1/2(Hol) | バンコク(スワンナプーム) 7:50-タイ航空(TG)102-9:10 チェンマイ 11:05-ノックエアー(DD)8202-11:40 メーホンソン ロート洞窟(Tham Lot Cave)へのエクスカーション(Namrin Tour) |
宿泊先 | Baan Rom Mai / 800B (2,000JPY) per night |
[booking sites for you / Rose Garden Tours (英語)] | |
諸費用 | タクシー / ホテル-スワンナプーム空港: 300B=750JPY トゥクトゥク / メーホンソン空港-市街: 60B=150JPY ツアー料金: 1,800B=4,500JPY(洞窟ガイド料込み) |
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昨日とは打って変わったような質素な朝食を終えた私はタクシーに乗って空港へ向かった。
国内線なので1時間前のチェックインでも間に合うのだが、今日までタイは祝日だということを思い出し、少し早めにホテルを出ることにした。
幸いにスワンナプーム空港(Suvarnabhumi International Airport)での混雑は杞憂に過ぎず、チェックインもすんなりとできたので、余裕を持って出発ゲートへと向かうことができた。
残念ながらチェンマイ(Chiang Mai)からのフライトがかつてのタイ航空でなく、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)のノックエアー(Nok
Air)になったことで荷物はスルーバゲージとはならなかったが、プライオリティタグを付けてくれるという配慮をしてくれた。
スワンナプーム空港の搭乗ゲートの中は想像以上に涼しい、というより寒いくらいだった。
このフライトは日本発の深夜便から直接乗り継げるのか日本人観光客もチラホラいた。
彼らを含めてほとんどの人が長袖長ズボンで、日本人は完全な冬支度、夏の装いの私は異星人のようだった。
ところが、チェンマイってそんなに寒いのか?と思いきやそんなことはなく、(そうでなければラフティングのツアーなど出ない)少なくとも昼間はプールで泳いでも大丈夫な陽気だった。
ちなみに、毎週月曜と土曜は、ハッピーエアー(Happy Air)という航空会社が,、バンコクからメーホンソンへ直行便(BKK 9:00-10:50 HGN 11:10-13:00 BKK)を飛ばしているようで、それを早く知っていれば、もっとホテルでゆっくりできたのにと後悔した。
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ノックエアーのチェックインカウンター (バンコク・スワンナプーム国際空港) |
チェンマイ国際空港 (Chiang Mai International Airport) |
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メーホンソン空港(Mae Hong Son Airport) |
チェンマイ空港でのトランジットは思ったよりも時間に余裕があったので、レストランでパソコンを広げてインターネットを楽しんだ。
これだけでもバンコクでUSBルーターとプリペイドSIMを買った甲斐があるというものだ。
今回重たい思いをしてまでパソコンを旅行に持ってきた理由は、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)の多用とそれに伴う空港での時間潰しが課題の一つだったからだ。
プライオリティパス(楽天プレミアムカード)を使ってのビジネスラウンジ利用とどっちが得かという気がしないでもないが、東南アジアのインターネット環境は日本と比べるべくもなく観光客に優しいので、1週間程度の滞在でも十分に元が取れるような使い方ができるのだ。
ノックエアー(Nok Air)に乗っている時間はわずか30分余り、あっという間にメーホンソン(Mae Hong Son)に到着、そこからトゥクトゥクに乗って町へ向かう。
町といってもメインストリートが走っているところ以外はほとんど何もないが、ホテル探しをするためにレインボー・ツアー(Rainbow Tour)という旅行会社へ寄ってみた。
そこで、ツアーの申し込みもしようかと思ったのだが、明日催行されるというツアーがあまり魅力的に思えなかったので、そこではホテルの斡旋だけしてもらうことにした。
ホテルは東南アジアでよくある旅行会社の社員の家族がやっているというところ、おまけに英語があまり通じそうな感じがほとんどなかったので、タイ人旅行者が大挙してチェックアウトしてしまった後は、私しか宿泊客がいないような感じだった。
ホテルに荷物を置き、昼食を取りに中心部へ戻る。
来たときは車だったのであまり遠く感じなかったのだが、歩いてみると坂道を上がる形になるので、徒歩10分とはいえ遠く感じる。
鈍った体には少し堪えるが、そんなことを言っていたら白人混成のトレッキングツアーなどに参加したらギブアップしかねない。
昼食へ行く途中で、先ほどのレインボー・ツアー(Rainbow Tour)の前も通るが、商売気がないのか、客引きみたいなことはされない。
ぶらぶらと湖の方へ向かったところで、ナムリン・ツアー(Namrin Tour)という旅行会社があった。
中を覗くと誰もいないので、次に行こうとしたところで、一人のタイ人から声がかかった。
そのタイ人がナムリン・ツアー(Namrin Tour)のオーナーのダム(Dam)さん、今日は成り行きで彼にロート洞窟へ連れて行ってもらうことになった。
料金は私1人のプライベートツアーということもあるが、1,800バーツ(4,500円)と値が張るものだった。
しかし、そこまで行く足はバスしかないし、昼食後にバスでそこへ行くには、帰りのことを考えると、あまりにもリスクが高すぎた。
昼食を取ってダム(Dam)さんに声をかけた私は、彼の車に乗り込んだ。
彼は正規のライセンスを持つガイドでもあるが、彼がいなくなったら店番は誰がやるのだろう。
彼は問題ない、と言ったが、こういう適当さがタイらしいと言えばタイらしかった。
私はガイド圏ドライバーのダム(Dam)さんと2人でロート洞窟を目指す。
そこは思ったよりも遠く、午後3時にバスで出たら宿泊しなければならないところだった。
道中は彼がいろいろガイドしてくれたり世間話をしたりして過ごす。
さすがに2人きりで黙っているわけにもいかないから、英会話スクールにでもいると思って会話を続けていると、何気にスムーズに言葉が出てくる。
やはりシンガポールでのエリック(Eric)さんたちとのレッスンが生きているのだろうか。(笑)
ロート洞窟では筏に乗って行くのだが、必ずガイドを連れなければいけないらしく、100バーツ(250円:ツアー代に含まれている)を払って彼女たちを雇う。
それにしてもガイドの女性と筏を引く男性を雇って100バーツ(250円)って、彼らはいくらもらえるのだろうか。
ロート洞窟の中は薄暗く、ガイドが持っているランタンで要所を照らしながら進んでいく。
写真を撮っておいた方がいいようなところで説明を加えてくれるが、片言の英語なので、詳しい説明がされるわけではないが、流暢な英語ガイドが説明してくれたとしても理解できない私には片言英語の説明で十分であった。
洞窟見学を終えた私たちはメーホンソンへと戻る途中でリス族の村(Lisu Village)へ寄ったが、ダム(Dam)さん曰くいずれも夕食の準備をしているということで、満足に見ることはできなかった。
元より、ここが目的でなかったので、まあ、明日見ればいいか、と先に行く。
途中で日が落ちて暗くなり、2人で顔を見合せながら「ちょっと遠いね」と言って笑った。
プライベートツアーでさえ、往復4時間かかるのだから、バスで行っていたら確実に帰って来られないところだった。
洞窟のツアーから会社のオフィスに戻ると、香港人の老夫婦が何やらツアーの申し込みをしようとスタッフと相談中である。
私が明日参加しようとしているのは山岳民族村へのツアーなのだが、奇遇にも彼らが参加しようとしているのも同じようなものだった。
すかさず私は彼らと一緒でいい、と声をかけ、ツアーの申し込みを終えた。
昼間に話を聞いたときはフランス人の1人旅の男がいるとかいう話だったが、たぶん彼はハードなトレッキングなどに参加するだろうから軟弱観光ツアーの私とは一緒にはならないだろう。
それよりも老夫婦と一緒のツアーの方が軟弱ツアーが予想されるからちょうどいいと思った。
とりあえず今日の予定はこれにて終了である。
明日はどうなることやら・・・