大阪でトランジット

今日は、翌日の関西空港発のベトジェットエア(VietJet Air)の日本初就航便に乗るために大阪入りする。
実はこの区間もLCC（Low Cost Carrier=格安航空）を使おうと思ったのだが、 仕事の帰りに行くのでぷらっとこだまを使うことにした。
新大阪行きのこだま号のグリーン車は、のぞみやひかりの混雑ぶりに比べると嘘のように空いている。
しかしながら、優等車両にも関わらず、コンセントが最前列と最後列の座席しかないというのは難点だ。
車内販売もないので、乗車駅で買い込んだものを飲み食いするしかない。
停車時間が長い駅で、運良く売店が近くにあれば、飲み物くらいは買えるかもしれないが、かなり厳しいだろう。

こだま661号

新大阪に着いたのは午後6時前、ここから大阪に移動すれば、ちょうどオフ会の待ち合わせ時間の6時半に間に合う。
手持ちの荷物がデイパックだけなので、ホテルに荷物を置いてくる必要はないが、あと1時間早い列車で来て、明るいうちにチェックインする手もあったかなと思う。
待ち合わせ場所のグランフロント大阪は、駅直結のわかりやすいところにある。

ここで、さっくんと吉田さん、そして、達也さんと合流して、これまた駅直結のしおや本店という居酒屋へ向かう。
達也さんとさっくんは以前、名古屋オフで初顔合わせした間柄だが、吉田さんとは初めてだ。（2013年5月28日－ワールドインベスターズオフ会 IN 名古屋）
水曜の夜にもかかわらず、店は劇混みだ。
立地条件がいいのもあるが、一つ一つの単価が安いからだろう。
店員は日本語のできるベトナム人の女の子が多い。
店が利益を上げるためにはそうするしかないのだろうが、こうやって日本人の雇用がだんだん失われていくような気がしてならない。

会合は19時から22時まで続き、最後は年金の繰り下げ請求は得かの話になった。
達也さんが強調していたのは、週刊ポスト2018年8月17・24日号に掲載されていたという「年金繰り下げ受給は本当に得？　『繰り上げ』で手に入る5つのメリット」だ。
おそらく、政府だけでなく、ファイナンシャルプランナーや終活カウンセラーといったアドバイザー資格を持った方でさえ、「年金はできるだけ繰り下げろ」と言うだろう。
しかしながら、それにかかる公租公課（税金と社会保険料）で、繰り下げのメリットが、徐々に薄れていくことを、彼らも知らないことが多い。
いずれにせよ、これからは、私たちの間でもこういう話題が増えていくのだろう。

しおや本店

私が今回泊まったホテル太洋は、地下鉄御堂筋線の動物園前下車、2番出口の目の前だった。
まさか、こんな立地条件の良いホテルが、agoda.jpを通しての直前予約であったものの、わずか1,500円余りで泊まれるとは思ってもいなかった。
西成というと、大阪の中では治安の悪いイメージもあって、元々は日雇い労働者向けの宿が林立していたのだが、今ではインバウンド仕様で、ここもバイリンガル対応のところだった。

風呂とトイレは共同だが、部屋は綺麗だし、エアコンと冷蔵庫があって、ランドリー施設や談話室、貸し自転車もあるので、2泊程度の大阪滞在ならオススメだろう。
風呂は、ホテルの近くにスパワールドがあるので、そちらを使ってもいいだろう。
夜食に近くのたこ焼き屋に行ったら、店主はニュージーランド人だった。
大阪が好きで住みついてしまったのだろうか。

ホテル太洋

セルフ・たこやき

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