香港民主化デモ(雨傘革命) IN 旺角

10/12(Sun) ホテルのプールで日光浴
旺角での香港民主化デモ(雨傘革命)Hong Kong's Protests (Umbrella Revolution)の現場に遭遇
加藤さんとオフ会(愉景森林)
香港(赤鱲角/チェック・ラップ・コック) 21:55-ユナイテッド航空(UA)117-23:35 ホーチミン(タンソンニャット)
宿泊先 Bel Ami / 4,089JPY (US$38) per night
[booking sites for you /agoda.jp Booking.com venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)]
諸費用 エアポートエクスプレス: HK$100=1,390JPY
タクシー / ホーチミン空港-ベルアミホテル: 150,000VND=770JPY
関連サイト アジア総合リンク 香港 ベトナム ホーチミン
日経新聞(2014年9月29日)-香港の民主派、繁華街でも座り込み 香港株急落
South China Morning Post - Dozens of bus routes suspended or changed as sixth day of Occupy Central begins (03 October, 2014)

今日は天気も良いし、夜のフライトまで時間があるので、午前中はホテルのプールで過ごすことにした。
香港だと10月でも海水浴ができるので、行き慣れたスタンレービーチ(赤柱正灘/Stanley Beach)や、前回の旅行のときに行った深水灣(Deep Water Bay)に行っても良かったのだが、帰ってから寛げる場所がないのがイヤだったので止めることにした。
もっともシャワーを浴びるだけなら海水浴場に設備があるし、ホテルのプールを使わせてもらうこともできたので、問題はなかったのだが、何となく落ち着かない気がしたからだ。
とりあえず、プールを使っているのは私を含めて2~3人、プールサイドにスタッフが2人いたが、いずれも日陰で熟睡中とあって、何とも言えないのどかな光景が広がっていた。(笑)

最終チェックアウトぎりぎりの時間(12時)までホテルで過ごした私は、今夜のフライトのチェックインと、大きな荷物を預けるためにエアーポートエクスプレスの香港駅(Airport Express Hong Kong Station)へ行くことにした。
ここと九龍駅ではインタウンチェックインサービス(In-town Check-in Service)として、航空会社のチェックインカウンターがあるので、空港と同じように手続きができ、身軽に市内観光に出かけることができるからだ。
ところで、懸案のジェニー・ベーカリー(珍妮曲奇/Jenny Bakery)のクッキー缶(2缶)は、とりあえず空港にコインロッカーがあればそこに預けようと思ったのだが、その思いは無残にも砕かれた。
何しろ、空港の荷物預かり(secure short-term baggage storage facility:料金計算は1時間当たり12香港ドル、1日当たり140香港ドル、1日未満の端数がある場合は、時間単位か日数単位の安い方で計算するため、11時間を超える場合は日数単位で計算)で3日も預けると420香港ドル(約6,000円)もかかることがわかったので、結局、2缶分の価格(260香港ドル/3,610円)よりも高い荷物預かり賃を払う気にはなれなかったからだ。

西營盤(Sai Ying Pun)
Yun Wun Restaurant Yun Wun Restaurant
潤匯燒臘茶餐廳(Yun Wun Restaurant)
Island Pacific Hotel Island Pacific Hotel
Island Pacific Hotel Island Pacific Hotel
アイランドパシフィックホテル(港島太平洋酒店/Island Pacific Hotel)

空港から街へ引き返すことにした私は、A21のバス(Cityflyer)に乗ってみた。
普段は特筆すべきものでもないが、今回は彌敦道(Nathan Road)がデモ隊によって封鎖されているので、旺角(Mong Kok)から迂回路を走ることになっていた。
どこを走るか見たいというのもあったが、私はデモの様子も見たかったので、旺角(Mong Kok)で下車することにした。
このときは旺角(Mong Kok)は危ないという報道もあったように思うが、近づいてみるとそのようなことはなく、極めて平和的にやっているだった。
広東語で演説しているので何を言っているのか全くわからなかったが、周囲にいる警官も遠巻きに見ているだけで、デモ隊を制圧しようとする様子は全くなかった。
デモ隊による彌敦道(Nathan Road)の封鎖区間は、旺角(Mong Kok)から油麻地(Yau Ma Tei)までで、私はそこを歩いてみることにした。
いつもならバスや車がひっきりなしに通っているのだが、この日は歩行者天国と同じような状態だった。
ただ、歩行者天国と違って、買い物客が行き来する姿はあまりなく、沿道のショップなどは商売上がったりという感じをひしひしと感じた。

香港民主化デモ(雨傘革命)
Hong Kong's Protests (Umbrella Revolution) in Mongkok
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油麻地(Yau Ma Tei)から再度バスに乗り、スターフェリー(天星小輪/Star Ferry)に乗り継いで中環(Central)に戻る。
天気がいいので海を見ながら移動するのが心地よい。
加藤さんとの待ち合わせ時間まで余裕があるので、 蘭桂坊(Lan Kwai Fong)にある知足樂(Happy Foot)というマッサージ屋に行ってみた。(地址:香港中環德己笠街1號 世紀廣場19樓 19th floor, Century Sqare, No.1 D'Aguilar Street, Central / Tel: +852-2522-1151)
日曜日ということもあったのか、店内はかなり混んでいて、順番を待っている間もエレベーターからはどんどん人が下りてきて受付に行列を作っていた。
私は初めて行ったところなのだが、こんなに人気があるところだとは思っていなかったのでビックリした。

スターフェリー(天星小輪/Star Ferry
Victoria Harbour Victoria Harbour
Victoria Harbour Victoria Harbour

夜の7時に加藤さんと待ち合わせ、そのまま夜景が綺麗だという愉景森林(Discovery Forest)に連れていってもらった。
場所は、セントラルの3号埠頭(中環3號碼頭/Central 3 Pier)の屋上にあるため、海からの心地よい風が通り抜け、特に10月の香港は屋外で食事をしても快適なので、夜景を見ながらのディナーはとても楽しかった。
今夜はホーチミン(Ho Chi Minh City)行きのフライトに乗るため、彼女と食事を楽しむ時間が1時間ほどしかなかったのが残念だった。
ちなみに、空港で預けなかったジェニー・ベーカリー(珍妮曲奇/Jenny Bakery)のクッキー缶(2缶)は彼女が預かっておいてくれるということなので、3日後の再会を約してお願いすることにした。

Discovery Forest Discovery Forest
愉景森林(Discovery Forest)
(地址:中環3號碼頭平臺花園露天茶座 3 Pier Podium Garden, Central / Tel: +852-3579-8662)

夕食の後、私は8時過ぎのエアーポートエクスプレス(機場快綫/Airport Express)に乗って香港國際機場(Hong Kong International Airport)へ向かった。
空港には1時間半前の到着となるが、私はフリークエント・ビジター・eチャンネル(Frequent Visitor e-Channel)に登録しているため、出入国審査はわずか数分で通過することができる。
このおかげで街中での滞在が空港での最終チェックイン時刻に間に合うようにすればいいので非常に助かっている。
厳密に言えば、エアーポートエクスプレスへの乗車は、フライトの1時間半前がリミットという感じである。
ちなみに、今回はインタウンチェックインサービス(In-town Check-in Service)を利用したので、ただ単に空港へ行きさえすればOKだ。

空港へ着いた後、インタウンチェックインのときはわからなかったユナイテッド航空(United Airlines)117便の搭乗口を確認すると、何と503ゲートと表示されていた。
前回のLCC(Low Cost Carrier=格安航空)体験の旅のときの記憶によれば、この搭乗口はLCC(Low Cost Carrier=格安航空)専用とも言うべきノースサテライト(北衛星客運廊/North Satellite Concourse)にあり、ダイナースカード特典で使えるプラザ・プレミアム・ラウンジ(Plaza Premium Lounge)からは相当に離れている。
食事は済ませたばかりなので何の問題もなかったが、搭乗までの間、時間潰しをしようと思っていたので、少し残念に思った。
おまけに機内は、ビジネスクラスでもパーソナルディスプレイがないほど旧型の機材(Boeing 737-800)で、とてもニューヨーク(EWR - Newark Liberty International Airport)から飛んできたとは思えなかったが、帰国後に確認したら機材がBoeing 777-200から変更になっていたことがわかった。
また、機内のトイレには日本語表示があって、かつて日本線を飛んでいた名残というか、お古をベトナム線に払い下げたような感じだろうか。
いずれにせよ、2時間半余りのフライトなので、多少窮屈でも我慢できるレベルなのが幸いであった。

ホーチミンのタンソンニャット国際空港(Tan Son Nhat International Airport)に到着したのは日付が変わる前だった。
ここに来たのは2012年8月のタイ・ベトナム旅行以来、このときは単にトランジットで1泊しただけなので、まともに滞在するのは何と12年前のベトナム・カンボジア旅行以来のことだ。
私の友人であるピエールさんは何度もベトナムに来ていて、ここ数年の発展ぶりが凄いと言っていたが、私が見たときと比べて相当に変わっていることだろう。
とりあえず、当面の資金として1万円を両替所(Song Viet Coporation)で換えてみると、1,950,000ドンになって返ってくる。
これがどのくらいの価値があるのかわからないが、空港からホテルまでのクーポンタクシーが150,000ドン(US7ドル/770円)だった。
ホテルが空港の近く(約2km)ということで予約してみたものの、それほど近いとは感じなかった。
今日のところは寝るだけなので、明日の朝になったら周辺を散策してみようと思う。

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