カンピオーネも行ってみたかったけれど

9/6(Thu) コモ湖へのエクスカーション
宿泊先 Novotel Milan Nord Ca' Granda / \8,700 (155,000L=EUR80) per night
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語) アップルワールド (日本語)]
諸費用 Ferrovia Nord Milano Esercizio / ミラノ-コモ湖: 5,500L(EUR2.84)=\300
Funicolare(コモ湖)往復: 7,200L(EUR3.72)=\400
メトロ / 1回券: 1,500L(EUR0.77)=\80
タクシー / ミラノ中央駅-ホテル: 10,800L(EUR5.58)=\600
ミラノ中央駅の荷物預かり: 5,000L(EUR2.58)=\280
関連サイト 欧州総合リンク イタリア ミラノとその周辺

コモ湖(Lago di Como)へ行く列車は、主要幹線が出発する中央駅でなくノルド駅(Nord)から乗ることになる。
ここへ行くには中央駅(Centrale F.S.)からはメトロの緑線(M2)に乗って5つめのカドルナ(Cadorna F.N. Triennale)で下りて、連絡通路を行くと到達することができる。
ちなみに、空港へ行くマルペンサ・エクスプレス(Malpensa Exprerss)もこの駅から出るので間違いないようにしよう。

ミラノのノルド駅から列車に揺られること約1時間、避暑地としても有名なコモ湖(Como Nord Lago)に到着する。
ここは、緑豊かな山々に囲まれ、昔からヨーロッパの貴族や著名な芸術家の避暑地として賑わっていたと言われるように、湖畔は豪華な雰囲気が漂っている。

実のところ私は、数日前にある投資の掲示板でタックスヘブン(tax haven)の1つとして話題になっていたカンピオーネ(Campione)へ視察旅行を考えていたのだ。
ただ、ミラノからスイスのルガノ(Lugano)まではIC(Inter-city Train)で約1時間半の距離とはいえ、カジノなどのエンターテイメントをやらずに単に日帰りするにはもったいないし、高級避暑地のイメージがあるので、ラフな服装で出入りできるかどうかの自信がなかったのでやめたのだ。
それにスイスのプライベートバンクなどに口座を開くだけの資産もないしね。


Lake Como Lake Como
Lake Como

コモ湖のアクティビティの1つにトレッキングがあり、ケーブルカー(Funicolare)で山頂に上って、そこから景色を楽しみながら山を下りてくることもできる。
観光案内所の地図を見ると、山麓駅のあるブルナーテ村(Brunate)へ下りてくるもののほかに、様々なトレッキングルートがあり、自分の体力と時間に応じて選択するようになっているようだ。
まあ、私は屋外のレストランで、心地よい風に吹かれながら昼食を取り、山頂付近を散策する程度で十分だここは、意外にも日本語メニューの置いてあるレストランまであり、恐るべしジャパニーズパワー、ミラノだけではなく、こんなところにまで足を伸ばす人がそんなにいるとは・・・
ちなみにコモ湖の写真を取る場所として、ご丁寧にも"Panorama su Como"という案内があり、確かにそこからの眺めはいいのだが・・・
やはり独自のロケーションを探すにはしばらく歩かないといけないようだね。
でも、ビールで火照った体には酷というものかな?

帰りは町中をしばし散策してからコモ湖を後にする。
ミラノでは友人の花街氏ご推薦のレストランを探してしばし街を彷徨う。
彼曰く「名前は忘れたが、スカラ座からメトロのモンテ・ナポレオーネ駅(Monte Napoleone)の方に歩くと、右手方向に大きな鉄の門があり、向かいにBARがあるところ」というかなり漠然とした情報。
どうやらマンツォーニ通り(Via Manzoni)沿いのあるという当りを付け、向かいに"Bar Biffino"という雰囲気が良さそうなバーがあるので、おそらく彼が言っていたレストランは"Don Lisander"だろうという判断をする。
一人では入りすらかったが、勇気をもって行ってみると、「予約はあるか?」と・・・
「ない」と答えるとあっさりと満員だと・・・
とてもそうは見えなかったが、デイバッグを持った貧乏そうなスタイルがいけなかったのか?
結局は昨日と同じところで夕食を取ることにしたのだった。

佐藤さん、トニーさんとの再会

9/7(Fri) ミラノ(マルペンサ) 13:25-アリタリア航空(AZ)884-15:20 マルタ(ルア)
宿泊先 佐藤さん宅でのホームステイ
(詳細は「中央地中海通信」のサイトから問い合わせを)
諸費用 タクシー / ホテル-ミラノ中央駅: 10,800L(EUR5.58)=\600
空港リムジン: 8,000L(EUR4.13)=\450
関連サイト 欧州総合リンク イタリア マルタ ミラノとその周辺

私がマルタ在住の佐藤さんと縁ができたのは、2年前の入院騒ぎのときだった。
当時、私は友人と一緒にチュニジアとマルタを旅行していたのだが、当初の予定には佐藤さんと会うことは予定に入っておらず、また私がインターネットというものを使って旅の情報収集をしたのはこの時が初めてのことだったのだ。
偶然持ち合わせた彼女の連絡先、これが彼女との縁の始まりであった。

そして、今年、そのときのお礼も兼ねて私はマルタ行きの旅行を企画したのだった。
ミラノからアリタリア航空に乗ってマルタ国際空港(Malta International Airport)に下り立ったとき、懐かしのトニーさんが迎えに来てくれていた。
ちなみに、バスで市街に出るならbWのバスを使うことになるだろう。
佐藤さんの自宅までバスで来るなら、さらに41に乗り換えて、カッパーラ(Kappara)まで行き、少し歩くことになる。

バス No. 主な経由地(Main Trips Route) 時刻表(Timetable)
8 Valletta-Marsa-Paola-Tarxien-Birid-Deheb-Ghaxaq-Gudja stop at Airport summer winter
41 Valletta-Msida-Malta University-Kappara-Taz Zwejt-San Gwann summer winter

tango lessonトニーさんは佐藤さんのマルタでの友人で、私は前回、彼のアパートに泊めてもらったのだ。
今回は、佐藤さんの自宅にホームステイしている人がいないので、特別に泊めてもらえることになった。
佐藤さん曰く、本来、ここは女性のホームステイを専門に受け入れており、男性の場合は別のホストファミリーのところへ泊まるか、ホテルなどへ泊まるのが原則になっているらしいのだ。
と、いうことで本来なら3人部屋であるゲストルームを私1人で占領するラッキーな巡り合わせと、彼女は言った。

夜になって佐藤さんの長女の友人がタンゴのレッスンをやっているとのことで、本来なら非公開の練習を見せてもらえることになった。
テレビでは見たことがあったものの、実物を見るのは初めてだったので、どんなものか興味があったからだ。
ただ、見学時間が1時間30分とロングランだったのが災いして途中で寝てしまった私。
長旅の疲れなのだろうが、やはりこういうものは自分でやらないと間が持たないのだろうな。
ダイエットにもいいようだし(笑)

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