やっぱりコアラは見ないと

1/5(Sun) シドニー市内観光
宿泊先 Citigate Central (ex Carlton Crest) / 120A$ (\11,160) per night
[booking sites for you / Hotels Australia (英語) agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)]
諸費用 シドニーモノレール: 2.5A$=\230
Taronga Zoo Pass (往復のフェリー代と動物園の入場券): 21A$=\1,950
関連サイト オーストラリア シドニー

昨夜の往診時に「旅行許可」が下りたことで、私はオーストラリア滞在の最終日をシドニーの市内観光に当てることにした。
去る12月29日に、シドニーのキングスフォード・スミス空港(Kingsford Smith Airport)からホテルへ移動して以来、7日間にわたって滞在しながら、未だにオペラ・ハウス(Opera House)すら見ていないのだ。

本来なら、シドニーにはホテルに泊まりに来ただけで終わるかもしれなかったのだから、せっかくの機会を十分に生かそうではないか!
と、いうことで私が最初に向かったのは、チャイナタウンから歩いていくとすぐにある、かつては羊毛の輸出港として賑わっていたコックル・ベイ(Cockle Bay)、現在はダーリング・ハーバー(Darling Harbour)と呼ばれる、エンターテイメント・プレイスである。

ここの見どころとして、シドニー水族館(Sydney Aquarium)、ハーバーサイド・フェスティバル・マーケット・プレイス(Harbourside Festival Market Place)、パワーハウス博物館(The Powerhouse Museum)などがあるが、あまり食指が動くものがないので、ここは散歩に来た(!?)というだけで、立ち去ることにする。

また、ダーリング・ハーバー(Darling Harbour) からシティを結ぶ交通機関として、観光客にしか人気のないモノレール(ということらしい)があるが、料金は2.5A$(\230)均一なので、車窓から町の景観などを眺めながら、暇つぶしをするには適しているだろう。
「お上りさん」だけを乗せているという評も当たらずしも遠からず、といったところで、路線図を見る限りどこで降りても大した違いはなさそうだ。

次に行ったのは、シドニーの海の玄関口とされる、サーキュラー・キー(Circular Quay)である。
ここはシドニーの観光名所と言えばここ、と言われるオペラ・ハウス(Opera House)とハーバー・ブリッジ(Harbour Bridge)を目の前にすることができる。

Harbour Bridge Opera House
ハーバー・ブリッジ オペラ・ハウス

また、ここからは、フェリーに乗って様々なところへ行けるので、どこへ行くか思案のしどころであるが、今日のように天気が良い日は、シドニー・ハーバー(Sydney Harbour)のクルーズとしての楽しみもあるフェリーの旅がいいだろう。
主な行き先として、マンリー(Manly: from WHARF 2, 3)、ワトソンズ・ベイ(Watsons Bay: from WHARF 4)といったビーチ・リゾート方面行き、ダーリング・ハーバー(Darling Harbour: from WHARF 5)行き、タロンガ動物園(Taronga Zoo: from WHARF 2)行きがある。

そして、その中から選んだのは、タロンガ動物園(Taronga Zoo: from WHARF 2)行きのフェリーである。
ここへ行くには、チケット売り場で"Zoo Pass (21A$=\1,950)"を買うのが得なようで、往復のフェリー代と動物園の入場券をセットにした料金となっている。

日曜日ということもあって、サーキュラー・キー(Circular Quay)の各フェリーとも混雑しているようで、私の乗ったフェリーも例外ではなかった。
当然のことながら、先に席が埋まっていくのは、太陽と潮風を満喫できるアウトサイドの席で、この傾向はオーストラリアでも西欧の観光地なみに年齢に関係なく共通している。
従って、中年過ぎの白人たちを近くで見ると、染みや雀斑(そばかす)が目立つ人が多いのである。
そういった点では、若い時から肌を労る努力(!?)を惜しまない日本人女性に軍配が挙がるだろう。

サーキュラー・キー(Circular Quay)を出航したフェリーの乗客は、シドニー・コーブ(Sydney Cove)を抜ける際に、右手にオペラ・ハウス(Opera House) を、左手にハーバー・ブリッジ(Harbour Bridge)を船上から見ることができる。
写真を撮るなら、ちょうどベネロング・ポイント(Benelong Point)の北方あたりを通過した頃か?
後方を振り向けば、左右に多少の距離はあるものの、1枚の写真で双方を収めることが可能だ。
もちろん、望遠とパノラマの合わせ技で撮れば、ベストだろうと思うが、残念なそんな高度な技ができるカメラを持ち合わせてはいない。

はっきり言って、シドニー観光は、街歩き(ショッピングを含む)に動物園、そして夏なら近郊のビーチというプランで3日を過ごすというのが基本路線だろう。
そこで、当初計画では、そのようにプランニングしてあったのだが、1週間も病床に伏せっていたおかげで1日でクリアしなければならなくなったのだ。
従って、私の身体の状況からして大胆不敵かつ無謀とも思えるビーチ行きを外せば、必然的に動物園行きというわけで、しかも近場で便利という条件を満たすのが、このタロンガ動物園(Taronga Zoo)である。

動物園の案内所で園内の地図と日本語で書かれたリーフレット(leaflet) をもらうと、目指す動物のいる場所まで歩いていく。
おそらく、見物の時間があまりないので、主要な動物だけ見て歩くことになるのだろうが、やはり外せないのは、オーストラリア特有の動物のコアラ、カンガルー、それにタスマニアン・デビルといったところか!
それ以外のものは、リーフレット(leaflet)の解説を読んで、地図とにらめっこしながら時間の許す限りで回るということになるのだろう。
もちろん、地図に書かれたショータイム(Keeper talks, animal feed times and special presentations)とピタリと合えば言うことなしである。
ちなみに、コアラを抱いて写真を撮ることはできないが、1日2回(10:30-11:30, 13:30-14:30)だけコアラと並んで写真を撮ることはできるらしい。

タロンガ動物園(Taronga Zoo)
Taronga Zoo Taronga Zoo
コアラ レッド・カンガルー

 「正面玄関から入場された場合は、動物園の地図を見ながら、いつも下り坂になるように・・・」という親切極まりないご指示をあまり顧みることなく、闇雲に気分次第で園内を散策している私は、時折、自分のいる場所がわからなくなってしまい、また同じところへ戻ってくるようなことがよくある。
私は、マップ・リーディング(map-reading)を綿密にやるのが嫌いで、いざという場合は、通りすがりの人を見つけて道を聞くというスタンスで旅行をするので、たまにこういう事態に陥ることがあるのだ。
そういう人は、何も私だけに限らないようで、まして私に道案内を請うなんて、大胆不敵な女までいる。
私はそういう君たちに言いたい!"Don't ask me the direction!(俺に道聞くな!)"

サーキュラー・キー(Circular Quay)に戻った後は、ショッピングを兼ねての街歩きということになるが、散策の中心となるのは、シティを南北に走るピット・ストリート(Pitt Street)と、ジョージ・ストリート(George Street)及び歩行者天国となっているマーティン・プレイス(Martin Place)となるだろう。

Town Hall
市庁舎

街をぶらぶら歩いていると、やはりというか、当然というか、日本語の看板が出ている店も多いようだ。
ほとんどが、ガイドブックに掲載されているような高級店のようだが、「おみやげ」と思いきり書いてある店の1軒に入ってみると、WH(Working Holiday)を使って働いている感じの日本人のお姉さんがちゃんと相手をしてくれる。
怪しげな日本語を使う外国人スタッフにボラれるなんてことはなさそうだが、そもそも元値が高そうなのが難点ではある。

でも、ここで衝動買いしてしまった "Made in Australia"のセーター!
例のドクターの診療費の1回分近くかかったのだよ・・・どちらが高いかって?わかりませんね!
ちなみに、普通の店では、当然ながら日本語はほとんど通じませんね〜
チャイナタウンに近づくにつれてアジア系の店員も多くなってきたが、おそらく香港人じゃないかな?
あと半年余りで中国返還を迎えることで、カナダやオーストラリアに多くの移民がいるらしいから・・・

海港城中心(Harbour Plaza)の"Asian Foodcourt"、シドニー滞在中の外食はすべてここで済ませた。
特にここが気にいっていたわけではないが、写真付きのメニューが貼り出されているのが良かったのだ。
本来なら、今日はオーストラリア最終日ということで、晩餐にでもすべきなのだろうが、あまりそのような気にもならない。
それでも、独りだけの快気祝い(!?)のつもりで、観光帰りに買ったビールで乾杯しようと思う。
そして、遅ればせながら言っておこう。
"A Happy New Year! (あけましておめでとう)"と・・・

最悪の結果にはならなかったが

1/6(Mon) シドニー(キングスフォード・スミス) 6:35-カンタス航空(QF)502-6:55 ブリスベン 11:20-カンタス航空(QF)179-19:05東京(成田)
関連サイト らっしゃい東京 (http://www.tcvb.or.jp/)
成田空港 (http://www.narita-airport.or.jp/)

午前5時、シドニーのキングスフォード・スミス空港(Kingsford Smith Airport)の出発ロビー!
まだ夜も明けきらぬうちに8連泊という驚異(!?)の長期滞在をしたカールトン・クレスト・ホテル(Carlton Crest Hotel)をチェック・アウトした私は、ホテルで呼んでもらったタクシーに乗り込んで、ここまで来たのである。

思えば1週間前、悪夢のような宣告をされてから、ようやく旅行ができる身体になったことで、いつもなら帰国当日など、帰国なんかしたくない!という感情が生じるのが、帰国できて嬉しいという気持ちを持っている自分がここにいる。
また、驚異(!?)の長期滞在のツケは、7枚にも及んだ精算書の数が雄弁に物語っている。
この支払いをするにあたって、手持ちのTC(traveller's cheque)だけでは、不足するのは火を見るよりも明らかで、やはりクレジット・カードに登場願うしかなさそうである。

ちなみに、悪夢の1週間のバランスシートは下表の通りで、海外旅行11回目にして、初めて保険の偉大さがわかりました。
私は、海外旅行傷害保険が出国後90日は自動的に付帯するNICOS CARDに加入しているおかげで、保険料の支払いは実質的にないのだが、仮に毎旅行ごとに1万円程度の保険料を払っていたとしても、アクシデントが一発あるだけで、元が取れてしまうのですな!
でも、こんなことで、チャラになってどうする!というのも一理あるよね〜

支払いの明細 金額(A$) 円換算 説明
Carlton Crest *Room Charge (1/1-5) 600.0 55,800 診療のための延泊料金
*Paid Out (for medecine) 87.7 8,160 薬代の立替払い分
Telephone 140.8 13,090 室内電話からの外線(日本へのコレクトコール含む)
Room Service Breakfast 40.5 3,770 12/31, 1/3, 1/4
Dinner 76.5 7,110 12/31, 1/1, 1/2, 1/3
*Hotel Doctor 800.0 74,400 医師の往診、通訳、時間外割増料金
シドニーでの当初支払い総額 1,745.5 162,330 クレジットカードによる支払い
海外旅行障害保険による補填額(*) -1,484 -138,000 円換算額は東京海上火災のレートによる
実質損害額 261.5 24,330 通信費を請求しなかったのがいけなかった?
海外旅行障害保険で補填される費用の範囲
  1. 医師または病院に支払った診療関係・入院関係の費用(緊急移送費や病院が利用できない場合のホテル等の宿泊施設の客室料も含む)
  2. 治療のために必要となった通訳雇入費用、交通費
  3. 義手、義足の修理費−但し、1回の事故につき、20万円が限度
  4. 入院により必要となった次の費用
    • 国際電話料等通信費
    • 入院に必要な身の回り品購入費(5万円が限度)
  5. 治療による入院により必要となった旅行行程復帰費用および帰国費用

そろそろ、私が乗るフライトの搭乗開始のアナウンスが始まるころだ。
シドニーから東京までは、トランジットの時間を含めて約14時間30分の長旅、「のんびり行こう日本!」というわけかな?
とりあえず、ブリスベンでの約4時間30分のトランジットをどう過ごすか。
でも、今まで1週間も何もしていなかったのに、今更この程度の時間の潰し方が気になるのかとも言えなくはないですな。

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