去る5月8日、バンコクの出入国管理局(Bangkok Immigration Bureau)から「韓国人など外国人の入国審査に関するガイドライン」というビザランの規制に関するタイ語のお知らせが出された。
タイのビザ申請代行などをやっているシーロム・ビザサービスの5月12日付のブログ「タイのビザ情報と日誌-ビザラン禁止令【重要】」によれば、
といった内容だそうだ。
私の知る限り、公式な通知はこれだけで、それ以外のことは在タイ日本大使館に確認するか、タイの英字紙などから情報を得るといった方法でしか実情を知りようがないようだ。
基本的に私のような短期旅行者はビザランのことは関係ないのだが、タイ旅行中に近隣諸国へのエクスカーション、特に日帰りの場合に、その煽りを食って万が一にもタイへの再入国を拒否されたり、延々と別室で尋問されて足止めを食らったら困るので、できる限りにおいて情報収集をしてみた。
それに最も重大な懸念は、せっかくスムーズに行き始めたスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)での出入国審査が、ビザランチェックのために長蛇の列になることだが、これが短期旅行者にとっては一番の心配の種かもしれない。
また、カンボジア人の大量帰国騒動(2014年6月18日-ロイター:タイのカンボジア人労働者が大量帰国、企業に打撃か)に見られるように、外国人労働者によって安価なサービスが提供されていたタイで、今後はそれが叶わなくなる可能性もあるだろうか。
さて、私が訳した下記の英字紙のうち、最近の二つの記事は、いずれも出入国管理局長官パーヌ・ケードゥラーポン(Pharnu Kerdlarpphon)国家警察中将(Pol.
Lt. Gen./Police Lieutenant General)への取材という形を取っているが、彼によれば、今回のビザラン規制は不法就労対策で、その主たるターゲットはロシア人、韓国人、ベトナム人、中国人ということらしい。
5月12日付のバンコク・ポスト(Bagkok Post - Thai immigration clamps down on visa runs)の論調は、長期滞在の西洋人がビザラン規制の対象というイメージだが、5月18日付の記事(Bangkok Post - Border insecurity mounts as tourist visa abuse is targeted)では、どうやら不法就労の韓国人が最大のターゲットいうイメージだ。
これらを読む限りでは、ほとんどの日本人はそれほど気にしなくてもいいような感じだが、たとえ就労していなくとも、これまでビザランを繰り返して、タイにビザなし長期滞在をしている人は要注意だろう。
何しろ、5月16日付のプーケット・ガゼット(Phuket Gazette - Tourist visa runs are not dead: Immigration boss)には、プーケットの出入国管理事務所長の談話として、タイから国外追放された外国人は再入国が5年間禁止される(People who are deported
will be banned from re-entering Thailand for five years, not forever.)と書かれているからだ。
次に、タイの入国に際して、十分な所持金がないことを理由に入国を拒否されたロシア人のことが報道されている(Phuket Gazette on 11 May, 2014 - Russian denied entry at Phuket International
Airport over 'visa' crackdown)ことから、他の国籍者、もちろん日本人にもその影響が及ぶのかという懸念がある。
日本国籍など48か国の国籍を持つ旅行者は、原則として30日(韓国、ブラジル、ベルーは90日)の観光ビザ免除(Tourist
Visa Exemption)をされているが、タイ外務省のウェブサイトによれば、ビザなしの入国要件には、滞在費を賄うだけの十分な資力の証明(例えば、1人当たり10,000バーツの現金、家族の場合は20,000バーツ)が必要とされていて、今まではそれがノーチェックだったものを厳格化しようということなのだろう。(参考:在タイ日本国大使館-タイ入国に際してのご注意(その2))
基本的にはパスポートと入国カードの記入だけで入国できたので、混乱が生じているのはやむを得ないことかもしれない。。
また、15日間のアライバルビザ(Visa
on Arrival)を取れる国籍者も、私たちがカンボジアやインドネシアでそうであるように、今までは大した審査もされずに観光ビザが取得できたのだろうが、こちらの人々の方がより厳しくなるのは当然のことかもしれない。
それでは、一般の観光客がタイを長期旅行中に近隣諸国へエクスカーションへ出ることになり、日帰りあるいは、数日で戻ってきたとする。
それが、タイにおける30日のビザなし滞在の期限切れ間近にやったならば、見た目はビザランと変わらないかもしれない。
この場合、ビザランの常習者と間違われて再入国拒否をされる可能性があるのだろうか。
おそらく、余程のことがなければあり得ないだろうと私は思う。
タイへの出入国管理記録は当然ながらコンピュータで管理されているだろうし、5月16日付のプーケット・ガゼット(Phuket Gazette - Tourist visa runs are not dead: Immigration boss)には、出入国管理局長官パーヌ・ケードゥラーポン(Pharnu Kerdlarpphon)国家警察中将(Pol. Lt. Gen./Police
Lieutenant General)の談話として、「(外国人旅行者はタイへの再入国にあたって)旅程表、ホテルやツアーの予約確認票などタイを旅行していることがわかる書類を国境検問所の入国審査官へ提示することによってそれを証明しなければならない。(All
they have to do is prove to the immigration officer at the border checkpoint
that they really are tourists by presenting evidence such as their travel
itinerary, hotel booking, tour bookings and any other documents to prove
their travel in Thailand is genuine,)」とあることから、逆説的に言えば、こういったものが提示できれば問題ないと言えるだろう。
また、5月12日付のバンコク・ポスト(Bagkok Post - Thai immigration clamps down on visa runs)に、「国境検問所の係官は個別の事情によって裁量権を行使するだろう。もし、再入国が1回か2回であれば、その外国人はタイへの再入国が許可されるだろう。しかし、それが多くなれば、彼は尋問されることになるだろう。(Officials
at borderpoints will use their discretion on a case-by-case basis. If a
re-entry is made once or twice, a foreigner may be allowed to re-enter
Thailand. But if he has done so multiple times, he may need to be interrogated.)」とあるように、再入国が何回まで旅行中の行為としてくれるのか、というものは入国審査官の胸三寸というところが大きい。
いずれにせよ、再入国時には帰国あるいは近隣諸国以外の第三国(例えばインド、パキスタン、インドネシア、中東諸国や欧州)へのフライト予約を提示することが相手を納得させる一番の方法かと思う。
それと、近隣諸国へのエクスカーションをビザなし滞在の期限切れ間近に行わないことだろうか。
ちなみに、5月13日付のプーケット・ニュース(Phuket News - Immigration boss confirms the Out-In visa run is dead)には、出入国管理局長官パーヌ・ケードゥラーポン(Pharnu Kerdlarpphon)国家警察中将(Pol. Lt. Gen./Police
Lieutenant General)の談話として、「ビザランはいくつかの例外を除いて過去のものとなった。(The national commander
of Thai Immigration, Lt Gen Pharnu Kerdlarpphon, has confirmed that "Out-In"
visa runs are – apart from a few exceptions – a thing of the past.)」とあるが、タイのメディアの捉え方(表題の付け方)の問題で内容的には同じようなことが書かれているようだ。
この記事で最も気になったのは、「パーヌ中将はタイに到着した人たちの電子指紋採取装置の導入を予定している。(Lt Gen Pharnu also
confirmed that electronic fingerprinting of people arriving in Thailand
will be introduced.)」という一節だろうか。
外国人犯罪者の入国を防ぐにはいいと思うが、タイの入国審査が将来的にはアメリカ並に時間がかかるようになるかと思うと少々気が重い。
最後に、5月18日付のバンコク・ポスト(Bangkok Post - Border insecurity mounts as tourist visa abuse is targeted)にあった「ある北部の旅行業者曰く、出入国管理局がビザランを取り締まると明言したのは最初でない。私は、これが2週間あるいは2ヵ月で収まり、そして、これが今まで通りに戻ると期待している。(One
Northern operator said it was not the first time immigration had vowed
to crack down on visa runs. "I expect this will blow over in a couple
of weeks or a couple of months and it will be business as usual.")」という言葉は意味深なことだ。
今のビザラン規制は、タイのメディアを見る限り、出入国管理局長官パーヌ・ケードゥラーポン(Pharnu Kerdlarpphon)国家警察中将(Pol.
Lt. Gen./Police Lieutenant General)の強力なイニシアティブによって引き起こされている感じがあり、彼が退任した後に来る人も、彼のような愛国心の強い強硬派なのだろうか。
それともカンボジア人の大量帰国騒動によって立ち行かなくなりそうな観光業界からの突き上げがあるのだろうか。
Border insecurity mounts as tourist visa abuse is targeted (18 May 2014
Bangkok Post) 観光ビザの悪用が目的となるにつれて高まる国境の不安定さ |
The Immigration Bureau's tough stance is mainly aimed at South Koreans, Russians and Vietnamese working in Thailand illegally, but could affect any nationality. 出入国管理局の強硬姿勢は、主としてタイで不法就労する韓国人、ロシア人、ベトナム人に向けられるが、どの国の人にも影響を及ぼす。 |
The chief of the Immigration Bureau said abuse of tourist visas by South Koreans, Russians and Vietnamese working illegally in Thailand was the main motivation for cracking down on cross-border visa runs. 出入国管理局長官は、タイで不法就労する韓国人、ロシア人、ベトナム人による観光ビザの悪用が、ビザランにおける厳しい取り締まりの主たる動機付けであったと述べた。 On May 8, the bureau announced that immigration border checkpoints would no longer allow "out-in" visa runs for visitors to extend their stay "other than for the purpose of tourism", in reality, an enforcement of existing laws. 5月8日、出入国管理局は、実のところ、現行法の執行である、国境の出入国審査場において、もはや「観光目的以外の」訪問者の滞在延長のためのビザランを認めないと発表した。 Visa runs have fuelled a thriving business at popular tourist spots around the country. Typically, for a 2,000 baht fee, a minibus carries a visitor to a nearby border crossing, allows the foreigner to alight, and then takes him or her to a Thai immigration checkpoint where they have their passports stamped and stays extended. ビザランは全国の人気観光スポットで活気あるビジネスを展開し続けている。一般的には、2,000バーツの料金で、ミニバスに顧客を乗せて近くの国境を越え、彼らを下車させて、その後、彼らがパスポートに入国印を押してもらい、滞在を延長させるためにタイ側の出入国審査場へ連れて行く。 Immigration officials have long expressed concerns that the visa runs are being abused by foreigners who are working illegally in Thailand as language teachers, restaurant owners and staff, real estate agents and tour guides. 出入国管理当局は、ビザランが外国語教師、レストランのオーナーやスタッフ、不動産仲介業者やツアーガイドとしてタイで不法就労している外国人によって悪用されているという懸念を長い間表明し続けている。 Immigration Bureau Commissioner Pol Lt Gen Pharnu Kerdlarpphon told Spectrum that if foreigners wanted to retire, work or do business in Thailand they had to apply for the correct type of visa and not exploit those designated for tourists. "We have been too kind, for too long, and the system has been abused," he said. "Also, work visas, which cost 1,900 baht, help generate income and we have to make money somehow." 出入国管理局長官パーヌ・ケードゥラーポン(Pharnu Kerdlarpphon)国家警察中将(Pol. Lt. Gen./Police Lieutenant General)は、もし、外国人がタイで引退生活をしたり、労働したり、ビジネスをやりたいならば、それに適したビザを申請すべきであり、観光客のために指定されたものを悪用すべきでないと本紙に語った。「あまりにも長い間、私たちはあまりに親切だった、そして、制度が悪用され続けた。また、取得費用が1,900バーツかかる就労ビザは国家財政に寄与し、私たちは何らかの形でお金を稼がなければならない。」と彼は述べた。 Pol Lt Gen Pharnu said South Koreans were the biggest abusers of the visa runs. The Thai government has a reciprocal arrangement with South Korea which allows nationals to stay in the country for 90 days on arrival. パーヌ国家警察中将は、韓国人がビザランを最も悪用していると述べた。タイ政府は、双方の国民が相手国において90日間の滞在許可を得られるよう韓国と相互に協定を結んでいる。 He said immigration had received many complaints that South Koreans, Vietnamese and Russians were extending their stays through visa runs and were "stealing" jobs from Thais by working as tour guides and running restaurants. 彼は、出入国管理局が韓国人、ベトナム人、ロシア人がビザランを通じて滞在を延長していること、ツアーガイドとして働いたり、レストランを経営することによって仕事をタイ人から「盗っていた」といった多くの苦情を受けたと述べた。 "Since many tourists come to Thailand on a tourist visa and start to work illegally, we've decided that it's time we became stricter in enforcing the law than we have been," he said. "We have seen this problem for a long time but we have never bothered dealing with it before. But now we will, as some tourists seem to be abusing the rules." 「多くの観光客が観光ビザでタイに来て、不法就労をし始めるので、私たちは今までより法の執行を厳格にすべきときだと判断した。」と彼は述べた。「私たちは長い間、この問題を見てきたが、これまでそれに対処しさえしなかった。しかし、今、私たちは、何人かの観光客が規則を悪用しているように思えるだろう。」 The changes have caused widespread confusion among foreigners in Thailand with specialist websites such as Thai Visa running lengthy updates on them. Some posters on the site's forum claim they are already being denied visas at some northern checkpoints, despite Pol Lt Gen Pharnu saying the crackdown will not come into effect until Aug 12. この変化は、長期にわたって更新され続けているThai Visaのような専門的なウェブサイト上で、タイ在住の外国人の間で幅広い混乱を引き起こした。パーヌ国家警察中将が8月12日までは取り締まりをしないと言っているにもかかわらず、何人かの投稿者はウェブサイト上のフォーラムで、すでに北部のいくつかの出入国審査場で入国を拒否され始めていると主張している。 Pol Col Sangkhom Tadso, immigration chief in Mukdahan which borders Laos, told Spectrum that his staff had been enforcing the changes for the past two weeks, mainly targeting South Koreans. ラオス国境のムクダハーン出入国管理事務所長サンコーン・タッドソ(Sangkhom Tadso)国家警察大佐(Pol. Col/Police Colonel)は、彼の部下が過去2週間、主に韓国人を対象に変更後の方針を実施したと本紙に語った。 "There are 8,000 Thais deported from South Korea every year, while Thai immigration only deports 20 South Koreans per year," he said. "We both have 90-day exemptions for tourist visas and South Koreans use that privilege to work here illegally. It's a policy decided by Pol Lt Gen Pharnu Kerdlarpphon, the Immigration Bureau Commissioner, to strike back at South Korea's government. They can deport us, we can do the same to them." 「タイの出入国管理局が1年でわずか20人の韓国人を国外追放している一方で、タイ人は毎年韓国から8,000人が国外追放となっている。私たちはお互いに90日の観光ビザ免除協定があるが、韓国人はここで不法就労するために、その特権を使っている。これは韓国政府へ反撃すると決めた出入国管理局長官パーヌ・ケードゥラーポン国家警察中将の方針だ。彼らが私たちを国外追放できるのと同じように私たちは彼らを追放できるのだ。」と彼は語った。 Pol Col Sangkhom said since the law was being enforced, South Koreans were being denied entry on a daily basis. サンコーン国家警察大佐は、法律の施行が強化されて以来、韓国人は毎日のように入国を拒否されていると述べた。 Pol Lt Gen Pharnu said it did not matter how a tourist entered Thailand - whether it be with 15-, 30- or 90-day visa exemptions - if they exited a border checkpoint and tried to re-enter at the same point they would have to satisfy border control officials that their reason for travel is tourism. He also added that it did not matter what country the visitor came from. パーヌ国家警察中将は、ビザなし滞在の日数が15日、30日あるいは90日であるかにかかわらず、観光客がどのようにタイに入ったかは重要でない。彼らが国境を越えて、再び同じところから戻ろうとするならば、旅行の理由が観光旅行であることを出入国管理当局に納得させなければならないと述べ、彼は、訪問客がどこの国の出身なのかは重要でないと付け加えた。 This same scrutiny would apply to multiple-entry tourist visas issued by the Thai embassy in an individual's home country. They could also be asked to provide evidence of financial support, which is typically 20,000 baht. 同じ精密な調査は、各々の本国にあるタイ大使館で交付される数次観光ビザに適用されることになる。申請者は一般的に20,000バーツの金銭的な裏付けがあることを証明するよう求められることもある。 "If we see that the stamps on that tourist's passport seem suspicious, we will ask that person to provide a travel itinerary and evidence of financial support," he said. "If they fail to fulfil the requirements, we won't let them in the country." 「私たちがその観光客のパスポートの出入国印が疑わしいと思うならば、私たちはその人に旅程の提示と金銭的な裏付けを証明するように求めるだろう。もし、彼らがこれらの条件を満たすことができないならば、私たちは入国を許可しない。」と彼は述べた。 CLEANING UP YOUR ACT(行動の一掃) A middle-aged Korean restaurant owner told Spectrum how she had taken advantage of the generous visa arrangements between the two countries for almost a decade. She also admitted all her staff were illegal workers as she could not find Thais to work for the pay she offered. 中年の韓国人レストラン・オーナーは、ほぼ10年間、2ヶ国間の寛容なビザ協定をどのように利用したかを本紙に語った。彼女は、自らが提示した賃金で働くタイ人が見つからないため、すべてのスタッフが不法就労であることを知って雇い入れていた。 The restaurateur said she only converted to a legitimate business visa a few years ago, after years of using a 90-day tourist visa while she established her eatery. その料理店主はレストランを立ち上げている間、数年にわたって90日の観光ビザを使った後、何年か前に彼女だけ合法的なビジネスビザに切り替えたと語った。 "I opened the restaurant here in Bangkok more than 10 years ago," she said. "All my other friends were doing the same thing. We entered Thailand on tourist visas and left the country every three months. We travelled to Poipet on the border and came right back. Sometimes we even went back home to South Korea." 「私は、10年以上前にバンコクでレストランを開いた。私のすべての友人は同じことをしていた。私たちは観光ビザでタイに入国し、3ヵ月おきに出国した。国境のあるポイペトへ行き、そこからまた戻ってきた。時々、私たちは韓国に帰国した。」と述べた。 Before she legally registered her permit with the correct business visa, she had to pay local police protection money. 彼女は正規のビジネスビザで法的に彼女の許可証を登録する前、彼女は地元警察に賄賂を支払わなければならなかった。 "We really had no choice but allow them to come and eat for free," she said. "Sometimes they paid, but most of the time they did not. Then once a year, they collected the protection fee to give us the freedom to run the business." 「実際のところ私たちには選択肢がなかったため、警察官が来たときに無料で食事を提供していた。時々、彼らは食事代を支払ったが、ほとんどの場合、彼らはそうしなかった。そして、年に一度、彼らは私たちにビジネスを運営する自由を与えるために賄賂を要求した。」 She said Thailand had been "very generous" to the South Korean community and she was grateful she and others had been allowed to establish businesses, even though they started out illegally. She said as they became successful, most of the South Koreans had applied for the correct visas and made their businesses legitimate. 彼女曰く、タイは韓国人たちに「非常に寛容」だった。そして、彼女と友人たちが不法に始めたビジネスでさえ設立を許されたことに感謝していると言う。彼女は自分たちが成功したとき、多数の韓国人が正規のビザを申請し、合法的にビジネスができたと語った。 "After working here for a while, I can now afford to pay the two million baht to have my business registered and apply for a proper work permit," she said. 「しばらくここで働いたので、私は現在、自分のビジネスを登録し、適切な就労許可を申請するために200万バーツ払う余裕がある。」と彼女は述べた。 Although she benefited from bending the visa rules, she agrees with the coming crackdown. She said many South Koreans who come to work in Thailand nowadays are fugitives from justice back home. 彼女はビザ規則を曲げることで利益を得たにもかかわらず、来たるべき取り締まりには賛成している。彼女は、今日ではタイに働きに来る多くの韓国人は、祖国では警察に追われている者たち(fugitives from justice)であると語った。 "The pay in Thailand is nothing compared with what they can make back at home, but they're better off remaining here as a free person. They might end up in prison if they go back home." 「タイの賃金は彼らが本国に帰国して得られるものの比ではないが、彼らは自由な身でここに残った方が賢明なのだ。彼らは本国に帰れば刑務所に入るハメになるかもしれないからだ。」 Even though she has now established her business as legitimate, she still faces extortion from police over her illegal workers. たとえ彼女が合法的にビジネスを起こしたとしても、彼女は未だに不法就労の従業員に関して警察のゆすりに直面している。 "Now they come around to check my employees who are from Myanmar and Cambodian," she said. 「現在、警察はミャンマーとカンボジア人従業員をチェックするためにやって来る。」と彼女は述べた。 "I have to admit that I haven't registered them yet, but I plan to. I hope after the crackdown starts and I do everything right, the police will leave us alone." 「私は未だに彼らを登録していないことを認めざるを得ないが、今後はそうするつもりだ。そして、取り締まりが始まった後、すべてがうまくいき、警察が私たちを放っておいてくれることを望んでいる。」 UP TO YOU (貴方次第) Tour agents Spectrum spoke to said entry or re-entry to Thailand rested largely on an immigration officer's discretion, a claim supported in part by the deportation of a young Russian woman that preceded the recent changes. 本紙が触れた旅行会社は、タイへの入国あるいは再入国は概ね出入国管理官の判断に基づくと述べており、その主張は最近の出入国審査の変更に先立って若いロシア人女性が国外追放されたことにより、ある程度裏付けられている。 Immigration officials denied 26-year-old Mariia Sgibneva entry to Thailand at Phuket International Airport on April 21, forcing her to abandon her apartmentin Phuket and return to Malaysia, according to local media reports. 地元紙(Phuket Gazette)の報道によれば、4月21日、出入国管理当局はプーケット国際空港で26才のマリア・スギブネヴァ(Mariia Sgibneva)さんのタイ入国を拒否し、プーケットにある彼女のアパートを捨てて、マレーシアに帰国することを余儀なくさせた。 Ms Sgibneva — who came forward with her story after the crackdown was announced — said she completed two crossings by land after her tourist visa expired in February, and that she had left by air twice since those crossings to visit friends in Kuala Lumpur. On returning from this second trip to Kuala Lumpur, she said, she was detained by immigration officials at the airport and asked to show 20,000 baht in funds and provide proof of onward travel. ビザランの取り締まりが発表された後で新聞種を持ってきたスギブネヴァさんは、2月に観光ビザが失効した後、陸路で2回越境し、クアラルンプールの友人を訪ねるために越境して以来、2回空路で出国した。クアラルンプールへの2回目の旅行から帰国したとき、彼女は空港の出入国管理官に引き留められ、20,000バーツの所持金を見せることと、タイより先の旅程を提供するように求められたと言う。 "The first question they asked was if I had a departing ticket from Thailand. I didn't," Ms Sgibneva told the Phuket Gazette. "But it wasn't a big deal, I could buy one. I already knew when I was going to leave." 「彼らが尋ねた最初の質問は、私がタイからの出国チケットを持っていたかどうかということだったが、私は、持っていないと答えた。しかし、それはたいした事ではなく、私はそれを買うことができた。私はいつ出国するかをわかっていたからだ。」と、スギブネヴァさんはプーケット・ガゼット紙に語った。 Officials were unwilling to let her travel onward without showing her plans, so Ms Sgibneva hastily purchased a ticket to Malaysia on her phone and tried to show proof of the money in her bank account. But immigration officials couldn't understand her bank's Russian-language website and declined offers for translation. 係官は、彼女が旅行の計画を示すことなしにそのまま旅行させる気がなかったので、スギブネヴァさんは急いで電話してマレーシア行きのチケットを購入して、彼女の預金口座で所持金の証明をしようとした。しかし、入国審査官は、彼女の銀行のロシア語のウェブサイトを理解できず、翻訳の提案も拒否した。 "They asked me to show them 20,000 baht in cash," she said. "I thought that by law I didn't have to have the cash. It's a lot of money. I thought I could show my bank account. They told me, "No, it's not possible. They wanted to see the cash." 彼女曰く、「彼らは私に現金で20,000バーツを見せるよう要求した。私は現金を持っている必要がないと思った。20,000バーツは多額のお金だ。私は預金口座を見せることができると思ったが、彼らはそれはできない、現金を見せて欲しいと言った。」 Eventually, unable to convince them that she should be granted entry to the country, she flew back to Malaysia. 結局のところ、彼女はタイへの入国許可が得られるように彼らを納得させることができずにマレーシアへ帰国した。 The entire ordeal left her rattled. 彼女は全ての試練をしゃべりまくった。 "I think for some people who want to do a visa run, the biggest problem is that they can deport you without any reason. I can understand that there are many Russian tourists who cause problems with Thai police, but if you really want to find the people who work, find them at their workplace," she said. 「私がビザランをしたいという人のことを思うと、最大の問題は彼らが何らの理由もなく、その人たちを国外追放することができるということだ。私はタイ警察が問題の原因となっている多くのロシア人観光客がいることがわかる。しかし、もし、貴方が本当に働いている人たちを見つけたいなら、彼らの職場で見つけられる。」と彼女は語った。 "I don't want to see anyone else in this kind of story, Russian or non-Russian." 「私はロシア人であろうとなかろうと、この種の話を見たくない。」 BORDER-RUN BOOTY(ビザランの戦利品) Most visa brokers in Bangkok who spoke to Spectrum last week said business was still booming. Agents at several travel services said they were unaware of the regulation change, and that border trips are continuing as usual, adding that those seeking to do a fifth or even sixth consecutive land crossing to Cambodia or Laos are still able to do so. バンコクにあるビザ仲介業者の多くは、本紙に対してビジネスは依然として活況を呈していたと先週語った。 いくつかの旅行業者は、彼らは取り締まり規則が変更になったことに気づいていないし、いつものように旅行を続け、未だにカンボジアやラオスへ陸路で行き来できるかのごとく、5回も6回も連続でそうしようしていると述べた。 "Nothing has changed," a major Bangkok visa broker said. "You can still go with no problem." 「何も変わりはない。あなたは何の問題もなく一緒に行くことができる。」と、バンコクの大手ビザ仲介業者は言った。 One agency hyped their "close relationship" with immigration officials that they said makes them impervious to regulatory changes, and a few travel agents offered to arrange non-immigrant O visas at exorbitant rates for those wanting to extend their stay in the Kingdom without leaving Bangkok. ある旅行業者は、取り締まりの変化に影響されないよう出入国管理官と親密な関係になっていることを誇大に宣伝し、2、3の旅行業者は、バンコクを離れることなしにタイの滞在を延長したいと望む人たちのために、法外な値段でノンイミグラントOビザ(タイで正規就労する外国人の配偶者/扶養家族用のビザ)をお膳立てすると売り込んだ。 However, some agents said Koreans, Filipinos, Russians and Brazilians risk being turned away at land crossings if they have even one prior crossing in their passport. しかし、いくつかの旅行業者は、韓国人、フィリピン人、ロシア人、そして、ブラジル人は、彼らがたとえ一度でも前に越境していた場合、陸路で越境する際に追い返される危険を冒していると語った。 One travel agent said she was no longer taking Korean customers because of the risk of them being denied a crossing by immigration, and that Koreans seeking a visa exemption on arrival must now do so by flying in and out of the country. ある旅行業者は、もはや出入国管理事務所で陸路による越境を拒否される可能性のある韓国人顧客を取らない。また、今や韓国人たちがビザなし滞在をしようと思うなら空路で行き来しないとならないと語った。 Agents aware of the changes said they did not receive any official notice, and were uncertain of why the changes were taking place. One speculated that it has to do with two passports that were stolen in Thailand and used as false identification by Iranian men on board the ill-fated Malaysia Airlines flight MH370, while others said financial motivations were likely pushing the policy shift. 変化に気づいている旅行業者は、何ら公式な通知を受け取っていないし、その変化がなぜ起こったのかが不確かであると語った。ある人は不幸に見舞われたマレーシア航空370便に乗ったイラン人男性が偽造証明書として使った、タイにおける2通の盗難旅券がその原因であると推測し、一方では、財政的な動機付けが方針の変更を後押ししたらしいと述べている人もいる。 "Thailand is Thailand," another visa agent said. "I think they want to show that Thailand is hard to live in." She added that she expected the situation to return to normal in the near future. 「タイはタイなのだ。」と、他のビザ仲介業者は言う。「私は、彼らがタイが住み込みで働くのが難しいことを示したいだと思っている。近い将来、状況が元に戻ることを期待している。」と、彼女は付け加えた。 While buses full of border jumpers continue to depart from the capital, the situation has unfolded differently in the North, where an agent at a prominent Chiang Mai-based company said Thai immigration officials are now barring travellers with several back-to-back border stamps from crossing at Mae Sai in Chiang Rai. The abrupt change at the Mae Sai crossing, formerly a site ofregular visa runs for the city's sizeable expat and backpacker communities, has removed a large share of his clientele. The crossing remains open to those with valid visas or those making their first land crossing for a visa exemption, he said, and his company is screening passengers beforehand to ensure they meet the new requirements. 首都バンコクから越境者でいっぱいになったバスが出発し続ける一方、北部では違った状況が展開されている。有名なチェンマイの旅行業者曰く、今や入国審査官がチェンライ県のメーサイで越境する、いくつもの連続した出入国印が押されたパスポートを持った旅行者の入国を阻んでいる。国外在住者とバックパッカーたちの定期的なビザランの拠点であったメーサイ国境における不意の方針変更は、彼の顧客の大部分を失うことになった。陸路での越境は、有効なビザ、又は最初のビザなし渡航のときは依然として解禁されているため、彼の会社ではあらかじめ顧客が新しい条件を満たしていることを確実にするために審査していると彼は述べた。 THINK OF THE COUNTRY(国を大事にすること) Pol Lt Gen Pharnu said some visa-run operators had complained to immigration that the changes were costing them money. He said that after he explained the reasoning behind the current crackdown they "calmed down a little bit". パーヌ国家警察中将は、いくつかのビザラン業者が方針変更によって金がかかっていることに対して出入国管理事務所に苦情を言っていると述べた。彼が最近の取り締まりの背景の論理を説明したら、業者は少し落ち着いたと語った。 "Do you love Thailand?" Pol Lt Gen Pharnu said he asked the complaining operators. I told them that if you love our country, you must understand that these types of tourists are destroying our country by stealing jobs from Thais. 「貴方がたはタイを愛しているか?」とパーヌ国家警察中将は苦情を言う業者に尋ねた。貴方がたに愛国心があるなら、この種の旅行者がタイ人から仕事を奪うことによってわが国を破壊していることを理解しなければならないと、私は彼らに語った。 "Thai people can't do this in other countries. Why would we let people from other countries do this to us? We have been kind to these people for so long. Now it's time to be stricter about the law." 「タイ人は他の国でこう(不法就労)することができない。なぜ、他の国からの人々にこうさせるのか?私たちは長い間これらの人々に親切だった。今や、法律を厳格に適用するときなのだ。」 Pol Lt Gen Pharnu said immigration police would allow the cross-border visa runs to continue until Aug 12. "We will still let those with tourist visas cross the border and come right back in from now until Aug 12. We will take time until then to publicise the law," he said. "I'm sure it will take a lot of time to adjust, but this will be good for our country in the long term." パーヌ国家警察中将は、国境警察は8月12日まではビザランを許容するつもりだと述べた。「私たちは今から8月12日までは国境を越えて再入国しても観光ビザを与える。法律が知れ渡るまでには時間がかかるだろう。また、制度が適合するには長い時間がかかるが、長い目で見ればわが国のためには良いことなのだ。」 After the grace period finishes, those working here illegally on tourist visas will have to apply for the right kind of visa. 猶予期間が終わったあと、観光ビザで不法就労している人々は正しい種類のビザを申し込まなければならない。 "I would like to let everyone know that we fully support tourism in Thailand, but we will no longer allow people to abuse the law and use the tourist visa for the wrong purpose," Pol Lt Gen Pharnu said. 「私たちはタイの観光旅行を完全に支援していることを皆さんには知ってもらいたい。しかし、私たちはもはや法律を悪用して間違った目的のために観光ビザを使うのを許さない。」と、パーヌ国家警察中将は語った。 One Northern operator said it was not the first time immigration had vowed to crack down on visa runs. ある北部の旅行業者は、出入国管理局がビザランを取り締まると明言したのは最初でないと語った。 "I expect this will blow over in a couple of weeks or a couple of months and it will be business as usual," he said. "The government probably needs money right now so they may be encouraging people to buy visas. It's always really about money, isn't it." 「私は、これが2週間あるいは2ヵ月で収まり、そして、これが今まで通りに戻ると期待している。」と彼が言う。「彼らが人々がビザを買うのを奨励しているかもしれないように、政府はおそらくお金を必要とするだろう。以前からずっとお金に関しては本当になるからね。」 |
Tourist visa runs are not dead: Immigration boss (May 16, 2014 Phuket Gazette) 出入国管理局長官表明-ビザランは不可能ではない |
PHUKET: Tourists who can prove that they are genuinely staying only short-term
while travelling in Thailand will be allowed to leave on "visa-runs"
and re-enter the country, Immigration Commissioner Pharnu Kerdlarpphon
confirmed to the Phuket Gazette. タイを旅行中に純粋に短期間の国外滞在をしているとわかる旅行者は、ビザランで出国し再入国することが認められるとパーヌ・ケードゥラーポン(Pharnu Kerdlarpphon)出入国管理局長官は本紙の取材に対して正式に認めた。 "Genuine tourists are fine. All they have to do is prove to the immigration officer at the border checkpoint that they really are tourists by presenting evidence such as their travel itinerary, hotel booking, tour bookings and any other documents to prove their travel in Thailand is genuine," Lt Gen Pharnu said on Wednesday. 「真の旅行者は素晴らしい。彼らは旅程表、ホテルやツアーの予約確認票などタイを旅行していることがわかる書類を国境検問所の入国審査官へ提示することによってそれを証明しなければならない。」とパーヌ中将(Lt. Gen./Lieutenant General)は水曜日(5月14日)に述べた。 "Then they will be allowed to re-enter the country." 「その結果、彼らはタイへの再入国が許可される。」 Gen Pharnu clarified the focus of the new immigration regulation, which allows most foreigners to enter the country only once using visa-exempt status. パーヌ中将は、新しい出入国管理規則は、ビザ免除協定によって一度だけ入国する多くの外国人旅行者には関係ない(そのまま放っておく)と明言した。 "The crackdown is all about preventing foreigners from using visa-exemptions and tourist visas to stay in Thailand and work," Gen Pharnu said. 「取り締まりはビザ免除協定や観光ビザを使ってタイに滞在して働いている外国人を防ぐものだ。」とパーヌ中将は述べた。 "We should have done this a long time ago. We have let foreigners work illegally in Thailand on tourist visas for too long. It's time to stop them." 「私たちはずっと以前からこうすべきだった。私たちは長い間、観光ビザでタイで不法就労する外国人を許してきたが、 今やそれをやめるときだ。」 The new regulation has nothing to do with ill-fated Malaysian Airlines Flight MH 370 and the passports from Phuket that were used to board the flight, the general added. 新しい規則は、不幸に見舞われたマレーシア航空370便の事件、その旅客機で使われたとされるパスポートとは無関係であるとパーヌ中将は付け加えた。 The immigration chief was clear that from August 13 any foreigners who fail to prove that they are tourists will not be allowed to re-enter the country on visa exemption status, as explained in a formal notice posted on Bangkok Immigration's website on May 8. 5月8日付で出入国管理局のウェブサイトで通知されておるように、8月13日以降、旅行者であることを証明できない外国人はビザ免除協定による再入国は許可されないと、出入国管理事務所長は明快に述べた。 "From August 13, if we suspect any foreigner of working illegally in Thailand on a tourist visa, that person will be detained and deported, even if the foreigner has not previously completed even a single visa run," he said. 「8月13日以降、その外国人がそれまで一度のビザランさえ行っていなくとも、観光ビザを使ってタイで不法就労しているという疑いがあれば引き留めて国外追放にする。」と彼は述べた。 "People who are deported will be banned from re-entering Thailand for five years, not forever. After that, the foreigner may appeal to re-enter the country." 「国外追放された人は、永久ではないが、タイへの再入国を5年間禁止される。その後、その外国人はタイへの再入国を求めることができる。」 "This is what we have been doing for years with foreigners who have been deported, and any foreigner who is added to our blacklist is issued a formal notice explaining what they have done wrong." 「私たちは国外追放される外国人に長い間何をしてきたかというと、当該外国人を追加したブラックリストに彼らがどんな不法行為をしてきたかということを説明した公式通知を出したのだ。」 Gen Pharnu noted that immigration officers were ordered to give special attention to Russians, South Koreans, Vietnamese and Chinese attempting to extend their stays by completing visa runs. パーヌ中将は、入国審査官がビザランを完了させることによって滞在の延長を企てるロシア人、韓国人、ベトナム人、 そして中国人に対し、特別な注意を払うよう命じられていることに言及した。 Ranong Immigration Superintendent Ekkorn Bussababordin confirmed to the Gazette on May 12 that foreigners will continue to be allowed to re-enter Thailand on three consecutive "walk-in" visas until August 12. (Crackdown banning 'walk-in visa runs' to begin August 13 - Phuket Gazette on 12 May, 2014) 5月12日、ラノーン出入国管理事務所長のエコーン・ブッサバボーディン(Ekkorn Bussababordin)氏は、引き続き8月12日までは外国人が3回連続で徒歩入国によるビザでタイに再入国することが認められる、と本紙の取材に対して正式に認めた。 As reported in the Gazette last week, after August 12, such foreigners risk being stranded in Myanmar. 先週、本紙は8月12日以降はこのような外国人がミャンマーに取り残されるリスクがあることを報じた。 The May 8 order, posted in Thai, stated that the new rule is to come into effect at all immigration checkpoints, including airports. タイ語で出された5月8日の命令は、新しい規則が空港を含むすべての国境検問所に影響を及ぼすことを公式に述べている。 "Thailand is open to all tourists," Gen Pharnu said, "but we will not allow illegal workers. If you want to work here please do the right thing. Apply for a business visa and live here legally." 「タイはすべての旅行者に開かれている。しかし、不法就労者を認めるつもりはない。もし、ここで働きたいなら正式なビザを申請し、合法的に居住してください。」とパーヌ中将は述べた。 |
Thai immigration clamps down on visa runs (12 May 2014 Bangkok Post) ビザランを取り締まるタイの出入国管理当局 |
Immigration police have announced they are clamping down on tourists who remain illegally in Thailand by exploiting permission given to many foreigners to enter Thailand without a visa and remain up to 30 days at a time. 出入国管理局は30日までビザなしでタイに滞在できる資格を悪用して不法就労する旅行者を厳しく取り締まると発表した。 The clampdown does not affect holders of non-immigrant visas or holders of tourist visas who still have remaining entries permitted on their legal visas. この取り締まりは、ノンイミグラント・ビザの所有者や、適法なビザによって引き続き入国が許可される期間が残っている観光ビザの所有者は影響を受けない。 The crackdown aims at foreign visitors, particularly westerners, who do not hold a visa, but who exit and then immediately return to Thailand every 15 or 30 days to receive another stamp to extend their stay. A loophole aimed at helping short-term visitors allows foreigners from many countries to enter Thailand for between 15 and 30 days without a visa. この取り締まりは、とりわけビザがなく、滞在期間を延長するために15日、又は30日ごとにタイから出国すると即座に戻ってきて、新たな入国印を受け取っている西洋人に向けられている。短期滞在者を支援するためのこの抜け穴は、15日あるいは30日間のビザなしでタイに入国できる国からの旅行者の滞在を可能にしている。 Effectively immediately, immigration officers at the borders may bar foreigners without a visa when they leave the country, usually at a land border point, and then immediately try to re-enter Thailand. The law permits immigration officers to give such travellers permission to re-enter for 15 to 30 days, or to deny them permission to enter. 事実上、即座に入国審査官は、陸路の国境を越えて出国し、即座にタイに再入国するときにビザのない外国人を締め出しかねなかった。 Under the new rules, visitors who leave and then try to come back immediately may be stopped, and told they must first obtain a proper tourist or non-immigrant visa, and then return. 新しいルールの元では、出国して即座に戻ってくる旅行者は(出入国ゲートで)止められて、最初に適切な観光ビザかノンイミグラント・ビザを取ってから戻ってくるように告げられる。 As of now, "visa runs", as many foreigners call them even though no visas are actually involved, will end for those using land borders. They will also be restricted or ended by air as of Aug 12. 今現在、多くの外国人が「ビザラン」と呼ぶものは、たとえ事実上ビザ不要の人が含まれていたとしても、陸路を使ったものは終わりになるだろう。このビザランは空路を使ったものでも8月12日以降禁止となる予定だ。 Tourists of all nationalities are being checked thoroughly at all borderpoints for visa validity, said Chatichai Ieamsang, commander of the Immigration Bureau's Division 4. すべての外国人旅行者は、ビザが有効かどうかをすべての国境検問所でチェックされている、とチャーティチャーイ・イェムサン(Chatichai Ieamsang)出入国管理局第4部長は述べた。 The "visa run" is not in line with the intent of tourism promotion and the National Police recently ordered a review of the regulation. The number of visitors who effectively reside in Thailand on the back of such visa runs is not known, but many communicate via internet forums, and there seem to be a large number. Typically, they have stayed in Thailand to retire, or even to work, both of which are illegal without proper visas. 「ビザラン」は観光促進の目的に合致していないし、最近は国家警察が規則の見直しを命じていた。このようなビザランを使って事実上タイに在住する多くの観光客は見分けがつかない。しかし、多数の人は、インターネット掲示板を使ってやり取りをし、その数は非常に多いように思える。一般的に彼らは引退してタイに住んでいるか、適切なビザを取得することなしに不法に働いてさえいる。 Officials at borderpoints will use their discretion on a case-by-case basis. 国境検問所の係官は個別の事情によって裁量権を行使するだろう。 If a re-entry is made once or twice, a foreigner may be allowed to re-enter Thailand. But if he has done so multiple times, he may need to be interrogated, the officer said. もし、再入国が1回か2回であれば、その外国人はタイへの再入国が許可されるだろう。しかし、それが多くなれば、彼は尋問されることになるだろうと、係官は述べた。 Foreigners who cannot convince officials they are tourists will be advised to apply for a proper Thai visa if they wish to remain in the country. そのときに係官を納得されることができない外国人がタイに滞在したいならば、適切なビザを申請するように忠告されるだろう。 "They can do so in neighbouring countries. The closest is Vientiane, which will cost them 1900 baht. We're strict about this because 90% of all foreigners making re-entries actually work in Thailand, mainly as language instructors." 「彼らは近隣の国でビザランをしている。最も近いのは1,900バーツしかかからないビエンチャンだ。私たちはこれに対して厳しく対処している。なぜなら、再入国する外国人の90%が事実上タイで、主に語学指導者として働いているからだ。」 "It will also prevent corruption as there are officials who claim they could help these foreigners." 「こういった外国人に一役買っていると言う係官がいるが、これは不正行為を防止するためでもあるのだ。」 "Today we found a South Korean who has done this seven times. It turns out he has a Thai wife in Nakhon Ratchasima. In his case, we didn't allow him to re-enter because he is not a tourist," Pol Maj Gen Chatchai said. 「今日、私たちは7回もビザランをしている韓国人を見つけた。彼はナコーンラーチャシーマー(コラート)にタイ人妻がいることがわかっている。この場合、彼は旅行者でないため彼の再入国を許可しなかった。」とチャットチャーイ国家警察少将(Pol. Maj. Gen./Police Major General Chatchai)は述べた。 |
先日、福祉関係の友人から一つの記事を紹介された。
日本ではほとんど脚光を浴びていないであろう、障害者や要介護者の旅行に関する記事だった。
私にとってこの記事は新鮮で、こういったことを個人で体系立ててやっている方がいると、初めて知ることができた。
私の親は幸いに元気なので、私も好き勝手に人生をエンジョイすることができているのだが、実際にご両親の介護をされていたり、障害者の面倒を見られている家族は大変な思いをしていると聞く。
気苦労が絶えない日常から一時的であっても解放されたいというのは介助者(家族)の本音であろうが、そういった意味でも、おそどまさこ・トラベルデザイン・オフィスがやっているようなトラベルコーディネートは素晴らしいことだと思う。
また、内閣府が出している平成25年版の高齢社会白書に高齢者の介護の実情が掲載されているが、75歳以上になると、全体の3割程度の人が要支援、要介護の認定を受けているとあり、プチ富裕層(金融資産を1億円以上保有する個人)以上の人(参考:2014年2月8日-産経新聞-日本の”本当のお金持ち” 超富裕層とはどのような人たちか)を中心として、こうした介助旅行の需要というのものはますます増えてくるだろう。
日本はどちらかと言うと、障害者や要介護者が引きこもりにさせられてしまうような雰囲気があるが、NPOジャパン・トラベルボランティア・ネットワークや、UD・FUN旅研究室のような支援の輪が広がり、介助旅行が旅行会社における募集旅行の一つのカテゴリーになれば理想的だと思う。
いずれにせよ、障害者や要介護者に対する事業がビジネスモデルとして確立できることが、ウィン・ウィンの関係をもたらすことになるような気がした。
日帰り、海外、終末期でも「旅の楽しみを全ての人に」 (2014.5.16 シルバー新報 by おそどまさこ) |
空港のロビーで車いすに乗って笑顔で写真に収まっている男性は、脳性小児まひのある60代のAさん。 彼は大好きなヴェートーベンの出生地であるドイツのボンから、人生を閉じたオーストリアのウィーンまで8日間の「ひとり旅」を夢見ていた。 歩くことも、意思の疎通も難しいAさんだが、単独でドイツへ出かけられるだろうか、と。 結果、彼は現地でブレザーや帽子を購入し、ヴェートーベンコンサートにも出かけた。 満足そうな笑顔から、それがどれだけAさんにとって幸せな時間だったかが伝わってくるようだ。 Aさんの車いすひとり旅の実現を支えたのは、おそどまさこさん。 19年前から、高齢者や障害の有無にかかわらず、誰もが参加できる国内外の旅行の企画・同行や、旅行介助者の養成に取り阻んでいるトラベルデザイナーだ。 この旅行には看護師とおそどさんが同行した。 「旅に出ると人との出会いに刺激を受けたり、新たな発想が浮かんでくる。心の底から元気になれる」。 学生の頃から旅に魅了され、雑誌の取材などで世界中を旅してまわったおそどさん。 だが、ある時ふと、日本では障害者や高齢者が旅行を楽しむことが難しい現状に疑問を感じるようになったという。 旅はリハビリであり、誰でも等しく旅する権利があると話す。 「病気や重い障害があっても旅の楽しみを締めて欲しくない」。 国際航空運賃は盲導犬同伴が無料だと知り、1995年2月、日本で初めて盲導犬も連れていく視覚障嘗者にやさしいフランスツアーを企画し、実現させた。 それが旅が難しい人の旅行を実現するトラベルデザイナーとして歩もうと決心した原点だ。 その後、企画・同行した旅行はこれまでに55本、参加者は千人以上に上る。 企画ツアー以外に旅立ち支援も広げようと、2004年5月に東京都庁の認証を受け、NPOジャパン・トラベルボランティア・ネットワーク(東京都多摩市)を立ち上げた。 旅行介助の基本は、旅をいかに楽しんでもらうかが第一だ。 第二はその人ができないことだけをサポートする。 病気や障がいの程度によって、できることとできないことは一人ひとり違う。 自分の力でやり遂げる楽しみを奪ってしまわないよう、事前のヒアリングは念入りに行う。 「Aさんは出発前、ストローとマグカップで飲み物を飲ませてもらっていたが、旅の途中で大好きなビールを飲み、帰国する前にはビールジョッキを自らの手で持ち、ビールを楽しむようになった。旅は不可能を可能にし、チャレンジなのだと気づき、幸せな時間をデザインできた」とおそどさんは振り返る。 今年4月、旅行介助ガイドの東京の地域拠点であるUD・FUN旅研究室もできた。 世界中どこへでも同行可能な、旅に精通し、排泄や入浴などの介助スキルがある旅行介助ガイドとの連携体制は万全だ。 「介護保険では趣味や生きがいのための外出支援がなく、制度で利用できるサービスも・どんどん縮小されている。これでは高齢者が引きこもってしまい、老後は憂鬱」と話す。 2010年からは、旅に精通し、介護技術者を対象に、重度障害者の排泄や入浴などの身体介助ができる「旅行介助ガイド」の養成講座も始めた。 旅に必要な知識を習得したかを問う「旅行介助ガイド検定」も実施し、全国で34名が認定された。 5月24日に3回目の検定が行われる。 旅行介助の同行費用は、旅費のほかに同行介助料として1日8時間あたり1万9千円を負担してもらう。 決して安くはないが、同行介助者の確保に必要な費用だ。 おそどさんのツアーでは毎回、年齢や抱えている障害が違う人が複数参加するため、互いの苦労や工夫を夕食時に話し合ったり、理解が深まるのも特色だ。 また、在宅介護の支援施設主催で日帰り旅行に同行した時、長年、自宅からほとんど出かけたことがなかった高齢女性が近くの桜の花に手をすーっと延ばし、手折った瞬間を目の当たりにし、改めて「誰にとっても外出や旅行は必要」だと強く感じたという。 今後は、人生最後の旅のプロデュースに力を入れたいと言う。 どんなに重度の障害を持っていても、「希望されるなら、人生最後の旅をデザインして地球のどこへでもお連れし、幸せづくりのお手伝いをしたい」と、国内外問わず、個人旅行のデザインから旅行介助ガイドのマッチングも含めて年間10組程度限定で旅のデザイン・コーディネートを受け付けている。 主治医から余命告知された人の旅立ちの依頼にも応じるのは、「日本で一つしかない取り組み」という。 「65年の人生経験を重ね、旅と福祉のキャリアを積んできたので、自分の知識やスキルを生かせるのはこれからかな」と微笑む。 来年は、トラベルデザイナー20年を迎え、戦後70年の世界一周・4ツアーを計画。 第1回は、9月7日から、「チェルノブイリ原子力発電所など歴史の現場を巡る17日間の旅を予定、自律した高齢者や視覚・聴覚障害者などが参加できる。 ツアーの相談などは「おそどまさこ・トラベルデザイン・オフィス」まで。 |
「地球の歩き方の電子書籍充実化(Kindle)を望む」というコラムを書いてから約1年、日本語の旅行ガイドブックの電子化がようやくスタートした。
地球の歩き方ガイドブック編集部の発表(release)によれば、「今回の発行は、『地球の歩き方 A06 フランス 2014-2015 』の電子版分冊シリーズ。 続刊にもご期待下さい! 」とのこと。
私としてはフランスでなく、スペインやタイが欲しいと思うが、続刊が出るということなので、日本人に人気のある渡航先のものは早々に発行されるだろう。
英語版のガイドブックであるLonely Planetは、すでにLonely Planet ShopからPDF eBookとしてダウンロードすることが可能だ。
もちろん、一冊丸ごと(entire guides)買うこともできるし、必要なところだけ(individual chapters)買うこともできる。
日本語版もようやくこれに追い付いたというわけだ。
なお、タビリスの記事によれば、「『地球の歩き方』電子書籍は、紙のガイドブックをそのまま表示する「固定レイアウト型」(主にEPUBフィックス型)で、リフローはしません。したがって、スマートフォンなど小さな電子書籍端末にはあまり適しません。一定以上の大きさのあるタブレット向けです。」とのことなので、iPadで読むといいだろうか。
日本語の旅行ガイドブックは、海外の特定都市か、日本人の溜まり場と称されるゲストハウスなどでしか読めなかったが、これからは必要なところだけダウンロードして購入することが可能になる。
今や、インターネットの現地情報の方が新しくて正確なことも多いが、海外渡航先ではインターネットに接続できるところばかりではないので、電子書籍版の情報もあるに越したことはない。
とりあえず、私にとってはこのニュースは朗報と言えようか。
3ヶ月ほど前、私は「なでしこアクション(Japanese Women for Justice and Peace)」で紹介されていた「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT/The Global Alliance for Historical Truth)」という団体に些少ながら寄付をした。
この団体は、日本国の名誉を保持し、日本人の名声を不当な蔑みから守るために、事実に即した歴史の解釈を世界に発信し、誤解を解くために設立されたとあり、目下、アメリカのカルフォルニア州、グレンデール市(Glendale City)に建立された慰安婦像の撤去を求めて係争中(Los Angeles Times on February 22, 2014 - Lawsuit seeks removal of Glendale comfort women statue)だ。
私がそうした理由は、2013年2月25日に朴槿恵(パク・クネ/Park Geun-hye)が韓国大統領に就任して以降、告げ口外交と揶揄される、彼女自らが率先して行う反日闘争が、ますますエスカレートする一方だからだ。
このまま何もしなければ、将来的に在外邦人のみならず、単なる旅行者にまで第三国の人から精神的な危害を加えられる日が来るのではないかという危機感がある。
海外旅行が好きで年に複数回の渡航をし、早期リタイア後は海外ロングステイなどと言っている私にとっても他人事ではない。
本来なら日本政府やマスコミが率先して反日韓国ロビイストに対抗すべきなのだが、そうすることができないようになっているようだ。(DARKNESS-2014年5月19日-日本を大事に思っている人間がトップから排除される世の中 DARKNESS-2014年5月7日-朝日新聞が市民から反日マスコミと名指しされているらしい)
もはや私たちにできることは、メディアリテラシーを高めること、GAHTのような愛国者の団体に協力していくこと、これらとは逆に、韓国や中国へ旅行しないこと(DARKNESS-2014年4月25日-日本を貶めている国への旅行を拒絶するのは当たり前のこと)、アメリカとは政治的に同盟関係にあるが過度な期待はしないこと(DARKNESS-2014年3月21日-アメリカに見捨てられた事実を認識するようになった日本人)、韓国製や中国製のIT機器やソフトウェアを仕事では無論、個人で利用する場合も、海外旅行時などの一時利用に留めて、プライバシー保護をしたい局面では使わないこと(DARKNESS-2014年3月15日-サムスン電子のギャラクシーにバックドアが仕掛けられていた)を念頭に行動することだろう。
ところで、第二次世界大戦中の韓国人従軍慰安婦(comfort woman)が、韓国政府が主張しているような強制連行された性奴隷などではなく、単純な売春婦であることが数々の資料や、韓国人自身の証言などで明らかになっているが、その中の強力な資料の一つがアメリカ公文書記録管理局(NARA/National Archives and Records Administration)にある。
残念なことに日本のマスコミは、そういったことを記事にしても、その資料が何であるかを明示しないので、それがどういったものなのか探しようがないのだが、インターネットで検索したところ「Report
No 49: Japanese Prisoners of War Interrogation」であることがわかった。
そこで、私はアメリカ公文書記録管理局(NARA)にメール(I have a question about research and records at NARA から Records created
by United States military を選択)を送り、資料の存在の有無の確認と、存在した場合は日本へ資料を送ってもらうよう頼んだ。
1ヶ月ほどして、アメリカ公文書記録管理局(NARA)から資料が存在したとの回答と、注文書が送られてきたので、クレジットカード番号を記載して、CD/DVDで送ってもらうように依頼した。
値段はUS20ドル(約2,100円)、日本への郵送代込みであることを考えれば、それほど費用はかからなかった。
とりあえず、愛国者(!?)のために私が取り寄せた「Report No 49: Japanese Prisoners of War Interrogation」をアップロードしておこう。
現物はタイプ打ちされた資料をスキャナーで読み込んだだけのもので、さすがに読みづらいので、英文をテキスト化し、日本語訳を付けようとしたら、すでに、テキサス親父日本事務局のウェブサイト(2013年7月24日-【テキサス親父】 米国に次々と建てられる慰安婦関連の像について)に翻訳文とともに掲載されていた。(笑)
この資料を読んでどう思うかは貴方次第だ。
テキサス親父ことトニー・マラーノ(Tony Marano)氏が、従軍慰安婦問題に関して日本寄りの姿勢を鮮明にしたのは、この公文書の存在だと言われている。
ついでながら韓国に関しては、2014年6月号のSAPIOで「韓国人が世界の女性を『現代の性奴隷』にしている!」という記事が書かれている。
また、日本と韓国との戦後補償問題は、政治的に解決済(財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定)(参考:外務省条約検索)にもかかわらず、韓国は日本に対して誠意がないと言い続けている。
彼らは、そのロジックに性奴隷扱いされたことへの補償と言い続けているが、韓国はベトナム戦争中の残虐行為に対して補償したのかと言いたい。(参考:なでしこりん-2014年3月27日-本当の戦争犯罪者たちのアルバム、恥知らずな韓国軍はベトナムで何をしたのか?罪は日本軍へ?)
参考までに今年の2月にフェイスブックで私の友人(女性)が書いたコメントを本人の承諾を得て転載したいと思う。
時期的には韓国がフランス国際漫画祭(Angoulême International
Comics Festival)に従軍慰安婦問題を持ち出して日本を非難したときだ。(Japan Times on January 31, 2014 - Japan's wartime sex slavery featured
at manga festival in France)
During Korean war, Korea had their own "comfort women" to serve
soldiers and women were forced to deal with many men a day. During Vietnam
war, Korean soldiers tortured and raped many women over there. They like
to ignore their shames.
Korean should stop acting like they are the only victims and should not
keep asking apologizes and money from Japan after Japan did a lot of things
for Korea. Korea lives in the past. And they keep creating their own histories.
Delusions.
朝鮮戦争時、韓国には自国の「慰安婦」がいて、彼女らは一日に何人もの相手を強制的にさせられていたという事実もある。ベトナム戦争時、韓国の兵隊はベトナム人女性を拷問し、レイプしたという事実もある。こうした、不名誉な恥ずかしい事実は韓国では黙殺されている。
韓国は自分たちだけが犠牲者だという考えを捨てるべきで、日本に対して、謝罪と賠償金を要求し続けることをやめるべきだ。日本は謝罪も賠償も韓国が望むようなことをたくさんしてきた。韓国は過去にとらわれすぎている。韓国は自分たちの都合だけで歴史を作り上げている。妄想だらけだ。