波照間島は有人の島としては日本最南端にあるところだ。
それ以外に見どころがあるわけではなさそうだが、港の近くにあるニシ浜ビーチは八重山諸島随一との評判なのと、スノーケリングでもビーチからすぐのところで魚が見られるというので、波照間島へ行く機会があれば時間を作って寄ろうと思っていたところだ。
ただ、当初の予定では、この日は西表島へのツアーを予定していたのだが、昨日のマンタウォッチングツアーで満足したので、今日はゆるりと観光しようということになり、それならば、と行ってみたのが波照間島である。
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波照間海運 |
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安栄観光 |
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片道:3,050円
往復:5,800円 |
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片道:3,000円
往復:5,750円 |
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高速船「ニューはてるま」 |
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フェリー
はてるま
(火・木・土) |
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1便 |
2便 |
3便 |
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1便 |
2便 |
3便 |
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石垣 |
8:20 |
12:00 |
15:30 |
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9:00 |
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8:30 |
11:50 |
15:30 |
波照間 |
9:20 |
13:00 |
16:30 |
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11:00 |
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9:30 |
12:50 |
16:30 |
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波照間 |
9:35 |
13:15 |
16:45 |
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15:00 |
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9:40 |
13:10 |
16:40 |
石垣 |
10:35 |
14:15 |
17:45 |
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17:00 |
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10:40 |
14:10 |
17:40 |
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石垣島から波照間島までは2つの会社がそれぞれ1日3往復ずつの高速フェリーを運航しているが、日帰りするなら朝の便で行った方がいい。
ただ、安栄観光の8時30分発のフェリーは、パックツアーで使われていることもあって、満席になるのが早いので、波照間海運の8時20分発のフェリーの方がチケットを取りやすい。
私たちは8時20分の波照間行き、帰りが13時15分発を予約してフェリーに乗り込んだ。
船内は平日とはいえ満席である。
私たちの前方には台湾から来たと思われる人たちがはしゃいでいる。
ペンションKATSUのスタッフが言うには、台湾から石垣島へは定期船は就航していないが、チャーター船で台湾人観光客が石垣島へ来ているとのことで(例えば良友旅行社は郵輪旅遊として2泊3日や3泊4日の石垣島ツアーがある)、おそらく、彼らもその一団なのだろう。
波照間島に着くと港の前には「レンタルサイクル・レンタルバイク」の看板を掲げた人たちが呼び込みをしている。
私たちがその中のSUN輪舎のところに行くと、バンに乗せられてショップのところまで連れて行かれた。
彼らが言うには、ここでレンタルしたものは同じところに返しに来ること、帰りは港までバンで送って行くとのことだった。
要するに、借りた自転車やバイクを港で乗り捨てすることはできないらしい。
このルールはSUN輪舎に限らず、どこのショップでも同じようで、帰りのフェリーまで3時間余りしかない私たちにとっては厳しいものであった。
そこでショップの人と交渉の末、ビーチの近くにあるクマノミを紹介されたので、私たちはそこへ行くことにした。
結果的に是政さんはクマノミで借りたバイクで「日本最南端の碑」を見に行き、私はスノーケリングの器材を借りてニシ浜でプカプカ浮いていることにした。
ニシ浜の美しさは写真のとおり、これを堪能し、なおかつ島巡りもするのであれば、帰りのフェリーは16時台のものにするのが望ましい気もするが、飽きてしまうという感じがしないでもないかな。
それに食堂や売店が少ないのと、彼らは一昔前のスペインのように午後の休憩時間を取るので、便利さに慣れた私たちにとっては、気持ちの切り替えが大変かな、と思ったりもした。
波照間島を13時過ぎに出発するフェリーに乗り込んだ私たちはおよそ1時間後に石垣島に戻ってきた。
ここで私たちは再びフェリーのチケットを買い、石垣島から10分ほどのところにある竹富島へと向かう。
竹富島では有名な水牛車観光ができるからだ。
フェリーが港に到着すると、新田観光と竹富観光センターの無料送迎車が待っている。
これら2つの業者が竹富島の水牛車観光を催行していて、私たちが連れて行ってもらったのは竹富観光センターの方だった。
ここではおよそ20名くらいが1台の車に乗り、ガイドの案内でゆったりと集落を巡ることになる。
ガイドの説明では集落の家々は国から指定を受けて、「赤レンガ」「平屋」「土地の売買禁止」となっているそうだ。
また、売店も集落の中でわずか1軒しかなく、内地であればどんな田舎にもあるコンビニは島全体で一軒もないそうだ。
考えてみれば、この雰囲気の中でコンビニはあまりにも似合わない無粋な代物ではあるがね。
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