私はこの旅行の前にベトナム旅行を経験した人からホーチミンに関するアドバイスをもらっていた。
１つは、タンソンニャット空港から市内へのアクセス、もう１つはお薦めのホテルについてだった。
彼女らによると、デタム通り(De Tham)やファングーラオ通り(Pham Ngu Lao)、ブイビエン通り(Bui
Vien)あたりに泊まると、格安なレストランや旅行会社も近くなのでお薦めだという。
その中でもビ・サイゴン(Bi Saigon)は、「新・好きになっちゃったベトナム
」の著者、下川裕治氏も薦めているところだ。
その他、彼の本に掲載されているデタム通りのお薦めホテルは、フォン・ナン(Phong Nam/Southern Hotel)、ホアン・リン(Hoang Linh)、ホテル265(Hotel 265)、ラン・アン(Lan Anh)などだ。
しかしながら、私はこれらのホテルには泊まらなかった。
実はタンソンニャット国際空港(Tan Son Nhat International Airport)の観光案内所では、ホテルの予約とタクシークーポンの販売(USドルでもベトナムドンでも支払い可)をしてくれるのだが、これらのホテルは空港のリストにはなかったのだ。
で、同等のホテルということで薦められたのが、ドゥナ・ホテル(Duna Hotel)で、私はここに泊まることにしたのだ。
タクシークーポンは４ドルのはずだが、タクシーに乗ると、ドライバーが１ドル寄越せと煩い。
なぜだ？と聞いても要領を得ない答えが返ってくる。
彼曰く「コミッションとか税金とか？」
後日、現地の日本食堂「どらえもん」に入り浸っていたおじさんたちに聞いたら「騙されたんじゃねえか？」って・・・当然すぎる答えで・・・
でも、逆に翌日のホテルから空港までは５ドルのクーポンだったし、２回目にタンソニャット空港から市内へ行ったときも同じシチュエーションだった。
誰か正解を教えてくれ！
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T&Tトラベルの中の「T&Tトラベルについて」を見ると正解が出ているようだ。 |
ドゥナ・ホテル(Duna Hotel)は、デタム通りにある格安レストラン、インターネットカフェ、旅行会社には近く便利だった。
T&Tトラベル、シンカフェ(Sinh Cafe Travel)、Kim Cafe Travel、Fidi Touristはすべてこの周辺にある。
しかし、ホーチミンの観光名所には少し遠かった。
その多くはドンコイ通り(Dong Khoi)にあるホテルからの方が便利で、デタム通りからドンコイ通りまでは、バイクタクシーに挑戦することになる。
私は運良く5,000ドン(\40)で乗ることができたが、多くの場合、ボラれることになるだろう。
私の経験では１ドル(15,000ドン=\123)を上限に交渉するといいかもしれない。
もちろん、それでも払いすぎのような感じはするが、後難を避けるためにチップと思って払う方がいいかもしれない。
但し、それ以上になったらメータータクシーの方が安全であることを言っておきたい。
ベトナムレストラン「レモン・グラス」
(住所: 4 Nguyen Thiep Street, Dist. 1, Ho Chi Minh City) |
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夕方、私はレストランを探してドンコイ通り周辺を彷徨っていた。
ホーチンミンには、歩道上に置かれた折畳式のテーブルのところに座って食事をするところが多くあるが、そういうところで食事をするのは後日にしようと考えていたからだ。
ライトアップされた市民劇場(City Opera House)の写真を撮り、自称観光ガイドや物売りなどと話をしているうちに時間は過ぎていった。
そして、街を歩いているうちに出会ったのが、コブナ氏だった。
私は彼が１人旅かと思って声をかけたのだが、意外にもグループツアーで来ていたのだった。
メンバーは男性がコブナ氏に、よしたか氏、女性が麻知子さんに、ようこさんだった。
そう、彼らと一緒に夕食を共にしたレストランがレモン・グラス(Lemon Grass)だ。
１人当たり$14(210,000VND=\1,720)の豪華な夕食だったが、初日から素敵な出会いがあったことが嬉しかった。
この場であらためて出会いのきっかけを作ってくれたコブナ氏にはお礼を言いたい。
私が泊まったドゥナ・ホテル(Duna Hotel)は、格安ホテルの割には設備が充実していたように思う。
エアコン付き、シャワー・トイレは部屋の中にあるし、冷蔵庫もあって、中に飲み物が入っているが、デタム通りのレストラン並みの価格で飲める。
朝食はついているが、町中でフォー(麺=pho)を食べるというのも捨てがたいものがある。
まあ、少なくとも空港で高いハンバーガー($4=60,000VND=\490)を食べるのは避けた方がいいだろう。
マクドナルドのビッグマックより高いぞ！
シェムリアップ空港(Siem Reap Angkor International Airport)でビザを取るのは非常に簡単だ。
はっきり言って短期の観光旅行であれば本国で申請する必要はないかもしれない。
一番の問題はホテルなのだが、交渉が苦にならないのであれば、バイクタクシーのドライバーにドル建ての予算を言えば適当なところを紹介してくれる。
ちなみに観光案内所はないので、交渉が嫌ならあらかじめホテルを取ることをお勧めする。
現地通貨への両替は空港の銀行でできるので、これはバイクタクシーで市内を移動するときや何か小物を買うときの交渉のためにしておこう。
ちなみに、シェムリアップの空港には「アンコールエクスプローラーズ(Angkor
Explorers)」という日本語の小冊子があるのだが、到着ロビーでなく、出発ロビーなのだ。
何か違わないか？
Home Sweet Home Guest Houseは、バイクタクシーのドライバーに連れてきてもらったところだ。
このゲストハウスは大きなベッドルームにバスタブ、エアコンが付いてわずか$15
(\1,850)だった。
しかもリクエストに応じて食事ができ、冷たい飲み物が飲めた。
私はここに泊まることに決め、バンコクから来るたがめいぬ氏とKaji氏のためにもう１部屋予約した。
彼らはバンコクエアーウエイズ(PG)936便でシェムリアップに15:40に到着することになっていた。
昼食を取ったり、部屋で寛いでいるうちに時間がなくなってしまったので、空港へバイクタクシー３台を連ねて迎えに行くことにした。
スコールの中、カンボジア人に混じって空港で彼らを待っていると、なんだか自分も現地人になったような気がした。
空港は閑散としており、バンコクから来た人は彼らを含めて１０人くらいしかいないようだった。
とにかく、スコールが降っていたので町中で彼らを待たずに、空港へ迎えに行って正解だったようだ。
ところで、Ｓ木さんのアドバイスで買った雨カッパ、この日は使わなかった。
なぜならバイクタクシーのドライバーが私の頭にも被せてくれたからだ。
とりあえず、今夜は彼らと部屋で祝杯だ！ようこそカンボジアへ！俺が言うことではないな！
Khoum Svay Dangkom Phoum, Taehoul Krom12 No212 Siem Reap Cambodia
