楽勝だったパクセーへの陸路越え

12/5(Hol) ウボン・ラチャターニから陸路でパクセへ
Ubon Ratchathani map
宿泊先 Hideyaさん宅でホームステイ
諸費用 タイ トゥクトゥク / ホテル-ワーリン市場: 60B=170JPY
バス/ ワーリン市場-ピブン・マンサハーン: 30B=90JPY
ソンテウ / ピブン・マンサハーン-チョンメック: 35B=100JPY
ラオス ソンテウ / ワンタオ-パクセ(ダーオファン市場/タラート・ラクソーン): 10,000K=US$1=120JPY
トゥクトゥク / ダーオファン市場-パクセ市街: 5,000K=60JPY
関連サイト アジア総合リンク タイ ラオス イサーン地方
チャンパサック地方パクセ周辺及びパクセ市街の地図(JPEG)とPDFファイルの地図
アドバイス
ウボン・ラチャターニとパクセ間の直行バス運行開始
2006年2月23日からウボン・ラチャターニとパクセの間に1日4便の直行バスが運行されるようになった。
エアコン付きバスで、定員は40名、運賃はUS$5 (200B、53,000K)。
ウボン・ラチャターニ発が7時、9時30分、14時30分、15時30分で、パクセ発は7時、8時30分、15時30分、16時30分。
パクセのバスターミナルは、パクセ・スタジアムに近いダーオファン市場(Dao Heuang Market)/タラート・ラクソーン(Talat Lak Song)にある。
THAILAND-LAOS: Bus Service to Pakse from Ubon Opens
(Bangkok Post Feb. 24, 2006)
UBON RATCHATHANI - A passenger bus service between Ubon Ratchathani and Pakse town in the southern Lao province of Champasak was inaugurated on Feb. 23, making it the third route between the two countries.

The 138-kilometre route is to be served by two transport companies, one Thai and the other Lao, each providing four trips daily. The fare is 200 baht (5 U.S. dollars) for a one-way trip on board a 40-seat air-conditioned bus. Passengers must carry a border pass or passport.

Meanwhile, the Lao side has proposed the opening of another bus route - Chiang Rai to Chiang Khong to Huay Xai to Luang Nam Tha, which allows travellers to reach China and Vietnam by land.
New Public transport between Ubon Rachathani and Pakse is open
(TTR Weekly April 07, 2006)
Thailand and Laos now offer a regular bus service between the northeastern border province of Ubon Rachathani and the neighbouring Laotian town of Pakse.

Operating with four buses, two from a Thai owned company and two from a Laotian company, the air conditioning buses leave Ubon Rachathani Bus Terminal in the morning at 7 and 9:30 am and in the afternoon at 2:30 and 3:30 pm. From Pakse, the buses depart from the bus terminal at Lak Song Market, near Pakse stadium, at 7 and 8:30 am and again at 3:30 and 4:30 pm. A one-way trip costs 200 Baht or 53,000 Kip in Lao currency. Passengers are required to present a valid passport or a temporary border-crossing pass and upon purchasing the ticket.

The Thai-Lao border at Chong Mek is open from 6 am to 6 pm. For further information about the bus service, contact the Transport Company of Ubon Rachathani at 0 4531 2773 and the immigration checkpoint of Chong Mek at 0 4548 5107.

午前9時、私は陸路でタイからラオスへ抜けるべくワーリン・チャムラープ市場(Warin Chamrap Market)へと向かった。
ここからピブン・マンサハーン(Phibun Mangsahan)を経てラオス国境のあるチョンメック(Chong Mek)へ行くためだ。
ホテルからトゥクトゥクに乗ってワーリン市場へ着くと、大きな声でピブン(Phibun)、ピブン(Phibun)と叫ぶ人がいる。
何事かと思えばバスの呼び込みだ。
最初は市場をうろうろしようと思ったが、こういうときは素直に乗らないと次のバスが何時で出るかわかったものではない。
もちろん、私は市場見物の誘惑を断腸の思いで断ち切り、バスのステップに足をかけた。

1時間ほどバスに揺られ、終点に着くと、今度はチョンメック(Chong Mek)へ行くのか、と聞いてくる人がいる。
ピブン・マンサハーンは、ほとんどの旅行者にとってはタイからラオスに抜けるとき(又は逆)の通過点に過ぎないのだろう。
彼に付いていくとソンテウに乗るように言われ、しばらくして満員になると車がスタートする。
中の乗客はほとんどがタイ人で、外国人らしき人は私とこのバスで偶然乗り合わせた日本人バックパッカーだけだった。

ピブン・マンサハーン(Phibun Mangsahan)行きのバスが出るワーリン市場
Warin Chamrap Market Warin Chamrap Market
  • ウボン・ラチャターニのメインバスターミナルは市の中心部からトゥクトゥクかソンテウで15分程度行った北の端にあるが、ピブン・マンサハーン行きのバスは、鉄道駅のあるワーリン・チャムラープ市場(Warin Chamrap Market)のターミナルから出る。
    トゥクトゥクドライバーには、必ずピブン・マンサハーン、あるいはチョンメック(Chong Mek)とかラオスへ行きたいと言うこと。
    そうしないとワーリン市場のバスターミナルへ連れて行ってもらえない可能性もある。
  • ワーリン・チャムラープ市場(Warin Chamrap Market)へ着くと、ピブン(Phibun)、ピブン(Phibun)と呼び込みをしている人がいるので、その人に聞けばバスまで案内してくれるだろう。
  • バスは約1時間ほどで目的地に到着する。
ピブン・マンサハーンからチョンメック(Chong Mek)まではソンテウで
The songthaew for Chong Mek Chong Mek bus terminal
  • ピブン・マンサハーンでバスを降りると、すぐにチョンメック?と聞いてくる人がいるので、その人に付いて行くとソンテウに乗ることができる。
    これは定員になるまで出発しないので、その間は車内で待つことになる。
    出発さえすれば、ソンテウに乗っているのは約1時間だ。
  • ソンテウはチョンメックのバスターミナルに着くが、ここから出入国管理事務所までは徒歩で行くことができる。この区間をバイクで連れて行ってやると言われることもあるが、彼らを相手にする必要は全くない。
    また、途中に食事をするところもあるので、昼食を取ってから行くといい。ラオス側ではパクセへ着くまで食事をするところがほとんどないからだ。
  • バンコクの北・北東バスターミナル(チャトゥチャック/Chatuchak 又は ニューモーチット/New Mo Chit)からチョンメックまで直行する夜行バスが1日2本運行されているようだ。所要時間は約12時間、乗り継ぎが煩わしいと思うならこのバスを使うこともできる。

チョンメック(Chong Mek)に到着すると、ソンテウに同乗していた日本人がラオスに行くなら一緒に行こうと言ってくれた。
いかにもこういった旅に慣れているような感じの男性で、チョンメックで一緒に昼食を取ったあと、国境を越えてラオス側のワンタオ(Vang Tao)へ入った。
ラオス側はタイ側と違ってとても国境とは思えないのどかな光景が目の前に広がっていた。
私はラオスの出入国管理事務所の近くではパクセのホテルまで100バーツ (US$2.5=25,000キープ)で運んでやるという誘いを受けたが、バックパッカー氏は、ラオスではこの価格は高いと言って誘いを断った。
そのまま私たちはソンテウの乗り場へ行き、パクセまでUS$1(120円)で行くことになったが、2人で行くとなると先ほどのワゴンを断る理由があったのだろうかと思った。
実際、ラオスのソンテウはタイとは違って座席が3列となっているのに加え、ぎゅうぎゅう詰めになるまで乗客を乗せるので非常に窮屈だったからだ。
それに、ソンテウが到着したところからhideyaさんとの待ち合わせ場所であるシアヌークカフェ(Sinouk Cafe)までは、トゥクトゥクに乗らないといけなかったからだ。
結局、彼のしてくれたことは私にラオスの公共交通の苛酷さ(!?)と相場を教えてくれたことだった。
そういった意味では私は彼に感謝したいと思う。

チョンメック(Chong Mek/タイ)-ワンタオ(Vang Tao/ラオス)国境
Chong Mek Chong Mek Chong Mek Vang Tao Vang Tao
Vang Tao Vang Tao Vang Tao Vang Tao
  • ラオス観光局ビザ情報Lao Embassy in Bangkokによれば、アライバル・ビザはチョンメックの出入国管理事務所で取得可能となっている。ただ、ラオス観光局が後援者となっているVisit Laosは、取得不能と記載されており、情報が流動的であることを示唆している。2005年12月現在はアライバル・ビザは取得可能であったが、私は念のため日本で取得していった。
  • ワンタオ(Vang Tao)からパクセ(Pakse)のダーオファン市場(Dao Heuang Market)/タラート・ラクソーン(Talat Lak Song)まではソンテウが運行されているが、私はラオスの出入国管理事務所の近くではパクセのホテルまでワゴンで運んでやるという誘いを受けた。ちなみにLakはキロメートル、Songは2を意味する。従ってタラート・ラクソーンとは、町の中心部から2km離れたところにある市場という意味だ。
    結局、その誘いは断ったのだが、ラオスのソンテウはタイと違って座席が3列となっているのに加え、ぎゅうぎゅう詰めになるまで乗客を乗せるので非常に窮屈である。
    ワゴンが100B (US$2.5=25,000K)であることを考えれば、こちらを選んだ方が時間も節約になり快適だ。
    但し、今後のラオス旅行を陸路でしようと思っている人は、ぎゅうぎゅう詰めのソンテウを体験しておいた方がいいだろう。
Sinouk Cafe, Pakse
Sinouk Cafe, Pakse Sinouk Cafe, Pakse
  • Sinouk Cafeは待ち合わせには非常に便利なところだ。ここで出されるラオ・コーヒーやビアラオはとても美味しい。また、近くにはラオス航空や、ラオス観光局のオフィス、BCEL (Banque Pour Le Commerce Exterieur Lao)もあり、観光局ではタイのウボン・ラチャターニの地図も入手できる。もしパクセからウボン・ラチャターニへ抜けるのなら忘れずにピックアップしておこう。

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