4/29(Sun) | ビジョン航空グランドキャニオン日帰りデラックスツアー "Fantasy" at Luxor Hotel |
宿泊先 | Hilton Grand Vacations Suites / US$119 (\9,600) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | ツアー料金(ビジョンホリデー): US$304=\24,530 Deuce: 2時間チケット US$5=\400, 24時間チケット US$7=\570 show ticket (Section 2): US$38=\3,070 (30%割引 at TIX 4 TONIGHT) |
関連サイト | アメリカ アリゾナ州 ネバダ州 グランドキャニオンの概要(PDF - 日本語版・英語版) |
アドバイス |
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今日はあらかじめ日本で申し込んでおいたグランドキャニオンツアーに参加した。
ラスベガス大全というサイトから申し込んだ「ピジョン航空グランドキャニオン日帰りデラックスツアー(Grand Canyon South Rim Air &
Ground)」というものだ。
飛行機で往復するので、行程は約7時間、しかも日本語ガイドが必ずつくので英語が苦手な人にはお勧めだ。
出発時間は7時と11時45分のものがあり、朝は辛くても昼の時間をプールでまったりして有効に使いたいという人は7時発、どう考えても早起きなど無理という人は11時45分発のものがいいだろう。
私はラスベガス到着がツアー参加の前日なので、迷わずに昼の出発にした。
ピジョンエアー(Vision Airlines)の発着するノース・ラスベガス空港(North Las Vegas Airport)へは、バスでの送迎が付き、集合場所となっているサーカス・サーカスホテル(Circus Circus)の駐車場へ10時20分までに来るように指定されていた。
ここは、私の泊っているヒルトン・グランド・バケーション・スイーツ(Hilton Grand Vacations Suites)の隣なのだが、デュース(Deuce)と呼ばれるバスで1停留所分ある。
歩けないことはないので問題はないが、バスのチケットは2時間券(5ドル)と24時間券(7ドル)しかないので、今、24時間券を買っても、夜に買っても違いはない。
サーカスサーカスのそばにはマクドナルドがあるので、そこで時間を潰そうと早めに出たのだが、行ってみると長蛇の列、ちょうど朝食の時間帯なので、誰も考えることは同じのようで、私は早々に退散することにした。
10時半ごろになってツアーのバスに乗り込んで空港へ行くと、さすがゴールデンウイーク期間中だけあって、そこには日本人観光客が溢れていた。
ツアーガイドの女性が日本人参加者を集めて一通り説明したあと、いよいよ出発というときになって、飛行機の安全点検のために、出発が遅れるという。
同じ時間に出発する英語ガイドのツアーは定刻通りに出たが、私たちだけ置いてきぼりを食ったわけだ。
結局、グランドキャニオンへ向かった別の飛行機が戻ってくるまで待たされたので、2時間余りの遅れとなり、その間、私たちは配られたランチボックスを開けて昼食を取ることになった。
これだったらマクドナルドのセットメニューの方がはるかに美味いのではないかと思えるようなサンドイッチを食べていると、英語圏の国というのは安くて美味いものがマクドナルドのハンバーガー以外にないのか、ということを実感する。
2時間遅れで出発した私たちの乗った飛行機はフーバーダム(Hoover Dam)を眼下にグランドキャニオンへと向かう。
ここでの見学コースは、ブライトエンジェル・ポイント(Bright Angel Point)とマーサー・ポイント(Mother Point)の2か所で、滞在時間はそれぞれ40分程度だ。
ガイドがそれぞれのところで熱心に説明をし、その後自由時間となって参加者は三々五々にビューポイントへ向かう。
彼女は、ツアー客から頼まれる前に「写真撮りますよ。並んで並んで・・・」とカップルに語りかけることも忘れない。
私の経験から言って、おそらくこういう気配りは日本語ツアーだけのような気がするが、自分たちの写真を撮ってくれ、というぐらいはガイドが言わなくとも自分たちから頼めばいいのに、と思うのは私だけなのだろうか。
ちなみに、この日はガイドの方も好天というほどで、半袖短パンでも大丈夫なくらいの陽気、ラスベガスは泳げるほどなのでその格好で問題ないが、グランドキャニオンは気温が下がるので、私も下は長ズボンで行ったくらいだ。
ところで、最初のビューポイントにあるブライト・エンジェル・ロッジ(Bright Angel Lodge)ではガイドが名物と言っていたアイスクリームを売っているのだが、オペレーションが悪く、長蛇の列になっている。食べてみたいと思ったのだが、バスの出発時間が迫っていて断念した。
ラスベガスのマクドナルドといい、ここといい、何でこれほど並ぶのか。
もしかして安くて美味しいということがアメリカでは希少価値なのだろうか。
2回目のビューポイントであるマーサー・ポイント(Mather Point)は、グランドキャニオンの絵葉書などにも載るほど有名なところだという。
それゆえ、たくさんの人たちが入れ替わり立ち替わり写真を撮っていて、非常に賑わっている。
2か所のビューポイントの観光を終えた私たちは再びバスと飛行機を乗り継ぎ、ラスベガスへと戻った。
到着時間は6時過ぎ、このあと7時からのショー見物を入れていた人も多いようで、シルク・ド・ソレイユ(Cirque du Soleil)のオー(O)をやっているベラッジオ(Bellagio)で下りた人がかなりいた。
ただ、このショーは前回来た時、サンダルでの入場は不可だったはずで、ツアーに参加したまま靴を履き替える暇もなく、ショーの会場に行かざるを得なかった人たちはどうなったのだろうか。
一方、私はどうしたかというと、夕食でも取ろうとストリップをぶらぶらと歩いていたときに見つけた格安チケット屋、すかさずMay I help you?と近づいて来るスタッフ、ルクソール(Luxor)で10時30分から始まるファンタジー(Fantasy)というセクシーショーのチケットが38ドル(3,070円)で売られていることを見つけた私は、すかさずその場で買うことにした。
ただ席の指定を受けるためにはルクソールのシアターに9時30分までに行かないといけないらしく、残り30分しかなかったため、デュース(Deuce)でなく、タクシーでホテルへ向かうハメになった。
ちなみに、このショーは成人指定となっているので、街のチケット屋で買うにもID(パスポート)を見せなければ買えない。
結局、チケットは割引で買えたものの、タクシー代を加味すると、果たして得だったのだろうか、というレベルだった。
ショーの方はお色気ショーといった感じでそれほど卑猥な感じはしないので、カップルや女性の見物客もかなりいた。
もっとも男性客の方が圧倒的に多かったがそれは仕方がないだろう。
ちなみに、カジノはまたもやトライせずにラスベガスを去ることになった。
2度もラスベガスに来て1度もカジノをしないというのも珍しいかもしれない。