リコンファームの結果、12月26日にアエロメヒコ(Aeromexico)503便に乗り遅れたために、同一予約番号で管理されていた1月5日のアエロメヒコ444便も自動的にキャンセルされていたことがわかった。私はイスラ・ムヘーレス(Isla Mujeres)へ行くのを取りやめ、カンクンからメキシコシティへの足を確保し直すべくセントロ行きのバスに乗った。ところが、イスラ・ムヘーレスへの玄関口のプラヤ・トルトゥガス(Playa Tortugas)を過ぎたところで、原因不明の爆音とともに窓ガラスが粉々に割れた。近くの席には誰もおらず、私も後方にいたため難を逃れた。奇跡的にケガ人すら出ずにバスはそのまま走り続けた。私は無事に旅を続けることができるのだろうか。 |
1/3(Mon) | カンクンのビーチでリラックス |
宿泊先 | The Westin Resort & Spa Cancun / US$124.4 (\10,310) per night |
[booking sites for you / All Mexico Hotels (英語) agoda.jp Booking.com Hotel Club venere (英語・日本語) アップルワールド JHCホテル (日本語)] | |
諸費用 | バス / セントロ-ホテルゾーン: 8.5P=\60 |
関連サイト | メキシコ キンタナ・ロー州 |
昨日カンクンに到着したときから私は気になることが一つあった。
それは5日に乗る予定のアエロメヒコ(Aeromexico)444便、メキシコシティ行きの予約はそのまま残っているのかということだった。
なぜなら26日のフライトに乗り遅れたことで、残りの予約が取り消されているのではないかと、フト思ったからだ。
一般的に、格安航空券と呼ばれるカテゴリーのチケットは、何らかの事情で指定された搭乗便に乗れなかった場合、残りのチケットがあっても、それらは前途放棄の扱いにされることが多いからだ。
そこでホテルのコンシェルジュ・デスク(concierge desk)に頼んでフライトのリコンファームをしてもらうと、案の定、予約は取り消されており、再予約のためにはセントロにあるアエロメヒコのチケットオフィス(Oficina
de Boletos: Centro Comercial Malecón Las Américas: Avenida.
Bonampak SM 6 Loc. 120, Cancún)まで来いということだった。
私は、この日、ツアーに申し込んでチチェン・イツァ(Chichén Itzá)か、トゥルム(Tulum)にでも行こうかと思っていたのだが、やめておいてよかったと思った。
それでも航空会社のオフィスでチケット再予約をするには、パスポートやクレジットカードを持っていかざるを得ないため、ツアーを申し込む代わりのプランとして用意してあったイスラ・ムヘーレス(Isla
Mujeres)行きをも諦めることになった。
原因不明の爆音によって粉々に割れた窓ガラス (The shattered window with unknown explosion) |
|
私は仕方なくセントロ(Centro)行きのバスに乗ってアエロメヒコのオフィスへ出向くことにした。
本当ならウキウキとした気分でビーチに行こうかというところなのだが、これも身から出た錆、貴重な時間をチケット手配のために使うことになってしまった運命を呪うしかない。
そんな気分のところに降って沸いた災難が、原因不明の爆音とともにバスの窓ガラスが粉々に割れた事件だ。
まさにイスラ・ムヘーレスへの玄関口のプラヤ・トルトゥガス(Playa Tortugas)を過ぎたところで、そこで下車した白人の家族は間一髪で難を逃れ、私も現場の2列後方に座っていたことで事なきを得た。
一瞬、何が起こったのかわからなかったが、ドライバーが何事もなかったようにバスをリスタートさせたので、思ったより大したことではなかったのだろう。
まさかメキシコで一番安全とも言われるカンクンでこんな目に遭うとは思ってもいなかったが、今回の旅行はトラブル続きなので、ガラスの破片を全身に浴びてTHE
ENDとかにならなくて本当に良かったと思う。
さて、チケットの再予約の方はというと、これが全く話しにならなかった。
年末年始休暇中は日本も交通機関の予約には難儀するが、これはアメリカ人の避寒地と言われるカンクンでも同じこと、4日も5日もメキシコシティ行きのフライトは満席、唯一空席があったのが、6日の15時40分発(US$141=11,690円)のフライトで、当然のことながらこれだとニューヨーク行きのデルタ航空(DL)484便に乗り継ぐことができないので、またもや夜行バスのチケットを買うべくADOのバスターミナルへ行かなければならなかった。
このとき、私の頭をよぎったのは格安航空会社のInterJet(4O)、トゥルム通り(Avenida Tulúm)沿いにあるインターネットカフェで空席検索してみようかと思ったのだが、結局、4日の夜行バスのチケットを買うことにしたのだった。
このとき、ガイドブックのなかった私は、カンクンからメキシコシティまでバスで丸一日かかるとは想像だにしていなかった。
カンクンのビーチ | |
ADOのバスターミナルでチケットを入手し、ホテルに戻ってきたとき、時計の針は正午を回っていた。
この時間からイスラ・ムヘーレス(Isla Mujeres)へ行けないことはなかっただろうが、こういう流れの中で離島へ行けば思わぬトラブルに巻き込まれかねなかった。
従って、今日も昨日に引き続きホテルの前のビーチでのんびりすることにした。
それにしても何も考えずに5日に空港へ向かっていたらどうなっていたことか。
どう考えてもニューヨークへ行くのは不可能になっていただろうし、そうなると、日本へ帰るチケットだってどうなっていたかわからない。
今思い起こしてもゾッとする展開だ。
しかしながら、ニューヨークへ行けたことは本当に良かったのだろうか。
カンクンの夜 | |