1/24(Wed) | 東京(成田) 9:20-キャセイ航空(CX)509-13:30 香港(赤鱲角/チェック・ラップ・コック) 14:55-ベトナム航空(VN)791-15:55 ハノイ(ノイバイ) 16:55-ベトナム航空(VN)861-18:25 ヴィエンチャン(ワッタイ) |
宿泊先 | Lane Xang / 4,000JPY (US$34) per night |
[booking sites for you / agoda.jp (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
The Lane Xang hotel provides free shuttle service from/to the airport.(空港からランサーンホテルまでの送迎あり) | |
関連サイト | アジア総合リンク ラオス |
アドバイス |
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私がアジアマイルの会員になったのは2003年11月のこと。そこからためたマイルの一部が今年の11月で切れてしまうので、さっそく特典旅行に交換することにした。
交換可能なマイル数が35,000マイルだったので、それを使ってベトナムのハノイへ飛ぶことにする。
ラオス在住のhideyaさんが3月に帰国するというので、パクセに行くのもおそらくこれが最後となろうか。
幸いにして、周辺諸国からラオスへ飛ぶにはDiscovery Air Passがあり、これを使えば格安にインドシナ半島の旅ができるというわけだ。
そして、今回の旅行はインターネットでのホテル予約が一般的な時代において、あえてフレキシブルな日程を保つために、この日と帰国直前の2月3日の夜を除いてホテルの予約なしで旅をするという伝統的な個人旅スタイルを通したことが大きな特徴である。
東京から香港へのフライトでは、世界各国を山々をトレッキングで制覇するKIYOEさんと、彼女の同行者であるエリコさんといろいろ話をする。
流行の母娘旅かと思って聞くと、そうではないとのこと。
行き先は山ではなく、2人でマカオへ観光で行くとのことだ。
彼女のいつも使っている旅行会社は神保町にあるFiveStar-Club、私も使ってみろと勧められた。
どうやら、この旅行社のアレンジするものが彼女のニーズに合っているらしい。
また、彼女はマカオから帰ったらコスタリカのチリポ山(Chirripo)へ行くとのこと、1年に何度も海外へ行っているらしく精力的な女性だ。
1人旅の道中ではあったが、いろいろ旅の話ができて有意義な一時を過ごすことができた。
ただ、残念なのは私の行き先が香港でもマカオでもなかったことだ。
香港とハノイで飛行機を乗り継いだ私は夜のヴィエンチャンに下り立った。
今年の1月1日から日本人観光客は15日以内ならビザなしでラオスに入国できるようになり、ワッタイ空港の入国ブースは問題なく通過した。
むしろトランジットで通過したハノイの係官に「ラオスのビザは?」と聞かれて、「アライバルビザを申請する」と答えたくらいだった。
彼らに「日本人だけビザなしになった」と説明しても理解してもらえそうもなかったからだ。
ホテルに着いた後、メコンの夕陽を眺められる時間ではなかったが、川べりにあるレストランへ行った。
日本語が堪能なマスターが出迎えてくれたところに入り、ビアラオとピンカイ(焼き鳥=ping kai/BBQ chicken)にチャ-ハンを付けて41,000キープ(約US$4.5=520円)という安さだった。
ただ、彼が勧めてくれた鍋料理(シンダート=sin dat)を隣にいた西洋人が食べているのを見て、チャーハンでなく、鍋にすればよかったと思った。
どこの店かは忘れたが、川べりを歩いていれば日本語で声がかかるのですぐわかると思う。
彼は日本語の本が読めるほどだから・・・
1/25(Thu) | ヴィエンチャン(ワッタイ) 7:30-ラオス航空(QV)301-8:45 パクセ ワットプー観光 |
宿泊先 | Hideyaさん宅でホームステイ |
諸費用 | 国内線空港税: 10,000K=130JPY ソンテウ / パクセ空港-市内: US$3=360JPY トゥクトゥクのチャーター / ワットプー往復: US$40=4,810JPY ワットプーの入場料: 30,000K=380JPY |
関連サイト | アジア総合リンク ラオス チャンパサック地方とパクセ周辺及びパクセ市街の地図(JPEG)とPDFファイルの地図 Map of Champasak Town and Wat Phu Complex Layout (PDF) |
アドバイス |
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私はパクセの空港ターミナルの外でどうやって市内まで出ようかと考えていた。
ヴィエンチャンのようにタクシーが待っているわけでもなく、高級ホテルを取っているわけではないから送迎サービスもない。
頼みのトゥクトゥク(tuktuk)は私が空港ターミナルを出たときには1台もなく、途方に暮れる寸前でソンテウ(songthaew)のドライバーが声をかけてきた。
空港の案内所では市内までトゥクトゥクでUS$5(600円)が相場だというが、ソンテウのドライバーも同じことを言ってくる。
通常、ソンテウの方が安いはずなのだが、何しろ競争相手がいない分、そして私がラオ語を話せない分、彼の方が有利だ。
それでもUS$3(360円)までまけさせることができたし、通常はすし詰めされるソンテウに私1人だけで乗れただけラッキーとも言えよう。
ただ彼も次の飛行機が到着するまでは誰もお客がいないわけだから同じことか。
市内にあるシアヌーク・カフェ(Sinouk Cafe)でhideyaさんと落ち合った私は、ワットプー(Wat Phu Temple Complex)へ日帰りで行くべく彼にトゥクトゥクの交渉をお願いする。
日系旅行会社のジャンピング・ツアーの営業所でいくらでワットプーまで行けるか聞くと、US$50(6,020円)からUS$60(7,220円)だという。
1人だと割高になるのは承知しているが、それにしてもUS$5(600円)が相当の価値がある国でのUS$50(6,020円)は暴利とも言えるほど高い。
そこでhideyaさん曰く、直接トゥクトゥクのドライバーと交渉すればもっと安くなるとのことなので、お願いすることにしたのだ。
結局、デルタカフェ(Delta Cafe)に張り紙をしてあったドライバーと交渉が成立、US$40(4,810円)で往復してもらうことになった。
パクセを出発したトゥクトゥクは国道13号線を南下、ラック・サーム・シップ(Lak 30/Lak Xam Siv)で右折、渡し舟に車ごと乗ってチャンパサック(Champasak)を目指す。
雲ひとつない快晴の下、のどかな田舎の光景を見ながら行くトゥクトゥクは快適そのものである。
チャンパサック(Champasak)を過ぎると世界遺産となっているワットプー(Wat Phu Temple Complex)はもうすぐだ。
このあたりはゲストハウスも多く、公共交通機関を使って来るならここへ1泊することになろうか。
ワットプー(Wat Phu Temple Complex)に到着した私はトゥクトゥクのドライバーを待たせて見学を始める。
hideyaさん曰く、今はプレフェスティバルの時期だそうで、そのせいか相当の人出が見られた。
それに加え、TVクルーも取材で来ているほどで、結構な賑わいだ。
石段を登りきったところから振り返って遠くを眺めるとワットプー全体を見渡すことができる。
さらに前方には主祠堂(Main Shrine=Thevalay)があり、中央には16世紀に造られたという仏像が祀られている。
主祠堂を出たところで、子どもたちがペットボトルの容器をかざしてポタポタと落ちてくる水を受け止めている。
これが聖水(Holy Water)だと言われているので汲みに来ているようだ。
一通り見学を終えたところで、トゥクトゥクに乗り、パクセへと戻ってもらう。
この分だとパクセの到着は、夕食の待ち合わせ時間にちょうど間に合う頃だろう。
少々割高だったかもしれないが、ワットプーへ来るには不便極まりない公共交通機関を使うよりは、ツアーに参加するか、トゥクトゥクのチャーターをする方が賢明だ。