Date | Schedule | Lodging | |
7/14(Sat) | それゆけ個人旅同好会東組オフ会(フランス家庭料理 Canard) | サンライト新宿 | \8,400 |
15(Sun) | 新宿 7:18-特急「あずさ51号」-10:09 塩尻 ・・・(車)・・・ 松本 松本城観光 松本 15:03-15:30 岡谷 15:37-17:54 元善光寺 元善光寺訪問 元善光寺 18:42-18:51 飯田(夕食) 20:36-21:11 時又 |
丸山の湯 | \6,090 |
16(Hol) | 時又 8:46-8:52 天竜峡 ダッキーボート天竜峡ファミリーコース(アルプスぼうけん組楽部) 天竜峡 14:15-14:41 飯田 15:34-「信南バス」-17:35 名鉄バスセンター 風じさんとミニオフ会(世界の山ちゃん) |
グレイスイン名古屋 (日曜日限定プラン) |
\3,800 |
17(Tue) | 名古屋 9:48-「名鉄・快速特急」-10:37 豊橋 豊橋市内観光 豊橋 12:33-「こだま650号」-13:19 静岡 T氏と飲み会 静岡 17:00-18:14 熱海 18:23-19:45 横浜 |
- |
■プロローグ
当初「海の日」を含めた7月の3連休は私にとって何の変哲もない休日になるはずだった。
それが、7月15日に塩尻で用事ができたことによって一変、わざわざ信濃の国まで行って、単に所用だけ済ませてとんぼ帰りなんてことは私の主義に合わない。(笑)
そこで、風じさんとの名古屋オフ会もこの3連休の最後にセッティングし、最終日は蒲郡温泉か三谷温泉に寄って日帰り湯でも味わおうと画策した。
もちろん、塩尻や松本から名古屋に行くならJRの特急「ワイドビューしなの」に乗るのが一番早いのだが、それでは面白くない。
気紛れ旅に似合うのは飯田線ローカル列車の旅だと思った。
考えてみれば3年前にも奥三河(鳳来寺山・湯谷温泉)の旅と銘打って同じようなことをしているのだが・・・
■それゆけ個人旅同好会東組オフ会
ゴールデンウイークのアメリカ・メキシコ旅行から帰国して2週間ほどたった5月20日、それゆけ個人旅同好会のメーリングリスト(懐かしい響きを覚える人も多いだろうが私たちは未だにこのツールを利用している)にオフ会のお誘いがされた。
開催日はインドから一時帰国するKayさんの都合に合わせて7月14日、ちょうどこの日がフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃の日に当たるそうなので、幹事の俊哉さんが「「パリ祭OFF」と名付けた。
場所は新宿にあるフランス家庭料理 Canard、それゆけのオフ会はエスニック料理が多いので、欧州系の料理は非常に珍しいチョイスだった。
話題はオフ会直前に「年貢を納めた」発言をしたメンバーのこと、あとは、もちろん、それゆけきってのギャンブラー、g-sanのカジノ談義を交えた海外旅行バカ話である。(笑)
彼曰く、ラスベガスとマカオではブラックジャックのルールが違い、全く別のゲームをやっている気がするとのこと。
マカオではブラックジャックで勝てないから二度と行かないと断言した彼だが、一方ではマカオの発展ぶりに「カジノを合法化しない日本政府はバカ」と一刀両断であった。
まあ、日本でカジノが合法化されても、肝心の資金を提供する銀行ATMが海外のキャッシュカードを受け付けなかったり(訪日外国人旅行者を困惑させる銀行ATMのバリア)、窓口両替も米ドルの為替レート以外は、ぼったくりのレートを提示しているようではお寒い限りであろう。
それと忘れてはいけないのは年末年始のインドオフ、今のところ私は行けるかどうかわからないのだが、どうやら12月29日と30日にKayさん宅へお邪魔しようかという話もチラホラと・・・
ところが、私の仕事の年間予定を見ると、所定の年末年始休暇に有給休暇を付けて旅行するのが少々困難な情勢である。
インドは行ったことがない未知の国なので、こういう機会に行きたいのはヤマヤマなのだが、コインバトール(Coimbatore)まで12月29日から1月3日のわずか6日間だけで行くのは時間的に難しいだろうな。
■東京都区内→中央本線→飯田線→東海道新幹線→横浜市内行き
私は今回の信州旅行に際して東京都区内から中央本線、飯田線、東海道新幹線を経由して横浜市内行きという片道切符を買った。
もっとも岡谷から塩尻(230円)、松本から岡谷(400円)、豊橋から名古屋(JR: 1,280円 名鉄: 1,080円)といった区間は別にチケットを買う必要があるのだが、こういった一筆書きのチケットはバラバラにチケットを買い足すよりも総じて安く済むからだ。
事実、東京都区内から塩尻までの片道運賃は3,890円、松本から飯田線経由で名古屋までは5,250円、名古屋から横浜市内までは5,460円と合計で14,600円となり、一筆書き切符の方が安いことがわかる。
そして、新宿から乗る特急「あずさ51号」、連休中で指定席が満席だったために、グリーン車に乗ったわけではなく、朝寝をしたいがために、この浮いた差額でグリーン車を奮発したというわけだ。
■松本城
塩尻での用事を済ませ、せっかく来たのだからどこか観光するところはないかと探してみる。
長野県内の観光名所として有名な長野善光寺は塩尻からではあまりにも遠すぎるし、塩尻には信州ワインの聖地と言われる桔梗ヶ原以外に目ぼしい観光地はないようだ。
持参した信州のガイドブックにはいろいろなところが書かれているが、とても数時間で回れるようなところではない。
せいぜい松本城か、上諏訪温泉、下諏訪温泉の日帰り湯かといったところだが、温泉は今夜の宿泊先でもありそうなので、松本城へ行ってみた。
本当なら駅前から城下町の散策などもしてみたかったのだが、飯田線で天竜峡まで行くというのが想像以上に時間がかかることがわかったので、駆け足で城の外観だけ見て終わりとなった。
今度来ることがあればもっとゆっくりと見てみたい。
松本城 |
■元善光寺
元善光寺のウェブサイトを開くと「善光寺の本家本元−善光寺を開いた本多善光公の出生地 長野善光寺と元善光寺は、両方にお詣りしないと片詣りと言われています」と出てくる。
しかし、1日で両方行くためには信南交通の高速バス(長野線)を使ったとしても片道3時間はかかるので相当厳しい。
まして飯田線を使った場合は、快速「みすず号」でも片道4時間、お詣りのために長野と飯田(昼神温泉)に1泊ずつするというお遍路さん並の旅路を辿らないといけないだろう。
私はそこまでするつもりもなく、また、元善光寺もたまたま時間があったから寄っただけという全くの気紛れであった。
しかも新宝物殿の開館時間は9時から17時、行ったときにはすべてが閉まっていて、単にお賽銭を入れて拝んできただけだった。
何しに行ったのやら・・・といった感じだ。
飯田線に乗って元善光寺へ | |
■天竜峡温泉ー丸山の湯
天竜峡温泉にある丸山の湯、私がここに泊まった理由は、温泉和室旅館には珍しいビジネスユースの「素泊まり」「朝食のみ」というプランがあったからだ。
それに翌日のダッキーボート天竜峡ファミリーコースの集合時間が9時半のため、朝食を取ってから天竜峡に向かうには都合がよかったからだ。
旅館の部屋も和室で、部屋の窓からは小さいながらも庭園が見え、風呂も温泉大浴場なのでのんびりすることができる。
それにシングル料金の設定があるので、たとえ1人で行ったとしても飯田駅前のビジネスホテルなどに泊まるより、ここの方が旅情が味わえるのではるかにお勧めだ。
■ダッキーボートで天竜峡川遊び
当初の予定では、この日は天竜舟下りをする予定にしていた。
もちろん、これはただ船頭が漕いでくれる舟に乗っているだけなので、周辺の景色を楽しむこと以外にやることはなさそうだった。
もっともこれだと濡れることはないし、昼前には豊橋方面に行く列車に乗れそうだった。
ただ夏に天竜峡へ行くというのにそれではあまりに面白みがなかった。
そこでインターネットで探していると、天竜川でラフティングをやっている会社がランナバウトと、私が今回お世話になったアルプスぼうけん組楽部と2つあり、私は集合場所(リバーベース)が天竜峡駅から近いアルプスぼうけん組楽部に電話予約をして川遊びを楽しむことにした。
当日の参加者は、私以外に小学生の子ども連れの一家と、男性3人組のグループだ。
すでに太陽は燦々と照りつけ、絶好の川遊び日和だ。
小雨など降っていたら後悔するところだが、予定を変更して正解である。
ところで、ダッキーボートとラフティングの違いは、川の流れと自力で漕ぐことが多いかどうかだ。
ラフティングはインストラクターが同乗するので、彼(彼女)の指示に従っていればいいが、ダッキーはカヌーと同じで自力で漕がないといけない。
その分、ダッキーボートを漕ぐところは川の流れも緩いのだが、どちらがより疲れるかと言うと、やはりダッキーボートの方だ。
おまけにシングルで乗っていると川に飛び込んで浮かんでいることもできないので、なかなか大変である。
それでも夏の間は川遊びを楽しむというアクティビティは面白いし、ただ舟に乗っているだけの川下りより数段楽しい。
そういえば、昨年の「海の日」も川遊びをしていたような・・・
ダッキーボート天竜峡ファミリーコース (アルプスぼうけん組楽部−スタッフブログ) |
||||
■天竜峡から飯田経由で名古屋へ
当初、ここは飯田線のローカル列車で豊橋へ行くことにしていた。
ところが、この日の午前の予定を天竜舟下りでなく、 ダッキーボート天竜峡ファミリーコースにしたため、予定を変更せざるを得なかった。
何しろ川遊びをイベントが終わってから列車に乗ろうとすると、16時14分発の特急「ワイドビュー伊那路4号」まで豊橋方面に行く列車がないのだ。
豊橋に18時31分に着いて、18時50分発の特別快速に乗っても名古屋に着くのは19時43分、宿泊先のホテルにチェックインできるのは夜の8時頃だ。
これでは名古屋オフ会の時間がなくなるので、飯田から名古屋まではバスに乗ることにした。
天竜峡から豊橋までの乗車券が無駄になるような気がしたが、バス料金は2,350円、JRの特急に乗ることを思えば大した違いはなかった。
もっとも、天竜峡から飯田へ行く列車も13時40分発と14時15分発の後は16時14分までなく、まるで列車の運転手がシェスタでも取っているのか、と言いたいくらいに不便極まりなかった。
おかげで温泉入浴をする時間がなく、濡れた体を天然乾燥させただけで名古屋へ向かうことになった。
■風じさんとミニオフ会
宿泊先のグレイスイン名古屋に着いたのはバスが渋滞に巻き込まれたこともあって午後6時過ぎ、荷物を置くなりシャワーを浴びてロビーに行く。
リストラおやじのあぶない生活!の管理人、風じさんと飲み会の約束をしたからだ。
彼と行ったのは手羽先で有名な世界の山ちゃん、この日は3連休の最終日とあって閉まっている店が多かった。
考えてみれば彼と会うときに日曜日や祝日に来ることはなく、たいてい金曜日の夜が多かったため、あまり気にしてなかったのだ。
ちなみに、ホテルも日曜日限定プランということで、1泊朝食付で3,800円、まるでバンコクのホテルに泊まっているように安い。
おまけに周辺は名古屋有数の歓楽街のようで、そういった意味でもバンコクのようだ。(笑)
彼との会話はいつもの如く海外投資関係のことだ。
彼は近々娘さんを香港へ連れて行き、HSBC香港で口座を開かせるそうだ。
私も先月HSBC香港の口座開設のアテンドで、香港へのグループツアーを企画したが、そのときに同行者に用意させた英文の住所証明はシティバンク(口座維持手数料がかかる場合あり)の残高証明書(1通840円)だった。
これがソニー銀行だと1通420円で出してもらえるようだ。(2012年7月21日−娘のソニー銀行口座開設)
これはなかなかいいサービスだと思う。
ただ、新生銀行だと英文の残高証明書(新生パワーコール 0120-456-007 に電話)でも発行手数料はいらないようで、これが現時点では一番いいようだ。
もちろん、海外で運転をされる方なら国際免許証(発行手数料は2,400円:神奈川県警の場合)でOKだ。
ちなみに、住所証明が日本の免許証や公共料金の請求書でOKなのは、日本語が堪能なジョン万次郎ことジョン・ラウ(John Lau)のいるオーシャン支店(海洋中心分行:九龍尖沙咀海港城海洋中心三階361-5號 Ocean
Centre Branch: Shop 361-5, Level 3, Ocean Centre, Harbour City, Tsim Sha
Tsui, Kowloon: tel 852-2233-3000)だけだと思っていた方が間違いないだろう。(香港マイタン日記−HSBC香港 オーシャンセンター支店無料口座開設方法)(香港マイタン日記−海外銀行口座開設のことならCCM HK !!)
■豊橋市内観光
朝起きたのは8時過ぎ、日本のホテルのほとんどは10時がチェックアウト時間なので、あまりゆっくりもしていられない。
この日も真夏の太陽が燦々と降り注いでいたので、朝食を取ったあとで、ロビーにあるパソコンで少し行き先を検討してみた。
当初は蒲郡温泉か三谷温泉にでも行こうかと思っていたのだが、これほど暑いと温泉ではなく、どちらかというと水遊びの日和だ。
それで温泉もプールも楽しめるところで見てみると、ラグーナ蒲郡や、松風園あるいはひがきホテルの日帰りプランというのがあるが、レジャープールは何となく入りにくいし、ホテルの日帰りプランは1人では利用できないようなので見合わせることにした。(参考:屋外プールがあるホテル・宿)
そこで、フト思い立って今年の3月に定年退職して静岡にいるT氏に電話すると、ヒマなので来れば?とのこと。
このとき、彼との待ち合わせ時間まで少し余裕があったので、名古屋から豊橋までは通りすがりの格安チケット屋で入手した名鉄の株主優待乗車券(1,000円)を使って行くことにした。
この結果、私は豊橋で観光することにしたのだが、その暑いこと、暑いこと、こんな中で酔狂に街中を歩き回っていたのは私だけだろうと思った。
同じ暑いなら伊良湖のビーチで寝ていた方がまだマシというくらいだった。
■滝さんと飲み会
今回の旅行は最初から最後まで飲み会だった。(笑)
最後を締めくくるのは今年の3月に定年退職して静岡にいる滝さんだ。
現役時代はバリバリ働いていた彼も今や悠々自適という名の「毎日が日曜日」の生活だ。
そういった点では名古屋の風じさんもあまり変わらない(!?)ような気もするが、滝さんは投資には興味がないので、風じさんと同じようにはできない。
いろいろ話してみると彼も東京時代が懐かしいとのこと。
オトコはやっぱり生涯現役でいた方が輝いて見えるのかな?
関連サイト |
[今日の一言 月別インデックスへ] [エッセイのトップページへ戻る] [国内旅行記の目次に戻る] |