磐越・仙台旅行(2015年5月29日~6月1日)

フルーティアふくしま2号


5/31(Sun)

昨日のSLばんえつ物語の3時間半もの大幅遅延によって会津若松の観光は今日にずれ込むことになった。
それぞれが行きたいところがあるだろうということで、列車の出発時刻までは自由行動となったが、朝食に喜多方ラーメンを食べに行くという企画は誰も実行しなかったようだ。
とりあえず、私とジャンク債さんは中町フジグランドホテルから徒歩圏にある鶴ヶ城に行ってみることにした。
一方、エマージングさんは野口英世青春館(會津壹番館)会津の酒蔵「末廣」を巡り、七日町まで足を延ばして朝の散策を楽しんだようだ。
朝方はあまり天気が良くなかったが、私たちがホテルをチェックアウトする頃には陽が照ってきて暑くなってきた。
鶴ヶ城に到着したのは10時前、会津若松駅での集合が11時だったので、見学の時間はあまりなさそうだった。
茶室麟閣共通券(510円)というのを買うと、中に入れるようだったが、移動の時間を考えると外観の写真を撮るだけで終わりになる。
そこで私は、記念というわけではないが、ガイドの人なのか、武士のコスプレをした人がいたので、一緒に写真を撮ってもらうことにした。
フェイスブックで写真をアップしたときに「貴方はコスプレしないのか」という声もあったのだが、そういったブースはなかったように思う。
今年は鶴ヶ城天守閣再建50周年記念だというし、そういうものがあればお金を出す人もいるのではないだろうか。

鶴ヶ城観光
鶴ヶ城 鶴ヶ城
鶴ヶ城 鶴ヶ城
鶴ヶ城 鶴ヶ城
鶴ヶ城 鶴ヶ城

会津若松駅の集合は11時、当初の企画ではフルーティアふくしま2号に乗って郡山へ行くというものだったが、指定券が取れずにいたところ、後方に4両の普通車両が連結されると知り、私たちもそのまま同じ列車に乗ることにした。
このイベント列車は外観はあまり変哲のない車両だが、中がカフェテリアになっていて、スイーツを食べながら移動するというものになっている。
駅でもイベントムードを高めようと横断幕を用意したJRのスタッフが見送ってくれている。
ここで、一緒に写真を撮らせてくれと頼んだところ、出発間際にもかかわらず快く応じてくれたのが嬉しい。
私の後にも慌ててカメラを持って列車から飛び出してきた女性が数名いたが、タイミング的にはちょっと際どかっただろうか。(笑)

フルーティアふくしま2号
(前2両-イベント列車指定席、後4両-普通車両)
フルーティアふくしま2号 フルーティアふくしま2号
フルーティアふくしま2号 フルーティアふくしま2号

郡山ではちょうど昼食の時間帯になったので、喜多方の代わりといっては何だが、ラーメン屋へ行くことにした。
グルメのエマージングさんがネット検索で探し当てたのが、食べログで評価の高かった正月屋、住宅地の中にあって、駅からタクシーで行かないとならないほど離れているにもかかわらず、かなり混んでいたのにはビックリ。
豚骨と伊達鶏、魚介のスープで煮込んだラーメンは美味しかったし、マレーシアのピューター(pewter)製品のようなステンレス製のジョッキ(キリンビール社製の魔法のジョッキ)で出されたビールは食事の最中に生ぬるくならないので、私としてはそれもかなり高い点数をあげられるだろうか。(参考:2005年9月6日-冷たいビールをピューターで
しかしながら、お客様相談室のスタッフ曰く、この魔法のジョッキ、かつてはギフトセットなどで販売されていたようなのだが、現在は市販されていないそうだ。
こういった良質な製品は市販を再開してもらいたいものだが、類似商品として「THERMOS 真空断熱タンブラー 400ml ステンレス JDA-400 S」など買ってみたらいかがだろうか。

正月屋 正月屋
正月屋(郡山)

今回の旅行で使った一筆書き乗車券は、東京都区内-(上越新幹線)-新潟-(信越本線・磐越西線)-郡山-(東北新幹線)-大宮というもので、これから私が行こうとしている仙台との往復は別途乗車券を買い足さないといけない。
そこで、2日間有効の仙台まるごとパス(2,670円)というのが、安くて便利そうだったのだが、発売箇所が限定されていて郡山駅では買えないようだ。
郡山駅のみどりの窓口で、列車の発車間際に間違って買ってしまったのが、発売当日限定の小さな旅ホリデー・パス(2,670円)だ。
これは東北新幹線が利用できないので、必然的に郡山から仙台まで東北本線のローカル列車に乗ることになるのだが、この区間の片道運賃は2,270円、わずか400円の違いなので、仮に会津若松からの乗車券の値段(3,350円)と比較すれば簡単に元が取れる計算になる。
どちらかと言うと、ローカル列車の旅が好きな人向けのチケットなのだが、意外なところで新しい発見があったような気がした。

仙台のアパヴィラホテル仙台駅五橋に到着したのは夕方の5時、ここのホテルだけは横浜のビュープラザで予約したので、大人の休日倶楽部の割引が効いて5%引きの価格になった。
ここの泊まった最大の理由は駅から近いことと、付帯施設に大浴場に露天風呂があること、シティホテルでこれだけの条件を備えたところはそうそうあるまい。
おまけに日曜の夜だったので、浴室はガラガラ、のんびりとリゾート気分を味わいながら宴会に備えることにした。
大学時代の友人である浩一との飲み会は牛たんの利久、肉厚の「極」はやはり絶品であった。
いつもなら泉ヶ岳温泉-やまぼうしに泊まって宴会というのが最近のパターン(2011年6月27日-がんばっぺ女川 2013年9月1日-行ったぜ、東北。)だったのだが、今回は日程の都合で私しか仙台入りしなかったので、こうなったというわけだ。
とりあえず、地元で水産会社をやっている木村曰く、塩竈市内の寿司屋ではすし哲しらはたがお勧めとのことなので、明日にでも行ってみるか。

利久西口本店 利久西口本店
利久西口本店

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