4/25(Thu) | 東京(成田) 16:55-ユナイテッド航空(UA)78-16:50 ニューアーク(リバティ) |
宿泊先 | Morningside Inn / US$94.08 (\9,340) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Hotel Club (英語・日本語)] | |
諸費用 | Newark Airport Express: US$16=\1,590 タクシー / Port Authority Bus Terminal (PABT) - ホテル: US$15.5=\1,540 |
関連サイト | アメリカ ニュージャージ州 ニューヨーク州 |
今回の旅行は、昨年のゴールデンウイークに引き続き北米方面への旅行となった。
さすがに日本発のチケットもゴールデンウイーク初日となる4月27日の出発でなければそれほど高くなく、おまけに昨年のようにユナイテッド航空のチケットを台北発券しようとしてダメだった(2013年1月3日-急激な円安で海外発券継続に黄信号)ので、今回の旅行は日本発のチケットで行くことにした。
そして出発当日、成田空港で時間潰しをするために出国審査後にKAL Business Class Loungeへ向かう。
半年前(2012年10月)に来たときと違ってアルコールと軽食が無料となっていたので、これなら来る価値があるだろう。
東京とニューヨークでは13時間の時差があるので、現地に着くと体感的には昼夜が逆転したのと同じ感覚だ。
ゴールデンウイーク本番前にもかかわらず、機内は満席だったので、案外と窮屈だった。
私は時差ぼけを防ぐために、機内ではなるべく寝ないように気合いを入れて映画を2本見続けた。
そのうち一本は「草原の椅子」、奇しくも北米旅行に来ることが決まっていなければ、参加したかもしれないパキスタンツアーの目的地、フンザ(Hunza)が舞台の物語だった。(2013年3月10日-パキスタン大使館のイベント「桃源郷フンザの国パキスタン」に行ってみた)
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KAL Business Class Lounge(成田空港) | |
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ニューアーク・エアポート・エクスプレス (Newark Airport Express) |
モーニングサイド・イン(Morningside Inn) |
ニューアーク・リバティ国際空港(Newark Liberty International Airport)に着いたのは夕方、前回ニューヨークに来たときは中米を巡った後だったので、入国審査も税関検査も厳しかったが、今回はほとんど何も聞かれずに通関できた。
ニューアーク(Newark)からマンハッタン(Manhattan)まではニュージャージー・トランジット(New Jersey Transit)で行くことができるが、到着ロビーを出たところにニューアーク・エアポート・エクスプレス(Newark Airport Express)のバス乗り場があったので、それに乗って向かうことにした。
バス乗り場にはニューヨークでトランジットしてペルーへ向かうという一人旅の若い女性が何と3人もいて、こういう偶然もあるのだと驚いた。
それにしても、ここでは若者の海外旅行離れというのが嘘のような光景だった。
タイムズスクエア(Times Square)の近くにあるポート・オーソリティ・バス・ターミナル(port authority bus terminal)でニューアーク・エアポート・エクスプレス(Newark
Airport Express)を降りた私はタクシーを拾ってモーニングサイド・イン(Morningside Inn)へ向かう。
地図を見ると地下鉄(New York City Subway)1号線でも行けそうな感じだったが、不慣れな土地で大きな荷物を持ってウロウロしたくなかったので、より安全なルートを取ることにした。
実際のところ、私の泊まったホテルは地下鉄1号線の110丁目ストリート-カテドラル・パークウェイ(Cathedral Parkway - 110th
Street)から歩いても5分ほどしかかからなかったが、ホテルの看板が夜になるとわかりづらいので、最初はタクシーの方がいいだろう。
それにしてもバス・トイレが共同だったのは私の見落としで、これが冬だったら部屋からシャワールームに行くのも寒くて大変だっただろう。
しかも、シャワールームの中にあったトイレの使い方が汚いというか、わざと汚したのか、という輩がいたのには私のみならず他の宿泊者も閉口だった。
それと、室内で無料のWi-Fiが使えるということだったのだが、電波があまり届かない部屋なのか、インターネットに接続できないことも不満の一つだった。
4/26(Fri) | ニューヨーク市内観光 |
宿泊先 | Morningside Inn / US$94.08 (\9,340) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Hotel Club (英語・日本語)] | |
諸費用 | 地下鉄(New York City Subway) / Metro Card (購入): US$6=\600 エンパイアステートビル展望台(Empire State Building Observation Deck): US$25=\2,480 ロックフェラーセンター展望台(Top of The Rock Observation Deck): US$27=\2,680 |
関連サイト | アメリカ ニューヨーク州 Official New York City PASS |
さすがにニューヨークが世界屈指の金融都市だけあってマンハッタン(Manhattan)には銀行が至るところにある。
前回(2011年1月)ここへ来たときはCitibankでトラベラーズチェック(旅行者用小切手=traveler's check)を両替したが、今回は近くにCitibankが見当たらなかったので別の銀行へ行ってみた。
TD Bank、奇しくも半年前に締め出しを食った証券会社の系列銀行だ。(2012年9月29日-TD Ameritradeが2012年10月末で日本を含む特定国の居住者の口座を強制閉鎖へ)
銀行へ入っていくと、スタッフのお姉さんが言う。
Do you have an account?(口座をお持ちですか?)
そんなものがあるわけがない。
私が両替しようとしているのはトラベラーズチェック(旅行者用小切手=traveler's check)であって、普通の小切手ではない。
しかし、そんなことを説明しても両替が可能になることはなかった。
今や、トラベラーズチェック(旅行者用小切手=traveler's check)はマイナーな両替手段であって世界的に見ても扱っていない銀行も多いのだ。
そのお姉さんは Please go to Chase Manhattan Bank. You can exchange your traveler's check.(チェースマンハッタン銀行へ行ってください。そこなら両替できます。)と言ってくれたので、向かいにある銀行へ行ってみた。
そこでも最初の言葉は「口座持っているか?」であったが、そこはTCの両替であることを説明したら納得してくれた。
従来の常識であればTCの両替は、現金の盗難・紛失のリスクがあるので、必要な分だけ小まめに、だったが、今やそんなことを言っていると両替場所を探すのに時間を取られて大変な思いをする。
もっとも私がTCを持っていくのは西欧と米国へ旅行するときだけだが、それでも空港以外でTCの両替場所を探す苦労は身に沁みてわかっている。
当然、このときも手持ちのTCをすべて現金化したのは言うまでもない。
ラッキーだったのは換金手数料がゼロだったことだ。
タイムズ・スクエア(Times Square) | ||||
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チェースマンハッタン銀行(Chase Manhattan Bank)で今回の旅行の軍資金を入手した私は、地下鉄(New York City Subway)1号線に乗って110丁目ストリート-カテドラル・パークウェイ(Cathedral Parkway - 110th Street)から42丁目ストリート-タイムズ・スクエア(Times
Square - 42th Street)まで行ってみた。
ちなみに、この駅の次が34丁目ストリート-ペン・ステーション(Penn Station - 34th Street)ということもわかって、28日にニューアーク・リバティ国際空港(Newark Liberty International Airport)へ行くときは、ニュージャージー・トランジット(New Jersey Transit)に乗った方が確実だということがわかった。
もちろん、私がタイムズ・スクエア(Times Square)へ向かったのは、ブロードウェイ(Broadway)をぶらぶらと散策しながらあっとニューヨークのオフィスに行ってメジャーリーグの観戦チケットをもらい受けるのが目的だ。
小春日和の陽気に誘われて多くの人が町を歩いており、小腹がすいたら途中のホットドッグスタンドで小休止する。
やはりニューヨークへ来るなら日本のゴールデンウイークを跨ぐ春の季節が一番良さそうだ。
もっとも目の保養をしたいなら毎年8月の第4日曜に行われるGo Topless Day(ゴー・トップレス・デー)に合わせて行くといいだろう。
今年の開催は8月25日、正午から午後3時の間に、ブライアント・パーク(Bryant Park)からタイムズ・スクエア(Times Square)を往復するようだ。
エンパイアステートビル展望台(Empire State Building Observation Deck)の入口は5番街(5th Avenue)の方にある。
夜景が綺麗だというので、あっとニューヨークで当日申し込みが可能かどうか聞いてみたが、あいにく予約だけで満席となっていた。
とりあえず、そこはニューヨーク観光名所の一つなので、ぶらぶらと歩きながら行ってみることにした。
ニューヨークの主な観光名所を6か所巡るためのニューヨーク・シティ・パス(Official New York City PASS)も売っているが、わずか2日の滞在で、私はそこまで気力がない(!?)ので、一般の入場券を買って、展望台に上ってみる。
上に行くのに昼間でも30分ほど並ぶので、時間が限られている人はツアー参加がいいかもしれない。
もちろん、ここからはマンハッタン(Manhattan)が一望できるので、ニューヨークへ来たなら一度は行くといいだろう。
チャイナ・タウン(Chinatown) | |
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さすがに歩き疲れたので、チャイナタウン(Chinatown)まで地下鉄(New York City Subway)で行ってみる。
下車する駅はキャナル・ストリート(Canal Street)、そこから少し歩くと、Back Rub(ボディマッサージ)、Foot Rub(足マッサージ)と書かれたマッサージ屋の看板が至るところにある。
さすがニューヨークのチャイナタウンだけあって、HSBC Bank USAもあり、ここでもトラベラーズチェック(旅行者用小切手=traveler's check)を両替できたのだろうか、などと思ったりもする。
「口座をお持ちですか?」と聞かれたときに香港の口座でも相手はOKするだろうか。
ところで、最近では中国系の人がメキシコシティ(Mexico City)やサンサルバドル(San Salvador)の空港でさえマッサージ屋をやっているので、本格的なチャイナタウンがあるところでは探すのにそれほど苦労はしないと思ったが、それは正しいようだった。
私が行ったところは何と日本の演歌が流れていて、ここは本当にニューヨークかと思ったほどだった。
ついでに夕食もここの界隈で取ってから、夜景を見にロックフェラーセンター展望台(Top of The Rock Observation Deck)へ向かうことにした。
地下鉄(New York City Subway)をロックフェラーセンター(Rockefeller Center)で降り、目的地へ着いたのは午後8時、チケットを買うと何と午後10時10分まで待たないといけないとのことだった。
こんなことならチャイナタウンへ行く前にチケットだけでも買いに来るべきだったと後悔しても遅い。
仕方がないので、49丁目ストリート(49th Street)にある伊勢という居酒屋で時間を潰すことにした。
人気店なのだろうか、店内はほぼ満席だったが、さすがにマンハッタン(Manhattan)だけあってかなり高い。
ちょっと油断しているとたちまち100ドル(9,900円)が飛んでしまう勢いだ。
ビールで喉を潤した後でぶらぶらと歩いて展望台へ戻る。
途中で街角に座って携帯メールをチェックしていると、外国人観光客(私もだが)から道を聞かれる。
「オレに道聞くなよ!」と思いながら、5番街(5Th Avenue)はこっちか?程度の質問なので答えられたりする。(笑)
ようやく入場時間になって入ってみると、期待した割には拍子抜けのような景観、これならエンパイアステートビル展望台(Empire State Building
Observation Deck)からの眺めの方が良かったような気がする。
帰りのエレベーターは長蛇の列、ニューヨークの観光名所は個人で来ると行列に並ぶだけで疲れてしまうという気がした。
ホテルまではもちろんタクシー、昨夜と同じ15.5ドル(1,540円)で帰ることができた。
ただ、昨夜同様、ホテルでのWi-Fiは相変わらず使えずじまいだった。