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3月22日(水)-やったねNIPPON!

2次リーグで米国人審判の疑惑の判定(米国戦の8回表、タッチアップから日本が勝ち越し点を得ながら、米国の抗議後に米国人のボブ・デービッドソン(Bob Davidson)球審によって「離塁が早かった」として判定がアウトに変更、その後9回サヨナラ負けをした)によって、危うく涙を飲みそうになった日本が、メキシコの対米国戦勝利で息を吹き返し、準決勝では見事に韓国を撃破、最後は強敵キューバを破って初代王者に輝いた。

もはやいろいろなところで、おめでとうコールがあるのでたくさんは書かない。
とりあえず「やったねNIPPON!」
MVPは松坂だけど、やはり、大リーガー、イチローの功績も大だろうね。
何せ彼が日本チームを鼓舞し続けてここまで至ったのだから・・・

それにしても、千葉ロッテマリーンズ監督のボビー・バレンタイン(Bobby Valentine)曰く、「判定を覆したデービッドソン球審は米球界時代から知っており「彼のニックネームは”ボーク・ボブ・デービッドソン”というんだ。なぜならば異常なほどボークを宣告する。彼は目立ちたがり。そんなやつがあそこに立っていることが信じられない。6年前に審判が大量解雇されたが、それ以来、キャンプでも彼の姿を見たことはない。そもそも今も審判の仕事をしているのかも疑問だ。」とのこと。
そういうレベルの審判を含め、米国人が国際大会で自国の試合も審判をしていたことって、米国はフェアネスという精神まで放棄したってことかい?
もともとそんなものは建前という噂もあるけどね。

キューバ破った!王ジャパン世界一
(2006.3.21 スポニチ)
キューバを破りWBCで優勝。胴上げされる王監督野球の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC/World Baseball Classic)は20日、サンディエゴ(米カリフォルニア州)のペトコ・パーク(PETCO Park)で42,696人の観衆を集めて決勝を行い、日本はキューバを10-6で破り優勝を飾った。
最優秀選手(MVP)は今大会3勝を挙げた松坂。

大リーグのスター選手をそろえた米国やドミニカ共和国が敗退する中、大リーガー2人の日本とアマチュアのキューバが対戦。

日本は初回1死満塁から多村の押し出し死球で先制し、さらに小笠原の押し出し四球、今江の中前打で計4点を先取した。
5回にはイチローの二塁打、松中の右前打で無死一、三塁とし、多村の内野安打などで2点を加えた。

8回に1点差とされたものの、9回にイチロー、代打福留の適時打などで4点を挙げ、粘るキューバを突き放した。
先発の松坂は4回1失点の力投。渡辺俊、藤田とつなぎ、最後は大塚が締めくくった。

▼王監督の話

たくさんの人たちに支えられ金メダルを取ることができてうれしい。
こんな素晴らしい気分を味わえて言うことはない。
(日本代表は)初めてだったけど、こんなにプレッシャーが大きいと思っていなかった。
野球はスポーツの中でも最高のもの。それを選手たちがいい形で世界中にアピールしてくれた。

▼イチローの話

野球人生最高の日。
素晴らしい仲間と野球ができて本当にうれしい。
ものすごいプレッシャーだった。
でもこんな形で終わるとは。僕がこのチームメートたちに持ち上げてもらった。
このチームでメジャーで戦いたいくらい。それくらい素晴らしいチームだった。

3月15日(水)-新聞人さんたち、何か勘違いしてないか?

日本新聞協会公正取引委員会に対し、独占禁止法第2条第9項に基づいて新聞の全国同一価格での販売などを定めた「特殊指定」(平成11年7月21日公正取引委員会告示第九号)を続けてくれと言っているらしい。

彼らの言い分だと、報道の自由は、同一紙同一価格で戸別配達により提供されることによって実現される、とのことだが、読んでいてバカバカしいと思うのは私だけではあるまい。
これだと世界中で報道の自由が保障されているのは日本だけであると言っているのに等しい。
それに戸別配達制度が崩壊すると、多様な新聞を読者が選択できなくなる、とまで言われては呆れてモノを言う気にもならない。

新聞の果たす役割はますます大きくなっているが、公の側からそれを果たしにくくする動きが出てきている、とも言うが、排他的な記者クラブに安住し、政府や企業の記者会見を単なるご意見拝聴会にしているのは自分たちであるという自覚もないようだ。
国民の「知る権利」に寄与しているなど、おこがましいにも程がある。
日本のメディアは、憲法で言論の自由があるのにもかかわらず、それを放棄し、政府や企業の広報紙に成り下がっていることは良識ある国民なら誰しも知っている。

国民には過酷な競争を耐え抜くべし、と言いながら自分たちはガチガチの新規参入規制と護送船団方式の経営に安住する権利があるなどと良く言ったものだ。
「特殊指定の改廃は、結果として一部読者の切り捨てにもつながる」といかにも過疎地の弱者に配慮したかのような言い方をしているが、政府の東京一極集中の政策を批判しないことからも、そんなことは全く考えていないことは火を見るよりも明らかだ。
一時期、ホリエモンがその規制業界に参入しようとしたとき、喝采を浴びたのはなぜか考えてみるといい。
確かにホリエモンは今や経済事犯として裁かれようとしているが、もっと悪い奴をのさばらしている原因の一つは、まともな報道をしない新聞人や広告業界、テレビ業界などメディアの人間にも大いにあるのだ。

お前ら恥を知れ!と言いたい。

新聞の「特殊指定」堅持を・・・新聞協会が特別決議
(2006.3.15 読売新聞)
日本新聞協会は15日、第83回会員総会を開き、独占禁止法に基づいて新聞の全国同一価格での販売などを定めた「特殊指定」について、公正取引委員会が撤廃を含めた見直しを検討している問題で、「公取委に対し、特殊指定の堅持を強く求める」とした特別決議を全会一致で採択した。

特別決議は、新聞の使命を「憲法21条で保障された報道の自由を担い、国民の知る権利に寄与するもの」と強調し、「公正な競争を通じ、同一紙同一価格で戸別配達により提供されることによって実現される」と指摘した。
そのうえで、特殊指定の撤廃は「戸別配達網を崩壊に向かわせ、多様な新聞を選択できるという読者・国民の機会均等を失わせる」と訴えている。

会員総会後、記者会見した北村正任会長(毎日新聞社長)は「新聞の果たす役割はますます大きくなっているが、公の側からそれを果たしにくくする動きが出てきている」と公取委の姿勢を批判した。
同席した秋山耿太郎再販対策特別委員長(朝日新聞社長)も「特殊指定の廃止は(独禁法が定める新聞の)再販売価格維持(再販)制度を骨抜きにする」と指摘した。

また、新聞販売店の全国的組織である日本新聞販売協会(中畦光行会長)も同日、「多くの読者が戸別配達制度の継続を望んでいる。特殊指定の改廃は、結果として一部読者の切り捨てにもつながる」との会長談話を発表した。

◆決議全文◆

日本新聞協会は第83回会員総会にあたり、公正取引委員会に対し、新聞特殊指定の堅持を強く求める。

新聞は、憲法21条によって保障された報道の自由を担い、国民の「知る権利」に寄与するものである。
こうした使命は、自由で多様な新聞がつくられるだけでなく、公正な競争を通じ、住む場所を問わず、また災害など困難な状況下でも、同一紙同一価格で戸別配達により提供されることによって実現される。

新聞販売店による定価割引の禁止を定めた特殊指定は再販制度と一体であり、その見直しは再販制度を骨抜きにする。
販売店の価格競争は配達区域を混乱させ、戸別配達網を崩壊に向かわせる。その結果、多様な新聞を選択できるという読者・国民の機会均等を失わせることにつながる。

昨年7月施行の文字・活字文化振興法は、すべての国民が等しく文字・活字文化の恵沢を享受できる環境の整備を国に義務付けている。
公正取引委員会による特殊指定の見直しは、こうした時代の要請にも逆行している。
われわれ新聞人は、公正な競争に一層力を入れ、特殊指定の維持に向け活動を強化していく。

3月7日(火)-政治の怠慢のツケ

最近、警察官や自衛隊員の私物パソコンから文書や映像をインターネットでやり取りするファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じて情報が流出する不祥事が相次いでいる。
これに対して、幹部は部下に対して「私物のパソコンを公用に使ってはならない」と言って、それを一連の不祥事の対策としているが、そんなことで解決するような簡単なことではないらしい。

要は、何で彼らが「私物の」パソコンを使って仕事をしないといけないのか、と言うと、私の聞いた話だと、旧態依然とした職場ほど、パソコンの絶対数が足らず、若手の働き盛りのスタッフは歯噛みしているという。
つまり、パソコンなどいじれない(いじらなくてすむ)幹部のお陰で、今時パソコンも十分に配備されない職場で働かされているというわけだ。

こんなことは行政のトップを始めとする政治家が現場の仕事の能率化を考えてない証左とも言える。
今時パソコンを1人1台配備しないというのではスタッフは仕事にならんだろう。
金がないと言いながら無駄な新幹線や道路、空港は作っているのだから空いた口が塞がらない。
彼らの怠慢のツケで、現場で私物パソコンを使った者だけを処罰したのでは、ますます現場はやる気をなくすだろう。
そもそも機密情報を持ち出そうと企んでいる者以外は誰も私物のパソコンで役所の仕事をやりたいなんて思っていないだろうからだ。

そういえば2001年4月26日に第一次小泉内閣が誕生した後、首相が国民の意見をメールで募集したのをどうしているかというのをテレビでやっていたことがある。
何と内閣官房のスタッフがそれらをすべてプリントして仕分けし、各省庁へ持って行くというものだった。
今はどうか知らないが、当時は複数のスタッフ(正規の国家公務員)が毎日送られてくる大量のメールを1日中プリントするのが仕事だったのだ。(それが政府閣僚に読まれたかどうかは想像にお任せする)
行政のトップ(政府閣僚)がこんなレベルの仕事を事務方にさせているようでは、行政の効率化など永遠の夢、そして現場の苦労は絶えることはないだろう。


3月6日(月)-祝!FP3級合格

FP3級合格証書去る1月22日に受けたFP(ファイナンシャル・プランナー)技能検定の合格発表があり、ギリギリながら3級試験にパスした。
1月25日の「今日の一言」で書いたように合格は個人資産相談業務の実技試験の配点次第だったのだが、50点満点で30点、合格ラインギリギリだったようだ。

私の場合、この試験を受けて合格したからといって即座に自分の仕事に役立つというわけではなく、あくまで自分の知識を広げるために勉強していたようなものだけど、一応半年間の成果が出たことで良しとしたい。
この先、2級は実務経験なしでも受験できるようだが、これで飯が食える(食えるのか?)1級を取るためには実務経験が必要なようで、それを積むことができる仕事に就けるか?なんてことも気になったりする。

まあ、とりあえず第一関門突破!
今日は自分の持っているポートフォリオ(日本株・香港株)も上げ調子だったし、自分で自分のお祝いをしようと思う。
ところで自分の資産運用は実務経験にはならないのかな?


3月4日(土)-さらば旧型国電

かつて東京から小田原・熱海方面へ向かう電車と言えば、113系と呼ばれる緑とオレンジのツートンカラーのものだけだった。
座席は、線路と垂直なクロスシート、線路と平行なロングシートを組み合わせたセミクロスシートで、クロスシートになっている座席は、背もたれもほぼ垂直で、前に座っている人とは足を交差させないと座れないほど間隔も狭く、この電車に揺られて長時間旅した昔の人の忍耐強さに感心したものだった。
もっとも昔の人は体格もそれほど大きくなかったのだが、今や短時間でもクロスシートを窮屈に感じる人の方が多いだろうから、旧型電車が消え去る運命にあるのもやむを得ないだろう。

東海道本線113系普通電車 東海道本線113系普通電車
東海道本線113系普通電車

JR東日本のウェブサイトでは

とある。

ところで、東海道線は私の通勤圏である横浜を通るのだが、3月7日から17日まで「ありがとう113系」キャンペーンをやるらしい。
私もデジカメでもカバンに入れてシャッターチャンスにめぐり合うことができたら記念に残しておこうと思う。
ついでに小田原まで乗って友人のNANAさんご紹介のRYOにでも行ってみるか。

さらば国電103系、湘南電車113系も引退
(2006.3.4 読売新聞)

今月18日のJRのダイヤ改正に伴い、高度成長期のサラリーマン通勤を支えた「103系」の車両が首都圏から姿を消す。
オレンジと緑のツートンカラーが特徴の通称「湘南電車」も引退。
惜しむファンに向け、JRでは「ありがとう」のヘッドマークを付けた電車を運転するなど、さよならイベントを企画している。

103系は、駅間が短い都市型の通勤用電車として開発され、国鉄時代の1963年から山手線を走り始めた。
モーターの出力を高めて頻繁な加減速に対応できるようにしたのが特徴で、他の「国電」にも次々と導入された。

生産数は、単一車両としては国内最多の約3500両に上る。
電車はあずき色というそれまでの概念を変え、山手線はうぐいす色、京浜東北線は青、中央線快速はオレンジといった路線ごとの色分けを定着させたのも、この103系だった。

しかし新型車両の登場で次々と引退し、現在は常磐線に1編成が走るだけ。
その常磐線でも17日にラストランを迎える。JRでは引退後の4月、北千住―取手間での臨時列車の運転や、千葉県松戸市での車両展示会を予定している。

一方、オレンジと緑の「湘南カラー」を塗装した東海道線の車両は、「湘南電車」の愛称で50年以上も親しまれてきた。
しかし、この配色も、1964年にデビューした113系が東海道線から引退することで姿を消し、今後の同線は、ステンレスの銀色の車両にオレンジと緑の帯が入った電車だけになる。

JRでは7日からラストランの17日まで、「ありがとう113系」と刻まれたヘッドマークを付けた車両を走らせる。

関連サイト

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