7/16(Thu) | イリェタス(Illetes)で海水浴 |
宿泊先 | Horizonte / 8,500pta (\7,820) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | パルマ市内バス(EMT) / 1回券:175pta=\160 / 回数券(10): 1,500pta=\1,380 |
関連サイト | 欧州総合リンク スペイン マヨルカ島 |
今回の旅行のハイライトともいうべき、マヨルカ島でのビーチ・バカンスの一時がやってきた。
島全体で70ヶ所以上もあるビーチの中からどれを選ぶかは気分次第!
自分の泊まっているホテルからアクセスのいいビーチをMallorca Factのサイトから探そう。
そういった意味では、私たちにとって便利だったのは、市内バスの3番に乗れば直接行けるカーラ・マイヨール(Cala Mayor)かイリェタス(Illetes)だった。
そこで、私たちが今日出向いたのは、イリェタス(Illetes)の方で、ここを選んだ理由はなく、ただバスの終点だったに過ぎないのだけどね!
イリェタス(Illetes) | |
もし、私たちが市内の中心部にホテルを取っていたら、逆方向、つまり、スペイン広場(Plaça de Espanya)からパルマ海岸(Platja de Palma)方面行きの15番、空港(Aeroport)行きの17番、カーラ・ブラバ(Cala Blava)行きの23番のバスに乗れば、"Platja de Palma"や"Ca'n Pastilla"といったところへ足を伸ばすことができたのだが、スペイン語が話せない中で、バスの乗り換えをするのは大変だったかもしれない。
何と言っても、左の写真のような、ハッピーな光景はバレアレス諸島(Baleares
Islands)にいる限り、どこでも見られるのだから・・・
もし、ヌーディスト・ビーチ(Naturist Beaches)へ行きたいなら、
などいろいろあるので、興味があったら探してみよう。
さて、「日本のガイドブックには載ってない"European beach resort"の歩き方」の導入編はいかがだっただろうか?
当地のレベルで言えば、上の写真の彼女は10代後半か20代前半といったところ!
遠くから眺めているだけではなく、バスタオルでも持って、彼女たちの隣に座ることができれば、こうした美女たちとお友達になることもできるのだが、残念ながら私はスペイン語など全くできないし、英語だってようやく旅に困らないというレベルだ。
う〜ん、非常に残念だったね〜
ちなみに左の写真の女性は一緒に来ていた人が親切にも(!?)「もっと見せなさい!」とばかりに水着を下に下にずらしてくれる、というオマケまであったのだ。
こんなことがあっていいのか〜
でも、ここはヌーディストビーチでなかったので、全裸になるということはなかったが、かなりの割合でトップレスがいるというご機嫌なビーチなのだ。
真夏の太陽にビール、それにトップレスの美女、これぞ西欧のビーチリゾートというものだが、中には当然見たくない奴(あえて奴と言ってやる!)もいるのだ。
日本人の常識からすると、ビーチというのは若者と家族連れというのが相場なのだが、西欧人は中高年でも平気で夏の太陽に肌をさらし、あろうことか、オバサンがトップレスになったりするのだ。
許せん!と思うのだが、"Get out here! (出て行け)"と言う権利は私たちには全くない。
そんなこと言えば、私たちが出ていかなくてはならないからね。
まあ、こういう人たちをどれだけ自分の視野に入れないかが、当地で楽しむコツになるのだ。
でも、昨日空港で見たナチ野郎とオバサン・トップレスがかち合っても面倒が起きないのかな?
私の感覚だとああいう右翼くずれと、頽廃的な文化は絶対相容れないと思うのだが・・・
それとも、奴の場合は粋がってああいう格好をしていただけで、本当は一番頽廃的な文化が好きだったりするのかな?
驚いたことにここのビーチのレストランには何と日本語でも書かれたメニューまであった。
日本人観光客がこんなところまで進出しているのかと、感心しているぐらいだが、もしかすると案外ポピュラーなところなのかもしれない。
そういう私たちも何の因果かここにいるくらいだからね。
それにしても、当地の方はよくよく日光浴がお好きなようで、一応はデッキチェアー(sunbed)やパラソル(sunshade)の貸し出しもしているようだが、そういうのを使っている人はめったにいなくて、ほとんどが、大きなバスタオルをビーチに敷いて、その上で横になるだけ!という極めてチープな方法で日光浴を楽しんでいる。
でも、当地のように年齢に関係なく太陽にガンガンと当たっていれば、染みや雀斑で肌が荒れてくるのは当然、日本人女性のような肌のきめ細かさは期待するべくもなく、スケベな外国人が彼女たちに寄ってくるのもわかるような気もする。
それと、私がいつも実践していて途中で挫折してしまう、彼女たちの荒技(!?)である、ビーチで絵はがきを書いたり、日記を書いたり、といったこと・・・
あんな太陽がガンガンと照りつける中で書き物をしているな〜という当地の女性を見かけるが、あれだけは私にも真似できない。
せいぜい、タブロイド紙のDaily Starのスポーツ欄でも眺めるのが関の山だね。
ハッピーな光景に大和魂を掻き立てられた(!?)時間はこれにて終わりであるが、私たちの泊まっているホテルは市の中心部からは相当離れているために、夕食や買い物も市内までバスに乗っていくのだ。
お馴染みの3番バスなら"Restaurant Rififi"<dirección:
Avinguda Joan Miró (cerca Porto Pi)>前のバスストップから乗り、通り沿いがデパートやブティックで賑やかになりだしたら下りる準備をするとよい。
そこは、ハイメ3世通り(Avenguida Jaume III)だから、しばらく乗り続けていると、広場の周りにあるオープンカフェで寛ぐ人たちが見える。
その広場が、町の中心のカルロス1世広場(Plaça de Rei Joan Carles I)というわけだ。
とりあえず、ここを中心に夕食や買い物を楽しむのが効率的だ。
私たちが夕食を取ったRestaurant Brondo (dirección: Calle Brondo 5, Palma)も、この広場のそばにあったレストランだし、昨夜のレストランSverta
Pannanもそうだ。
ぶらぶらと散歩でもしながら美味しい料理に舌鼓を打って楽しい一時を過ごそうではないか。
7/17(Fri) | カラ・マイヨール(Cala Mayor)で海水浴 |
宿泊先 | Horizonte / 8,500pta (\7,820) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | パルマ市内バス(EMT) / 1回券:175pta=\160 / 回数券(10): 1,500pta=\1,380 |
関連サイト | 欧州総合リンク スペイン マヨルカ島 |
マヨルカ島でのバカンスは、目の前に広がる蒼い地中海と、ギラギラ照りつける真夏の太陽、そしてトップレスの美女のコントラストを抜きには語れないだろう。
私に言わせれば、この島に滞在して史跡の観光だけで立ち去るのであれば、来ない方が良いというくらいのものだ。
だからと言って、観光なんて不要というわけではない。
もちろん、インターネットで必要な情報を得ることもできる。
ただ、この島にいる限り、史跡観光は脇役でしかない、ということを頭の隅にでも置いておいた方が良いと思う。
それにしても、昨夜から喉が少々痛むのが気がかりである。
昨日のハッピーな光景に酔いしれていたバチが当たったのか、冷房の効いた部屋で寝ていたのが祟ったのか、いずれにしろ、こんなときは無理をしないのが一番なのだが、私の場合は、仕事では決して無理をしないのだが、遊びでは無理をする質なのだ。
要は、ホテルの部屋で天井見つめて寝ているか、ビーチで美女(!?)を見つめて寝ているか、と言われれば、どちらを私が取るかは明白であろう。
唯一の救いは、ここが国際観光地であるために薬局(farmacia)ですら英語が通じたということだけなのだが、それが何の救いにもならないことは、承知の上だけどね。
と、いうわけで、私は自分の体調の悪いのも顧みずに出かけるのであった。
むろん、行き先は近場のビーチ!
しかも、私が使う市内バスの3番は、夕食を取りに行ったりしたときも乗っているので、最初に買った回数券など、昨日の昼までで全部使ってしまったほどで、まさに、通勤バスのように無駄がなく乗りこなせるようになってしまっている。
従って、こうなるのは当然の成り行きというわけだ。
でも、どうせなら、ヌーディスト・ビーチのEs Trencまで行けばいいじゃないかって?
でも、そうするためには、スペイン広場(Plaça de Espanya)に9時過ぎには到着していなくてはいけないんだ。
そこから逆算すると、ホテルを8時過ぎに出発と・・・
考えるだけで面倒くさくなってきた!
ここに来てまで時間に追われるなんて冗談じゃないというわけだ。
とりあえず、市内バスの3番なら9分毎という通勤バス並の頻度で来るのだから。
また、今日の「ハッピー・スイミング」は私1人だけで、同行のタキは、作曲家のショパン(Frédéric
Francois Chopin 1810-1849)が、女流小説家のジョルジュ・サンド(本名: オロール・デュパン)(George
Sand=Aurore Dupin 1804-1876)と愛の逃避行(1838.10-1839.2)を繰り広げたバルデモサ(Valldemossa)へ向かってしまった。
ちなみに、ここへ行く手段として、スペイン広場(Plaça de Espanya)から直行バス(195pta=\180)があるが、1日5往復(但し、赤字ダイヤは、10/1-3.31の日祝運休 / from Pl. Espanya 7:30, 10:15, 12:00, 16:15, 19:30 / from Valldemossa 8:20, 10:30, 15:30, 17:00, 19:00)なので、乗り遅れないように気をつけよう。
もし、乗り遅れたり、あまりの暑さに行くのが嫌になった時のためには、「郷に入れば郷に従え」で一応、水着を持参した方がいいだろう。
何と言っても、夏のバカンスを楽しむ欧米人は、寸暇を惜しんで水浴びをする、というのが私の持っているイメージでは、ビーチや湖畔、川べりに行くときは元より、ハイキングトレッキングの道中でさえ滝壺でもあれば、そこで泳いでいるのだから。
そして、「地球の歩き方−バルセロナ・マヨルカ島とスペイン東部」推奨の観光地、バルデモサ(Valldemossa)、デイア(Deià)、ポート・ソーイェル(Port de Sóller)にもビーチがあるので、ここで一休みするのもいいかもしれない。
なお、ソーイェル(Sóller)へはパルマ市内から列車(Tren de Sóller)があり、1日数本運転されている。
と、いうことで、あなたも観光のついでに、「寸暇を惜しんで」ピチピチギャルでも眺めに行ってはどうだろうか?
何、そんな時間はない!
そんなことでは日本人の名が泣くではないか!
買い物なら寸暇を惜しんでやるのだから。
まあ、タキの行った観光地もこうして見れば、捨てがたいものがあるが、たった3泊の滞在では、私としては切り捨てざるを得ないところだ。
なぜなら、教会や修道院なんか本土で見ても同じだからだ。
でも、トップレスのピチピチギャルだって、見てるだけなら何の意味もないって・・・
まさに、その通りでございます。感服致しました。でも行かせて下さいね。
さて、私が今日行ったカラ・マイヨール(Cala Mayor)は、お馴染みの市内バスの3番に乗って、終点まで行かずに、途中の土産物屋などが軒を並べているあたりで下車する。
もちろん、車内アナウンスなんて気の利いたものはないから勘で下りるしかない。
むしろ、乗客がぞろぞろと降りるので、何があるんだろう?とか、土産でも見てみるか!といった好奇心から下りてみると、そこの近くにビーチがあったという感じのところだ。
私も最初はここがどこだかわからなくて、「地球の歩き方−バルセロナ・マヨルカ島とスペイン東部」で紹介されていたコラムを読んで、ここがCala
Mayorだとわかったぐらいだからね。
その土産物については、もちろんパルマ市内に行くのが一番良いのだが、Tシャツや小物類であれば、ここで十分に揃う。
もし、バスを下り損なって、昨日行ったイリェタス(Illetes)まで行ってしまったら帰りにここへ寄ってもいいかもしれない。
カラ・マイヨール(Cala Mayor) | |
それでは、毎度お馴染み!となった地中海リゾートの魅力を堪能しようではないか。
左の写真は「ビーチで寛ぐ3人の美女たち」といった構図だろうか。
日本のビーチは、まだこういう大胆な(!?)な格好でいるピチピチギャルを見ることはできないが、今年の夏の大和撫子(!?)の衝撃ファッション、キャミソール・ドレスなんかを見ると、日本でもこういうビーチが出現するのも近いかも。
ともあれ、あんな格好で渋谷を歩けるのなら、少し気合を入れれば、トップレスでビーチにいるなんてことも不可能でないだろう!と思うのだが、こんなこと言ってると、「じじい!」と罵られるから止めておこう。
引き続きまして、「昼下がりにここに遊びに来た4人組の美女たち」、その中でリーダー格(と、私が想像しただけだが・・・)の女性が、1人だけビキニのトップを外したご覧の方!
とにかく、人が昼寝(siesta)をしている近くで、ひときわ大きな声で、機関銃の如く話し続けているギャルがいたので、振り向いたら彼女たちだったというわけだ。
でも、午前中に私の視界を遮り続けたトド(!?)に比べれば、数百倍もマシだけどね。
「お前もトドだって?」・・・勘弁してください。おっしゃる通りでございます。
それでは、潟Aルクの"for English Learners"の提供により、the latest Japanese girls' fashionを語り合いながら今日を締めくくりましょう!
キャミソール? それって下着? |
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7/18(Sat) | パルマ市内観光 パルマ・デ・マヨルカ(ソン・サン・ファン) 17:15-イベリア航空(IB)761-18:25 マドリード(バラハス) |
宿泊先 | Regente / 8,500pta (\7,820) per night |
[booking sites for you / agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | パルマ市内バス(EMT) / 1回券:175pta=\160 / 回数券(10): 1,500pta=\1,380 ベルベル城(Castello de Bellver)の入場料: 250pta=\230 マドリード空港バス(Aerobús): 380pta=\350 |
関連サイト | 欧州総合リンク スペイン マヨルカ島 マドリード |
楽しかったマヨルカ島でのバカンスも、いよいよ今日で終わりだ。
夕方のフライトまで時間があるので、今日はパルマ市内にあるベルベル城(Castillo de Bellver)に行くのが最適の観光ルートだろうか。
でも、その前に荷物をどうにかしなくては!という課題が残っているな。
これが市内の中心部に泊まっているのなら何の問題もないのだが、私たちが泊まっているのは相当に西のはずれだから、できることならホテルなどに戻らずに、そのまま空港へ行きたいという願望がある。
そこで、町中に手軽にコインロッカーが見つけられるのが、日本のとてもいいところなのだが、スペインだとそうは問屋が下ろさない。
唯一、鉄道駅にロッカーがあるのだが、これが土日祝日となると、とても使えない。
使用可能な時間帯が7:00-13:00まで(平日なら20:00まで)と、まるで役所の職員が管理している(意外とそうかもしれない)ようで、呆れ果てるばかりである。
では、私たちはどうしたか?
実は、タキがホテルのプールで早朝スイミングを楽しんでいる間に、私がポーターの如く2人分の荷物を運んで(当然、チップとして昼飯は奢ってもらったが)空港へ往復し、搭乗予定のフライトのチェックインを兼ねて、荷物を預けるという強硬手段を取ったのだ。
待ち合わせ場所は、ベルベル城(Castillo de Bellver)への入り口となるゴミラ広場(Plaça Gomila)近くのカフェ、まるで「渋谷のハチ公前」、という感じの乗りだが、これこそパルマ滞在4日目の経験のなせる技でしょう。
でも、海外旅行でこういう大胆不敵な計画が何のためらいもなく口にできるのが、最近の緊張感のなさに繋がっているような気もするね。
ベルベル城(Castillo de Bellver) |
ベルベル城(Castillo de Bellver)はゴミラ広場からベルベル通りを上がりきったところの松林の中を通って行き、パルマ湾を望む小高い丘の上にあるハイメ二世(Jaume
II)の離宮で、建物の真ん中をくり抜くような丸い中庭が印象的である。
この円形の城は、「見晴らしが良い」という意味の通り、塔に登ったところからのパルマ市内の町並みと湾が眼下にひらけて素晴らしい眺めとなっている。
ここの入場料として250pta (\230)を徴収されるが、チケットを切るわけでもなし、かなりいい加減な会計システムを取っているようだ。
平たく言えば、係員がくすねてもわからないということで、ラテン系らしいいい加減さが、随所に出ているようだった。
これにてマヨルカ島での観光日程をすべて終え、ソン・サン・ファン空港(Aeropuerto
de Son Sant Joan)へと向かった私たちだが、今回の旅行では"DELAYED"の7文字にやたら縁のあるのか、何と2時間もの遅れ!
本来なら目的地であるマドリードに到着していなくてはならない時間に、未だに空港でビールを飲んで待っていなければならないとは・・・
いくらバカンスシーズン真っ只中とは言え、パイロットまで仕事を放っぽり投げていってしまっているわけでもないだろうにね…
ちなみに、割り当てられたシートはまたもや非常口のそばだった。
スペイン人は何も考えていないのか?
それともイベリア航空の緊急事態マニュアルは、乗客のサポートは一切不要という形になっているのか?
いずれにしろ、何事もなければ、足元が広々していてビジネスクラス並の快適さがあるからいいと思うけれどね。
午後8時20分過ぎ、マドリードのバラハス空港(Aeropuerto de Barajas)へ到着、明日でスペインから帰国の途に着くタキにとっては、最後の晩餐(!?)が満足に取れるかの瀬戸際となってしまったようだ。
ところで、マヨルカ島滞在中に引いた風邪は悪化の一途を辿っているようで、明日からの日程をこなせるか不安になってきた。
明日はホテルで寝ていようかな。