カンボジアのこどもたち

9/23(Mon) バイクタクシー(motodop)チャーターによるアンコール遺跡(Angkor Complex)観光<バイヨンタ・ケウタ・プロームバンテアイ・クディスラ・スランオールド・マーケットトレンサップ湖プノン・クロム
宿泊先 Home Sweet Home Guest House / US$15 (\1,850) per night
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com (英語・日本語)]
アンコールパス Admission to the temples is well regulated and admission prices are steep: US$20 for a one day pass, US$40 for three days, and US$60 for a week. In addition to cash you'll need one passport photo except a one day pass. Without your photo, officials will take it in the ticket office for free. Tickets can be purchased in the office on the road to Angkor Wat. Hang on to it as you'll be asked to show it at nearly every temple!
アンコール遺跡の入場料は、はっきりと決まっているが、これらの値段は(現地の物価水準からすると)異様に高い。1日パスがUS$20(\2,470)、3日パスがUS$40(\4,930)、1週間のパスはUS$60(\7,400)である。また、入場料(ドルの現金)に加え、1日パスを除いて、パスポートサイズの写真が必要である。但し、写真を持ってなくとも係官がその場で無料で写真を撮ってくれる。アンコールパスはアンコールワットへの街道沿いのオフィスで買うことができる。遺跡が近づくとパスを見せてくれと要求されるので、それまでなくさないように!
諸費用 バイクタクシーチャーター /1日1台: $10 (\1,230)
トンレサップ湖クルーズ / $10 (\1,230) per person (これはぼられた金額で、実際は1艘につき$20が相場と言われている)
関連サイト アジア総合リンク カンボジア
日本語ガイドブック「アンコール・エクスプローラーズ(Angkor Explorers)」
Khoum Svay Dangkom Phoum, Taehoul Krom12 No212 Siem Reap Cambodia
℡ +855-(0)12-959-310, +855-(0)12-663-543 (英語・日本語)
E-mail: angkor_explorers@yahoo.co.jp

in front of guest houseアンコール遺跡を巡るには主に、現地ツアーを利用するのと、タクシーやバイクタクシー(モトドップ=motodop)をチャーターする方法がある。
はっきり言って、3人いればタクシーをチャーターした方が安全だし、安いと思う。
現地の日本語情報誌「アンコールエクスポロラーズ」によると、バイクタクシーでアンコール遺跡群を巡るだけなら、だいたい$5から$8ぐらいだと書いてある。
しかし、クメール語が話せない旅行者があまり多くを期待しない方がいいかもしれない。
事実、英語のインターネットサイト"Cambodia Adventures"にはだいたい$10と書いてある。
なお、今現在、公式にはシェムリアップ・エリア内で外国人が自転車やバイクを借りて自分で運転することは認められていない(Officially foreigners are not allowed anymore to rent and drive themselves bicycles, motorbikes (big or small) in the Siem Reap area.)と伝えられている。
しかし、カンボジアの公式声明の影響力は、日本やドイツのそれと違うことだけは言えるかもしれない。

さて、ゲストハウスにあるレストランで、$4(\490)もする高価なアメリカン・ブレックファーストを食べた私たちは3台のバイクに分乗してアンコールワット巡りに出発する。
ちなみに、アンコール・エクスプローラーズによると、現地の人の食事は2,000リエル($0.5=\60)くらいらしい。
おそらく1日$1以下で暮らす人もいる中で、20歳程度の若さで、彼らはバイクに乗り、携帯電話すら持っているカンボジアのリッチマンだ。
彼らにとって1人$10も払う我々は「飛んで火に入る夏の虫(That's a case of the moth flying into the flame.)」に等しいのかもしれない。

「あなた方、お休みいいですね!」とチケット売り場の女性は言う。

「この仕事大変です。毎日、朝の4時から夕方の5時30分まで(働いています)。休みもありません。あなた方お休みいいですね。」とアンコール遺跡のチケット売り場の女性は言う。
彼女は英語と日本語が堪能だが、外資系の会社など優良な勤務先があまりないように見えるカンボジアではこういう有能な女性が単純労働しかできないのだろう。
そう、「あなた方お休みいいですね。」の言葉は我々がいかに恵まれているかを如実に伝えている。
だからこそ、この私たちの豊かさを後世に伝えなければならないのだ。

アンコールトムの南大門を通過し、バイヨンに行く。
南大門のところではエレファント・ライドができるが、ここは何もせずに通過しただけだ。
観光が終わる頃、何人かの物売りや客引きが寄ってくる。
たいてい$1か$2で品物を売ってくるが、飲み物に関しての言い値は現地の物価水準からするとおそろしく高い。
日本でもコカコーラは120円(約1ドル)、カンボジアで同じはずがないだろう。
彼らの言い値は絵はがき10枚が$1、Tシャツ1枚は$2、下の写真の女の子ももちろん物売りだ。
同情して買いたくなるのはやまやまだが・・・。


a little peddler in Bayon a little peddler in Bayon
買って!安いよ! 買ってくれるかな?
a little peddler in Bayon stick in the mud
交渉決裂? リトルガールの仕返しか?

物売りの少女は言う-「兄さん買わない!私、怒ってる!」

遺跡見物はタ・ケウタ・プロームバンテアイ・クディスラ・スランと続く。
各地で客引きや物売りに遭いながらも順調に日程は消化されていく。
その中で印象的だったのは、スラ・スランだ。
"No Entry - Danger"の看板があるような泥沼で、地元の子どもたちが生まれたままの姿で遊んでる姿は見ていてびっくりさせられる。
あなたも思い切って沼に飛び込んで子どもと遊ぶと、ヒーロー(ヒロイン)になれるだろうが、あとで伝染病や風土病に罹っても私は責任を持てない。
ここで圧巻なのは少女たちの客引きだが、トルコやモロッコよりは優しい。
買わないで立ち去ろうとすると、「兄さん買わない!私、怒ってる!」と日本語で罵声が飛ぶ。
当然のことながら立ち止まれば彼女たちに囲まれるのだ。
ところで、誰が教えたこんな言葉を?

at rest stop Srah Srang
タ・プロームとバンテアイ・クディの間の
休憩所の客引きたち
スラ・スランでの物売りの攻勢

オールド・マーケットはたがめいぬ氏のリクエストで寄ったところだ。
彼は海外旅行の土産のメインがTシャツというだけあって、値切り交渉も入念だ。
市場の中に入ると、さらにいろいろな物が売っていて、中には警官の制服や制帽まで売ってくるところがある。
ちなみに、現地の人曰く、これらは本物らしく、当の警官は紛失したと言って最発給を受けるらしい。
私たちは市場で甘味にトライしたが、皆さんは真似しない方がいいかもしれない。
なぜなら旅行者にとっては下痢の心配がつきまとうからだ。
私たちは鈍感だったからできたのかもしれない-カンボジアで氷入りビールさえ飲むことが・・・

オールド・マーケットのあと、私たちはトレンサップ湖のボート・クルーズと、プノン・クロム観光を最後にこの日の日程を終えた。
そう、バイクタクシーのドライバーのうちの1人は日本語のガイドブックさえ読めると言っていた。
そのガイドブックに書かれている値段がボラれた旅行者の投稿であったとき、それを交渉の基準としていたら、我々はずっとボラれ続けるかもしれない。

自分の価値観で金を払う-それが交渉の基本であることをあらためて感じた。ただ、それが日本人にとって一番苦手なことであることも・・・

アキ・ラ氏との出会い

9/24(Hol) バイクタクシー(motodop)チャーターによる観光<バンテアイ・スレイクバール・スピアンアンコール・ワットアキラ地雷博物館
宿泊先 Home Sweet Home Guest House / US$15 (\1,850) per night
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com (英語・日本語)]
諸費用 バンテアイ・スレイ+アンコール遺跡 / 1日1台: $13 (\1,600)
クバール・スピアンへの追加料金 / 1台: $15 (\1,840) =この金額はぼられたと思う
クバール・スピアン案内料 / $6 (\740) = 騙されたか?不要かも
関連サイト アジア総合リンク カンボジア
日本語ガイドブック「アンコール・エクスプローラーズ(Angkor Explorers)」
Khoum Svay Dangkom Phoum, Taehoul Krom12 No212 Siem Reap Cambodia
℡ +855-(0)12-959-310, +855-(0)12-663-543 (英語・日本語)
E-mail: / angkor_explorers@yahoo.co.jp

この日は市街から40km離れたバンテアイ・スレイ、そしてそこから15km離れたクバール・スピアンへ行った。
バイクタクシーのドライバーは昨日と全く同じだ。
道中は牛がのんびりと道端に寝そべっているようなところで、クメール語が少しでもできれば、こういった地域の露店で休憩がてら地元の人と話しができたのだがね~

Kbal Speanバンテアイ・スレイはアンコ-ル遺跡の1つなので、観光するのに何の問題もないが、クバール・スピアンはちょっとした山登りになるので、単なるビーチサンダル(frip flops/thongs/normal sandals)で行くのはやめた方がいいだろう。
少なくとも踵の付いたサンダル(sandals with heels)の方が安全だ。
また、水量があれば水遊びができるので、着替えも持っていった方がいいと思う。
事実、現地の人たちは川で水遊びをしているので、それに混じるといい思い出になるだろう。
そうそう、ここへ行くにはガイドが必要だとバイクタクシーのドライバーは言っていたが、本当のところどうなのだろうか?
でも、危険地帯(地雷が残っている)を示す赤線がところどころあったけどね。
くれぐれも用足しに森の中に入っていかないように・・・

アンコール・ワットは言うまでもなくカンボジア最大の観光名所である。
その中でも中央祠堂(The Central sanctuary)へ登る階段は相当な急勾配で、手すりの付いた南階段を登るのが無難と言われている。
一度はトライしよう・・・階段登り・・・死んでも責任取らないけどね。

Cambodian beauty at Internet Cafe dinner with Mr. Aki Ra
ネットカフェにいたカンボジア美人 アキ・ラさん、日本人ボランティアの人と夕食を

アキラ地雷博物館(The Aki Ra Land Mine Museum)は、シェムリアップで唯一のボランティアのディマイナー(地雷除去屋=deminer)として活動しているアキー・ラー氏が収集した地雷や兵器を完全な安全処理を施した後で展示してあるものだ。
地雷の種類や処理方法については、日本語と英語で説明されている。
また、この博物館は政府や他機関からの援助も一切うけていないため、彼の志に共感したボランティアの人たちや、寄付金(donations)などで博物館が運営されているそうだ。

ところで、日本語サイト運営者のikemi(池田智美)氏曰く

■ピースの憂鬱

私たち口座を作りました。募金を受け入れる口座を開くのは簡単な事でした。
しかし、カンボジアへの送金方法が一番の問題....。

日本の全ての銀行

カンボジアは外為宣言国(米中枢テロの影響で、テロ集団が潜伏しているような可能性のある国への送金が保証できなくなっている。)にあたるので、『確実に届く保証はありません』との事。
銀行という信用あるべき機関だというのに、こんな事実送金にあたり各銀行で「念書」を書かされる。

外資系銀行

1社だけ確実にカンボジアの提携先銀行に送金できる事を確認。
しかし、提携先銀行に問題あり。500ドル以下はおろすことができない銀行。
たくさんの募金が集まり続けるなら可能だが、現状厳しいです。

とのことだ。そうなると、私がリンクを貼っているデジタルマネーを使った送金もちょっと難しいのかな?
シェムリアップのインターネット環境については良くなってきているのだがね~
カフェもたくさんあるし・・・場所によっては素敵なお姉さんもいるし・・・

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