9/9(Thu) | 東京(成田) 11:00-キャセイ航空(CX)501-14:50 香港(赤鱲角/チェック・ラップ・コック) 23:05-KLMオランダ航空(KL)890-翌5:15 アムステルダム(スキポール) |
宿泊先 | (機 内) |
諸費用 | Travelers' Lounge at HKIA: 楽天プレミアムカードのPriority Pass |
関連サイト | アジア総合リンク 欧州総合リンク 香港 オランダ アムステルダム |
いよいよスペインとモロッコへの旅立ちの時がやってきた。
今回の旅行は、ワールドインベスターズという海外投資のSNSを通じて知り合ったマカオ在住のアンシャンレジームさんことI氏と連れだっての旅である。
私にしてみれば、スペインは12年ぶり、モロッコにいたっては17年ぶりの訪問である。
ことの発端はおよそ1年前に彼がスペインのイビサ島へ行ってみたいと言い出したことに始まる。
まさか彼が本気で行くとは思っていなかったが、ゴールデンウイーク前に、半信半疑でまだ行く気はあるかと聞くと、あるとのことだった。
そこで私はあらかじめ取ってあったキャセイ航空、成田-香港の片道特典航空券を利用して、初の海外発券にて欧州旅行を楽しむべくプランニングを行った。
もちろん、私はマイルを溜める都合上、スペインまでのフライトをKLMオランダ航空にしたが、それ以外の区間は欧州を縦横無尽に飛んでいる格安フライトを組み合わせた。
特に、スペインからフェズに直接入れるフライトができたことは今回の旅行の計画に大きな影響があった。
かつてならカサブランカ経由で時間をかけて移動しないといけなかったところが、今やわずか1時間程度で行けるのだ。
これなくして今回のプランニングはなかったと言っても過言ではないだろう。
そして、旅立ちの日、久々にキャセイ航空に乗って香港へ行く。
成田のチェックインカウンターでKLMの接続フライトの搭乗券ももらえたのだが、あいにくと座席の変更はできないとのこと、
前日のうちにオンラインでやっておかなかったのが悔やまれる。
特に香港からアムステルダムまでは長時間のフライトで、通路側の席でないと窮屈だからだ。
香港では約5時間の余裕があるので街中へ出てマッサージをしたり、B級グルメを味わったりして時間を潰す予定でいた。
ところが、香港の空港でKLMの座席の変更に手間取り(結局、通路側の空席はなく、足元の広い非常出口付近の座席を取るためには70ユーロの追加料金が必要だった)、ぐずぐずしているうちに5時近くになってしまった。
こうなると街中へ出ても疲れるだけだし、幸いにアンシャンレジームさんが空港に早く到着したこともあって、ラウンジ(Travelers' Lounge)に入って夕食を取り、インターネットをしながら時間を潰すことにした。
彼曰く、楽天プレミアムカードは主要空港のラウンジを使うことができるので、海外渡航が多い人は持つといいとのことだ。
成田国際空港 | |
香港国際空港のTravelers' Lounge |
9/10(Fri) | アムステルダム(スキポール) 6:55-KLMオランダ航空(KL)1665-9:05 バルセロナ(プラット) 12:25-ブエリング航空(VY)3510-13:20 イビサ イビサ旧市街(ダルト・ビラ)散策 |
宿泊先 | Maritimo / US$54 (4,520JPY) per night |
[booking sites for you / Hotel Spain (英語) agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | Barcelona VIP Lounge: 楽天プレミアムカードのPriority Pass Ibiza Bus (No.10) 空港-フィゲレッタ: 3.2EUR=340JPY |
関連サイト | 欧州総合リンク オランダ スペイン アムステルダム バルセロナ イビサ島 |
アドバイス |
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香港から約12時間のフライトの後、アムステルダムのスキポール空港(Amsterdam Schiphol Airport)に到着した。
私たちはここでさらに飛行機を乗り継いでバルセロナに向かうのだが、シェンゲン協定(Schengen Agreement)のエリア内はパスポートチェックがないため、最終目的地のバルセロナでの入国審査はなく、アムステルダムで審査が行われる仕組みになっている。
ここでバルセロナ行きのフライトに乗り継ぐ間を利用してユーロのTCを現金にする。
日本円からユーロへの両替はこの方法が為替手数料が安くていいからだ。
1990年代は日本円の現金を現地で両替するのが一番良かったが、今ではその方法は最悪な方法となってしまった。
むしろ、現地のATMで日本のキャッシュカードを使ってユーロの現金を引き出す方がはるかにいい。
アムステルダムからバルセロナまではわずか2時間余り、あと国内線を一本乗り継げば目指すイビサ島である。
バルセロナでは3時間のトランジット、このくらいの空きがあるときに空港のラウンジ(Barcelona VIP Lounge)で過ごすのはいい息抜きになる。
香港からイビサまで懸念していたフライトの遅れもなく、私たちは無事に目的地へたどり着くことができた。
ちなみに、私たちの乗ったブエリング航空(VY)は、E-mailで送られてくる予約確認書に、搭乗の7日前から4時間前の間にオンラインチェックインをした上で、搭乗券を印刷して持参するように指示(Vueling
lets you print your boarding pass anywhere from 7 days to 4 hours before
your flight departure.)がされているので見落とさないようにしたい。
イビサの空港から私たちのホテルのあるフィゲレッタ(Figueretes)までは10番のバス(Ibiza Bus)で行くことができる。
観光案内所で地図をもらい、町の人に道を聞きながらホテルに到着すると、午後4時前である。
まだ日も高く、十分に泳げる時間であったが、外気温は夏のスペインとは思えないほど涼しく、むしろ町歩きにちょうどいい感じであった。
意外な出会いと言えば、こんなところで日本語を話す地元民に会ったこと、先方も日本人に会うなんて珍しいと一言、それはそうだろうと思う。
今や、東洋人と言えば、中国人を指すことが多くなってしまったのだから。
バルセロナ・エル・プラット国際空港 | バルセロナ空港のVIP Lounge |
バルセロナ空港のVIP Lounge | バルセロナ・エル・プラット国際空港 |
イビサ空港 | イビサバス(№10) |
イビサの旧市街であるダルト・ビラ(Dalt Vila)は、ホテルから徒歩15分くらいのところにある。
フロントマン曰く、ホテルの前からプッチュ・デ・モリンス(Puig des Molons)の方向にあるネクロポリス(Necropolis)の丘を越えて行くと近いという。
そうしてたどり着いた旧市街の佇まいは日が暮れてから来ればなおいっそう趣があるものであった。
あいにくこの日は地中海ブルーが霞むような曇天気味の日、せっかくの写真が色あせてしまうのも無理もないか。
せめて夕食を取りに来ることで、素敵な町の景観を拝めそうな気もしたが、何しろ東京からまる2日も移動を続けた体にはそのような気力は残っていなかった。