さようならブルートレイン IN 新大阪 |
2008年3月15日の朝、夜行寝台列車(ブルートレイン)、特急「なは」(京都−熊本)、「あかつき」(京都−長崎)と、急行「銀河」(東京−大阪)の最終運転の列車がそれぞれの思い出を乗せて終着駅へと向かっていた。 この日、ラオスから1年前に帰国して大阪に住むhideya氏からオフ会に誘われていた私は、ちょうど前夜が「銀河」の最終運転の列車に当たることに思い当たったが、その寝台券は2月14日10時の発売からわずか30秒で完売となったそうだ。 廃止前人気に沸くブルートレインだが、約1年前に乗ったときはガラガラで、その時から存続は風前の灯火だったのだろうか。 いずれにせよ最終運転の列車に乗れなかった私は、廃止される両列車がわずか15分間隔で行き交う新大阪駅で「鉄ちゃん」してみることにした。 新聞記事にあった始発駅のにわかカメラマンの殺到ぶりに比べれば新大阪駅は余裕で写真が撮れたほど。 それにしても旅情をかき立てられる夜行列車が次々になくなっていくのは寂しい限りだ。 ちなみに「銀河」が運行を開始したのは1949年(昭和24年)、この日の廃止で昭和史を語る名物がまた1つ減ったというわけだ。 |
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