トニーさんに連れられて

9/8(Hol) ゴゾ島へのエクスカーション
宿泊先 佐藤さん宅でのホームステイ
諸費用 ツアー代金(トニーさんへ): 30LM=\8,040
ゴゾフェリー / 車+ドライバー: 5.75LM=\1,540 / 一般: 1.75LM=\470
関連サイト 欧州総合リンク マルタ ゴゾ島

今日は前回マルタに来た時に行こうと思っていたゴゾ島への日帰りドライブ旅行をした。
ドライバーは、日本人女性大好きのトニーさん、例年ならホームステイをしている女性たちをドライブ旅行へ連れて行くのだが、あいにくこの日の同乗者は私だけでさぞかし残念だっただろう。
ちなみに、これは彼のサイドビジネス(これは和製英語、英訳はsideline business又はside job)なので、特に先約がなければ喜んで来てくれると佐藤さんは言う。
簡単な英会話ができれば彼とのコミュニケーションは十分にとれるので、語学留学や個人旅行でマルタへ来ているならば何も心配することはないだろう。


バレッタやスリエマからゴゾ・フェリー・ターミナルのあるチャルケウワ(Cirkewwa)に行くためには、次のバスルートが利用できる。
バスNo. 主な経由地(Main Trips Route) 時刻表(Timetable)
45 Valletta-Msida Creek-Lija Cemetry-Mosta Dome-St. Paul's Bay-Xemxija Bay-Mellieha Heights-Ghadira Bay-Cirkewwa (Gozo Ferry Boat Terminal) summer winter
645 Sliema Ferries-Tower Road-St. Julians Bay-Paceville-St. Andrews-Dolphinarium-Coastline Hotel-St. Paul's Bay-Xemxija Heights-Mellieha Bay-Cirkewwa (Gozo Ferry Boat Terminal) summer winter

マルタ本島を車でひた走り、チャルケウワ(Cirkewwa)からゴゾ島へフェリーで渡るとイムジャール(Mgarr)に到着する。
私たちは車で島内観光となるわけだが、バスとフェリーを乗り継いで来た人は、ここでもバス(25)を利用することになる。
ところが、ゴゾ島内のバス便は本数が少ないので、目的地を絞っておかないと帰ることができなくなるかもしれないので注意が必要だ。
特に、ビーチリゾート(summer resort)して有名なマルサルフォルン(Marsalforn)へ行く21、シレンディ(Xlendi)へ行く87と、遺跡や鍾乳洞の集まるシャーラ(Xaghra)へ行く64、65に、フェリーと接続する25を除けば、利用しやすいとはお世辞にも言えないだろう。
もし、島で泊まるなら島内各地へのバス便のあるビクトリア(Victoria)を中心に考えておいた方がいいかもしれない。
ちなみに、ビクトリアと呼ばれている町は英国統治時代の1897年にラバト(Rabat)を改名したものである。

ゴゾ島の風景
Popeye Village the town view from Citadel
ポパイ・ビレッジ(マルタ本島) チタデル(大城塞)からの眺め
Citadel Citadel
チタデル(大城塞)
Azure Window Azure Window
アズレ・ウインドゥ ファンガス・ロック
Ta' Pinu Church Ta' Pinu Church
タ・ピヌ教会

最初の訪問地はチタデル(The Citadel)、ここはゴゾの象徴となる要塞で、中には聖マリアのカテドラル(ゴゾ・カテドラル)がすぐ正面に見える。
上からの眺めはゴゾ全体を見渡すかのようなパノラマで、周囲には聖ジェームス教会(St. James's Church)や聖ジョージ大聖堂(St George's Basilica)など著名な教会もあり、ビクトリアが名実ともにゴゾ観光の拠点であることがわかる。

次に行ったのはシレンディ(Xlendi)、ここはビーチを中心とした村で、割合にバスの便(87)もよく夕方の4時くらいまで約1時間毎にあるので、ビクトリアからの日帰りで行けるだろう。
観光拠点としては特に見どころがあるわけではなく、トニーさんにしてみればビーチとして有名な観光地だったから寄ってくれただけのようだ。

3番目はパックツアーでも必ず寄るという、アズレ・ウインドゥ(Azure Window)とファンガス・ロック(The Fungus Rock)、西海岸のドウェイラ湾(Dwejra Bay)はこれらの景勝地があることでも有名だ。
このあたりは海がとても綺麗で、ダイバーにはとても人気だと言われるのも納得できるものがある。
もちろん単に泳ぐだけでも素晴らしいバカンスが楽しめることだろう。
但し、公共交通は91のバスが午前中に数本、午後は夕方に1本あるだけなので、車がないと行くには不便と思われる。

4番目はタ・ピヌ教会(Ta' Pinu Church)、アールブ(Gharb)から約1.5km離れたところにあるこの教会は、街道の真ん中に突然現れたような感じで立っている。
取りたてて見どころがあるわけではなさそうなところだが、実のところ、ここはマルタ本島やゴゾから多数の巡礼者が訪れ、現地の人にとっては聖地となっていると、現地のガイドブックには書かれている。(The sanctuary is today a place of pilgrimage to thousands of devotees from Malta and Gozo.)

最後はマルサルフォルン(Marsalforn)、ここは現地の人にとって最も有名なリゾート地で、ホテルやレストランが立ち並び、泊まりで来るならここが一番便利なところだろう。
現地のガイドブックによればシーフードがお薦めとのこと。(The restaurants specialize in sea-food dishes.)
確かに景色もいいし、昼食など取るにもいいかもしれないが、とりえあず今日のところはこれまでか。

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