| 4/28(Wed) | 東京(成田) 18:15-デルタ航空(DL)619-翌0:50 シンガポール(チャンギ) |
| 宿泊先 | Ambassador Transit Hotel / S$41.2 (\2,810) per night |
| 関連サイト | アジア総合リンク シンガポール 2年連続でゴールデンウイーク海外脱出? |
私がスリランカへ行こうと思ったのはゴールデンウイークのシンガポール行き往復特典航空券がわずか20,000マイルで取れたからだ。
そこで考えたのがシンガポールからどこへ行くか、ということで東ならインドネシアのバリ島、西ならスリランカ、南ならオーストラリアのグレート・バリア・リーフ、北ならマレーシアのタマンネガラ国立公園(Taman
Negara National Park)と決めていた。
この中で日本から一番遠そうなのがスリランカ、しかも見どころが多くて移動手段が限られているのでツーリストカーを使って観光するのが一般的とも書かれていた。
このツーリストカー、簡単に言えばガイドとドライバーを雇ってエアコン付きの車で移動するもので、考えてみればかなり贅沢なものである。
1日くらいであれば英語のガイドでいい、と思っている私でもさすがに3日、4日となると日本語ガイドの方が意思疎通に支障をきたさないですむ。
そして、ブルーロータスという現地の日系旅行会社に見積もりを頼んだところ、完全なオーダーメイドのツアーで、3日間で60,000円、ホテルや食事も全部付いた添乗員付きパックツアーであるが、特典航空券が取れていなければ即座に却下というレベルだった。
かくして何回かのメールのやり取りを経てスリランカ国内の手配はすべてこの会社に依頼することにした。
そして、当日、お試し(!?)スカイマイル・ゴールドメダリオン更新となった私はいそいそとタダ酒を飲みに成田空港のラウンジへ直行する。
外は4月末とは思えない寒空、しかも土砂降りという悪天候であったが、心はすでに南国へと飛んでいる。
それにしてもチェックインカウンターも出国審査もまるで閑散期のように空いていたのは単なる偶然なのか、あるいは日本人の海外渡航者のためだけにあるような日本の空港は次第に需要がなくなってきているのだろうか。
もし後者だとしたら日本の玄関口でさえこの惨状では、地方空港など閑古鳥が鳴くのは当たり前のことだろう。
シンガポールのチャンギ空港(Changi Airport)に到着した私はあらかじめ予約してあったAmbassador Transit Hotelへ向かう。
部屋は一番安いものなので、シングルベッドが1つあるだけで、シャワーとトイレはフィットネスクラブにあるものを使うようになっている。
翌日の出発が5時、4時間程度しか滞在しないのであれば、これで十分である。
ちなみに、私のいたところはターミナル1だったのだが、ターミナル2まで行けばPlaza Premium Loungeもあり、こちらの方が快適だったような気がする。
しかし、ここに3時間ほど野宿するハメになったところで何も心配することはないだろう。
なぜならチャンギ空港(Changi Airport)はThe Budget Traveller Guide to Sleeping in Airportsのサイトで2009 Best Airport Winnerに輝いた空港だからだ。
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| 成田空港のデルタスカイクラブ | チャンギ空港のトランジットホテル |
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| 4/29(Thu) | シンガポール(チャンギ) 7:05-スリランカ航空(UL)316-10:10 コロンボ(バンダラナイケ)
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| 宿泊先 | Thilanka (ツアー料金に含む) | ||
| [booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club (英語・日本語)] | |||
| 諸費用 | アーユルヴェーダ: 10,000Rs=\8,000 | ||
| 関連サイト | アジア総合リンク シンガポール スリランカ キャンディアン・ダンス(スライドショー) |
朝の5時過ぎ、スリランカ航空の乗り継ぎカウンターの前には長い行列ができていた。
手続きをするスタッフはたった1人、遅々として進まないことに業を煮やして、隣で何もせずに座っている人に、ここで手続きできるか聞いてみたものの案の定、答えはノーであった。
いくら早朝だからとはいえ、そこには合理的で機能的なシンガポールの雰囲気は全くなく、これから向かおうとする南アジアの気だるい雰囲気が充満していた。
そして、およそ1時間近くを乗り継ぎ便の手続きに費やした後、まだ出発の1時間前だというのに、搭乗案内板は早くもFinal Callのランプが点滅していた。
朝食を取る時間もなく、何考えてんだ、と心の中で毒づきながら搭乗口へと行ってみる。
やはりというか、ギリギリに来ても何の問題もなさそうな雰囲気がありありと感じられたが、食事をするのは機内だけでいい、と腹を括って搭乗券を差し出す。
そして半券を受け取って待合室に入ったとき、そこはまるでリトルインディアのような雰囲気であった。
コロンボのバンダラナイケ空港(Bandaranaike airport)の入国審査は思ったよりもスムーズであった。
西洋人よりも中東からと思われる観光客がたくさんいたことに少し驚いたが、911以降、入国が厳しくなった欧州よりアジアへ観光しに来る人が多くなったというのはここでも例外ではなさそうだ。
そして空港の中にあったハットンナショナル銀行(Hatton National Bank)で1万円を両替すると、11,756ルピーとなって返ってくる。
ガイドブックには市中で両替してもレートはそれほど変わらないようなことが書いてあったので、これがスリランカの公定レートなのかもしれない。
両替を終えてコロンボの地図をもらって空港の出口に差し掛かったとき、ガイドのシャンタ(Shantha)さんが私のネームボードを持って立っているのが見えた。
ここからトリンコマリー(Trincomalee)に着くまでの2泊3日がプライベートパッケージツアーということになる。
まず最初に行ったのは携帯電話ショップ、パックツアーなのでそんなものは必要ないとは思ったが、せっかく日本語のガイドが一緒にいるので行ってもらうことにした。
シャンタ(Shantha)さん曰く、スリランカ最大手のキャリアがダイアログ(Dialog)という会社だそうで、全国どこでもリチャージができるので便利だそうだ。
とりあえずパスポートを見せて登録料の200ルピー(160円)を払い、そして300ルピー(240円)分のSIMカードを購入する。
使い道はシャンタ(Shantha)さんとの連絡用以外にはないのだが、余ったら日本にいる誰かに電話して使い切ればいい程度のものだ。
そして今日の目的地であるキャンディ(Kandy)に行く前にコロンボ郊外のレストランで食事をする。
予想通りスリランカ料理はカレーがメインとなるが、シャンタ(Shantha)さん曰く、肉や魚のカレーは辛いので最初は野菜のカレーにした方が無難とのこと。
スパイスでお腹をやられる人も多いそうで、辛いものが平気な人でも徐々に体を慣らすことが大切だという。
私は辛いものはあまり得意ではないので、彼の言う通り、少しずつ食べることに即座に同意した。(笑)
| キャンディアン・ダンス・プログラム (於:キャンディアン文化センターホール 17:30から) Traditional Kandyan and Low Country Dances of Sri Lanka at Kandyan Cultural Centre Hall |
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| 仏歯寺(Sri Dalada Maligawa/Temple of Tooth) | |
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昼食が終わりキャンディに向かう途中でシャンタ(Shantha)さんがアーユルヴェーダ(ayurveda)をやってみないかと言ってきた。
ガイドブックにそのことが書いてあったのは知っていたが、一見したところセレブの女性向けのエステみたいな感じを持っていた。
彼に聞くと、いわゆるオイルマッサージとサウナを合わせたようなものだと言い、男性でも受けられるとのことだった。
値段を聞くと、すべてをトータルすると10,000ルピー(8,000円)程度らしく、スリランカの物価を考えるとおそろしく高く感じた。
何しろ私が持っている現地通貨は空港で両替したものだけ、当然のことながらセレブのマッサージである、アーユルヴェーダを体験すれば全額必要なレベルだった。
幸いにしてUSドル払いができるとのことだったので、手持ちのドルで支払うことにした。
マッサージに関してはパンツ1枚になってオイルマッサージを受けることになる。
このとき本来なら全裸になるらしいのだが、マッサージ師は男性だし、なれとも言われなかったのでそのままにしていた。
当然のことながらパンツもオイルまみれになり、かといってマッサージ用のパンツを貸してくれるわけでもなかった。
スチームバスに入るときはさすがにパンツも脱ぐことになるのだが、シャンタ(Shantha)さん曰く、シーロダーラ(Sirodhara)と呼ばれる額の中央にゴマ油を垂らす施術を受けなかったのはもったいないとのことだった。
最後はハーバルバス(Herbal Bath)に浸かるのだが、全体を通して思ったのは何となくインドネシアのバリ島でやってもらったボディ・ルルール(Body
Lulur)と呼ばれるものに似ていなくもない。
もしかすると根源は同じなのかもしれないが、私的にはバリ島で受けた方がよかったような気がする。
別にエッチな意味で言ったわけではないが、やはりマッサージ師は女性の方がいい。
アーユルヴェーダ(ayurveda)をやった後でキャンディアン・ダンスを見に行く。
このショーをやっている会場は市内に3ヵ所あり、いずれも17時30分の開始、私たちが行ったところは仏歯寺(Sri Dalada Maligawa/Temple of Tooth)に近いキャンディアン文化センターホール(Kandyan Cultural Centre Hall)である。
ショーの内容はスリランカの伝統舞踊といったところか、最後に手に持った松明を振り回したり、口に含んだり、焼けた石の上を踊りながら歩くギニ・シシーラ(Gini
Sisila/Fire Dance)と呼ばれる儀式で幕を閉じる。
これは火が悪霊を追い払う力があることを表現していると言われるが、焼けた石の上を裸足で歩いて大丈夫なのだろうかと思ったりもした。
仏歯寺のプージャ(Tevava Times)は毎日3回、朝の5時30分、9時30分、そして夕方の6時30分から15分ずつ行われる。
仏歯が納められている部屋が開くのはこのときだけで、フロアには信者と私たちのような観光客で埋め尽くされている。
そこでは信者たちが手を合わせお祈りをしているのだが、それこそチラっと見るだけで通り過ぎなければならないほど時間制限が厳しい。
私は一応カメラを構えて部屋の中を撮ろうと画策したのだが、立ち止まることを許される雰囲気ではなかった。
従って皆がそうしているように後方から参拝者の隙間を狙って撮ったのだが、どれが仏歯なのかわかるだろうか。
そして夕食はシャンタ(Shantha)さんと宿泊先のホテルのレストランで取る。
彼曰く、スリランカでは酒やタバコに厳しく、ホテルの中でないとアルコールを口にするのは大変という。
まして仏歯寺の周辺ではこれらの販売をしているところはないとのことだ。
事実、2006年12月1日から施行されているスリランカのタバコ・アルコール法(Tobacco and Alcohol Act)は、これらの製造・販売を厳しく制限するものとなっているようで、シャンタ(Shantha)さんは、今の大統領(マヒンダ・ラージャパクサ/Mahinda
Rajapaksa)が変わらない限り、この状況は変わらないだろう、と言う。
ちなみに彼は2010年1月26日に行われた大統領選挙で再選されたので、スリランカの町中ではストイックな生活を余儀なくされる状況が当分続くことになるだろう。