エアコンなしのバスで長旅を

5/3(Mon) トリンコマリー 9:45-(バス)-17:15 コロンボ
宿泊先 Grand Oriental / \5,000 (US$54) per night
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club (英語・日本語)]
諸費用 トゥクトゥク / Lotus Park Hotel-Trincomalee bus terminal: 250Rs=\200
バス(.49) / Trincomalee-Colombo: 227Rs=\180
トゥクトゥク / Colombo bus terminal-Grand Oriental Hotel: 200Rs=\160
関連サイト アジア総合リンク スリランカ
アドバイス
Train Timetable at Trincomalee
  • トリンコマリーからコロンボまでは列車(Sri lanka Railways)の方がバスよりはるかに快適と思える。チケットは乗車当日に駅で買うことができるが突然運休することもあるので、注意が必要だ。
  • 昼食や飲料水については前日のうちにトリンコマリーの町にあるCargills Food Cityで買っておくといいだろう。

いよいよスリランカの旅も終わりに近づいてきた。
当初の予定ではトリンコマリーからコロンボまで夜行列車を使おうと思っていたのだが、不測の事態が発生するとシンガポール行きのフライトに間に合わなくなるので、安全を期して昼間移動することにした。
ところが移動で1日潰すというのは、わずか5日間の滞在期間しかない者にとっては大きな痛手であるのも事実だ。
せめて快適な移動を、ということで10時発の列車に乗るつもりで駅へ向かったところ、「10時の列車はない」との無情な声がする。
それでは仕方がないとバスターミナルへ移動する私、ガイドブックには冷房付きのバスがあると書いてあったのでそれを信じて行ってみたが、国営バスも民営バスも見事にエアコン設備のないものであった。
車内に入ってみると、これではたまらんな、という暑さなのだが、私に残された選択肢は全くない。
最後の望みを託して「エアコンバスはないのか」と聞いてみるものの全員が首を横に振る始末だった。

Bus No.49 for Colombo heavy crowded in the bus
コロンボ行きの49番のバス ひどく混雑したバスの車内
rest stop at Thulhiriya during long journey tuktuk ride to Grand Oriental Hotel
長旅の中での休憩(トゥルヒリヤ) トゥクトゥクでグランド・オリエンタル・ホテルへ

そうなると覚悟を決めるしかない。
バスが何時に出発するかわからないが、とりあえず通風のいい席を陣取ろうと車内に入り、2人掛けの席の窓側に座る。
私の乗ったバスは右側が3人掛け、左側が2人掛けとなっており、出発間際にはほぼ全部のシートが埋まっていた。
たとえ、途中で乗り降りがあったとしても、列車が運休している状態ではコロンボまで苦行を強いられるのはほぼ確実だった。
乗車時間は推定7時間から8時間、途中で休憩を何回取るのかというのが私の唯一の関心の的であった。

トリンコマリー(Trincomalee)のバスターミナルを出発したバスは、至るところに兵士が目立つ町中を通り抜ける間にも次々に客を乗せ続け、1時間もしないうちに、バスの車内は人いきれでムンムンするほどだった。
そのような中で車掌が人ごみをかきわけ、バス代を徴収していた。
こういった光景を見るのは1992年9月に行ったギリシャのミコノス島、そして2008年12月に行った上海に続いて3回目のことだが、これでバス代をもらい損ねることはないのだろうか。
それに、このバスは均一料金でないのでつり銭を準備するのも大変そうだった。
特に500ルピー(400円)札を出すと、彼が街道沿いの店から小銭を調達してくるまでつり銭をもらうことができないこともあった。

ハバラナ(Habarana)には約2時間半後の12時過ぎに到着、ここでブレークタイムか、という淡い期待はあっさりと裏切られ、バスは乗降客を入れ替えただけでそのまま出発、私は昨日買出ししたパンとジュースで空腹を満たした。
バスはそのままダンブッラ(Dambulla)、マータレー(Matale)を経由してキャンディ(Kandy)に14時30分に着いた。
ここで私はどうしようか真剣に悩んだ。
なぜならキャンディからコロンボまでは15時、15時30分、16時10分と3本の列車があり、このバスに乗り続けるよりもはるかに良さそうだったからだ。
それにバスはここでも休憩せずに走り続けそうな感じがあった。
予感は見事に的中、バスの車内が苛酷さを増すのとは逆に、私たちを追い抜いた列車は見るからに快適そうだった。
おまけに途中から景気づけのためなのか楽団が乗り込んできて音楽を演奏していたが、私にとっては拷問に等しいものだった。

苛酷なバス旅行が一段落したのはキャンディから1時間ほど走ったところにあるトゥルヒリヤ(Thulhiriya)という町だった。
ここのドライブイン(看板はU.K. Hotelとあるがトリンコマリーのときと同じで宿泊施設ではない)で、トイレ休憩となった。
何といっても嬉しかったのは冷たい飲み物にありつけたことだ。
もちろん軽食も取れるのだが、スリランカ料理に手をつけるまでには至らなかった。
なぜならスリランカ料理にはトリンコマリーで飽き飽きしていたからで、こういうときにマクドナルドがあるといいな、と心の底から思った。

コロンボに着いたのは午後5時過ぎ、7時間半に及ぶ長旅はようやく終止符を打った。
私はここで市バスに乗り換えてホテルに行こうなんて毛頭思わなかった。
仮にぼられたとしても大した金額ではないので、通りかかったトゥクトゥクを捕まえてグランド・オリエンタル・ホテル(Grand Oriental Hotel)に行ってもらうことにした。
ところが、到着したホテルは違う名前のホテル、そっちで来たかと苦笑するほかなかった。
バウチャーを見たホテルマンは、「旅行会社と交渉して予約をキャンセルし、私たちのホテルに鞍替えしないか」と持ちかけてきたが、それも癪なので、予定通りグランド・オリエンタル・ホテルへ行くことにした。
夕食はもはや外出する気力もなく、ホテルのレストランで取った。
そして、スリランカの代表的なビール、ライオンビールで喉を潤したとき、長かった1日がようやく終わりを告げた。

シンガポールは物価高?

5/4(Tue) コロンボ(バンダラナイケ) 7:01-スリランカ航空(UL)318-13:25 シンガポール(チャンギ)
プールでリラックスした後、シンガポール・リバー・クルーズ
宿泊先 Robertson Quay / US$111.08 (\10,390) per night
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)]
諸費用 タクシー / Grand Oriental Hotel-Bandaranaike airport: 2,800Rs=\2,240
タクシー / Changi airport-Robertson Quay Hotel: S$21.8=\1,490
シンガポール・リバー・クルーズ: S$15=\1,030
関連サイト アジア総合リンク シンガポール スリランカ

いよいよスリランカを去る時がやってきた。
朝の4時に出発しないといけないので、バンダラナイケ空港(Bandaranaike airport)までの足はホテルの中にあるアロイズ・トラベル(Aloy's Travel Service)を通して昨夜のうちにタクシーサービスをオーダーしておいた。
シャンタ(Shantha)さんはトゥクトゥクでも空港へ行ってくれるよ、と言っていたが、早朝の足として使うにはあまりにもリスキーなのでやめておいた。
そして無事に空港に到着、スリランカの名産品である紅茶のセットを土産に買い、そのままシンガポール行きのフライトに乗り込む。

シンガポールではホテル近くのUE Squareというショッピングモールで昼食用のパンと冷たいビールを買う。
私たちにとっては日常の光景として、こういうことが当たり前になっているが、スリランカから戻ってくると涙が出そうになるほどだ。
そして、部屋で昼食を食べ終えた私は夕方までの時間をプールで過ごす。
スリランカの旅程をあまりにいろいろ詰め込みすぎたので、最後の日くらいはゆっくりしようと最初から決めていたからだ。
夕方になってからは性懲りもなくリバークルーズに乗ってみる。
もちろん「世界三大ガッカリ」で有名なマーライオン像(Merlion)も写真に収める。
シンガポールにはトランジットで寄ったようなものなので、私にしてみればこれで十分である。
最後は美味なシーフード料理に足マッサージで締め、これにて今回の旅行も終わりである。
ところで、タクシードライバーのアンドリュー(Andrew Leo)さんが言っていたカジノ、これは今度来た時のお楽しみである。

Robertson Quay Hotel The view from the hotel
ロバートソン・キー・ホテル(Robertson Quay Hotel) ホテルからの眺め
Singapore River Criuse Singapore River Criuse
Singapore River Criuse Singapore River Criuse
シンガポール・リバー・クルーズ(Singapore River Criuse)

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