9/2(Sun) | 日本語ガイド付きバリ島観光(Suta Tours) スパ体験(Spa Sekar Jagat) |
宿泊先 | Mentari Sanur / US$35 (\4,070) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | 日本語ガイド+車のチャーター: 500,000Rp=\6,250 バロンダンスのチケット: 100,000Rp=\1,250 Royal Balinese Body Lulur(ボディマッサージ): US$70=\8,160 |
関連サイト | アジア総合リンク インドネシア バリ島 クシマンのバロンダンスの物語 |
アドバイス |
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バリ島もいよいよ最終日、この日は前日にホテルを通じて予約してあった日本語ガイド付きのプライベートツアーだ。
14年前に来たときは行けなかったブサキ寺院(Besaki Temple)とタンパシリン(Tampaksiring)を見に行くことになっている。
もちろん、一般の日本語ツアーに参加する手もあるが、少々高くとも自由度が高いプライベートチャーターにしたのだ。
そして、ホテルに迎えに来てくれたのは、那覇で日本語を勉強したというプトラ(Ngakan Kyoman Putra)さんだ。
彼曰く、あまり英語は得意ではないとのこと、まるで戦前生まれの台湾人のようである。
車がスタートしてしばらくした頃、プトラさんから「バロンダンス(Barong Dance)のショータイムに間に合うがどうするか」と言われたので、寄ってみることにする。
このショーはケチャダンス(Kecak Dance)同様、14年前にも見たことがあるので、あえて予定には入れてなかったのだが、間に合うと言われれば行ってみたくなるというもの。
100,000Rp(1,250円)払って中に入ると会場はまだ五分の入り、屋根付き会場で暗かったので、写真を撮るならもっと前に座ればよかったかな、と少し後悔。
会場でストーリーが英語や日本語で配布され、それを見ながら鑑賞できるので、何となくやっていることはわかるが、それが何を意味するのかを理解するまでには至らない。
個人的には、ウルワトゥ寺院(Uluwatu Temple)のファイアダンス(Kecak Fire Dance)の方が楽しめたような気がする。
クシマン(Kesiman)のバロンダンス(Barong Dance) | |||
バロンダンスを見た後は目的地の1つであるブサキ寺院(Besaki Temple)へ行く。
プトラさん曰く、ここは日本人観光客はあまり来ないそうで、おそらくメジャー観光地であるウブド(Ubud)とキンタマーニ(Kintamani)を結ぶコースから外れているのが原因の一つだろう。
ガイドブックによれば、ここは早朝、しかも日の出の直後くらいがいいとのこと、アグン山(Gunung Agung)が薄紫色になり、東の彼方から差し込む光の筋が神々しいとのことだ。
また、ここは自称ガイドや物売りがしつこいとのことだが、私は幸いにしてそういう輩に付きまとわれることはなかった。
これがプトラさんが付いていたことによるものなら、それだけでもガイドチャーターは価値があったと言えようか。
旅サイト仲間のみのこさん曰く、「クタは悪の巣窟」なのだが、私にとっての悪の巣窟はキンタマーニだ。
今でさえ思い出す、バリの押し売りおばさんによる痛烈なカルチャーショックを受けたのは、ここが最初だった。
厳密に言うと、場所はバトゥール山(Gunung Batur)の外輪にあるペネロカン(Penelokan)というところなのだが、ここの物売りはバリで一番のしつこさだというのはあながち誇張ではない。
彼女たちは、私たちが車に乗り込む隙を狙って、Tシャツやパンツを投げ入れてくる、デザインを見ようと触りでもしたら買うまで付きまとうという感じだ。
逆に考えれば、1日1枚をモットーに使い捨てを考えているならキンタマーニでTシャツとパンツを買い叩くといいかもしれないが、プトラさんも買いたくなければ触るな、と釘を刺すくらいの攻勢が待ち受けるは事実だ。
こればかりは14年前も今もあまり変わらない。
今回と前回の違いは、レギャンビーチで免疫ができたために、あまり押し売り攻勢を感じずに済んだくらいのことだったのかもしれない。
この中で唯一のオアシスはレストランだ。
バイキングランチを食べさせてくれるGrand Puncak Sari、窓際の席から見える景色は絶品だ。
ちなみに、この周辺は、温泉の村であるトヤ・ブンカ(Toya Bungkah)をベースに、バトゥール山(Gunung Batur)への早朝トレッキングツアーなど、山のアクティビティを楽しめるところでもある。
日本語ガイド付きバリ島観光 | ||||
ブサキ寺院(Besaki Temple) | ||||
キンタマーニ(Kintamani) | 火葬(ガーベン)の準備 | タンパシリン(Tampaksiring) | ||
タンパシリン(Tampaksiring) | スカル・ジャガット(Sekar Jagat) |
キンタマーニでの昼食の後は、タンパシリン(Tampaksiring)に行く。
ここには、10〜14世紀に栄えたワルマデワ王朝の遺跡の一つである、ティルタ・エンプル(Tirta Empul)があり、ティルタとは聖なる水の意味で、
寺院の泉から尊い聖水が湧き出る事から、ティルタ・エンプルと呼ばれるようになったようだ。
私が行ったときにはちょうどお祈りの前の沐浴(マンディ=mandi)の最中で、ガイドブックによると、観光客が無遠慮に写真を撮ったために大きな祭礼のとき以外は沐浴場は無人になってしまったらしいが、私は運が良かったのだろうか。
念のためにプトラさんに「写真を撮ってもいいか」と尋ねると、OKとのことだった。
最後に、プトラさんが私をバリのスパに案内してくれた。
このスパは時間が余った私に彼が提案してくれたもので、最初は行くことになっていなかったところだ。
ちなみに、このバリのスパは私の想像以上に人気があり、予約なしで入ることは難しいようだ。
車の中でプトラさんがいろいろなところに電話してくれたり、車で直接乗り付けてくれるが、何軒かで予約が一杯と言われて断られていた。
申し訳なさそうにする彼に、逆に恐縮するほどだったのだが、4〜5軒目のスカル・ジャガット(Spa Sekar Jagat)が空いていたので、そこに私を案内してくれた。
こういうところは女性の専科と思っていたのだが、どうやらそうでもないようだ。
体験したのはロイヤル・バリニーズ・ボディ・ルルール(Royal Balinese Body Lulur)というもの、1時間のボディマッサージにフラワーバスの入浴が付いて2時間、費用はUS$70(8,160円)である。
ボディ・ルルールとは、簡単に言えば、エッセンシャル・オイルマッサージのこと、それが終わるとスタッフの女性が背中を流してくれるというサービスが付く。(注:バンコクのエロマッサージとは違うので勘違いしないように・・・)
最後はフラワーバスに浸かって余韻を楽しむ、ことになるのだが、お湯がぬるくなっているので、それはそれで大変なのだ。
こうして私のバリスパ体験は終わった。
明日はシンガポールでミニオフ、そして深夜便で帰国というスケジュールになっている。
9/3(Mon) | デンパサール(ングラ・ライ) 9:15-シンガポール航空(SQ)941-11:45 シンガポール(チャンギ) フーターズ(Hooters Singapore)訪問 Kayさん、藤川さんとのオフ会 シンガポール(チャンギ) 23:40-シンガポール航空(SQ)638-翌7:30 東京(成田) |
宿泊先 | (機 内) |
諸費用 | 空港送迎(バリ島): 85,000Rp=\1,060 空港税(バリ島): 100,000Rp=\1,250 MRT (Singapore) / Changi-Clarke Quay: S$1.8=\140 |
関連サイト | アジア総合リンク シンガポール インドネシア バリ島 フーターズ(Hooters)は日本へ上陸するか(2007.1.8) 現代アメリカバイト事情(2003.7.4) |
朝7時、頼んでおいた空港への送迎車が来た、と思いきや単なるタクシーだった。
ホテルのスタッフ曰く、ドライバーが手配できなかったとか、料金は同じだから問題ないですよ、と。
極めてアバウトだが、これで物事が進んでしまうのも事実で、ぼられなければ難しく考えることはない。
空港までは約20分で到着、空港税を余ったルピアで支払うと、もうやることはほとんど残っていない。
デンパサールからのシンガポール航空のフライトは予定通りに離陸、昼前にはチャンギ空港(Changi Airport)に到着した。
さて、トランジットの時間を有意義に過ごすか、と思いきや着陸前のアナウンスでシンガポール市内は雨だということはわかっている。
そのまま市内へ行っても全くやることはないので、まずゲートから入国審査場(immigration)の間にPlaza Premium Loungeがあるかどうかを確認する。
どうやら、昼寝(napping)をした後でも市内へ出れるということがわかったので、雨がやむ(のか?)まで空港内に留まることに決めた。
天気が良ければスイミングプールで泳いでからという考えもあったが、土砂降りの中でそんなことをする人は誰もいない。
こんなことならバリの出発をもっと遅らせれば、と思ったが後の祭りである。
クラーク・キー(Clarke Quay) | フーターズ・ガール(Hooters girl) |
午後3時過ぎ、一眠りして起きたが外は未だに雨が降っていた。
もはや意を決して市街へいくほかはないのだが、あいにくと傘を持っていなかった。
そこで免税店のスタッフに「ダウンタウン(中心街)へ行きたいのだが外は雨だ。どこで傘が買えるか知っているか」と聞いてみた。
ところが、彼女たちは私が日本へ帰るのに土産を探していると思い込み、「あなたの奥さんのものか、友人のものか?」とかいろいろ聞き返してくる。
自分のものだと言うと、日本は雨なのか?という質問が返ってくる。
まあ、冷静に考えれば、到着便の乗客が着くなり傘を免税店で買うとは思われないが・・・
そうではなく、私は空港の外へ出たいのだ、と言うと、ようやく納得してくれ、一緒に入国審査場(immigration)を通過し、親切にも空港ビル内のコンビニまで連れて行ってくれたのだ。
このとき、空港スタッフは身分証明書をかざしてスルーで抜けたので、私も思わず一緒に抜けそうになってしまった。
あやうく不法入国になるところだったが、私が入国したときはほとんど人がいなかったのだ。
アジアのハブ空港と言われ、方々からのフライトが離発着するシンガポールでもこんなエアポケットのような時間帯があるのだとあらためて思った。
私を傘売り場へ連れて行ってくれた空港スタッフ曰く、チャンギ空港からミニオフの待ち合わせ場所となっている高島屋(Ngee Ann City)(オーチャード通り)までは36のバスで行けると言う。
でも、このときの目的地はオーチャード(Orchard Boulevard)へ直接行くのではなく、クラーク・キー(Clarke Quay)にあるフーターズ(Hooters Singapore)だったので、MRTで行くことにした。
本場アメリカでは有名なお色気ファーストフード、お堅いシンガポールではどうなのか、と興味深々で行ったが、あいにくの天気でとてもビールを飲むような陽気ではなく、ウェイトレスたちもとても暇そうというか、寒そうだった。
つまみになるようなものは、モロにアメリカンテイスト、とても胸焼けがしそうな感じだったので、ビールだけ飲むことにした。
そもそもクラーク・キーは夜からが本番、雨模様の昼間に歩いている人はほとんどなく、何となく寂しい感じがした。
拍子抜けのフーターズの後は、高島屋4階にある日本料理「竹葉亭(Chikuyotei)」で、それゆけ個人旅同好会つながりのKayさん、藤川さんとのミニオフ。
最近、彼らとは東京、香港、バンコクと至るところで会っているせいか、シンガポールで会っていても日常のオフを何ら変わりない気がしてくる。
2003年12月から歴史を刻み始めた海外オフも、最近では東京から大阪にでも行くような感覚でアジアに飛んでしまう自分がいる。
おそらくこの傾向、今年4回目の海外脱出となった今回の旅を思えば、今後はもっと加速することになるかも(笑)