1/24(Sun) |
乾季のバンコクとは思えないぐずついた天気を前にホアヒンへ日帰りすることを諦めた私は、チャオプラヤー・エクスプレス・ボート(Chao Phraya Express Boat)に乗ってワット・プラケオ(Wat Phra Kaeo)へ行くことにした。
ここは格別に行きたかったわけではないが、タイミングがあえば衛兵交代が見られかもしれないという期待もあったし、ここに入るためには長ズボンをはく必要があるので、涼しい日に行くのがベストとも言えた。
ここ以外ならカンチャナブリーにあるタイガーテンプル(Tigar Temple/Wat Pa Luangta Bua Yannasampanno Forest Monastery)も選択肢の一つであったが、如何せん個人で行く気にはならず、かといってツアーの申し込みはしていなかったので、あえなく楽な方を取ったというわけだ。
天気も生憎の空模様で、見学の途中でスコールが来る始末、昼食を取ったあとは早々に引き上げてマッサージ屋でまったりと過ごすことにした。
まるで雨季のバンコクを観光しに来たような感じだが、天気に恵まれないことにはそれも仕方がなかろうか。
ホテルへ帰った後で、昨日に引き続き鳥越さんと夕食をともにする。
行ったところはトンロー(Thong Lo)にある「まりこ」という居酒屋、ママのまりこさんは30年前からバンコクに住んでいるそうだ。
かなりの高齢で鳥越さん曰く、会えるうちに・・・というレベルらしい。(笑)
鳥越さんが私をそこに連れてきたことに対し、彼女は「何でバンコク滞在3日目で日本食が食いたくなるんだ」とか突っ込まれ、苦し紛れの言い訳をする鳥越さん、バンコク在住の日本人にとっては彼女は一種のカリスマなのだろうか。
1/25(Mon) |
あっという間に帰国日の朝を迎えた。
この日は朝食が付いていないので、起き抜けのままHISの送迎バスに乗り込む。
バスの中では送迎ガイドのエアー(Air)さんが、まるで修学旅行の団体を連れているようなバカ丁寧さで「忘れ物はないですか」とアナウンスしてくれる。
「パスポートはありますか?サイフはありますか?」
ここで「ああ」と声を出したらどうなるだろうか、という衝動に駆られるが、あまりに非常識なのでやめておく。
かつてHISといえばバックパッカー御用達の旅行社であったはずだが、最近はどうやら違うカラーを打ち出しているみたいだ。
空港でチェックインしたあと、ラウンジへのパスをくれたので行ってみる。
ホテルに朝食が付いてなかったのでちょうどいい。
来月末で切れるお試し(!?)ゴールドだが、こうしたビジネスラウンジを利用できるときだけは特典の魅力を感じることができる。
とりあえず、空腹を満たした後は朝酒を飲んで機内で睡眠不足を補うことにするか。
こうなると台北での乗り継ぎ時間が少ないのが気になるが、そもそも激安ツアーのHISだから贅沢を言ってはバチが当たるというものだ。
中華航空ダイナスティ・ラウンジ(China Airlines Dynasty Lounge) (2009年度スカイマイル・メダリオン会員特典一覧) |
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