12/18(Fri) | 東京(成田) 18:35-ノースウェスト航空(NW)295-22:55 香港(赤鱲角/チェック・ラップ・コック) |
宿泊先 | Evergreen / US$71.34 (6,420JPY) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | Airport Express / Airport-Kowloon: HK$90=1,040JPY タクシー / Kowloon station-hotel: HK$27=310JPY |
関連サイト | アジア総合リンク 香港 |
アドバイス |
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先月、デルタ(ノースウェスト)航空から「デルタスカイマイルズ・ゴールドメダリオンメンバーシップカード(Delta Skymiles Gold
Medallion Membership Card)」が送られてきた。
3月にワールドパークスのシルバーエリートになったばかりで、ゴールドメンバーになる資格を満たしたとは思えなかったが、「お客様のご愛顧にお応えして」とあったので、ありがたくいただくことにした。
目に見える特典はマイルが加速度的に増える(1回のフライトで2倍のマイルが溜まる)のと、限定的とはいえラウンジ(デルタスカイクラブ、KLMラウンジ、アエロメヒコ航空「サロンプレミエルラウンジ」、アラスカ航空「ボードルーム」、チャイナ
エアライン「ダイナスティラウンジ」、コンチネンタル航空「プレジデントクラブラウンジ」)が使えることだろうか。(2009年度スカイマイル・メダリオン会員特典一覧)
ちなみに、カードには"Access to all Delta Sky Club and affiliated pertner lounges"と印字されているが、11月に行ったバンコクで大韓航空のラウンジが使えなかったところをみると、限定的にしか使えないと思った方がよさそうだ。
そして、出発当日、成田のデルタスカイクラブが使えないということはないだろうと思ったので、午前中の仕事を終え、昼過ぎに会社を出た私は搭乗便の出発3時間前に成田に着いた。
いつもなら出国手続きを済ます前にビールを飲んだり、本を買ったりして時間を潰すのだが、この日は早々に出国審査を済ませ、ランジへと向かった。
普段こうしたプレミアカードやビジネスクラスには縁のない旅行をしている私としては、こうしたビジネスラウンジの利用をすることはほとんどない。
おまけにフライトが遅延になったことで・・・ついつい飲み過ぎてしまったか(爆)
成田空港のデルタスカイクラブ |
私が乗ったノースウェスト航空295便は約1時間の遅れで成田を飛び立った。
隣の席は可愛らしい女性が・・・おおラッキーなと声をかけるとコニーさんという香港人だった。
かなり日本語が流暢だし、読むことさえできるようなので聞いてみると、日本語は香港で学んでいて、日本には1ヶ月のホームステイで来たという。
ならば、香港では日系企業で働いていたのかと思いきや、そうではないとも言う。
「日本語も中国語と同じように漢字を使うので学ぶのは簡単だった」とか言われると、言い返す言葉がない。
英語も話せるのでしょう、と聞くと、最近の香港人は幼稚園から英語は学んでいるので若い人はたいてい話せると思う、とか・・・
いやはや、英語なんか話せませんとかいう新人ばかりを見ている私にしてみれば、どうなるんだニッポン、と頭をハンマーで殴られた気持ちだった。
夜のフライトでの1時間の遅延は現地での行動にかなり影響することがある。
少しくらいフライトが遅れても、私はA21のCity
Busに乗れると思っていたのだが、入国審査を終え、ATMでお金を下ろしたときには0時の終バスは行った後だった。
これはタクシーしかないかと思ったら、0時台にも走っているエアーポートエクスプレス(Airport Express)が目の前に見えたので、慌ててチケットを買い、そのまま乗り込む。
九龍駅では、主要地点を巡回する無料のシャトルバス(Complimentary Airport Express Shuttle Bus Service)があるのだが、列車の利用など考えもしていなかった私は何も調べていなかった。
しかし、どの便も6時12分から23時12分まで20分毎の運行となっているので、結果的に私には利用できなかったようだ。
ホテルに到着し、寝酒(まだ飲むか?)を仕入れようと手ぶらでコンビニに行ったときのこと。
おつまみも多少買ったので、両手には持ちきれない状況になっていた私に店員が一言、Do you need a plastic bag?(ビニールの袋はいりますか?)と・・・
最初はあまりにも訛りがきつくて何を言っているのかわからなかったが、レジ袋はいるかと聞かれたことに気付き、いる、と答えると、何やらステッカーを指差す。
どうやらレジ袋をもらうと、50セントかかると言いたいようだ。
洗濯物が乾かないときのために持ってきたエコバッグ、どうやら香港では本来の用途で使うことになりそうだ。
12/19(Sat) | 口座維持管理のためのHSBC香港訪問 シェラトン香港のヘルスクラブでリラックス mixi仲間の香港オフ会(雲陽閣川菜館) |
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宿泊先 |
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[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |||||||
諸費用 | Octopus Card (deposit): HK$100=1,160JPY | ||||||
関連サイト | アジア総合リンク 香港 Junior Achievement Hong Kong ジュニア・アチーブメント・ジャパン |
エバーグリーン(Evergreen)に泊まると必ず朝食が付いているが、これがいつ食べてもあまり美味しくない。
アメリカやイギリス、オランダならともかく香港で食事が不味いというのは致命的とも思えるが、このホテルは2003年12月と2004年12月に泊まって以来、3回目になるが、朝食を付ける代わりに部屋代を安くしてくれた方がよほどいいくらいのレベルだ。
この日に行ったときもレストランにいたのは私だけ、あとでインド人の家族がぞろぞろとうやってきたが、口にしたのはコーヒーとパンだけだった。
それでもこのホテルに泊まるメリットは、廟街(Temple Street)に近い割には比較的安価なこと、そしてパソコンが無料で使えることだ。
要はホテルライフを楽しもうとか、美味しい朝食をホテルで取りたいとか思わなければいいのだ。
エバーグリーンをチェックアウトしてシェラトン香港へと向かう。
なんでこんなことをするかと言えば、SPG特典でシャラトンが無料で泊まれるのと、ここに1泊分金を払って連泊するとなると、フライトの到着する時間が遅く、コストパフォーマンスが悪いからだ。
シェラトンへ行くには、彌敦道(ネイザンロード/Nathan Road)を通るバスに乗り、中間道(Middle Road)バス停で降りればすぐそばがホテルなので、わざわざタクシーを使う必要はない。
ホテルには午前10時前に到着、さっそくチェックインしようとしたが、まだ早すぎるので1時間待って欲しいとのこと。
そのままチェックインできてしまうと寝てしまいそうだったから渡りに船と、HSBC香港へ行くことにした。
Company Programme Trade Fair 2009/10 | |
HSBC香港ではトラベラーズチェックで持ち出した外貨をそのまま入金し、ついでに個人情報の変更手続きを行う。
今回の入金で、余程相場が悪化しない限りは、パワーバンテージの口座維持手数料がかからない預入基準(20万香港ドル=232万円)を下回ることはないだろう。(PowerVantage - A Bundle of Free Financial Services: A below balance fee HK$120 monthly will only be charged if the Total
Relationship Balance falls below HK$200,000.)
行ったついでに何かファンドの1つでも買ってもよかったのだが、それは帰国後にインターネットでやってもいいと思い直してそのまま銀行を後にする。
HSBC香港に行ったときにも気付いていたのだが、階下では見本市(Company Programme Trade Fair 2009/10)をやっていたので、銀行へ行った帰りに暇つぶしに寄ってみる。
出品者を見ると、すべてが学校のようで広東語と英語の併記で書院(College)とか中學(Secondary School)となっていた。
こちらの中學というのが日本でいうどの程度の年齢の学生まで在籍しているのかわからなかったが、見たところ高校生という感じでもあった。
雰囲気は見本市というより学校の文化祭のようであったが、もらったパンフレットを見ると・・・
Unlimited Creativity and Entrepreneurship Young entrepreneurs gain hands-on
business experience (無限の創造性と起業家精神、若い起業家たちがビジネスの実践経験を得る) |
The Company Programme is one of the largest youth entrepreneurial programmes
in the world, participated by over 320,000 young people annually around
the world. In Hong Kong, it is the largest youth entrepreneurship programme
and has established a sustainable platform for our youth to develop their
entrepreneurial dreams and vision since its inception in 2003. 企業プログラムは世界中で毎年32万人以上の若者たちが参加している最大の企業家プログラムの一つである。香港ではそれは若者の企業家精神を育成するための最大のプログラムであり、2003年から起業(創業)家精神溢れる夢と構想を生み出す若者のために持続可能な基盤を立ち上げた。 Aligned with the vision of the New Senior Secondary Curriculum, the Company Programme equips our young people with the knowledge and critical thinking skills required to compete in the global market, through hands-on experiences of setting up and running their own companies under an 8 months long mentorship by business volunteers. 新しい中學校上級生向けの教育課程と合わせて企業プログラムは、8ヶ月のビジネスボランティアによる師弟関係の元で、自分の会社を起こしたり、実践のビジネス経験を通して世界市場に参加するために要求される知識と批判的思考の能力を若者に身に付けさせることにある。 The Trade Fair is the signature public event. This year, over 1,600 students from 75 schools will launch their products in a real marketplace at the heart of Hong Kong's central business district, to gain the learning experiences of their life-time. この見本市は代表的な公共行事である。今年、75校から来る1600人以上もの学生たちは、生涯におけるビジネス経験を得るために、香港のビジネスの中心地の実在する市場で彼らの製品を売り出すことになるだろう。 |
理念は立派である。
彼らの年齢から言ってもビジネス経験を得るために、という高尚さを感じることには無理があるような気がしたが、日本の文部科学省が香港の教育局のような理念を持った教育をしているかというと、そんなことは微塵も感じることはできない。
それに、このイベントの審査は香港を代表するような企業の重役が多数参加しているし、単なる文化祭というのとはわけが違うようだ。
事実、帰国後にイベントの問い合わせ先としてあったJunior Achievement Hong Kongのウェブサイトを見ると、まさに若者の起業を促すようなものが溢れている。
これは日本のサイトもあってジュニア・アチーブメント・ジャパンがそうなのだが、個別プログラムの考え方としてある「教材は経済やビジネスに関する内容を取り扱っていますが、会社員予備軍や起業家の養成が目的ではなく・・・」という中で、起業家の養成を目的としない、というのを外さないと、ますます世界から取り残されるのではないかと思うのは私だけだろうか。
それに見本市のパンフレットにもあった「世界市場に参加するために要求される知識と批判的思考の能力を若者に身に付けさせる(The Company
Programme equips our young people with the knowledge and critical thinking
skills required to compete in the global market.)」というものを日本の教育にも取り入れることが最重要課題であろう。
素直な羊だけを育てる日本の教育に比べ、香港の教育には何と具体的な戦略が組み込まれているのかと感じざるを得なかった。
この日、HSBC香港にはただ単に金を預けに来ただけだったが、別の意味で得るものがあったように思えた。
シェラトン香港(Sheraton Hong Kong Hotel & Towers) | |
室内の様子 | 屋外からの景色 |
HSBC香港へ行った後、いつもならスターフェリー(Star Ferry)に乗るとかトラム(Tramways)に乗るとか、そういうことをして香港を散策したりするのだが、この日は違った。
一旦ホテルへ戻り、チェックインすると、ヘルスクラブを少し覗いてみる。
屋上の温水プールでは数人の白人観光客が泳いでいたので、屋根でも付いているかと見渡したがどうもそうではない。
意を決してプールに入ってみると確かに温水ではあるが、外は寒風が吹きすさみ、とても寛ぐといった状況ではなかった。
ジャグジーはさすがに暖かく、まるで露天風呂に入っているような気分であったが、それに浸かりながらビクトリア・ハーバーの景色を見ることはできなかった。
今まで何回か12月の香港に来ているが、この日ほど寒い日はなかったし、その中で屋外のプールにいることは狂気の沙汰以外の何ものでもなかった。
夜のmixi仲間とのオフまで時間があるので、それまで何をしようかと思ったが、とりあえず行ったところはパンダバスの香港支店、もちろん、翌日のツアーの申し込みのために行ったわけではなく、1990年代に流行った「香港発券」のチケットがいくらで買えるか聞きに行ったのだ。
ルートは香港-東京-ロサンゼルスで1年オープン、東京でのストップオーバーは往復とも可、という条件だ。
仮にゴールデンウイークに東京からロサンゼルスへ行くと仮定して、その前に香港旅行を挟む、って具合で考えると
航空会社 | 香港の出発曜日 | 基本価格 | 注意事項 |
日本航空(JAL) | 月~木 | HK$7,800 |
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金~日 | HK$8,300 | ||
全日空(ANA) | - | HK$11,800 |
ということで、最初の香港旅行のときの帰国日を月曜に設定した場合、日本航空(JAL)で飛ぶと10,886香港ドル(HK$1=12円換算で約13万円)となる。
単純に考えれば、ロサンゼンル往復+香港往復でこの値段なら、最初に香港へ飛ぶための片道フライト(キャセイ航空の特典航空券あるいは、中国国際航空の片道航空券)を確保する必要があることを考えても、ゴールデンウイークに米国旅行を入れた場合は得なのだろうか。
それとも昨年の7月にシミュレートした台湾発券の方が得なような気がするがどうなのだろうか。
いずれにせよ、来年はゴールデンウイークの旅行ができそうもないのと、それまでに香港再訪の目処が立たないので、結局は値段など発券の条件などを聞くだけにしてオフィスを後にする。
パンダバスのオフィスを後にした私は時間潰しのためにマッサージ屋に向かう。
特に当てがあるわけではなかったので金馬倫道(カメロンロード/Cameron Road)をぶらぶら歩いているときに見つけた一軒の店に入る。
雑居ビルの一角にある店で、專業美容保健中心(No.1 Health & Fitness Massage Centre)と書いてあったが、香港にはこうしたタイプのところが非常に多い。
当たりか外れかはマッサージ屋、あるいはマッサージ師の腕次第だから、こればかりは運としか言いようがないのだが、ボディマッサージが時としてスペシャルに変わることもあるようだ。
そして夜はmixi仲間とのオフ会、場所は雲陽閣川菜館(Yunyan Szechuan Restaurant)、美麗華商場(Miramar Shopping Centre)の4階にある四川料理のレストランだ。
私のほかは香港フリークの石川さん、それ以外のメンバーは香港在住者ばかりなので、注文などは完全にお任せ(!?)である。
それにしても石川さんが香港在住者の話題についていっているのはさすがである。
私には彼らの会話が別世界のことのように映っていたのだから・・・
ところで、最近の彼は香港を経由しないで海外旅行することが何回あるのだろうか。(笑)
二次会は、金巴利道(キンバリーロード/Kimberly Road)の北側にある諾士佛臺(ナッツフォード・テラス/Knutsford Terrace)へ行く。
寒波襲来を思わせるような寒さにもかかわらず、オープンテラスのレストランは人がいっぱいで、相変わらずの人気スポットぶりである。
石川氏曰く、ここは3年前にそれゆけのメンバーで飲んで、深夜にもかかわらず私が紹興酒のボトルを空けたところだという。
おお、そういえば、と思ったが当時はそこがそんなに有名なところだとの認識はなかったように思う。
結局私たちが入ったのは通りの一番奥にあるバー、その店は奇しくも昨年のワールドインベスターズオフ会のときに来た店と同じところだった。
何だかんだ言っても1時過ぎまで飲んでいた私、さすがに睡魔に勝てなくて途中で退席させてもらう。
まあ、ほかのメンバーはソフトドリンクを飲んでいたような気もするが、いったい何時までいたのだろうか。