲームの目的は、カードを引いて、合計が21、又はディーラーの手持ちのカードよりも21に近づけることである。
チップへの両替は、カジノにあるキャッシャーで、現地通貨はもちろん、国際的に通用するハードカレンシー(hard currency)や、それらのTC(Traveler's Check)からも可能である。
また、場合によってはクレジットカードでも両替も可能である。
現地通貨の場合は、ゲーム・テーブルで直接両替することもできる。
カジノで運良く勝った場合は、手持ちのチップをキャッシャーで再両替することができるが、この場合、ハードカレンシーに両替できる場合もある。
カードが配られる前にチップを賭ける。
掛け金のミニマムは概ねUSドル換算で5ドル相当である。
エースは1又は11のどちらにも利用でき、絵札はすべて10に数える。
プレイヤーは、テーブルを引っかくような仕種で(scratching)、さらにカードを引く(hit)か、手を振るようにして(waving)、否(stand)かを『ハンドシグナル』で意思表示をするといい。
プレイヤーが21をオーバー(burst)した場合は、無条件にディーラーの勝ちとなる。
ディーラーは自分の手が17以上になるとそれ以上カードを引くことはできず、16以下の場合は引かないとならない。
プレーヤーには後者の制約はないが、前者の制約はあることがある。
プレーヤーが最初の2枚で21になっていた(Black
Jack)ときは、ディーラーもBlack Jackでない限り、掛け金の1.5倍を受け取ることができる。
プレイヤーとディーラーの数が同じときは引き分けとなる。
最初に配られた2枚の状態で、さらに1枚だけカードを引くという条件で掛け金を倍にできる。
同じ数字のカードが2枚配られたとき、1枚ずつ分けて、それぞれを独立した手にすることができる。
その場合は、最初に賭けた金額と同じ額をもう一方にも賭けないとならない。
右側の手の勝負がついたら左側の手の勝負に移る。
エースのカードをスプリットしたときは1枚ずつしかカードは配られず、それ以上はカードを引くことはできない。
エースのカードをスプリットした場合を除き、スプリットした後に、さらにダブリング・ダウンをすることができる。
ディーラーの開け札がエースの場合、プレイヤーに最初の2枚のカードが配られた後で、ディーラーはゲームを中断して『インシュアランス(保険は)?』と聞いてくる。
ここでプレイヤーは、ディーラーにBlack Jackの可能性があると思ったときは、保険のために最初の掛け金の半額を追加して賭けることができる。
ディーラーがBlack Jackでなかった場合は、保険は没収され、ゲームが続行される。
但し、ディーラーがBlack Jackだった場合は、最初の掛け金は失うが、保険が効いて、保険の倍額が払い戻されるため、結果的に引き分けと同じになる。