エル・グレコが愛した街

9/8(Tue) トレド観光バスツアー(Julia Tours)
宿泊先 Fontela / 4,900Pta (\6,860) per night
諸費用 ツアー代金: 4,000Pta=\5,600 (半日)
メトロ / 1回券(billete sencillo): 125pta=\180 / 10回の回数券(Bono-Metro): 480pta=\670
関連サイト 欧州総合リンク スペイン トレド マドリード

  トレドはマドリードからバスか列車で行くことができる。
もし、バスで行くならマドリードの南バスターミナル(Estación Sur de autobuses)の最寄り駅であるメンデス・アルーバロ(Méndez Alvaro)までメトロの6号線で行けばいい。
列車ならアトチャ(Atocha)だ。
このどちらがベターかと言うとバスの方に軍配が上がるだろう。
ガイドブックによれば、列車で行くとトレド駅に着いてから旧市街に行くまでが大変らしいからだ。
でも疲れているときや時間がないときは、私たちのように現地のパックツアーに申し込むのがいいだろう。
まして夜行列車で到着した日ならなおさらだ。
ちなみに、メトロの車内ではスペイン語で次の停車駅のアナウンスが入る。
例えば"¿Dónde está la siguiente estación? (ドンデ・エスタ・ラ・シギエンテ・エスタシオン?=次の駅はどこ?)"に対して"Gran Vía (グラン・ビア)"という感じで行なわれるが、駅名を聞き漏らさなければ問題ない。
それと、メトロのチケットは前にも述べた通り、回数券にした方がいいだろう。

Toledo Toledo

  フリア・ツアー(Julia Tours)の出発ターミナルはグラン・ビア(Gran Vía)にあるので非常に便利だ。
トレドへ行くツアーは午前半日(4月〜10月の8時30分出発)、午後半日(15時出発)、そして1日(9時30分出発/昼食付)の3コースがあった。
私たちが申し込んだのは午後半日のものだったので、ここ数日の寝不足を解消するのにちょうどよかった。

  トレドのハイライトはカテドラルとサント・トメ教会だと言われている。
もちろん、私たちもこの2つには行ったのだが、観光の時間は1時間くらいしかなかったので、もっとじっくり見たければ個人で来た方がいいかもしれない。
ちなみに往復の所要時間は3時間、お土産屋で買い物をする時間が1時間だ。
いずれにしろ、旅の終わりが近づく頃は、パックツアーも有効に使うというのも大切なことだと思った。
病気で寝込んでは元も子もないからね。

フラメンコのカンテを聞きながら・・・

9/9(Wed) マドリード市内観光
フラメンコ見物
宿泊先 Fontela / 4,900Pta (\6,860) per night
諸費用 交通機関 メトロ / 1回券(billete sencillo): 125pta=\180 / 10回の回数券(Bono-Metro): 480pta=\670
入場料 王宮 / 500Pta=\700
Torres Bermejas(フラメンコ・タブラオ) / 4,000Pta=\5,600
関連サイト 欧州総合リンク スペイン マドリード

  一般的に東京だとマクドナルドは朝の7時から開いているが、マドリードでは正午にならないと開店しないようだ。
逆に東京ではビールを売っていないが、マドリードでは売っている。
あなたならどちらがいい?
ちなみに両方とも英語がほとんど通じないというのは一緒だ。
でも現地の言葉は食事とセックスから学ぶのが一番かな?

Palacio Real (Royal Palace)  王宮(Palacio Real)の中は英語かスペイン語のガイド付(所要: 約40分)で見学できるようだ。
ここはマドリードの観光名所の1つだし、中の豪華な彫刻や装飾、内装の素晴らしさは一見の価値があるので是非行ってみるといいだろう。
もちろん、プラド美術館(Museo del Prado)を忘れてはならないよ!

  旅も終わりが近づいてくると、お土産の心配をしないといけなくなった
マドリードのショッピング・ストリートはグラン・ビア(Gran Vía)だが、そのほかにも大きなデパートがあった。
それが、エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)とガレリアス・プレシアドス(Galerías Preciados)だ。
ただ、お互いにほとんど英語を理解しないので、買い物するのも一苦労だった。
ところで、どこかで公衆トイレを探そうとするなら少なくとも"cervicios(セルビシオス)"だけは必ず覚えておこう。
なぜなら地元の人たちはあまり英語があまり話せないからだ。

Flamenco Flamenco

  フラメンコを見たい場合は、観光案内所か泊まっているホテルのフロントで頼むといい。
但し、格安ホテルに泊まっている場合、たいてい英語が通じないと思った方がいい。
スペイン語で頼むなら、例えば・・・
"Quisiera ver una obra de flamenco. (フラメンコを見たいのですが)"
"¿Dónde eatá tablao más cercano? (ここから一番近いタブラオはどこですか?)"
"¿Puede usted reservarme Torres Bermejas? (トレス・ベルメハスを予約していただけませんか?)"
という具合だ。
まあ、"tablao (タブラオ), reserva (予約)"という単語が通じれば何とかなるだろう。
さあ、何事もトライしてみよう。
ちなみに帰りはタクシーか徒歩だ。
地下鉄で帰るなら途中退席ということになるかな?

マドリードのフラメンコ・タブラオ
店名 住所 地下鉄の最寄り駅 ランドマーク
Café de Chinitas (日本語) Calle de Torija, 7 Santo Domingo 王宮
Casa Patas (日本語) Cañizares, 10 Antón Martín プエルタ・デル・ソル
サン・イシドロ教会
Corral de la Morería Morería, 17 Opera 又は La latina 王宮
Corral de la Pacheca Juan Ramón Jiménez, 26 Cuzco カスティーヤ広場
Torres Bermejas Mesonero Romanas, 11 (Gran Víaとの交差点の近く) Callao グラン・ビア

Hasta luego (じゃあ、またね)!

9/10(Thu) マドリード(バラハス) 12:55-イベリア航空(IB)7611-翌10:55 東京(成田)
諸費用 バス / コロン広場-空港: 275pta=\390
関連サイト らっしゃい東京 (http://www.tcvb.or.jp/)
成田空港 (http://www.narita-airport.or.jp/)

  とうとう日本へ帰るときがきたようだ。
楽しかった旅が終わるかと思うと何となく淋しい気がする。
機内は来るときと違ってガラガラだ。
こうなるとシートに身体を横たえることができるのが嬉しい。
昨年もそうだったが、どうやら9月になると日本行きの飛行機は空くようだ。
まあ、私たちにとってはラッキーだけどね。

それから約6年後の1998年11月30日
イベリア航空が日本路線から撤退することになった。
競争の激しい路線で採算が取れなくなったのが原因らしい。
日本人観光客が伸び悩んでいたというが、私はその原因の1つに16時間のフライトがあると思った。

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