9/17(Sat) | コブレンツとケルン観光 |
宿泊先 | Akzent Hotel Hohenstaufen / 67Euro (7,280JPY) per night |
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諸費用 | BUGA Koblenz 2011 入場料: 20Euro=2,170JPY (1日券) DB Bahn / コブレンツ(Koblenz)-ケルン(Cologne): 20Euro=2,170JPY (IC train, 2cl.) |
関連サイト | 欧州総合リンク ドイツ ラインラント・プファルツ州 ケルン |
昨日の夜、食事のために町歩きをして何となくコブレンツの市内がお祭りめいた雰囲気だったと思ったが、Bundesgartenschau Koblenz 2011 (Koblenz Federal Horticultural Show 2011)というイベントが4月15日から10月16日まで開催されているのだ。
特に昨夜はBUGA 2011 Night Fever Partyが開催されていて、それで何となく華やいだ雰囲気が町全体を覆っていたのだ。
私はそんな前提知識など全くなしにこの町に来たのだが、長袖シャツだけで大丈夫なほどの陽気だし、非常にラッキーだったように思う。
ホテルでもらったパンフレットによれば、コブレンツの主な見どころは、選帝侯の城(Electoral Palace/Kurfürstliches
Schloss)、エーレンブライトシュタイン要塞(Ehrenbreitstein)、そしてドイチェス・エック(Deutsches Eck)の3つで、これらの入場料に、要塞までのケーブルカーの往復チケットが含まれて1日券となっている。
ところで、私が今回コブレンツを観光していて思ったのは、英語が通じなくて困ったということがほとんどないということだ。
それに関して、大前研一氏の「『知の衰退』からいかに脱出するか?」には、「中規模国家でドイツほどグローバル化に成功した国はない。私の見るかぎり、この15年くらいでドイツ国民がいちばん英語がうまくなったと言っていい。グローバル社会での武器の1つは世界共通語の英語だから、ドイツ人とはいえ英語の勉強に必死になった。」とあり、なるほど、そういうことだったのかと合点がいった。
コブレンツの観光地で一番人気は、エーレンブライトシュタイン要塞(Ehrenbreitstein)へのケーブルカー、私が行った10時頃はそうでもなかったが、昼前に下りてきたときは長蛇の列で30分は並ばないと乗れなさそうな雰囲気であった。
今日のような天気であれば、キャビンからライン川が一望できるので、人気が高いのだろう。
土曜日ということもあっただろうが、宵っ張りの西欧人に合わせていると混雑に巻き込まれて酷い目に遭うということだ。
また、山頂にあるエーレンブライトシュタイン要塞(Ehrenbreitstein)ではスポーツイベントらしきものがやっていて、グラス・スキー(grass
ski)や長靴投げをやっていて、私がやってみようと思ったときは順番待ちの列が延々と伸びていた。
下界のドイチェス・エック(Deutsches Eck)もエーレンブライトシュタイン要塞(Ehrenbreitstein)に負けず劣らずの人気で、特に皇帝ヴィルヘルム1世の騎馬像(equestrian
statue of Wilhelm I)の周囲は写真を撮る人で溢れていた。
メインストリート沿いのカフェやレストランで寛ぐ人々、噴水のところで水遊びに興じる子どもたち、コンサート会場で音楽に聞き入る人々、それぞれの休日がゆったりと流れている。
一方、昨夜ロックコンサートをやっていたプラン広場(Am Plan)では、今日は冬物ファッションショーをやっていた。
9月も中旬を過ぎると寒くなってくるのだろうか、町中で水着を売っていたエーゲ海の島々と比べて、ドイツは一足早い冬の訪れを感じざるを得ない。
今は陽光の下でビールを嗜める気候であっても、それも残りわずかな期間のことなのだ。
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コブレンツ中央駅(Koblenz Hauptbahnhof) | Inter-city Train |
コブレンツでの観光を大方終えた私が選択したのはケルン(Cologne/Köln)行きだった。
乗った列車は14時43分発のInter-city Train、この時間であれば当初の予定にあったザンクト・ゴアール(St. Goar)へ行くことも十分に可能だったが、前回ライン下りをしたときに、単なる岩だろ!と酷評したローレライ(Loreley)よりも大聖堂の方が魅力的に思えたからだ。
選択は正解だった。
ケルンでは大聖堂の見学はもちろんのこと、至るところで演奏されている路上コンサートを聞いたりして楽しめたからだ。
音楽の都といえばウイーン(Vienna)のことであるが、なかなかドイツも捨てたものではないかもしれない。
さすがにドイツの一大都市だけあって観光客も多く、レストランやカフェ、土産物屋が軒を並べていて、夕食もここで済ますことにした。
町を歩いている人もどことなく華やいでいて、もっと時間を取って滞在しても良かったかな、と思えた。
とりあえず、コブレンツとケルン、私にしては精力的に町歩きをした1日だったように思う。
2週間の旅路の中にはこういう日もあっていいだろう。
いよいよ明日はフランクフルトから香港へ帰る日、ルフトハンザ航空は出発の23時間前からしかオンラインチェックインができないし、コブレンツの駅前にはインターネットカフェが見当たらないので、手続きはホテルのマダムにでも頼もうか。
さすがに長時間フライトで中央の席しか空いてないというのは勘弁だからだ。
ケルン(Cologne/Köln) | ||||
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ケルン大聖堂(Cologne Cathedral/Kölner Dom) | ||||
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ケルン大聖堂周辺の景観 | ||||
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ホーエ通り (Hohe Straße) |
ロンカリ広場(Roncalli Platz) | シルダー横丁 (Schildergasse) |
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アントニータ教会 (Antoniterkirche) |
シルダー横丁(Schildergasse) | ロンカリ広場 (Roncalli Platz) |