12/24(Tue) | ロングテイルボートでのパールアイランドへの半日エクスカーション ガパリビーチで海水浴 |
宿泊先 | Lin Thar Oo / US$70 (7,280JPY) per night |
[booking sites for you / Burma Tours and Hotels (英語)] | |
諸費用 | ボートレンタル: 25,000K=2,550JPY(4時間)、35,000K=3,570JPY(8時間) 自転車レンタル: 500K=50JPY (1時間)、3,000K=310JPY(1日) クリスマスディナー: US$30=3,120JPY |
関連サイト | アジア総合リンク ミャンマー |
今日はガイドブックを読んで気になっていたパールアイランド(Pearl Island)へ行ってみることにした。
ボートトリップは、ホテルの外にあるベスト・フレンド・レストラン(Best Friend Restaurant)でも申込みできるようだったが、それほど金額に差はないような気がしたので、ホテルのフロントで申し込むことにした。
案内板にはボートは1艘あたり5名まで乗れると書かれていて、スノーケリングのセット(snorkeling equipment)や釣り具(fishing
equipment)も付いているので、家族やグループで参加すれば、相当に格安なツアーになる。
ただ、出発の時間は厳密に決まっているわけではなく、スタッフに聞いてみると、朝の9時までならいつでもといった、かなりいい加減な感じだった。
私としてはその方が落ち着いて朝食を取れるので良かったのだが、そこには東南アジアらしいのんびりとした雰囲気が漂っていた。
リンターウーロッジ(Lin Thar Oo Lodge) | |
朝食を取って出発の準備をしていると、私のことを呼ぶホテルスタッフの声がする。
どうやらボートの準備ができたようだが、グループごとに1艘のボートを出してくれるので、乗船客は私1人だけだった。
スノーケリングのスポットは2ヶ所あったが、最初のところは大したことがなく、2つ目のスポットの方が魚がたくさんいた。
滞在時間も「お好きなように(up to you)」という乗りで、こういうところはプライベートツアーならでは、と感じた。
スノーケリングの後で、パールアイランド(Pearl Island)へ接岸し、そのまま私たちはスタッフとともに島に上陸した。
ここにはアルコールや軽食が取れるバーもあり、透き通るような海を見ながら日光浴を楽しむことができる。
もちろん、無人島に作られた休憩所なのだが、意外にしっかりとした施設で、これだったら8時間コースでも良かったかな、と思えた。
ルーズに思えたボートスタッフは、契約の4時間が近づくと、帰るぞコールとともに私をボートに乗せ、ホテルへと急ぐ。
始まりはいい加減だが、契約の終業時間だけはキッチリ守る典型的なアジア人気質だ。
多くの日本人は彼らとは真逆なのだが、人生を楽しんでいるのはどちらなのかな、と思うのは私だけなのだろうか。
午後1時、ホテルへ戻った私はデジカメの充電をホテルのレストランスタッフに頼んで、昼食をそこで取ることにした。
何しろ冷蔵庫以外の部屋の電気は夜間しか通電していないからだ。
しばし休憩を取った後、ホテルの外へ出た私はベスト・フレンド・レストラン(Best Friend Restaurant)で自転車を借りて、周辺の村を散策することにした。
レンタル料はタダみたいなもので、しかもパスポートなどのIDを見せろとも言われずに借りることができた。
このあたりは純朴な地域ならではのものだと思うが、ここで借りた自転車を乗り逃げすることはできないし、しかも日本人は金持ちだと思われているので、盗難の心配がないということなのだろう。
自転車を借りてサイクリングしていると、村の中には素朴な雰囲気が漂っている。
雑貨屋に交じってマッサージ屋も1軒見つけたが、ホテルから歩いて来るには少々面倒な距離なので、夕食後の時間潰しにできるかどうかは迷うところだ。
主要道路から外れて路地に入っても何もないが、しばらく走っているとビーチに出る。
何のことはない。
ホテル前のビーチをずっと歩いてきても辿りつける場所に自転車で行っただけだ。
特にやることもなく暇だったので、自転車を止めて海で泳いでいると、どこからともなく子供たちが寄ってきて、写真を取るようにねだる。
ヤンゴンのような都市部ではこんなことはないが、地方都市ではまだ子供たちが純朴だ。
彼らが大人になる頃にはミャンマーも大きく変わっていると思う。
果たしてどんな国になっているのだろうか。
リンターウーロッジ(Lin Thar Oo Lodge)でのクリスマスディナー | |
この日の夕食はあらかじめ宿泊予約と同時に申し込んであったクリスマスディナーだった。
白人たちがメインゲストのディナーパーティだと雰囲気的に苦手なものがあるのだが、ここでは単にビュッフェディナーが供されただけで、それほど違和感なく楽しむことができた。
アジア諸国からの観光客も同席したことが大きいのだが、さすがに日本人観光客は私一人だけだった。
昼間のパールアイランド(Pearl Island)ではヤンゴン駐在の日本人一家と遭遇したが、子供連れだともっと設備の整ったホテルに泊まるのだろう。
食事を終えたらマッサージをと思って、サイクリングのときに見つけた店を目指したのだが、灯りが乏しいこともあって意外に遠く感じる。
結局、酒がたっぷりと体に入っていた私は、歩くのが面倒になってホテルに引き返す。
ちなみに、ガパリ・ビーチ(Ngapali Beach)の通信環境は著しく悪く、持参したiPhone 4ではウェブサイトを閲覧するのはおろか、画像付きメッセージをやりとりすのも困難、唯一テキストメッセージをやり取りするのが限界であった。
おかげでヤンゴンでリチャージしたSIMの残高はほとんど減ることがなかった。
こういう経験をすると、あまりにも何もない田舎に滞在するのは2泊が限度か、と思う私であった。(笑)