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8月30日(土)-旅行はネットで

今日のテレビで国内のホテル予約サイトの「最大96%オフの宿とエアー&ホテル原価販売のトクー!」が紹介されていた。
今までパソコンをメールとネットサーフィン、年賀状作成にゲームくらいしか使ってなかったユーザーを一気に目覚ませてしまった感のある番組だ。
大前研一氏の言っていた「パソコンを使う」という域に多くのユーザーが入っていくことになろうかと思う。
つまり情報を活用して、自分の利益のためにパソコンを使うということだ。

このサイトの大きな売りは「直前の空室有効活用により、従来では考えられない、更にお得な料金となっております。」というセールストークにあるように、海外ホテル予約サイトではポピュラーな"last-minute sale"だ。
要は、空室にするなら誰でもいいから来ておくれ!というコンセプトだ。
その方がいいというのは、もはや各航空会社が導入しているFFP(frequent flyer program)を見ても明らかだ。
番組に出演していたホテルのオーナーもそのような趣旨の発言をしているところを見れば、これからこういうサイトが多くなっていくのは間違いないだろう。

私も今回の国内旅行はすべてネットでホテルを予約した。
まあ、使ったのは「旅の窓口」というサイトだが、それでも今までの常識からするとかなり安く感じられるし、ホテルや旅行会社の営業時間を気にしなくていいのが嬉しい。

そう、旅行ぐらいネットを利用してアレンジするのに相応しいものはないのだ。
私のサイトのリンク集もそういう趣旨で作成しているからだ。
ただ、利点があれば落とし穴もある。
クレジットカードの番号を入れたり、個人情報を入れたりするのにSSL(Secure Socket Layer)を使ってないサイトがあったり、過当競争からサービスの低下を招くおそれもある。
しかし、それすら見極めることができれば、これほど便利なものはない。
ただ安全のためにクレジットカードはサブのものを使い、そちらはネット専用ぐらいに考えて多額の預金がある口座を引き落とし口座に指定しなければいざというときに安心だ。
そう、クレジットカードを悪用されたとき、利用代金を引き落としされてから返還請求をするより、引き落としさせずに争う方がベターだからだ。

あと私の先輩がネットオークションでの注意事項についてこう言っていた。
イベントのチケットなどは、透明なビニール袋に入れさせ、宅急便の代金引換払いで送らせるようにすればいいと・・・
そうすれば詐欺などに引っかかる率が激減するそうだ。

最後に、米株投資の情報サイトであるe-Benkeiの荒井拓也氏が8月13日のトピックスでこう言っている。「IT企業とIT巧者の大波へ乗るべし」と・・・
投資の世界でもそうなんですね。


8月12日(火)-節約するより勉強を

森永卓郎氏の本は言うに及ばず、最近では年収300万円で暮らす、というHow To本や雑誌が出回っている。
最近ではYomiuri Weekly-2003.8.17/24号の特集にそういった記事が出ていた。
題して「給料「大激減時代」を生き抜く」というやつだ。

しかし、節約ばかりでは今まで物質的には豊かな生活をエンジョイしてきた私たちにとっては急激なダイエットと同じでリバウンドが怖い。
だからといって先立つものはないし・・・というジレンマに陥ってるのが現状ではなかろうか?

そこで物は考えようだ。
今まではボーナスが出たら○○買おうという按配にライフプランを練ってきたように思う。
これからはそれを投資に回し、うまくいったら○○買おうというようにした方がいいのかもしれない。
そのために今からでも投資の勉強を始めた方がいいかもしれない。

要は、サラリーマン世帯だと一番の高額商品は住宅だと思うが、これでさえ頭金を株式投資で3倍、5倍にできたら家を買おうというようにしないといけないと思うのだ。
汗水たらした結晶を博打に?っていうのは考えが古すぎる。
株式投資は博打ではないし、退職金や年金が危ない、いつクビになるかもしれない時代に長期のローンはリスクが大きすぎる。
場合によっては命を賭けたギャンブルに等しいものがあると思う。
ちなみに公務員ですら韓国のようにIMFが入ってくる事態になればクビになる可能性はあるのだ。

コツコツと働いていさえすれば金銭的に幸せであった時代は我々が生きている間にはやってこないだろう。
幸福は決して金銭で計れものではないが、貧乏の極地にあって幸せを感じることは難しいのではないかと思う。
どこかで勝負をかけないといけない時代なのだ。
それが何であるかは個人によって違う。
人生の転機に勝負できるようにするには感覚を研ぎ澄まし、好奇心を持って勉強を続けることだろう。
この言葉、自戒を込めてあえて言わせていただいた。


8月3日(日)-再生関連株がお買い頃?

最近読んだ株式新聞の中で今年は再生関連株が注目だとの記事があった。
要は「国策に乗れ」ということらしい。
究極のところ昨年、木村剛氏の「危ない企業51社リスト」の中で再生しそうな企業に注目せよとのことだ。
このリストは昨年は絶好の空売り銘柄リストとして投資家の間を出回っていたらしいが、今年はこの中で上昇基調にある銘柄も垣間見える。

空売り(short sale)=証券用語集より
株券を持たず、あるいは、持っていてもそれを使用せずに、他から借りて行う売付けを言う。
空売りは、近い将来に予想される株価下落にそなえ、現在の株価で売り、値下がりしたところで買って他から借りていた株券を返済しようという意図で行われる。空売りには、株価の下落を狙った投機的なものと、株価下落による所有株の損失を防ぐつなぎ売りの2種類がある。

最近おっかなびっくりと小遣い稼ぎをもくろむ筆者も試しに51社リストをベースに株価の動きを検証してみた。(Excelファイル
確かに最近の鉄鋼株の動きなどは小遣い稼ぎにピッタリの動きをしている。
ただ、これがいつまで続くかという懸念は確かにある。
何と言ってももともとは破綻してもおかしくない企業のリストだからだ。
でも今では日本国自体がいつ破綻するかという状況なのだ。
ビクビクして愚痴言ってタンス預金するよりも少しぐらいならギャンブルしてもいいのではないだろうか?
ヤケ酒飲んでパチンコや競馬に捨て金するよりは株投資の方がはるかに経済の勉強になるし、うまくいけば海外旅行だってただで行ける。

そう、㈱ブンセキはメールマガジンで兼松(8020)を、もう少し投資額に余裕のある人には住友鉱山(5713)を薦めている。
まあ、これらがどこまで信用できるかというところだろね。
いずれにしろ長期保有を薦めてないので、年内勝負といったところでだろうか?
本来なら株投資は長期保有が原則なのだがね~
小遣い稼ぎ程度が高じて大化株の鉱脈に当たるのを待つのがいいのだろう。
少なくとも宝くじで3億期待するより確率高いかもね。


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