4/28(Sat) | 東京(成田) 16:00-ユナイテッド航空(UA)838-8:56 サンフランシスコ(国際) 10:32-ユナイテッド航空(UA)487-12:11 ラスベガス(マッカラン) ホテルのプールでリラックス Cirque du Soleil - "Mystère" at Treasure Island |
宿泊先 | Hilton Grand Vacations Suites / US$119 (\9,600) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | タクシー / マッカラン空港-ホテル: US$40=\3,230 Deuce: 2時間チケット US$5=\400, 24時間チケット US$7=\570 show ticket (Category 2): US$89.03=\7,190 (35%割引) |
関連サイト | アメリカ ネバダ州 |
アドバイス |
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このゴールデンウイークは、1月に台北発券で取ったユナイテッド航空の北米行きのチケットを使って旅をした。
2月のタイ旅行の帰国便にどこの航空会社を使うかさんざん迷ったが、マイレージプラスのプレミアシルバー(2012 Mileage Plus Premier Benefits)のステータスを有効に使うためには、ユナイテッド航空を利用してアメリカ方面、特にメキシコかカリブ海諸国まで足を延ばすことがいいと思ったからだ。
特に今年の1月1日からは、プレミア資格の取得要件に、1暦年中にユナイテッドまたはコパ航空で加算対象運賃のフライトを最低4便利用しなければならない規程が盛り込まれたので、余計にそうしなければならなくなったのだ。
そうなると気候的に安定している5月がいいということになり、3回目の北米行きは初回に引き続いてゴールデンウイークに照準を合わせることになったわけだ。
実のところ私が目指したのはジャマイカのモンテゴ・ベイ(Montego Bay)だったのだが、仕事のスケジュール調整が不確定なまま4月を迎え、いざ5月1日と2日が休めるとわかったときには、安いチケットが残っていなかったのだ。
そこでカンクン(Cancun)行きのチケットを検索すると安いものが残っていたので、そのまま予約をしたというわけだ。
そして、出発当日、私はサンフランシスコ行きのフライトに搭乗すべく成田空港へ向かった。
一昔前ならゴールデンウイーク初日は本当に混雑していたのだろうが、少なくとも私がここ数年経験した限りでは、マスコミの報じる出国ラッシュは、わざと混雑している一角を狙って報じているような感覚を受けるほどすいているのでそれほど急ぐこともなかった。
成田でのチェックインカウンターは、ゴールデンウイークや年末年始になると、出国審査場が混んでいることがあるので早めに手続きをお済ませください、という親切なアナウンスをされるが、この程度なら1990年代の9月の平日の方がはるかに混んでいたし、今でもバンコクに比べればすいているというレベルだ。
もはや成田はハブ空港となっているアジア各国の空港のはるかに後塵を拝していると言ってもいいくらいだろう。
かなり危機的な状況だ。
成田国際空港 | マッカラン国際空港 (McCarran International Airport) |
ヒルトン・グランド・バケーション・スイーツ(Hilton Grand Vacations Suites) | |
トレジャー・アイランド・ホテル(Treasure Island Hotel & Casino) |
サンフランシスコ(San Francisco)到着は日付変更線の関係で同日の午前9時過ぎ、日本との時差はマイナス16時間、日本時間の夜中の1時にここは朝なのだから体がおかしくなりそうだ。
アメリカの場合、単なるトランジットでも入国審査があるが、今回はラスベガスで泊るので、本当の意味での入国審査をサンフランシスコで受ける。
過去2回の旅行における入国審査と比べても、やはり西海岸の方がまともな感じを受ける。
前回のアトランタ(Atlanta)とニューヨーク(New York)は最悪で、何しにメキシコへ行くのだ、とかなぜ1人なのか、とか犯罪の取り調べかよ、という不快感を覚えたからだ。
これから中南米へ行くなら西海岸の諸都市を経由した方がいいと思った。
ラスベガス(Las Vegas)に着いたのは昼過ぎ、ギラギラと照りつける夏の太陽が容赦なしに照りつける。
空港の両替所でドルの現金を入手しようとUSドルのトラベラーズチェックを出す。
100ドルにつき、2ドルの手数料で両替ができる。
これが円の現金からの両替だと、為替レートが1ドル=92.122円、何というぼったくりよう、成田が3円の手数料で83.99円、銀行間レートが81円弱ということを考えれば信じられないものだ。
これからの海外旅行は、原則として日本で両替か、現地ATMからの引き出し以外はダメである。
空港から乗ったタクシーの中に置かれていたガイドブックを手に取り、夜のエンターテイメントなどのチェックをする。
今日はプールでのんびりとして、夜はシルク・ド・ソレイユ(Cirque du Soleil)のミスティア(Mystère)を見ることに決めていたので、特にチェックすることもなかったが、明日の夜のために調べてみたのだ。
今回泊ったホテルは、デルタ航空からヒルトンHオナーズのゴールドステータスをもらっていたので、安価に泊れるラスベガスに照準を絞って予約してみた。(2011年8月28日-Hilton HHONORS ゴールドカード)
ほかの都市では100ドルぐらいで泊れるところはないからだ。
残念なのは、ホテル内にカジノがないこと、夕食の取れるレストランがないことだった。
そのためにほかのホテルに行かなければならないのは手間のような気がした。
ただ、日本語デスクがあって日月を除く10時から16時までスタッフがいることは何かにつけて助かる。
もちろん、英語で対応してくれるコンシェルジェもあるが、ここでお目当てのショーのチケットを35%引きの割引価格で予約できたのは大いに役に立った。
最初は暑い中、開催地であるトレジャーアイランドホテル(Treasure Island Hotel & Casino)か、ストリップ沿いの格安チケット店(TIX 4 TONIGHT)まで行かなければならないかな、と思っていたが、これでショーの開始までのんびりとプールで寛げることになったからだ。
外国だと時間に余裕があるように見えてもあっという間に時間がなくなり、思っていたことができないことが往々にあるだけによかったと思う。
それでもプールで寛げたのは約1時間、7時からのショーにしたのは失敗かなとも思ったが、9時半からのものにすると、夕食を取ってから会場に行くことになり、ショーの最中に寝てしまうので、あえて7時からにしたのだ。
ちなみに、シアターには30分前には入っていた方がいいとのことなので、6時にはホテルを出てトレジャーアイランドホテルへ向かった。
シアターでは、コカコーラやポップコーンを手に抱えた観客が多く、まさに典型的なアメリカのエンターテイメント会場なのだな、と実感した。
ショーの中身は、空中ブランコやトランポリンを生かしたアクロバティックなものが中心、幕間に入るコメディなショーが観客の笑いを誘っていた。
それにしても、彼らの軽業というか曲芸の域に達した技は感心するというか驚くというか、お口あんぐり状態なのだが、これだとセリフなしでも十分に楽しめ、世界各国の観光客を魅了するのも頷けるものがある。
かくいう私もここへ来た2回とも彼らのショーを楽しんだので、それだけでもここへ寄る価値はあったと言えようか。