9/18(Sun) | フランクフルト観光 フランクフルト 17:55-ルフトハンザ航空(LH)738-翌10:55 香港(赤鱲角/チェック・ラップ・コック) |
宿泊先 | (機 内) |
諸費用 | DB Bahn / コブレンツ(Koblenz)-フランクフルト空港(Frankfurt Flughafen): 27Euro=2,930JPY (ICE
train, 2cl.) DB Bahn / フランクフルト空港-中央駅: 3.9Euro=420JPY |
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2週間に渡る今回の旅行も残すところあと2日、基本的に移動の合間を縫っての観光だけに慌しい。
それにフランクフルトは単に暇つぶしで行くようなものだし、空は今にも雨が降りそうな感じでどうにも食指が動かない。
こんな日は与太郎さんお勧めのヴィースバーデン(Wiesbaden)のクアハウス(kurhaus)へ行くのがいいような気もするが、空港で荷物を預けて出直す時間があるか。
幸い、フランクフルト空港の長距離列車駅(Frankfurt am Main Flughafen Fernbahnhof)からヴィースバーデン(Wiesbaden)までは、かなり頻繁に列車が出ているし、所要時間も30分から40分程度だ。
それに、この日は予定外に早く、コブレンツを8時48分発のICE Trainに乗れたので、ヴィースバーデン(Wiesbaden)に行くことは十分に可能に思えた。
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コブレンツ中央駅(Koblenz Hauptbahnhof) | |
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Inter-city Express Train | フランクフルト長距離列車駅のAlrailターミナル (Alrail Terminal at Frankfurt Airport station) |
ところが、10時に空港に着き、Alrailと書かれたチェックインカウンターで手続き(drop-off baggage)したのだが、これがドイツ人とは思えないほど非能率さ、遅々として進まない列に私はクアハウス行きを諦めざるを得なかった。
クアハウスの場所がどこかわかっているならともかく、初めてのところで、しかも小雨日和、場所を探している間に時間切れになりそうな気がしたからだ。
従って、おとなしく市内観光をするのがベターとフランクフルト中央駅(Frankfurt Hauptbahnhof)へ向かうことにした。
見どころはレーマー広場(Römerberg)周辺に固まっているようなので、昼食を挟んでそのあたりにいればいいと思った。
教会などの写真を撮り、とりあえずの思い出作りに精を出していた私は意外なところでフランクフルトを楽しむことができた。
それはパウルス広場(Paulsplatz)で開催されていたミニオクトーバーフェストとも言うべきイベントで、本場のように盛大ではないが、飲み食いしながら時間潰しをするには十分であった。
値段の方は、熱々のジャーマンドッグが3ユーロ(330円)、500mlのビールが3.5ユーロ(380円:買うときはグラスのリファンダブル・デポジットの2ユーロが加算されるが、グラスを返却すると返金される)と市価に比べると高めか、それでもお祭り気分が味わえるならいいかとも思う。
それに昼間になって晴れてきたので汗ばむくらいになり、絶好のビール日和になったことも幸いだった。
こうしてドイツ滞在最終日もビール三昧な私であった。(笑)
そして午後3時過ぎ、私はフランクフルトの町を後にし、空港へ行く電車に乗った。
すでにチェックインは昨夜のうちにホテルのマダムに頼んでやってもらっていたので、何も心配することはなかった。
出国審査を終え、免税店で余った小銭を使って買い物をし、搭乗口へと向かう。
そこには私を含めて東洋系の顔が多く見られた。
そう、これから乗るフライトは香港行きだからだ。
バカンスシーズンが終わり、西欧人の割合が少なくなったような気がするが、それでもフライトは満席であった。
ここ2年、香港発券で欧州行きのフライトを取っているが、いずれの路線も乗客の話している言葉は多様だ。
これも欧州のハブとアジアのハブを結ぶ路線の宿命だろうか、日本も観光立国を目指すというなら、まず国際線の乗客の過半数が日本人という状況から変わらなければならないだろう。