9/16(Fri) | アテネ(エレフテリオス・ヴェニゼロス) 11:25-ルフトハンザ航空(LH)5915-13:25 フランクフルト |
宿泊先 | Akzent Hotel Hohenstaufen / 67Euro (7,280JPY) per night |
[booking sites for you /agoda.jp Booking.com venere (英語・日本語) アップルワールド (日本語)] | |
諸費用 | Athens Urban Transport No.X95 (Airport Bus Services): 5Euro=540JPY DB Bahn / フランクフルト空港(Frankfurt Flughafen)-コブレンツ(Koblenz): 25Euro=2,720JPY (IC train, 2cl.) |
関連サイト | 欧州総合リンク ギリシャ ドイツ アテネ フランクフルト ラインラント・プファルツ州 |
いよいよギリシャを去るときがやってきた。
私が泊まったアストール・ホテル(Astor Hotel Athens)のBella Vista Restaurant(屋上レストラン)からはアテネの街が一望でき、アクロポリス(Acropolis)もくっきりと見える。
単に泊まるだけと思っていたので朝食の時までこんな景色が見られることに気づかなかったのだが、これだとライトアップされた夜景も素晴らしかったに違いない。
ここはディナータイムが19時30分から22時30分と、夏ならばサンセットの時間帯からの営業となるので、喉を潤しながらの夜景鑑賞がいいのではなかろうか。
それと、今回はアテネのエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(Athens International Airport Eleftherios Venizelos)のブックショップでEyewitness Travel Top 10 Hong Kongを買い入れた。
いつもなら海外の空港のブックショップに入ることなどほとんどない、あるとすれば、アジア圏の空港で日本語の新聞を買うために入るだけだった私が、時間潰しのためとはいえ、ブックショップに入ってみようと思ったのは、以前読んだ高城剛氏の「サバイバル時代の海外旅行術」で、日本の旅行ガイドの質は年々低下してきていると嘆いているのを思い出して、それでは英語版の方はどんなものだろう、と見てみたかったからだ。
もちろん、大判のLonely Planetなど買うつもりは毛頭なかったから、小型ポケットガイドであるTop 10シリーズ(WEB: traveldk.com)を見てみた。
これは、ポケット版地球の歩き方の英語版だと思えばいいのだが、少なくとも香港のガイドブックについては、Top 10 Hong Kongの方が日本語のガイドブックに比べてはるかに秀逸なような気がしたからだ。
もちろん、今回の旅行の帰りのトランジットで役立つことはないだろうが、おそらく次回以降の旅行で使うときがあるだろう。
アストール・ホテル(Astor Hotel Athens)の屋上レストランからの眺め | |
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突然のストライキで空港が閉鎖されることもなく、私は無事にアテネからフランクフルトへと旅立った。
ここで私が大失敗したのは、ルフトハンザ航空の復路のフライトをミュンヘン経由にしなかったことだ。
ちょうど9月17日(明日)からオクトーバーフェスト(Oktoberfest)が始まるというのに何ということだ!と思ったが後悔先に立たずだ。
航空券を買ったパンダバス香港によれば、ルート変更(アテネ→フランクフルト→香港をミュンヘン経由にする)は3,390香港ドル(約34,000円)もかかるというので、このイベントが今年で終わりというならともかく、ドイツなら再訪する機会があるだろうから、さすがにそこまでする意味はないと思った。
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フランクフルト空港の長距離列車駅(Frankfurt am Main Flughafen Fernbahnhof) | |
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コブレンツ中央駅(Koblenz Hauptbahnhof) |
フランクフルトは2008年9月に来たときと比べて数段暖かかった。
天気が良かったこともあるが、今回のドイツ滞在はツイているかも、と思ったのは確かだった。
ただ、空港の到着ロビーからフランクフルト空港の長距離列車駅(Frankfurt am Main Flughafen Fernbahnhof)までかなりの距離を歩かされるのは閉口だった。
しかし、ドイツはギリシャと違って、時間に割合正確なDB BahnのInter-city Trainで旅行できるのは楽だった。
それゆえ、マインツ(Mainz)で乗り換え時間5分という記載のある列車の乗り継ぎ(Frankfurt Flughafen 14:58-IC2802-15:15
Mainz 15:20-EC100-16:11 Koblenz)でも安心して行けたのだ。
ここで私がドイツに滞在しようと思った理由は、フランクフルト在住のYokoさん、そしてワールドインベスターズ繋がりのmosi lagerさんと会う予定にしていたからで、それが2人ともダメになって何のためにドイツ?というのが正直なところだった。
ただ唯一、明日の夜にライン川沿いの町、ザンクト・ゴアール(St. Goar)と、対岸のザンクト・ゴアルスハウゼン(St. Goarshausen)でラインの火祭り(Rhein in Flammen)が行われるので、それを見ようかと思ってコブレンツに泊まることにしたのだ。
もっとも、この火祭りを必ず見たいと思うならザンクト・ゴアール(St. Goar)に泊まらないとダメで、8月下旬の時点で空室があったホテルは皆無だった。
しかし、私はコブレンツから電車で30分の距離であれば、花火の終了予定時刻以降も電車があるので何とかなると、この日まではそう思っていた。
BUGA 2011 Night Fever Party (Bundesgartenschau Koblenz 2011) |
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ライン川(Rhein) | ヨーゼフ・ゲレス広場(Josef-Görres-Platz) |
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ヨーゼフ・ゲレス広場(Josef-Görres-Platz) | プラン広場(Am Plan) |
コブレンツに到着したとき、今まで天気が良かったのが嘘のように小雨が降り出して、おまけに肌寒くなってきた。
それでも昼間は暖かかったため、半袖でいる人もチラホラ、駅の構内はコートを羽織った人と、タンクトップを着た若い女性が入り交じる不思議な光景だった。
幸いにしてホテルは駅前でわかりやすく、雨も止んだので、私はホテルでもらった地図を頼りにライン川沿いまで歩いて行くことにした。
どこで夕食を取ろうか迷っていたとき、川沿いに数軒のレストランがあったので、そのうちの一つ、オーグスタ(Restaurant Augusta)というところに入った。
もちろん屋内の席もあったが、私はあえて屋外の席に座ってみた。
理由は、長袖のシャツだけでも明日のラインの火祭り(Rhein in Flammen)のときに耐えられるかどうか試したかったのだが、注文した料理が出てきた頃には挫折、屋内に入って食事を味わうことにした。
当然のことながら、夜の冷え込みに耐えられる服装の持ち合わせがない私は、明日のザンクト・ゴアール(St. Goar)行きを諦めることにした。
ちなみに、夜でも川沿いを離れれば、長袖のシャツだけでも十分耐えられる気候だったが、どう考えても花火見物は川沿い、とても行く気にはならなかった。
それにコブレンツでも何か祭りめいた雰囲気が感じられたため、夜はここで過ごせば十分と思ったのも確かだった。