Costa del Sol (太陽の海岸)が呼んでいる

7/21(Tue) ネルハへの小旅行
宿泊先 Husa Anacapri / 6,000pta (\5,520) per night
[booking sites for you /agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)]
諸費用 Transportes Alsina Graells / Granada-Nerja: 1,090pta=\1,000
グラナダ市内バス: 120pta=\110
関連サイト 欧州総合リンク スペイン アンダルシア

グラナダからコスタ・デル・ソル(Costa del Sol)への日帰り旅行が今日の予定だ。
やはり、真夏の太陽が燦々と降り注ぐ日は、町中を歩き回るより、ビーチでのんびり過ごすのがベストだ。
もし、観光したいなら、太陽光線が入り込まないような鍾乳洞や洞窟みたいなところがあると涼しくていいだろう。
そういった困難な(!?)条件を満たしてくれそうなリゾート地が、私が今日行こうとしているネルハというわけだ。

ホテルでも朝食(750pta=\690)は取れるようだが、やはり町の空気が吸いたくなって外へ食べに行くことにする。
今日は平日ということもあって、町は通勤客らしき人がバスストップに列を作っている。
バル(bar)にも通勤途上で朝食を取ろうというような人が結構入っていて、私のような観光客はお呼びではないといった感じさえある。
まあ、食事に関するスペイン語の単語は、現地に10日もいれば少しは覚えられるので、それを使えばいいのだが、現地の人が次々に注文しているところに割り込むタイミングが難しい。
例えてみれば、昼食時の「吉野家」で、牛丼を頼むのにまごついているようなものだ。

さしものスペイン人でも出勤前は慌ただしくしているのが、こういうところにいるとよくわかる。
でも、よく見ると、真夏にスーツにネクタイなんていう格好は皆無だ。
一応は、襟付のシャツにスラックスを穿いているが、クソ暑くなるのがわかっていてそういうものを着て歩こうなんて思う人はいないらしい。
もちろん、オフィスに行けば、来客用にそういうものが用意している人もいるだろうが、銀行などに入った時もスーツの上着を着ている人は、見かけなかったように思う。
要は、夏でも涼しいオランダみたいな地方の人と、超エリートだけがそういう格好をしているのであって、日本のように酷暑の中で、そういう格好をするのは「主催者なき我慢大会」以外の何物でもないということに、日本のサラリーマンはいつになったら気づくのだろうか?


グラナダからネルハへのバス
(Transportes Alsina Graells 運賃: グラナダ-ネルハ/1,090pta=\1,000/1998年7月現在)
ちなみに、下記の時刻表はグラナダのバスターミナルで入手したものだが、極めて自己中心的というか、グラナダ発着のものしか掲載されてない代物だった。
でも、それがわかったのはネルハへ着いた後だったのだけれどね。
運転日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 * 平日 毎日 毎日 毎日
グラナダ(Granada) 7:30 - 9:00 10:00 11:00 - 13:00 - 16:00 17:00 17:30 19:00 - 20:00
Salobreña 8:45 - 10:00 11:00 12:00 - 14:00 - 17:00 18:00 (通過) 20:00 - 21:15
Almuñecar 9:00 - 10:15 11:15 12:15 - 14:15 - 17:15 18:15 19:30 20:15 - 21:30
- 10:00 10:45 11:45 - 13:30 14:30 15:00 17:30 18:45 - - 21:00 -
Herradura - 10:10 10:55 11:55 - 13:40 14:40 15:10 17:40 18:55 - - 21:10 -
ネルハ(Nerja) - 10:30 11:15 12:15 - 14:00 - 15:30 18:00 19:15 - - 21:30 -
Torre der Mar - - 11:45 - - - - - - - - - - -
*=毎日運転、但し、祝日はアルムニェカール(Almuñecar)止まり

運転日 * 平日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日 毎日
Torre der Mar - - - - - - - - 16:15 - - -
ネルハ(Nerja) - 6:30 8:00 - 12:00 - 14:30 - 16:45 19:00 - -
Herradura - 6:50 8:20 - 12:20 - 14:45 16:00 17:05 19:20 - -
Almuñecar - 7:05 8:35 - 12:35 - 15:00 16:15 17:15 19:30 - -
6:30 7:15 - 10:30 - 13:00 15:15 16:30 17:30 19:30 20:00 21:00
Salobreña 6:45 (通過) - 10:45 - 13:15 15:30 16:45 17:45 19:45 20:15 21:15
グラナダ(Granada) 8:00 9:00 - 12:00 - 14:30 16:45 18:00 19:00 20:45 21:15 22:30
*=毎日運転、但し、祝日はアルムニェカール(Almuñecar)発が7:00となる。

グラナダのバス・ターミナル10時を出発したバスは順調にネルハを目指して走る。
1時間ほど南下してサロブレーニャ(Salobreña)という町に着くと、もうそこは眩しいばかりに白い壁に太陽が反射して光り輝く「白い村(White Villages)」である。

さらに、途中のアルムニェカール(Almuñecar)で30分の小休止を取る・・・のはずが・・・私は、ドライバーにも確認して余裕のよっちゃんで、トイレに行き、土産物でも物色して「買い食いくん(バスターミナルでの小休止や、列車の乗り換えの合間毎に売店で菓子類を買ってムシャムシャ食べること)」していたら、あろうことか1台のバスが出発しようとしている。
嫌な予感が全身を走って、バスを追いかけるように、両手を挙げて制止すると、あろうことか私が乗っていたバスではないか!

間一髪セーフ!旅に緊張感があった時は、小休止の時にバスを降りて「買い食いくん」をする時も、出発予定の10分前には、生真面目な学生のようにバスの席についてしたのだが、最近は緊張感が薄れているせいか、こういう油断が生じてしまうようだ。
「30分休憩すると言っていたのに、まだ20分もたっていないではないか!」と心の中で毒づいても仕方がない。
スペイン人のアバウトさはいつものことだし、第一、このバスを乗り過ごしたら今日の予定はパー(!?)だと肝に命じていたハズなのにね〜
でも、ここで乗り遅れたらどうしたかって?
そんなことになったら、ここの町をうろつくしかなかったのかもしれないね〜
でも、たくさん人が乗り降りしたから、案外メジャーな観光地かもしれないが・・・

まあ、途中で置いてきぼりを食いそうになったものの、何とか無事に目的地へ行くことができそうだ。
アンダルシアと言えば、白い村(White Villages)が有名であるが、このバスのルート上でもこういったところが随所に見られる。
途中の切り立った断崖の上の道を走っている様を車窓から見ると、これでドライバーが運転を誤れば一環の終わりといったところばかりだ。
何しろ、ガードレールなんてものがないところを、スイスイと何事もなく走っているのだが、車中で寝ないで起きていると結構怖かったりするものだ。

グラナダからバスに乗ること約2時間、ようやく目的地に到着したようだ。
手元には、ほとんど地図などは無きに等しいが、皆が歩いて行く方向へ向かえばOKだ。
特に、ピンタダ通り(Calle Pintada)は土産屋が軒を並べているので、そろそろ終わりに近づいた旅の締め(土産の購入)をするのにはいいかもしれない。

ネルハ(Nerja)
Nerja Nerja
Nerja Nerja

ネルハの町は、ネルハの洞窟(Cueva de Nerja: 10:00-14:00, 16:00-20:00 但し、7月, 8月以外は18:30まで)を除けば、とりたてて見どころがあるわけではないが、その洞窟の中で行われるクラシックの舞踊音楽祭(Festival de la Cueva de Nerja)が、何と今日から26日までの日程で行われることになっているらしいのだ。

本当ならこれを見にいくべきだと思うだろう。
でも、ヨーロッパのバルコニー(Balcón de Europa)からの雄大な景色を眺め、ビールを飲みながらの心地よいランチ・タイムを取るうちに、シェスタ(siesta)の時間に突入してしまったのだ。
時計の針が2時を指すころには、私が土産を物色していた店はもとより、周りの店もガラガラとシャッターの音を立て始め、「いつ開くんだ?」の問いには、「たぶん5時だな」と・・・
古来のスペインの伝統であるシェスタ(siesta)は、ここでは厳格に守られているらしく、町全体の雰囲気が「暑い盛りにはお客だって来ないさ!ビーチで夕方までいなよ!」と言わんばかりであった。
何せ、唯一(!?)の観光地であるネルハの洞窟(Cueva de Nerja)だって再開は4時なのだ。
そうなればもうやることは一つしかないだろう。

そう、夏と言えば海、私のようなおじさんトラベラーが1人で行っても違和感をあまり感じないでいられるのがヨーロピアン・リゾートの最大の魅力だ。
もちろん、そのせいで、目の保養をしに行ったつもりが、思わぬ障害物(!?)に出くわすこともあるのだが、そういうお前こそ障害物だ!と言われたら一言もない。
でも、そういうことは一切気にしないフリをするのが必要なのだ。

それでは、日本の青少年・婦人団体の方々が見たら、脳溢血を起こして倒れそうなビーチの光景を紹介しよう。
ただ、ここの海はマヨルカ島に比べると、波が荒く、同じ地中海でも様相が一変するので、波遊びするには都合がいい。
それに、トップレスの美女たちは健在・・・ご覧の通り・・・

このあたりのビーチは小さなビーチ、というより天然のプライベートビーチになるようなところまで含めると居所に困ることはない。
例えばビーチの1つとして"A wonderful little beach between the rocks, just 500m from the city center. (Rocky beach)"として紹介されているところだ。
そういう岩影のようなところにタオルを敷いて家族やカップルで楽しむ人もいるが、そういうところの欠点は、物売りが来ないことである。
もちろん、ここでいう物売りとはジュースやビールを売りに来る人のことであって、いくらモロッコ(が近いからといっても、得体の知れないものを売りには来ない。
値段的には決して安くはないが、階段登って、市街まで歩く、しかも自動販売機なんてないし、店はシェスタ(siesta)で閉まっているかもしれない、という中では彼らは貴重な存在だ。
こういう時、日本て何て便利なの?と思うだろう。
いつでもジュースやビールが買えて・・・って!

でも、消費者にとって極度に便利だということは、自分が従業員側に回ったときには極度に労働条件が悪くなることを意味することに、そろそろ気づかなくてはいけない。
要するに、お互いにある程度の不便さを許容すれば、快適な人生が送れるかもしれないということに・・・
町中の旅行代理店の広告にあるような"Mallorca! 13nights 14days" "Ibiza! 6nights 7days"、こういうものが日本のショーウィンドウを飾るのはいつの日だろうか?

5時頃までビーチで過ごして、市街へ戻る。
シャワールームや更衣室なんて気の効いたものは、こういうところにはない。
現地の人たちも、水着の上に短パンを穿いて、Tシャツを着れば終わり!という感じで、別にシャワールームなんてなくてもお構いなしだ。

もちろん、濡れた水着はカフェのトイレか、誰も入ってこないような物陰で脱ぐのだろうが、ビーチに来る時だって、水着は短パンの下に穿いている。
女性の場合、ビキニのトップはあったりなかったりするけど・・・
結局、ビーチで寝ころんでいる間に、ビキニのトップは外したり付けたりするから、さしずめTシャツを着たり脱いだりするような感覚でいるのだろう。
5時といってもまだ太陽は燦々と降り注いでいるから、みんなが帰ろうとするような時間に来て、ちょっと陽に焼いてっていう人もいる。

ところで、風邪は直ったのかって?
そんなことは当の昔、でもないがすっかり忘れていたよ。
どうやらセビーリャのオスタルで貰った薬が効いたようだ。
やはり、旅先でかかった病気を直すには「旅先で売っている薬」に限るってか?
でも、これだけ遊びまくっても悪化しなかったっていうのは我ながら凄いと思うね!
海外旅行に賭ける執念(!?)ってやつかな〜これって・・・

先に載せたバスの時刻表もそうだが、私はカフェでビールを飲みながら、グラナダのバスターミナルで貰った時刻表と、ネルハの観光案内所で貰った時刻表を見比べて、いかにこれらの時刻表というのが自己中心的かがよくわかった。
何でかって?言うと、これらの時刻表を見ると、いかにもアルムニェカール(Almuñecar)とネルハ(Nerja)の間は、辺鄙でバスも1日数本しかないように見えるが、これはグラナダ発着という限定で書かれた時刻表で、ネルハでもらったものを組み合わせると、乗り継ぎがあるという不便さはあるが、移動の選択肢はもっとあるのだ。

つまり、バカンスを楽しみに来ているのに、そんなにタイトなスケジュールで動く奴なんかいるのか?っていうのが彼らの流儀で、遊びに行ってまで時間を気にするな!今日行けなければ明日行けば?っていう感じなのだろうね。
でも、どう見ても私が乗るバスは最終で、これを逃すと途中までタクシーということになることだけはわかる。
それに、あまり遅くなるとスペイン最後の晩餐が味気ないものになってしまうからね。

午後7時にネルハのバスターミナルを出発したバスは、来たときと同じように点在する白い村(White Villages)を縫うように走り、アルムニェカール(Almuñecar)で乗客の大半が入れ替わり、終着のグラナダを目指す。
私のように通しで乗る人は少なく、直通バスが1日4往復しかないという理由がわかるような気がした。
実は、ネルハへ行くのにはマラガ(Málaga)からバス(450pta=\410)に乗るのが一番便利なルートで、本数も1日13〜14往復もあるのだ。

午後9時前にグラナダのバスターミナルに到着、ここからは市内バスの3番に乗って市内へ行くだけだ。
まあ、昨日到着した時はどこで降りるのかわからなくて不安だったが、今日は2度目だから問題ない。
その気持ちは、英語に堪能な外国人ツーリストでも同じらしく、何と私になんかバス乗り場尋ねてくる人さえいる。
話してみると、あるアフリカの国(聞いたが忘れてしまった)の出身で、スペインの友人を訪ねるところらしく、グラナダには2〜3日滞在する程度らしい。
彼女の持っているメモが全部きれいな英語で書かれているし、失礼ながら黒人だったので、私はてっきりアメリカ人だと思って聞いたのだが、世界は広い。
私は、アフリカ出身の女性がバックパックを背負って、ヨーロッパを旅するという発想がまるでなかったが、きっと本国ではある程度の資産階級に属するのであろうか。
話をした時間は短いもの(長い時間話をできるボキャブラリーがないというのが現状!)だったが、言葉が話せるとこういう楽しみもちょくちょく生まれる。
帰国したら、今度こそ(!?)本格的に英語をやってみようかな?といつも思うけどね。

ここで、「日本人観光客なんかに道を聞く奴は泥棒か詐欺師だから注意せよ!」というコメントがガイドブックにはあるが、それは手ぶら同然の奴が相手だったら、のことだろうと私は解釈している。
私は相手がバックパックを持った外国人ツーリストだったり、観光地でカメラを下げた人だったら一応信用して、応対してあげるし、時にはカメラを渡して写真を撮ってもらうこともある。
要するに、何事もマニュアル通りにはいかないよ!と私は言いたいのだが、中には本に書いてあることと違うと言って、怒っている人がいるが、1年前、あるいは数年前の調査と現状が違っていても当たり前という単純なことに考えが及ばないのだろうかね。

と、いうことで今日、というより私のスペインでの全日程がこれにて終了ということになるのだが、ホテルでは昨夜のトンチンカンなやり取りが、余程印象に残ったと見えて、フロントのお姉さんは私の顔を見るなり、笑いをかみ殺しながらも、ルームナンバーも聞かずに鍵を寄越すほどになってしまった。

でも、とりあえずフロントのお姉さんが言っていた"polish"の意味が、ようやくわかったのだが、この意味は何のことはない、日本語でいう「ワックスがけ」のことで、2Fの廊下はその匂いでプンプンしていたのだ。
私は思わず、夕食を取るために外出するのに、フロントでキーを渡しながら「polishの意味がわかったよ」と中学生のように口走った。
お姉さんはその時、中学校の英語の先生にように満足そうに笑っていた。

¡Adiós España!

7/22(Wed) グラナダ 10:30-イベリア航空(IB)5432-11:40 バルセロナ(プラット) 13:10-KLMオランダ航空(KL)1672-15:30 アムセテルダム(スキポール)
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宿泊先 Rembrandt Classic (ex Rembrandt Residence) / \14,000 per night (日本で予約)
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)]
諸費用 タクシー / ホテル-グラナダ空港: 2,500pta=\2,300
オランダ国鉄(NS) / スキポール空港-中央駅: 6.25G=\450
アムステルダム・バス・トラム共通回数券<ストリッペンカールト(Strippenkaart) 15-strippenkaart / 11.5G=\830
関連サイト 欧州総合リンク オランダ スペイン アムステルダム アンダルシア

15日間にわたるスペイン・オランダ旅行もあと残り2日となってしまった。
とは言っても、実質的には一気に移動してしまうと疲れるからトランジットの合間にアムステルダムに1泊するといった感じだ。
従って、昨日で今回の旅行は終わっていると言っても過言ではない。

ともあれ、旅支度をしてグラナダ空港(Aeropuerto de Granada)へ行かなければすべては始まらないので、昨夜のうちに頼んでおいたタクシーに乗って行く・・・はずだったのだが・・・ここまでの経験で、フロントマンに念のために尋ねると、案の定、タクシーを呼んでなんかいなかったようだ。
昨夜は例のお姉さんだったのが、今朝は彼女のボスと思われる人に変わっていたので不安になって聞いたのが良かったようだ。
あらためてタクシーを呼んでもらって事なきを得たが、外国旅行では日本のように正確な事務引き継ぎが行われているなんて思わない方が身のためだ。

でも、何でバスで行かないのか?って・・・
何と言っても、昨日、フロントのお姉さんが見せてくれたイベリア航空のバス<Route: Airport, la Caleta, all bus stops on the Gran Vía,  Fuente de las Batallas (in front of the department store The Corte inglés), Palacio de Congresos>だと、午前便が7:45発と10:15発のバスしかないからだ。
7:45発じゃ早く空港へ着き過ぎるし、ゆっくり寝てられないからだよ・・・

ただ、ここで1つ大きな疑問が・・・
普通、航空会社のバスが、いずれのフライトにも接続してないなんてことがあるのか?ということなんだ。
航空会社のtimetableを見ても、この10:15発のバスに接続するフライトがないんだ。
もしかすると、ホテルで持っていたリストが古かったのかも?と思ったのは、何と帰国後のことなんだ。
バスなら425pta(\390)で行けるものを、タクシーに乗ったがために2,500pta(\2,300)もかけて・・・
どうも今回の旅行は、タクシーを使うとあまりいいことがないような感じだったね!

空港のロビーは、それほど広くなく、それこそ早く来てしまうと何もすることがないみたいだ。
私はバルセロナで飛行機を乗り継いで、最終目的地であるアムステルダムに向かうことになっているので、荷物も通しで預けようと思ったのだが、どうやらそれがダメで、一旦、バルセロナでピックアップしなければならないとのことだ。
近くにいた阪神航空の添乗員のお姉さんもあきれ顔で、「バルセロナだけよ!こういうシステムなのは・・・普通のところだと、スルーで預けられるものよ。それに私たちなんか明日乗り継ぐフライトもイベリアなんだから・・・」というくらいだから、さすが、スペイン!ていうところなのかな?
まあ、考えようによっちゃ、途中で荷物が別のところにいってしまうリスクがなくなるだけマシということも言えるけどね。

心配していたイベリア航空のフライトの遅れはなく、無事にバルセロナに到着できて私はホッとしている。
まして、免税店で買い物までする余裕ができたことに対して、神に感謝したくらいだ。
これがいつものように遅延したりすると、日本語の通じないところで、つたない英語を使っての必死(!?)の交渉をしなければならなかったからだ。
ちなみに、KLMのフライトに無事に乗り継げたことは言うまでもないだろう。
そして、飛行機が滑走路から離陸したとき、私は心の中で言った・・・

"¡Adiós España!"

アムステルダムのスキポール空港(Schiphol Airport)は欧州随一のハブ空港と言ってもいいかもしれない。
各フライトの乗り継ぎの便利さは言うに及ばず、アムステルダム中央駅へのアクセスもオランダ国鉄(NS/Nederlandse Spoorwegen)を使えば、わずか20分余りの距離である。
でも、こんなに市街に近くて離発着時の騒音問題とかないのだろうか?と思うのだけどね。

オランダの気候は、夏でも冷涼である。
時折、観光パンフレットにビキニ姿の美女が載っていることがあるが、同じベネルクスのベルギーの滞在経験を含めても、少なくとも7月や9月にそういう格好ができる日を私は体験したことがない。
むしろ、コートを羽織った女性をたくさん見かけるに及んで、このパンフレットは「寒さ我慢大会のお知らせ」なのかと思ったくらいの時もある。
そして、今日も列車の中は、長袖を着ている人が多いのを見て、ヤッパリね!と思った反面で、コートを羽織っている人がいないのを見てホッとしたものだ。

アムステルダム中央駅は東京駅のモデルとなったと言われる駅舎が特徴的である。
そこでは、各地に出発する人や、私のようにこれからここに滞在しようとしている人たちで溢れかえっている。
もちろん、ヒッピーのメッカと言われただけあって、バックパッカーの数も多く、ほんの1週間ほど、マヨルカ島とアンダルシアに滞在しただけで、あまりの人ごみに目眩がしそうだ。
こんなことでは帰国した後に仕事ができるかどうか不安である。

そして、そこから私の今夜のホテルへはトラムの4番か9番に乗って、レンブラント広場(Rembrandtplein)で下車すればいい。
トラムの切符は、ストリッペンカールト<Strippenkaart=回数券(15): 11.5NLG=\830>を買うのが効率的でいいが、たった1泊でしかも1人旅の場合は個別に買った方がいい場合もある。
ただ、最低運賃が3NLG(\220)なので、1回か2回しか乗らないという確信がある場合以外は、素直に回数券にした方がいいだろう。

とりあえず、ホテルに荷物を置いたらどうするか?と言えば、夕食なのであるが、ここは食事が不味いことでは有名なオランダ、どこへ行くかというと、アムステルダムでは行きつけの店となった、インドネシア料理の"Puri Mas"を置いてほかにないだろう。
総額 44.25NLG(\3,200)の夕食は、決して安くはなかったが、満足のいくものだった

夕食が終わり、町中をブラブラと散策してみる。
例のインドネシア料理店の近くがライツェ広場(Leidseplein)なので、夜遅くまで賑やかである。
町中を散策していると観光客に混じって無国籍みたいな奴がたくさんうろうろしている。
もし、そういう奴と友達になってドラッグを試したければ、安宿に泊まって、ダム広場(Dam)あたりのコーヒーショップへ案内してもらえばいい。
ここでは、カフェが普通の喫茶店、コーヒーショップはドラッグを売る店だからだ。

今日は夜の9時半になっても気温があまり下がらず、21℃という奇跡のような状況である。
この程度なら長袖を着なくてもそれほど寒くもないが、現地の人はちゃんと長袖を持っていて防寒(!?)対策バッチリである。
真夏にスーツというのは、こういう気候の中で着られるものだということがよくわかる。
こういう気候の中でもタンクトップを着ている女の子がいるが、もしかすると、彼女たちみたいな人が、北海沿岸のリゾートで遊んだりできるのだろう。

夜のお楽しみは、飾り窓(Red light District)が日本男児の一番の楽しみだが、今日は貴重品持参で来ているので、それはあまりにも危険というものであろう。
楽しんでいるうちにパスポートがなくなっていたなんていうことになったら目も当てられないからね。

じゃあ、どこへ?っていうわけで行ったのはカジノだ。
でも、入場料(7.5NLG=\540)を払って、勇んでゲームに臨んだのはいいが、戦果は惨敗というのが相応しい負け方だったね!
全く良いところなし、軍資金の200NLG(\14,460)とUS$200(384NLG=\27,760)を合わせた約4万円は一瞬でパー!
まるで、W杯の日本代表みたいだったね・・・

John Neuffer said, Prime Minister Obuchi has the pizzazz of cold pizza.

7/23(Thu) アムステルダム市内観光
アムステルダム(スキポール) 14:30-KLMオランダ航空(KL)861-翌8:30 東京(成田)
関連サイト らっしゃい東京 (http://www.tcvb.or.jp/)
成田空港 (http://www.narita-airport.jp/)

いよいよ帰国の日がやってきた。
天気は薄曇り、時折冷たい風が吹いたりして、町行く人たちはみんな長袖を着ている。
半袖なんか着て外出しようというのは私のような酔狂な観光客だけである。

ホテルのレストランで朝食を取ったが、思ったより不味くはなく、当地の食事にしては出来がいいようだ。
このあと、特にやることもなかったので、時間潰しを兼ねてアンネ・フランクの家(Anne Frankhuis / 10NLG=\720)へ行ってみることにする。
ナチス(The Nazis)に迫害されたユダヤ人の少女の纏わる史跡を、こんな天気の日に見るのも運命のいたずらなのか、まるで自分が連行されるような気さえする陰鬱な陽気だ。

ここではアンネ一家を襲ったナチス(The Nazis)の迫害の歴史を映したinteractive TVに見入っている人も多く、あらためて歴史に直面しようという現地の人たちの姿を垣間見ることができる。
これが日本なら必ず右翼の妨害がありそうなものだが、ここではネオナチ(neo-Nazi)の妨害に対して、どういうことが行われているのだろうか?
日本からの海外視察団と称する観光議員団も少しは見ておいて欲しいものである。
そうすれば、少しは民主主義をないがしろにした代償が何であるかわかるはずだ。

私の手元に一冊の本「未来に向けての歴史の叫び(日本語版)」がある。
この中での一文を紹介して、今回の旅行の観光日程を終わりにしたい。

「ここには、ユダヤ人虐殺のはかりしれない悲劇と、人間の生命と才能を無にする行為と、自由な人々が全体主義運動抑圧の早期行動を取らなかったことによる代償とが示されている。」(イェフーダ・レヴ)


ユダヤ人に対する虐殺の歴史を見たあとで、スキポール空港(Schiphol Airport)の出発ロビーにいると、ことさら平和の大切さを感じられる。
欧州人のバカンスシーズンがピークを迎えつつあるのか、チェックイン・カウンターや出国審査場は長蛇の列だし、ここにいる人の顔には、これからバカンスを楽しもうという人たちの笑顔が溢れている。
リゾート地へ向かうチャーター便とも思えるエア・ラインの出発表示もあるし、家族や仲間で談笑する姿もあちこちに見られる。

ところで、私の乗るフライトはどうかというと、予想されたこととはいえ、日本人観光客で満員御礼ありがとうございます、って感じなんだ。
出発予定時間になっても搭乗できるどころか、セキュリティ・チェックすら長蛇の列ができていて、まだまだ出発なんか!って状態だ。
それに、到着便すら遅れているくらいだから、こりゃ乗れるわけねえや!

でも、到着便から吐き出されてきた団体の客層を見て私は怒りが沸いたね。
なぜかって・・・
日本のマスコミが言う弱者様が大量に乗っていたからだよ。
消費税が5%になって主婦はやりくりが大変だ?預金利子が少なくて年金生活の年寄りは大変だ?
それで、てめえら海外旅行か・・・超ド級の円安で、しかもツアー料金はピークに近いものがあるぞ・・・

そして、橋龍がこけて、次に首相になったのが、アメリカの政治アナリスト、ジョン・ノイファー(John Neuffer)に「冷めたピザ」と酷評された小渕くん!
さらに「冷めたピザは温まるか(Newsweek Japan 1998.8.5)」とまで書かれ、国内でも総スカン、結構こんな人に限って、長持ちしたりするかもしれないね・・・
なぜかって?最初が悪ければ、それ以上悪くなりようがないし、なまじっか、期待されてない分だけ気楽にできるからね。

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