内需拡大貢献オフ第一弾
(2005.3.4-6 袋井&京都)
次のページへスキップ

低迷する日本経済の景気刺激策と言えば内需拡大!
2週連続で横浜在住の私が、単に飲み会だけのために京都・大阪へ
そんな私は単なるアホだろうか?
それとも政府の景気刺激策に貢献するドンキホーテなのだろうか?

実は当初の予定では3月の第1週と第2週に連続で関西入りをするつもりは全くなかった。
何でこうなったのかはノリというか、勢いというか・・・
最初は大阪在住のhideya氏が青年海外協力隊でラオスへ行くかもしれないと言い出して、それじゃ送別会を兼ねた「西成ツアー」をやると言うので、それに参加しようと思っただけだったのだ。
その後、Hideya氏は2005年7月11日にラオスに向かって旅立った。
ビエンチャンのメコン川のほとりでサックスの練習しているところをAFPのカメラマンに撮られた彼(写真: )はとても元気そうだ。


それが、その日程が5日(土)から12日(土)に変更になり、そして別口の日程を調整したりキャンセルするのも面倒になり、あえて言うなら飲み会が好きなので、全部やってしまえと思ったのが、ことの始まりであった。
実は、ナースキャップの似合う、天使系キャラのメリー小姐と、屋久島にどっぷりハマッたマツイ小姐に会いたかっただけという噂が巷間に流れているが・・・
そんなことは置いておいて・・・

特急「ワイドビュー東海3号」 倉布人家での一こま
静岡駅に到着した特急「ワイドビュー東海3号」 倉ちゃんと談笑する私
(グラデーション加工してあります)

私が京都方面へ行くときは前夜に倉布人さんのところへお邪魔することが多い。
旦那が私と同期で、それぞれが会社を辞めた後も交流がずっと続いているので気兼ねなく遊びに行けるからだ。
もちろん、奥さんとは後で知り合ったのだが、彼女の豪放な性格のおかげで、付き合いはネット上だけに留まらず、こういう形の交流がたびたびあるのだ。

そんでもって横浜から新幹線に乗らずに東海道本線のローカル特急の「東海3号」に乗ってトロトロと静岡へ、そこでまさにローカルな通勤電車に乗り換えて約1時間で袋井に到着。
ガラガラの電車の中で、しこたまビールを飲んで脳をふやけさせた状態で駅前に下りた私は倉ちゃんの出迎えを受け、さっそく彼らの馴染みの店へと案内される。

そこでしこたま飲み食いした後は、近所のショットバーで懐かしのバーボンを・・・
昔は、こういうのをカラオケパブとかで開けたような遠い記憶が蘇る。
そういえば、今やこの手の店ってあまりないような気もするね。

昨年の3月に袋井駅前に新装開店した倉布人一級建築事務所兼彼らのお住まいへ・・・
実は私、新装開店後に来るのは初めてだったのだが、2階のギャラリーの隣にあるゲストルームと、元が喫茶店だったという事務所はなかなかのもの・・・
彼女曰く、ゲストルームで泊まったのは私が初めてとのことだが、来客用のシャワールームとトイレもあるので、気兼ねしないで使えるというのが嬉しい。
これからはギャラリーとセットで有効活用する人もいるのではないだろうか?

八坂神社(京都) 八坂神社(京都)
縁結びと厄除け祈願をした京都の八坂神社
京都の隠れ家でのR氏・H氏・私 木屋町のバー「ターコイズ」のターニャさん
木屋町の隠れ家でのR氏・H氏・私
(グラデーション加工してあります)
木屋町のバー「ターコイズ」のターニャさん
(グラデーション加工してあります)

翌日、袋井から京都へ向かった私はあらかじめ予約してあった京都東急ホテルにチェックインする。
京都でR氏・H氏(こんなイニシャルにしても誰だかわかるような気もするが・・・)と極秘頂上会談をするために来たのだ。
集合時間までに時間があったので、近くの神社・仏閣を見てから行くことにする。
せっかく観光名所の京都まで来てからには何も見ないで帰るのはもったいないからだ。

で、行ったのが祇園にある八坂神社
ここは厄除け祈願で有名らしいが、とうとう神頼みまでするハメになった「縁結び」という項目もあったので、双方合わせて1万円也の大枚を叩く。
正月の神田明神での厄除けとダブルでやっていのか?と思いながらも神妙に祈祷をしてもらう。

今のところ、八坂神社の素菱鳴尊(天道神)・櫛稲田姫命(歳徳神)・八柱御子神(八将神)と、神田明神のだいこく様(大己貴命(オオナムチノミコト)」)・えびす様(少彦名命(スクナヒコナノミコト)」)・平将門命(タイラノマサカドノミコト)」が張り合っているのか、やはりダブルでやった祟りなのか、ロクなことはない。

来るのは怪しげなセールス電話とか・・・
決してこんな奴らと「縁結び」をしたいわけではないんだがな〜
清め酒もたっぷりと飲んで内需拡大に貢献してるではないか・・・
縁結び&厄除け祈願を終えた私は清め酒を飲みに、R氏とH氏が待つ木屋町(京都市中京区)の隠れ家へと向かう。
四条通りを烏丸まで散策して時間潰しをしていた私はH氏からの催促からに慌てて引き返す。

何と待ち合わせの20分前には2人とも店にいるとのことで、やる気十分の様子。
歩いて帰ったら余計に時間がかかるので、1駅だけ阪急電車(9042)に乗る。
河原町駅を下り、四条大橋の手前を左折して木屋町通りに入ると、四条通りの喧騒が嘘のように静かになる。

このあたりの店はおよそウェブサイトで紹介されているような大々的な感じはなく、H氏好みのひっそりと馴染み客の隠れ家としてあるような佇まいの店が多い。
その中の1軒が彼のお気に入りの店だ。

約3時間ほど最高会議(!?)を開いた我々は、H氏に連れて行かれるままにターコイズ(Turquoise)というバーに行く。
turquoiseと言えばトルコ石という意味、私が2回目の海外旅行でトルコへ行ったとき、イスタンブールのグランドバザールで「トルコ石って英語で何て言うんだ?」と友人と話した記憶が蘇る。
このときは誰もわからなくて、結局、バザールの客引きの兄さんが「ターコイズ、ターコイズ」って言っているのを見てわかったものだ。

そんなことはともかく、ここへ来たときの私はすでに1軒目で日本酒をしこたま飲んでいて、この店のことは、バーテンダーのシェイカー捌きと、H氏が外国語のレッスンをスタッフとしていたらしいことだけしか覚えていない。
たぶんロシア人スタッフのターニャ(Tanya)さんの写真を撮っているのだから、それほど酔ってはいなかったのだろうが、私が何をしゃべっていたかは全く記憶にない。
いやはや今流行りのカードのスキミングとかはこういう酩酊状態だと簡単にやられてしまうのだろうな〜

ところで、最高会議(!?)の議題って何だったんだ?
ホリエモンのことか(笑)
そういえばR氏の極秘情報があったような・・・
思いだせん・・・記憶喪失か?

比叡山延暦寺
比叡山延暦寺 根本中堂(国宝)
比叡山の入口 根本中堂(国宝)
文殊楼 法華総持院東塔
文殊楼

法華総持院東塔


6日(日)は帰るだけにしようかと思ったのだが、天気が良かったので、比叡山に行くことにした。
京都駅の観光案内所でパンフレットをもらって確認すると、京都からここへ行くには京都バスの51(比叡山ドライブウェイバス)か京阪バスの57が便利だが、春分の日までは冬ダイヤで本数が少ない。
スタッフ曰く、一番早く行くには、湖西線で比叡山坂本まで行き、江若バスで坂本ケーブルへ、そこからケーブルカーで上るのがいい、ということなので、それに従うことにする。

考えてみれば比叡山に行くより、近江八幡とかの方が良かったような気がしないでもないが、所詮は衝動的な行動なので、そういう下調べを全くしなかったのだ。

今年は3月4日に東京で大雪が降ったが、比叡山に上ってみると、ご覧の通り、雪が残っていて、関西地区でもこのように雪が残っているところがあったのだ、と呆然とする私であった。
まさかそんなことになっているとは知らずに来た私、東塔地区だけ見てさっさと退散することにするのであった。
比叡山内のシャトルバスがない以上、せいぜい行けるのは西塔地区、雪道を歩き通すつもりはなかったのでね。

前のページへこのページのトップへ次のページへ