8/1(Mon) | バトゥ・ボロン(Batu Bolong)見学とビーチでの日光浴 |
宿泊先 | Kila Senggigi Beach (ex Senggigi Beach Hotel) / US$100 (\7,780) per night |
[booking sites for you / indo.com Lombok Hotels (英語) agoda.jp Booking.com (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | トランスポート・サービス/ギリ・メノ-スンギギ: 75,000Rp=\690 トランスポート・サービス/スンギギ-バトゥ・ボロン: 10,000Rp=\90 ベモ(bemo)/バトゥ・ボロン-スンギギ: 2,000Rp=\20 寄付(バトゥ・ボロン): 10,000Rp=\90 |
関連サイト | アジア総合リンク インドネシア ロンボク島 マタラム(Mataram)とスンギギ(Senggigi)の地図 |
アドバイス |
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ギリ・メノ(Gili Meno)での滞在はわずか1泊、こんな酔狂なことをするのはたくさんいる旅行者の中でも私ぐらいだっただろう。
帰りのボートは8時30分発、ビーチ沿いのレストランは朝食の準備をようやく始めた時間帯だが、意外に乗船客は多かった。
たぶん、チケットカウンターに貼りだされた時刻表を見る限り、パブリック・ボートの場合は、これに乗らないと翌日までバンサル(Bangsal)へ帰れないからだろう。
島自体はのんびりした雰囲気だし、もう1泊していきたい誘惑に駆られたが、明日はバリ島へ向けて帰らないといけなかったので、そうも言っていられない。
次回インドネシアに来るときはバリ島からギリ諸島(Gili Islands)へ直行するプランも頭に入れておこうと思う。
ギリ・メノの朝(Gili Meno in the morning) | |
ギリ・メノ(Gili Meno)を出発したボートは来たときと同じ約30分でバンサル(Bangsal)へ到着した。
ところが、ここからスンギギ(Senggigi)へ行くトランスポート・サービスが、のんびりしていると言うか、何と言うか、1時間余りもたってから出発した。
乗客が少なすぎて、必死に集めようなどと考えていたのか、元よりこうしたのんびりムードでやっているのかわからないが、何もすることなく待っているというのは苦痛なものである。
結局、スンギギ(Senggigi)へ向かった乗客は私を入れてわずか3人、ほとんどの人はマタラム(Mataram)へ向かったようだった。
こうしてみると、格安旅行者(budget travelers)は、マタラム(Mataram)のゲストハウスなどに泊まって、ギリ諸島(Gili
Islands)へ向かうというスタンスの人が多いように思えた。
ロンボク島はムスリムが多いので、今日から1ヶ月ラマダン(Ramadan)になり、地元のインドネシア人は昼間に飲食ができなくなる。
これが中東諸国だと、観光地のレストランなども閉まって旅行者にも影響が及ぶので、ラマダンの時期は行くべきではない、となるのだが、インドネシアの場合は、観光地のレストランは普通に営業しているばかりか、酒も飲めるので、ラマダンの影響はほとんどないと言ってもいいだろう。
ただ、私がいたスンギギ(Senggigi)はそうであっても、マタラム(Mataram)がそうであったかは確認していないので、安全を期すならラマダンの時期は避けた方がいいかもしれない。
バトゥ・ボロン寺院(Pura Batu Bolong)は、スンギギ(Senggigi)中心部から南へ2kmほど行ったところにある。
残り半日程度の滞在時間であまり遠出をしたくなかったことと、ロンリー・プラネット(Lonely Planet)には、寺院の下がビーチになっていると書かれてあったので、行ってみることにした。
2kmだったら歩ける距離なので、メインストリートのJalan Raya Senggigiを歩き出したところで、後方からやってきた車のドライバーから「どこへ行くんだい」という声がする。
バトゥ・ボロン寺院(Pura Batu Bolong)だと答えると、乗って行けよ、と言われる。
もちろん、タダのわけがない(妙齢の女性ならわからないが、レイプされるリスクがある)ので、いくらだい、と聞くと、「あんた次第だ(Up to you!)」とくる。
メータータクシーでスンギギ(Senggigi)からマタラム(Mataram)まで約50,000ルピア(460円)だったことを思えば、10,000ルピア(90円)で十分か。
相手がすんなりと受け取ったところをみると少ないということはなかっただろう。
この寺院は地味ながら絵になるところだったように思う。
やはり真っ青な海と空に映えるというのが良かったのかもしれない。
見物客は私を入れても5人しかいなくて、ビーチにまで下りていたのは私だけ。
ビーチでは、木陰で地元の人が昼寝をしているほかは、学生が集団で遊びに来てきたが、海に入ったりしている人は誰もいなかった。
今朝までいたギリ・メノ(Gili Meno)のビーチとは比べるべくもないが、観光ついでに暇つぶしをするにはちょうどいい感じだった。
もっともこの周辺には売店もレストランもないので、あらかじめミネラルウォーターぐらいは買って持って行った方がいい。
バトゥ・ボロン寺院(Pura Batu Bolong)を見て、帰ろうとしたとき、後方から来た1台のピックアップトラックがクラクションを鳴らしている。
振り向くと、ドライバーが乗らないか、という仕草をしながら「トランスポート」と言っている。
いつもの白タク(!?)でなく、タイでいうソンテウ(songthaew)、こちらでいうベモ(bemo)というやつだ。
もちろん、私は駆け寄って乗り込み、スンギギ(Senggigi)とドライバーに告げる。
問題は値段がいくらかわからないことだったが、小銭がなかったので、10,000ルピア(90円)を渡すと、困ったような顔つきになる。
たぶん釣銭がないのだろうと思ったので、そのまま渡してきた。
ちなみに、後でホテルのスタッフに聞いたところによれば、2,000ルピア(20円)か3,000ルピア(30円)でよかったらしい。
ホテルに戻って、プールサイドで本を読みながら時間潰しをする。
夕方になって初日に行ったRoyal Spaへ行くと、午後7時にならないとフットマッサージの担当は来ないと言う。
想像するに、今日からラマダンなので、日が暮れてからでないと食事ができないインドネシア人スタッフのシフトも問題なのだろう。
仕方がないので、スンギギ広場(Senggigi Square)にあったマッサージ屋に行ってみると、ここでも妖しげなマッサージのお誘いがくる。
彼女たちの言い値は、300,000ルピア(2,780円)と、おそらく東南アジアの中でも相当に格安の部類に入るのだろうが、フットマッサージをオーダーしたのに、それはないだろうというシチュエーションだ。
バンコクでは、妖しげなマッサージ屋は、女の子がミニスカートを穿いていたり、けばけばしいネオンだったりして、すぐにわかるのだが、ロンボク島では店の外側に値段表示もあるごく普通のマッサージ屋の女の子までが突然そうなる。
実際、別の部屋にいた白人男性が怒ったように出て行ったこともあったので、必ずしも日本人だからそういうアタックがあるわけではなさそうだが、彼女たちの境遇を思うと、バリ島に比べロンボク島の方がまだまだ貧しいとも言えそうだ。