ここで英会話の実践練習かい?

9/23(Sat) リビエール・ブルー州立公園へのツアー(South Pacific Tours)
カジノで遊ぶ(Le Meridien)
宿泊先 Le Pacifique / 14,400Fr (\11,660) per night
[booking sites for you / Pacific Resort.com (英語) agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)]
諸費用 ツアー料金: 10,000Fr=\8,100
関連サイト ニューカレドニア

私たちのツアーは日系の旅行会社で日本語のパンフレットを見ながら申し込んだものだった。
もちろん参加者は日本人だけだったが、Calédonie Tourのバンに乗ってやって来たドライバー兼ガイドのフランソワ(François)さんは英語とフランス語しか話せなかった。
経験がある人は多いだろうが、日本人に囲まれたところで外国人と英語で話すというのは、英会話教室とかそういう類のシチュエーションでないと妙に嫌なものなのだ。

で、バンの中はドライバーの隣に2人、後部座席に6人が座れる配置になっていて、必然的にドライバーの隣に座ったペアが英会話の実践練習をすることになる。
最初はガイドが一方的に英語で説明を続けるのだが、車内は何となく重苦しい雰囲気で、カップル同士でさえ話をするのが憚られるような空気が漂っていた。
フランソワさんはこういうのに慣れているのか、一向に気にする様子もなく、ガイドを続ける。
そのうち、この雰囲気を打破しようとしたのか、フランソワさんの隣に座っていた男性が意を決して英語で会話を始めた。
そうこうすることにより、ようやく和やかなツアーの雰囲気が車内に醸し出される。
ここまで読んで「何でそうなるんだろう」と思う人もいるだろう。
でも私は英会話教室に通っていたときに先生が「クラスで最初に話し始める人はアイスブレーカー(ice breaker=緊張をほぐすもの)と呼ばれ評価される」というのを思い出し、英会話をやろうとして来ているシチェーションでさえそうなるのだから、まして日本語ガイドが来ると信じていた人たちがこうなるのはやむを得ないと思った。

公園の入り口に着いてドリンクサービスが始まってようやくツアーらしくなってきた。
4組のペアーが交代でフランソワさんの隣で英会話の実践練習をすることも決まり、公園内ではすっかりと打ち解けた雰囲気になる。
ヤテ湖を見渡せる展望台を経て、山道を進むとバーベキューランチとなる。
フランソワさん曰く、現地のメラネシアの人たちはカグーの肉を食べたりするらしいが、バーベキューランチで出るものはビーフだとのことだ。
カグーの肉も一口くらいは食べてもいいかな?とも思うが、いやしくも国鳥になっているので、簡単に取ったりできないとのことだ。


リビエール・ブルー州立公園
(8人乗りのランドローバーでの英語ガイドによる観光ツアー)
Riviere Bleue Riviere Bleue
ヤテ湖の眺め リビエール・ブルー
Riviere Bleue Cagous
リビエール・ブルー カグー(Cagou) = ニューカレドニアの国鳥

川の水はその名の通り青く澄んでいる。
真夏(12月から翌3月まで)は泳げるらしいが、今の季節に水着になって泳げるほどではない。
せいぜい足を水に浸すのが精一杯というところだ。
もし真夏の季節なら最初から水着を着こんで行くとより楽しいピクニックになるだろう。
キャンプをしたい人は公園内では黙認されているようだが(Le camping est toléré à l'intérieur du parc.)一応確認した方がいいかもしれない。

最後に一昔前なら海外旅行での英会話は女性上位という感じがあり、「新婚旅行で失敗しない法」の類の本には英語をあまり使わずに行ける旅行先を選べ、というアドバイスがあったように記憶してて、当時は「何とまあ、そんなことまで」と思っていたが、今や英語を話せることが一般のサラリーマンでも必須になりつつあるのか、同じツアーのメンバーでもしっかりと男性が英会話でも頑張っていて「時代は変わった」ことをひしひしと感じた。

シトロンビーチで目の保養(a feast for the eyes)を

9/24(Hol) シトロンビーチで海水浴
宿泊先 Le Pacifique / 14,400Fr (\11,660) per night
[booking sites for you / Pacific Resort.com (英語) agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)]
関連サイト ニューカレドニア

相方のノリがアメデ島へのツアー(9,250Fr=\7,490)へ参加したので、私はタクシーボートで近隣の島へ行くか、シトロンビーチ(Citrons beach)へ行くか迷っていた。
タクシーボートはアンスバタのビーチ沿いにあるプラージュ・ロワジール(Plage Loisir)から出発するのだが、行ったときには誰もいなかったので、そのまま通り過ぎてシトロン・ビーチへと向かうことにした。
もしかすると少し待っていれば良かったのかもしれないが、まあこれも運命か?

シトロンビーチに行くとアンスバタにあれほどいた日本人がほとんどいなかった。
代わりにチラホラといたのがトップレスのお姉さま方で、私にしてみればこちらの方が嬉しい。
11時頃になってハンバーガースタンドに行くと、ちょうどシドニー五輪の女子マラソンの中継をやっていて、日本の高橋尚子選手がシドニーオリンピックの女子マラソンで金メダルを取った場面をやっていた。( news release on Sponichi and TIME ASIA)
ニューカレドニアのテレビはそれまでフランス人以外の勝者をめったに放送してなかったが、この日は違った。
私は彼女の勝利を見て非常に嬉しかった。
彼女のゴールの瞬間、スタンドのお姉さんも"Japanese win!"と祝福してくれた。


シトロンビーチ(Citrons beach)
Citrons beach Citrons beach
Citrons beach

2時を過ぎるとビーチにいるのが辛くなるのでホテルに帰ることにする。
帰ってしばらくすると、ツアーに参加していたノリが戻ってきて、彼はアメデ島でスノーケリングをやったり、イベントに参加させられたと言って笑っていた。
ちなみにトップレスのお姉さんはSouth Pacific Toursの舟木氏が言うようにクラブメッド・ニューカレドニアの前にあるビーチの方が多かったらしい。

ノリは今夜のフライトで日本へ帰国する。
タキの海外結婚式に参加したメンバーのうち、これで南の島に残るのは私だけだが、明日からは私もバヌアツへ行く。
目的の1つは、あるサイトの掲示板でクローズアップされてきたオフショアアイランドがどんなところか実地見学に行くこともある。
まあ、たかが数日の滞在でどの程度実感できるかというところだがね・・・

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