ヒエラポリスの遺跡の中で

8/28(Wed) ヒエラポリスの遺跡見物
パムッカレ 19:15-(Bus)-翌7:45 ネヴシェヒール
宿泊先 (車中泊)
諸費用 バス / パムッカレ-ネヴシェヒール: 60,000TL=\1,800
ヒエラポリスの博物館 / 3,000TL=\90
関連サイト 欧州総合リンク トルコ パムッカレ

Hierapolis, Pamukkale  ヒエラポリス遺跡の見どころの一つは円形劇場だ。
修復すればちょっとした集会場にでもなりそうな感じだが、私たちが行ったときは荒れ放題だった。
ここを出て坂を上ると別の遺跡を見ることができるが、いずれも石灰棚に比べると観光客は少ないし、土産物屋も全くない。
当時は夏だったから余計にそうだったのかもしれないが、秋に行ったとしてもあまり変わらなかっただろう。
最後に博物館に入ってみたが、興味を引くものはほとんどなかった。

  多くの観光客にとってパムッカレからカッパドキアへ行くにはバス以外に方法がないようだ。
バスのチケットはバスターミナル(オトガル)にあるチケット売り場で当日買うことができるが、この区間は混んでいるようなので、早めにオトガルに行っていた方がいいだろう。
言うまでもないが、夜行バスのチケットが売り切れだった場合のことも想定しておこう。
まあ、デニズリまで行けば列車もあるが、トルコの鉄道はそれほど便利ではないようだ。

あれってちょっとエッチな形だね

8/29(Thu) カッパドキア1日ツアー (Tulip Information)
宿泊先 (記録なし) / 17,000TL (\510) per night
諸費用 ツアー代金: 100,000TL=\3,000 (昼食なし)
関連サイト 欧州総合リンク トルコ カッパドキア

  カッパドキアの観光はネヴシェヒール、アバノス、ギョレメ、ユルギュップ、ウチヒサールがその拠点となっている。
このうちネヴシェヒールはカッパドキアの交通の要所であるとともにこのエリアの中心都市でもある。
つまり、私たちのように長距離バスに乗って来る場合は、ここでバスを乗り換えてほかの町に行くか、この町にある旅行会社で観光ツアーを申し込むのがいいだろう。
ちなみに、列車や飛行機で来る場合は、カイセリも玄関口である。

Goreme Open-air Museum, Cappadocia Goreme Open-air Museum, Cappadocia

   私たちはネヴシェヒールのバスステーション(オトガル)の近くにあったTulip Informationという旅行会社で『カッパドキア1日観光』を申し込んだ。
そのツアーは主にギョレメ、アバノス、ゼルベを回るものだったが、地下都市見学は入ってなかった。
ツアーのバスの中はいろいろな国から来た観光客が乗っていたが、中でも香港の大学生がたくさんいたのには驚いた。
私の認識では海外旅行をするアジア圏の大学生は日本人くらいだと思っていたからだ。
それはあたかも1990年代のアジア経済の伸びを象徴しているかのような光景だった。
ちなみにガイドはもちろん英語、私たちがそれを理解するのは不可能であった。
また、私たちが残念に思ったのは、せっかく1人旅のアメリカ人女性が話しかけてきたのにその相手をすることができなかったことだ。
私は思った・・・
帰国したら英会話を勉強しようと。

Goreme Open-air Museum, Cappadocia Zelve, Cappadocia

  カッパドキアと言えば、まず最初に思い浮かべるのがギョレメの谷である。
そこにはたくさんの教会の跡とそれを彩る壁画がある。
その中でもリンゴ教会(Elmali Kilise / エルマル・キリセ)、蛇教会(Yulanli Kilise / ユランル・キリセ)、暗闇教会(Karanlik Kilise / カランクル・キリセ)、サンダル教会(Carikli Kilise / チャルクル・キリセ)が保存状態がいいと言われている。
そして、教会から外へ出ると一面に不思議な形をした岩が連なり、まさに壮観という景色が広がっている。
もちろん、私たちがそれをカメラに収め続けたのは言うまでもない。

  昼食は手工芸品の町で知られるアバノスで取った。
昼食付きを選んだ人は、ガイドの案内でレストランに行くが、昼食なしを選択した人は自分で探すことになる。
もし、地元の人が行くようなレストランに行きたければ、昼食なしを選択する方がいいだろう。
この場合、アルコールが飲めるとは考えない方がいい。
なぜなら、トルコはあくまでもイスラム教の国なのだから・・・
ちなみに、アバノスでの観光は工房の見学だったが、時間があれば陶磁器作りに挑戦することも可能だったようだ。

  ゼルベにはカッパドキアで一番目立つ、頭に三つ岩がかぶさったおとぎ話に出てくる煙突のような形をした遺跡がある。
これを初めて見たときは男性のシンボルのように見えて、ちょっと卑猥な感じがした。
また、これをかたどった土産物も露店で売っているが、値切り交渉をするのを忘れてはならない。

客引きの紹介でも構わないならホテルはいくらでも見つけることができる。
ちなみに私たちはユルギュップで客引きに案内してもらったところだ。
値段は朝食、シャワー、トイレ付きで17,000TL(\510)と良心的だった。
もし、客引きの紹介が嫌ならツアーに参加する前に旅行会社でホテルも予約していった方がいい。
なぜなら町中でガイドブックを立ち読みしていられるほど客引きたちは甘くないからだ。
それと、ホテルが良心的でも彼らが紹介するツアーやレストランが良心的な値段とは限らないので気をつけよう。

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