コタキナバルへ

Sentral KL stationクアラルンプール中央駅(Sentral Kuala Lumpur)に到着した私はさっそく両替所を探すことにした。
何しろマレーシア・リンギットはコイン1枚すら持っていなかったからだが、構内の両替所は早朝からやっているので、国際夜行列車で到着した場合でも安心である。
それにマレーシアは日本人旅行者が多いのか、構内の案内板は英語とマレーシア語、日本語が併記されていて便利である。
私はここからさらにKLIA Expressに乗り換えて空港(KLIA)へ行き、そこからさらにエアーアジア(Air Asia)に乗ってコタキナバルへ向かうことになっている。(エアーアジアのターミナルは2005年9月時点ではKLIAであったが、2006年3月24日からMalaysia Low Cost Carrier Terminal (LCCT)に移転している。)
夜行列車の予定到着時刻の6時25分からエアーアジアのフライト(11時10分)まで5時間もあるのは開き過ぎかと思ったが、列車の遅延を考えると正解であった。
ちなみに、この区間はシャトル便とも言えるほど頻繁にフライトがあるので、予定を立てるのにそれほど苦労することはないだろう。

さて、初めて乗る格安航空のエアーアジアだが、これに関して私は「エアーアジアは無事に飛ぶのか?」という題でコラムを書いた。
こんなものを書いておいて、なぜ乗るのかと言えば、ノースウェスト航空で東南アジアを往復しておきながら、エアーアジアが危ないなどと言うのは理屈に合わないと思ったからだ。
かくして今回の旅行では2区間も予約を入れたというわけだ。
このエアーアジアは、きっちりと2時間前にならないとチェックインすら受け付けてもらえない。
また、機内食は軽食と飲み物だけでいずれも有料で、すなわち金を節約したければ、食べなければいいということらしい。
また欧米人並みに体格のいい人(sturdy people)にとってはシートピッチ(seat pitch)が窮屈と思えるほどで、そういう注意書きがどこかにされているのか不安になるくらいである。

in-flight meal of Air Asia Kota Kinabalu International Airport

コタキナバルのホテルのロケーションが今ひとつわからないで予約を入れた私だが、地図で見るよりも中心街から離れていたことがわかった。
最初はセンターポイント(Centre Point)やフェリーターミナルにも歩いて行けるのかと思ったが、フロントで聞くとタクシーに乗れとのこと。
タクシー代はそれほど高くないし、あまりボラれることもないので、安心して乗れるが、町歩きを楽しみたければ、センターポイント(Centre Point)からフェリーターミナルまでが徒歩圏内のため、ホテルはこのエリアに取ることをお薦めする。
なお、マレーシアはイスラム圏なので、意外に苦労するのが酒類の入手、私が調べたところでは、Pacific Ngiu Kee (Centre Point)、Milimewa Superstore (1 Jalan Pantai, Kojasa Building)、Tong Hing Supermarket (55 Jalan Gaya, マレーシア政府観光局HSBC銀行の近く)のいずかれで可能だ。

Kota Kinabalu Town Map

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